徹底検証!偏差値40から早稲田逆転合格への参考書リスト:政治経済編


こんにちは!センセイプレイスの西山です!
今回は早稲田逆転合格のための政経参考書リストの話です。

政経って、逆転合格となるとほんとによく聞く選択肢ですよね。

というのも政経は単純に暗記量が少ないんです。
なので、日本史や世界史と比べて短期間で一気に成績を伸ばすことができたりします。

ただ、政経は「用語・流れ・図表・時事問題…」などの多岐にわたる分野を満遍なくカバーする必要があります。
また、経済の分野を理解するのが苦手な人は多く、途中から日本史・世界史にシフトする受験生も多いです。

とはいえ、政治経済は適切な勉強法でやれば確実に偏差値が上がる教科なのは間違いないです。
「今の成績では受からないかも・・」という人も、やることの見通しさえつければ早稲田までの道は見えてきます。

というわけで、早稲田へのスタートラインに立てるようにこの記事をぜひ、参考にしてみてください。

政治経済の参考書ベースプラン

政治経済は3レベルに分割しよう

この記事では参考書をレベル別に分けて紹介しています。

・完全入門レベル
・センターレベル
・早稲田レベル(学部別対策)

もともと分量が少ないため参考書の種類もそれほど多くありませんが、それだけに付き合っていく参考書は大事。
自分の状況やレベルに合わせて自分に合った参考書を選択してください。

※要注意なのが、政経を受験科目として選択できる学部が限られていることです。
政治経済学部や文・文化構想学部、人間科学部など一部では政経受験ができず、イケル学部が限られてくるので注意です。

政経の勉強は「短期集中型」で取り組もう

他の教科もあるなか政経だけには時間はかけられませんよね。
なので、政経の勉強は短期集中がおススメです。

というのも、繰り返しになりますが政経はもともと分量が少ないため一気に学力を上げることができる教科です。

そのためのポイントはとにかく

  • 「飛び級をしないこと!」
  • 「必ず復習をすること!」

の二つです。
レベルをスキップしたり復習を怠ると結局前のレベルに逆戻りになります。これだと逆に時間がもったいない!

集中して取り組むけど焦り過ぎないこと。レベルごとに一歩ずつ進んでいけば学力は自然と定着するはずです。

早速、以下ではレベル別に参考書を解説していきます。

完全入門レベル

このレベルでは、マンガを使って政経の枠組みを理解します。ここを終えるとこれからの政経の参考書がかなりスムーズになります。

政経ってかなり抽象的な内容が多いです。
ふつうに「民主政治」や「国家」という単語から文章が始まったりするので、初学者にとっては「イキナリ何の話してんの?」と思ってしまいます。

そうならないために、政経ではしっかりストーリーをインプットしましょう。日本史や世界史と同じです。特に政治の分野はそう。

ストーリーを頭に入れずに抽象的な語句や人名を必死に覚えようとしてもいずれ頭がパンクします。

最初にマンガで政経全体の大枠を理解しておけば、最初から文字ばかりの参考書に手をつけるよりも早稲田への近道になるでしょう。

『政治・経済 パワーアップ版(新マンガゼミナール)』

こんな人にオススメ!
・政経を一から勉強し始める受験生
・以前覚えた政経の知識を整理し直したい受験生
・政経の勉強が苦手な受験生

メリット
・基礎知識から受験レベルまでコンパクトに整理されてある
・会話口調や絵図、ストーリーが用いられてあって理解しやすい
・別冊の一問一答を使えばアウトプットも可能

デメリット
・記述が充実してる分内容の理解に時間がかかる
・テーマごとのつながりが見えにくい
・時事問題に対応できない

「新マンガゼミナール政治・経済」政経の勉強の第一歩にオススメの参考書です。
マンガでかなり分かりやすく説明されているので、大枠の理解をスムーズに習得できます。

手に取ってみれば分かりますがこのマンガは結構分厚く、語句や流れが受験向けにしっかり説明されています。なので、基礎知識を固めるのに最適です。

また、マンガとしての工夫も多いです。登場人物が会話したり、絵図などのヴィジュアルがあって見やすかったり、ストーリーがあったりで、文字数は多いですがスラスラ読めるため初学者でも安心して続けられます。

ただし、マンガ自体のストーリーはあんまりおもしろくなく、テーマごとのつながりが見えにくかったり、現在の時事問題には対応していないというデメリットもあります。

ただ、スタートダッシュとしてはこれでも十分すぎます。特に時事問題は政経の内容全体をおさえた後でも大丈夫!

これを使って政経の下地を身につければ、早稲田に合格するための土台が作られるはずです。

<基礎固め編>
マンガを使えば政経の全体像が理解できたはず。
次は参考書を活用して事柄の背景や流れをつかんだり、知識を蓄える段階にステップアップしましょう。

政経を勉強する際には

  • 物事をストーリーで理解すること
  • 暗記を定着させ、自然反射的にアウトプットできるようになること

が必要になります。

二つを同時並行で勉強するのがベストですが、先にどちらかを終わらせてもう一方に取り組むというカタチでも大丈夫です。
僕としては講義本で流れを理解した後に、一問一答に行くのをオススメします。

あらかじめ流れを理解しておけば、一問一答を解いてる時にも「これはああなって、その結果こうなったからこれが成立した」と因果関係を考えられます。

とにかく知識を詰め込むだけの丸暗記にならないことが重要です。
この二つを行えるように、講義本と一問一答をそれぞれ紹介していきたいと思います。

3.1『畠山のスパッとわかる政治・経済爽快講義』(Z会)

こんな人にオススメ!
・早稲田を目指してレベルアップしたい受験生
・経済分野の苦手を克服したい受験生
・講義形式の参考書が好きな受験生

メリット
・大きな流れから発展レベルまで全て網羅されている
・最新の時事問題に対応している
・リアルに講義を受けているような臨場感がある

デメリット
・情報量が非常に多く初学者には向かない
・知識を定着させるのに時間がかかる

畠山の爽快講義は政経受験生の圧倒的な支持を得ています。
多くの先輩がこの参考書を使って難関私大に合格していますので、早稲田を目指す受験生はぜひチャレンジしてください!

