効率よく9割をとるためのセンター漢文おすすめ参考書リスト

こんにちは!センセイプレイスの西山です!
今回はセンター受験生向けの漢文の参考書を紹介していきます。

センターでしか漢文を使わない受験生って、漢文の扱いに困るんですよね。
漢文にはあんまり時間をかけられないけど、でも完全に手を付けないのも不安…。

「結局、どれだけ勉強したらセンター漢文は大丈夫なんだよ!」
今回は、そんな受験生向けに参考書をリストアップしてみました。

戦略的には、センター漢文を無駄なく乗り越える=他の教科に時間が割ける、です。
この記事を読んで是非、これからの戦略を改めて考える良い機会にしてください!

漢文にはどれくらいの時間をかけるべき?

漢文の勉強にはどれくらいの時間をかけるべきでしょうか?
ぶっちゃけて言いますが、漢文の勉強に丁寧に時間をかけるのは得策ではないと思います。

漢文は英語や社会と比べて配点が低いため、相対的に重要度が低いです。
センター試験では英語の配点が200、社会の各科目が100に対して漢文は50点しかありません。
学部によって変わりますが、早稲田入試でも漢文の配点は英語の3分の1程度なので、どちらをより重点的に勉強するべきかは一目瞭然でしょう。

決して漢文を勉強しなくていいと言いたいのではありません。
特にセンター試験では確実に出題されるので、全く勉強しなければ周りの受験生に差を付けられます。
人によっては苦手な科目を漢文でカバーする事が出来ますし、他の科目がある程度仕上がってて勉強する余裕があれば1点でも多く点数を取りに行くべきでしょう。

要するに、自分の現在の立ち位置に応じて勉強する強弱を付けるべきです。
英語や社会の点数を伸ばせる可能性が大きいならばそちらを優先するべきでしょう。逆に国語で最大限稼ぎたいと考えている人はバンバン勉強するのもアリです

漢文への取り組み方の2つのパターン

漢文への取り組み方は2つのパターンに分けられます。

1つは漢文を使うのがセンター試験だけのパターンです。
この場合は漢文の基礎力を固めるというよりも、より多く点数を稼ぐテクニックを身に付けるイメージです。
センターレベルの参考書を使って必要最低限の句形・漢字の意味・予備知識をインプットします。その後問題演習で解き方に慣れて、最短距離で得点力をアップさせましょう。

もう1つが受験校の本試験でも漢文が課されるパターンです
難関校の漢文はテクニックでは解けません。確実に得点するには句形や漢字など分野別に実力を付ける必要があります。
ここではセンターレベルの基礎的な参考書に取り組んで、難関校レベルにステップアップするための足場を固めましょう。

センターレベルへの到達が目標であれば、それほど時間はかかりません。
英語や古文では単語や文法など別々な対策が求められますが、漢文の場合は1冊の参考書にエッセンスが詰まっているので非常に効率が良いです。
基礎レベルの代表的な参考書は2つありますのでどちらが自分に向いているのか実際にチェックしてから始めるのがベストです。

入門レベル

入門レベルとしてマンガをご紹介します。
入試科目に漢文を使うけど、どうしても苦手意識が抜けない受験生は一読をオススメします。

『大学受験らくらくブック 漢文』

こんな人にオススメ!

  • 漢文と聞くと拒絶反応を起こしがちな受験生
  • 漢文を勉強するキッカケが欲しい受験生

メリット

  • 漢文の基礎事項を一通り概観できる
  • 『ヤマのヤマ』にスムーズに移行できる作りになっている
  • 背景知識も身に付けられる

デメリット

  • ちょっと情報量が多いかも

これから勉強する内容の把握や苦手意識の払拭などマンガを使うメリットたくさんあります。漢文に拒絶反応を起こして学校の授業が睡眠時間になってる人は一度手に取ってみてください。

ちょっと情報量が多いので一読で全てを理解する事は難しいと思いますが、イラスト付きでマンガ独自の表現がされているので頭に入りやすく定着もしやすいでしょう。
あくまでマンガはこれからの勉強を本格化させる下準備です。これを覚えれば得点が上がると思ったり、内容が分からなくて落ち込んだりするのはNGです。「漢文って意外に面白いじゃん!」と思えることが理想ですね。

このマンガは後で紹介する『ヤマのヤマ』と同じ著書が作っています。載ってる例文も『ヤマのヤマ』と同じものが使われており基礎編に軽く触れられる点でも優れています。読み終わったら次のステップにスムーズに移行できます。

マンガから始めた方が良いスタートダッシュを切れるかもしれません。

センターレベル|参考書

『漢文早覚え速答法 パワーアップ版』

こんな人にオススメ!

