【数学】チャート式問題集の特徴と使い方|高校数学マスターになろう!

新垣センセイ
こんにちは、センセイプレイスの新垣です!

「チャート式問題集ってどんな参考書?」
「実際のところ、レベルやボリュームはどうなんだろう…」
「効果的な勉強法や、この参考書に向いている人が知りたいな」

こういった疑問にお答えします。

今回の内容
①『チャート式問題集』の特徴(構成、スペック、レベル、ボリューム)
②『チャート式問題集』をやる前に「取り組む目的」を考えよう
③『チャート式問題集』の効果的な勉強法
④一番大事なのは「自分の頭で考えること」です

今回、当記事では、かなりたくさんある参考書の中から有名参考書の1つ『チャート式問題集』を紹介します!

目次

『チャート式問題集』の特徴

『チャート式問題集』の特徴について、書いていきます。

『チャート式問題集』の構成

『チャート式問題集』のスペック

チャート式問題集はかなり多くの範囲の典型問題を網羅しています。そのため、チャート式問題集をマスターしてしまえばほとんどの典型問題をマスターしたことになると言っても過言ではないかもしれません。さらに、それまでの過程の演習量はかなり良い経験になります。

それゆえに、チャート式問題集をやり遂げれば、数学を得意科目にできる可能性はかなり高いと思います!

『チャート式問題集』のレベル

『チャート式問題集』は、種類が豊富なので基礎から応用まで完全に網羅しています。

ただし、全てをこなそうとするとかーーーーーなりの時間がかかってしまうので気をつけてください。

チャート式問題集のボリューム

チャート式問題集はかなり問題量が多いです。

さらに、チャート式問題集は網羅系参考書と言われており、かなり広い範囲の典型問題を徹底的にインプットするための問題集であるため、はじめはほとんど分からない状態から知識を増やしていかなければなりません。

その結果、全ての問題を解いたとしたら1周するのには平気で数ヶ月かかります。

ただし、解説は丁寧で分かりやすいと思います。

何も考えずにただひたすらに解くのはリスクが大きいので、自分に合ったやり方を考えて取り組んでみてください。

チャート式問題集の構成

チャート式問題集には数種類あり、大きく分けると4種類です。レベル毎に色が分かれており、「色名+チャート」の形で呼ばれることが多いです。

チャート式問題集は色によってレベルが分けられているので、自分のレベルにあったものを選びやすいというところも魅力の1つです。

次は色ごとにどのような内容になっているのかをお教えしていきます!

チャート式問題集の種類

①白チャート

白チャートは教科書基本レベルの問題が掲載されているため、受験の対応範囲としてはセンター試験や中堅私立大レベルです。

難関私大や国公立試験に向けての対策としてはあまりにも物足りないと思います。

個人的には、受験が迫ってきて時間がない高校3年生などには、黄チャートや青チャートの方が適しているかなあと。

早めに受験勉強を始めたい高校1年生などにはおすすめします!

②黄チャート

黄チャートは教科書基本レベルから標準レベルの問題が掲載されているため、国公立、私立大学ともに中堅レベルまで対応できる難易度だと思います。

みっちり基礎を固めたい人にはおすすめです!
ただし、高校で授業をしっかり受けていたから教科書レベルは自信あり!という人は次のレベルの青チャートから取り組んでしまってもいいかもしれませんね!

③青チャート

さあさあ出ました青チャート!!(笑)
チャート式問題集の中で最も有名なのが青チャートなのではないでしょうか?
ぼくは受験生になるまで、チャート式問題集は青チャートだけだと思っていました(笑)

さてそんな青チャートは教科書基本レベルから標準より難しい程度の問題が掲載されているので、難関私立文系だけでなく、難関国公立文系、理系の私立上位まで対応できる難易度です。

ぼくは数学が苦手だったのですが、数学といえばチャート式!と聞いたことがあったので友達に見せてもらったところ、難しそうだと思って取り組むのをやめたという経験があります(笑)

数学に自信がなく、みっちり教えてくれる先生がいないのならいきなり青チャートに取り組むのは大変かもしれません。

でもその分やりがいは感じられるかもしれませんね!

④赤チャート

最後に紹介するのが赤チャートです。
チャート式問題集の中ではみなさんに1番馴染みがないかもしれません。
それもそのはず、赤チャートはかーーーなり難しいです。

赤チャートの対応レベルは、教科書標準レベルから理系国公立最難関レベルです。
チャート式問題集の中で最も高いレベル設定となっています。

その難しさは、ぼくがお世話になっていた数学の先生が「赤チャートはやらなくてもいい!青チャートを完璧にしろ!」と言っていたほどです。

東京大学理科二類の知り合いから聞いた話ですが、赤チャートをやるよりも他の科目をやった方が時間を有効に使えると判断する東大志望の受験生が多くいるのだそうです。

好みではありますが、最難関大学レベルを目指していて、時間に余裕があるならば是非取り組んで見てはいかがでしょうか?

チャート式問題集は、「基本例題」「指針」「チャート」「解答」「ポイント」「検討」「練習問題」とそれぞれの役割を持っているものによって構成されています。

順番に利用するも良し。自分の好きな順番に使っていくも良し。
ぼくならどのように使うかもあとで触れるので、参考にしつつ自由に使って見て下さい!

