戦国武将の名言に学ぶ受験の心得

密かなる歴史オタ、センセイプレイスの熊谷です!
今回は「戦国武将に学ぶ受験の心得」についてお話ししたいと思います。

名だたる戦国武将たちの残した言葉には、受験生にとっても多くの示唆が含まれています。
それでは、早速紹介していきましょう!

徳川家康「いそぐべからず」

天下を手中に収め、満を持して征夷大将軍に任じられたとき、家康は次のような言葉を残したと言われています。

「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し、いそぐべからず」

このとき、家康は既に六十二歳。

「鳴かぬなら 鳴くまで待とう ほととぎす」

の句で知られる人柄の通り、全ては我慢強く好機を待ち続けたからこその結果、と言って間違いないでしょう。

しかし、家康は単なる「忍耐の人」ではありません。
しばしば、「タヌキおやじ」などと揶揄されるように、ずる賢さと用意周到な計画性もしっかり持ち合わせています。

たとえば、かの有名な『大坂の陣』では、最初の『冬の陣』で和睦を結んで大坂城の外堀と内堀を埋めてしまうと、翌年の『夏の陣』で丸裸になった城を一気に攻め落としてしまいました。

このように、家康の頭の中には常に、
どうすれば“戦”に勝てるのか?
という設計図がきちんと用意されていたのだと思います。

従って、受験生の皆さんも家康に倣い、「どうすれば受験という“戦”に勝てるのか」という長期計画をじっくりと組み立て、それから実行に移す、ということをおススメします。

受験の道も「いそぐべからず」です!

藤堂高虎「その日が死番と心得るべし」

藤堂高虎は、一介の農民から伊勢津藩の初代藩主にまで成り上がった、戦国時代の大スターの一人です。

しかし、その人生は波乱に満ちており、生涯で八度も主君を変えた苦労人としてよく知られています。
現代にたとえて言うなら、行く先々の職場で対立を繰り返し、八回も転職したのち県知事になる、といったところでしょうか。

ちなみに高虎は若い時分、腹が減りすぎて餅屋で餅を無銭飲食したというとんでもエピソードが残っているようです(笑)

そんな流浪の苦労人である高虎の口癖は、
「藩士たるものは、朝起きたらその日が死番と心得るべし」
だったと伝えられています。これは要するに、

「毎日を、今日が死ぬ日だというほどの覚悟を持って生きよ」

という意味です。
日々向上心を忘れず、必死にもがき続けた高虎の生きざまがにじみ出た言葉ですね!

言わずもがな、受験生の皆さんにも、この言葉はそっくりそのまま当てはまると思います。

後悔しない一日を送るため、「よし、今日は頑張ってここまで勉強しよう!」といった風に、毎日の学習目標をしっかり定めて実行することをおススメします。

島津忠良「わが行ひにせずば甲斐なし」

ちょっとマイナーですが、薩摩藩島津氏の中興の祖として知られる忠良は、大変教養深い人物だったらしく、以下のような歌を残しています。

「いにしへの 道を聞きても 唱えても
 わが行ひに せずば甲斐なし」

これを現代語に訳すと、
「昔の優れた人の教えを聞いても、また唱えても、
 それを自分が実行しなければ、何の値打ちもない」

という意味になります。
何やら、耳が痛くなる教訓が込められた歌ですね(笑)

日々ネットを回遊する受験生の中には、
「勉強法の収集には熱心なのに、何一つ実行に移せていない…」
という人が少なからずいることでしょう。

しかし、それでは単なる宝の持ち腐れ!
勉強法は、頭の中に留まっているだけでは何の価値もありません。
実行してみて初めて、意味あるものとなります。

「わが行ひにせずば甲斐なし」

この言葉を常々心に留めておき、何を差し置いても“実行”を重んじることだけは忘れないようにしましょう!

まとめ

それでは、今回紹介した名言をおらさいしましょう。

一、「いそぐべからず」= 長期の学習計画をじっくり立てよ!
二、「その日が死番と心得るべし」= 毎日の学習目標を設け、達成せよ!
三、「わが行ひにせずば甲斐なし」= 何よりも実行を重んじよ!

以上、優れた先人たちの教えを守ることができれば、志望校合格までの距離はグッと縮まるはずです!

いざ、悔いなき受験ライフを!!!!

【書いた人】

くまがい先生


センセイプレイスの先生。早稲田大学政治経済学部卒。宮城県出身。歴史や小説が好きです。
twitter : https://twitter.com/kumagaisensei

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