  • 漢文にあまり時間を掛けられない受験生
  • センター試験だけに漢文が必要な受験生

メリット

  • センターレベルの対策に最適
  • 本当に必要な要点がまとめられてある
  • 実際の文章に触れられるのであっという間に漢文に慣れる

デメリット

  • 知識としては漢文を定着できない
  • 一から丁寧に説明されてあるわけではなく初学者には不向きかも

時間は掛けられないけど、漢文の点数を伸ばしたい受験生の望みを叶えるスグレモノが『漢文早覚え速答法』です。
本当に必要なポイントだけを確実に押さえてあるため、センターレベルの知識はカバーできます。
この知識を問題演習に生かせば得点力で差を付けられるでしょう。

形式としては、漢文を読み進めながら10個の句形と約100個の漢字を定着させます。
実際の漢文に触れられて苦手な人もすぐに慣れるのでどんどん先に進められます。早ければ2−3日で仕上げることも可能なはず。
基礎事項をマスターした後に別冊の「センター漢文攻略マニュアル」を使えば、点数を上げるコツを習得できます。

『早覚え速答法』はとにかくシンプルに作られててセンター試験に必要な内容だけが厳選されています。
一・二点やレ点の説明や漢字の詳しい解説は省略されているので未修者には不向きかもしれません。
その場合は一度マンガに目を通すか、句形集をオトモにしてじっくり取り組む事をオススメします。
また漢文の全ては網羅されておらず、知識として身に付ける事にも向いていません。早稲田や国公立二次を目指す人は別途の対策が必要でしょう。

用途で向き不向きがはっきりしがちな参考書なので、自分の必要に応じて取り組むのが良いでしょう。

『漢文ヤマのヤマ パワーアップ版』

こんな人にオススメ!

  • 漢文の理解力に重点をおく受験生
  • 基礎知識の再点検を行いたい受験生

メリット

  • 解説が丁寧にされてあり、知識として定着する
  • コンパクトに整理されてて見やすい
  • 入門書としても利用可能

デメリット

  • 全体的に情報量が多い
  • 直前期に一気に取り組むにはリスキー

『漢文ヤマのヤマ』もセンター漢文対策に時間をかけられない人向けです。著者自身が2週間根詰めれば、習得できると書いていますから短期間で一気に仕上げられます。

センター試験に頻出の重要句形や必修漢字を選び抜いている点では『早覚え速答法』に似ていますが、『ヤマのヤマ』は理解により重点を置いてあり解説がとにかく丁寧。
句形では背景知識から書き下し文、現代語訳まできっちり載っています。インプットした後すぐに問題演習ができる作りになってて知識を素早く定着できるのが特長です。

『早覚え速答法』では省略されていた基礎ベースから漢文学の知識まで網羅的に説明されてあります。
漢文のセンターレベルには間違いなく到達できるでしょう。

その分情報量は多いため、直前期に一から始めるのはリスキーかもしれません。ある程度は時間がある人に向いています。

時間は掛けられないけどしっかり漢文の理解力を身に付けたい人本番前の総チェックを行いたい人一から漢文を勉強し始める人には『ヤマのヤマ』がオススメです。
一方でとにかく本番までに時間がなく、得点を伸ばすテクニックを身に付けたい人は『早覚え速答法』に取り組む方が良いでしょう。

センターレベル|問題演習

『早覚え速答法』か『ヤマのヤマ』で必要事項を覚えた後は過去問演習に移りましょう。
ですがその前に得点力をアップさせたい人は問題演習の参考書に取り組むことがオススメです。

『極める漢文問題集 センター試験編』

こんな人にオススメ!

  • センター本番前に実力をつけたい受験生
  • 問題の解き方を身に付けたい受験生

メリット

  • 「ビジュアル解説」と「音声解説」で得点力が身につく
  • 分量が少ないからサクサク仕上げられる

デメリット

  • やるかやらないかはその人の状況次第

『極める漢文』の解説では、解答の根拠や出題のポイントが解説に手書きで直接書き込まれており「こういう風に読めば・解けば良いのか」と視覚的に理解できます。読解力と得点力を同時に上げられますね。

さらに『極める漢文』では著者による音声解説が聞けます。
「ビジュアル解説」の内容を流れに沿って音声で詳しく説明されてて視覚と聴覚の両方で理解を深められます。臨場感もあって解説講義に出席しているみたいです。ここまで丁寧な問題集は他にないと思います。

ボリュームも少なく、さっと仕上げられるのも効率的に成績を上げたい受験生にピッタリ。
もう一歩上の得点を目指したい人向けにオススメします。そんな時間ないよ!って人は回り道せずに過去問演習に移りましょう。

センターレベル|過去問演習

成績を上げるには過去問演習は不可欠です。
やればやるほど実力を養えるので、できる限り取り組みましょう。

おわりに

ここまでのおさらいをすると

  • 漢文の勉強は自分の立ち位置に応じて強弱を付けよう。
  • センター試験のみで漢文を使う人は、基礎レベルの参考書で重要事項を暗記して問題演習に取り組み、最短距離で得点力をアップさせよう。
  • 早稲田の入試で漢文が課される人は、基礎レベルに重点的に取り組んで早稲田レベルにステップアップする足場を固めよう

どれくらい漢文が必要か意識しながら取り組んでみてください!
それでは、またお会いしましょう!