チャート式問題集をやるべき理由を意識しよう

参考書というのは、取り組む人によってやる目的もやり方も変わってきます。

たとえば、『チャート式問題集』でいうと
・時間がたっぷりあり、チャート式問題集を中心に受験勉強に取り組もうと思っている人

・数学に使う時間があまりないが、チャート式問題集を中心に数学の受験勉強に取り組もうと思っている人

・時間があまりなく、数学の受験勉強の補足としてチャート式問題集に取り組もうと思っている人
などがいます。

そして、それぞれの人がやる目的・やり方も違うのです。

ですので、
①自分がなぜ『チャート式問題集』をやるのか
②『チャート式問題集』をやる目的を果たすために、自分がどのようなやり方で勉強していくべきか
自分で考えたうえで、取り組んでいきましょう。

ネットに書いてある勉強法や、ほかの人のやり方を鵜呑みにして、そっくりそのまま真似したところで、成績は伸びません!

チャート式問題集の具体的な勉強法

・時間がたっぷりあり、チャート式問題集を中心に受験勉強に取り組もうと思っている人

①指針、チャート、検討を読んで単元の要点を理解する

チャート式問題集を中心に受験勉強を進めようと考えている人の多くの人は、まだ数学の基礎知識が頭の中にインプットされていない状態だと思います。
しかし、数学に基礎知識は必須なので、まずはよく説明を読んで理解してください。

そうしておくことで演習の価値もグンと上がってくると思います。

②基本例題を解く

基礎知識の理解が終わったら問題を解き初めてください。
参考書の例題問題というのは、基礎知識がそのまま使える問題が多いです。
それはチャート式問題集も例外ではないので、何も見ずに解けるようになるまで何度も繰り返し解くことで知識が定着しやすくなると思います。

③練習問題を解く

数学は問題を解いたら解いただけ経験として自分の中に蓄積されていき、自分の力になっていきます。
時間があるうちはできるだけ多くの問題に取り組み、何度も繰り返すことで吸収することが重要です。

また、例題ももちろんですが、練習問題は例題よりも難しいです。その分しっかり復習をするように心がけてください!

・数学に使う時間があまりないが、チャート式問題集を中心に数学の受験勉強に取り組もうと思っている人

①基本例題を解く

あまり時間がない場合は、先に例題を解くことで自分の苦手分野を見つけ、その分野の補強をしていく作業が適しているかと思います。

まずは例題を解き、思い出しながら苦手分野を発掘してみてください!

②基本例題を間違えた単元の要点を確認する

いうまでもなく、数学においてかーーーなり大事なのが復習!!!
間違えた問題は苦手分野、抜けていた分野です。
穴を埋めるようにしっかりと補強してください。

③練習問題を解く

例題レベルの問題の復習が終わったら知識が定着していることを確認してください。
練習問題を何も見ずに解けるようになったら、その単元は問題ないと思って次に進んでください!

何度も繰り返しますが、ここにおいても復習重視を忘れずに!!

・時間があまりなく、数学の受験勉強の補足としてチャート式問題集に取り組もうと思っている人

①自分が苦手だと感じた単元の指針、チャート、検討を良く読む

違う参考書や問題を解いていると、ここ苦手かも…と感じる単元が出てくると思います。
そんな時にはチャート式問題集のその単元を復習するのも1つの手かと思います。
分からない理由が知識不足なのかを確認し、知識不足であればその単元の知識を入れ直す必要が出てくるので、まずは説明を良く読むようにして下さい。

②基本例題を解く

ここから先はこれまでと同様です。
「解く⇨復習する」をひたすらに繰り返して下さい。

③練習問題を解く

練習問題を繰り返し解き、吸収できたらゴールです。

他のパターンと違うのは、分厚いチャート式問題集を部分ごとに辞書のようにして使うことによって自分の苦手分野だけに集中して使っている点だけです。
すでに他の参考書で数学の勉強をしている人には良いかもしれませんね!

チャート式問題集をおすすめする人

数学にみっちり時間をかけて得意科目にしたい人

くどいようですが、チャート式問題集に1から取り組むとかなりの時間を要することになります。

そのため、他教科に自信があって数学に時間を割きたい人や、数学を得意科目にして勝負していきたい人にはおすすめです!

分厚い参考書をやりきった達成感を得たい人

ぼくは小さい目標を達成いくのが好きなタイプなので、目標達成に時間がかかると心が折れてしまいます。それゆえに、かなり分厚いチャート式問題集では最後までやり切れないのでは、と思い、取り組みませんでした。

しかし、ぼくの友達にはひたすらにチャート式問題集に取り組み、全て終わった時の達成感を味わいたいという人がいました。

このように、長い目標を達成することで大きな喜びを得たい人にはチャート式問題集は適していると思います!

有名参考書に安心感を覚える人

チャート式問題集は数学を使う受験生ならほとんどみんなが知っているほど有名な参考書であり、その定番さは中学生向けのチャート式問題集もあるほどです。

本屋さんに行くとたくさんの参考書が売られているけど、聞いたことすらない参考書を使うのは不安が大きい…という受験生がいると思います。

ぼくも実際そうでした。

本屋さんで実際に手を取って中身を見て、これは自分に向いている!と自信を持てれば良いのですが、不安が残ったまま解き続けて余計に不安になって…という負の連鎖は本当に良くありません。

私なら不安になる、と感じるならば、チャート式問題集のように定評のある参考書を使うのもいいと思います!

この記事はあくまで一例!自分にあった勉強法を探そう!

当記事では、数学の有名参考書「チャート式問題集」について紹介してきました。

チャート式問題集は解説も丁寧で分かりやすい参考書だと思います。

しかし、ぼく自身はチャート式問題集に取り組んではいません。
どんなに良いものでも、全ての人にとって絶対的に良いものというのは中々ありません。

使い方に関しても、自分で考えて試してみて、自分に合った方法を見つけられたらそれが1番効率の良い勉強法になります!

当記事が、みなさんが自分で考える際のお手伝いとなれたら嬉しいです。