板書を使ってテーマの簡単な概要を確認→先生の語り口で詳しく解説という流れで進むため、発展的な内容でも無理なく理解できます。解説以外にもイラストや地図、グラフが用いられてあってまさに情報の宝庫。

発展レベルには慣れない内容が出てきてビビってしまうかもですが、基礎的な知識を積み上げていれば大丈夫!

早稲田の入試問題には発展的な内容も出てきます。これをどれだけ押さえているかで他の受験生と差がつき、合格に直結します。難しいからといって最初から諦めずに気合いを入れて取り組みましょう。

初学者への導入をメインにした参考書は経済や時事問題まで詳しく解説されていないものが多いですが、この本はすごく充実しています。

特に経済への苦手意識を持つ受験生は多いですよね。僕も計算問題やグラフを見ただけで、やる気が失せていました。でも何で苦手意識を持つかというと、結局内容を理解していないからですよね。分からないから苦手になってしまう。

でも内容をしっかり出来るようになれば、どんどん問題も解けるようになって苦手意識はなくなります。
畠山の爽快講義では「経済」という言葉の意味からスタートして、経済の仕組みが体系的に理解できるように詳しく解説されています。

中身をしっかり理解できればグラフや計算問題の考え方が分かり、発展レベルにも対応できます。経済を苦手とする受験生が多い分、マスターすれば競争相手をごぼう抜き!こんなオイシイ話は他にないので、こちらも諦めずにチャレンジしましょう。

この本も495ページとかなり分厚いので、その分時間や労力も必要になります。何度も復習して何周も繰り返すことで確実に定着させましょう。マスターすれば早稲田の合格がグッと近づきます。ただインプットが重視されているため、アウトプット用として別冊の問題集を次に紹介します。

繰り返しですけど、この本に取り組む上での心構えをもう一度確認しておきますね。

・難しいレベルでも諦めずにチャレンジすること!
・「経済=苦手」という先入観を捨てること!

これらは基礎的な内容を押さえていれば心配は要りません。確実に合格するためにステップアップしましょう!

3.2 『センター試験政治・経済集中講義』(旺文社)

こんな人にオススメ!
・政経の学力を総合的に上げたい受験生
・効率的に勉強を進めたい受験生
・政経の勉強にある程度慣れている受験生

メリット
・一冊に政経の内容がコンパクトにまとめられている
・短期間で学力を上げることができる
・演習問題が豊富に載ってて「インプット」と「アウトプット」が同時にできる

デメリット
・完全にセンター試験対応
・読みやすさ重視ではない
・時事問題の詳しい解説はなされていない

この本はセンター試験で高得点を取ることを目標にして作られてあります。
内容が非常にコンパクトまとまっているのに加えて、過去19年分を題材にした問題演習がたくさん載っているため効率的に勉強できます。
センター試験で高得点を取りたい人にとって最短経路になることは間違いなし。

ただし簡単にまとまり過ぎてる感じもあります。
生徒の立場から各テーマを分かりやすく解説していた蔭山のセンター政経とは違います。また読みやすさを重視している訳ではないため、初学者向きではありません。政経を一通り勉強したことのある受験生にオススメです。

ですがこの本を使えば一度勉強してつまずいた内容や苦手な分野が「なるほどそういうことだったのか!」とスッキリ理解できるようになります。

この本の特徴としては「どのような問題がよく出題されるか(頻度)」「その問題はどのレベルまで理解が必要か(深度)」を狙って書かれてあることです。各テーマごとに「センター試験のツボ」というコラムもあり、出題傾向や覚えるべきポイントを教えてくれます。

政経の内容を全てマスターする必要はありません。全部覚えようとしても頭がパンクするだけです。

各テーマ覚えるべきポイントがあるため、それさえ押さえれば点数は上がります。例えば経済が苦手な人でも、ここに書かれてある内容を理解しておけば問題を確実に解けるようになります。

この本を一冊カンペキに終わらせればセンターの問題を簡単にこなせるようになり、成績がグッと上がります。模試や過去問でも7~8割は取れるようになるでしょう。成績が上がっていることを実感できれば、やる気も手に入るのでまさに一石二鳥ですね!

しかしこの本は完全にセンター試験に対応されています。時事問題や早稲田レベルの高難度な問題がカバーされていないため、別の参考書や資料集を活用する必要があります。

各テーマをより深く理解してどんどんレベルアップしていきましょう。
早稲田に合格するための前段階のステップとしてぜひ活用してみてください!

3.3『蔭山のセンター政治・経済 パワーアップ版』(学研教育出版)

こんな人にオススメ!
・政経の流れをおさえたい受験生
・読みやすさを重視する受験生
・勉強法にイマイチ自信を持てない受験生

メリット
・語り口調で書かれてありスラスラ読める
・フルカラーと豊富なビジュアルで見やすい
・覚えるべきところが的確にまとめられてある

デメリット
・用語をある程度覚えておく必要がある
・自分の勉強法がある人にとっては抵抗がある

『蔭山のセンター政治経済』は読みやすさで言えばピカイチです。

フルカラーと充実したイラストに加えて先生が生徒に語りかける口調での講義形式で、親しみやすくスムーズに頭に入ってきます。また生徒が先生によく質問するため、物事の「なぜ」と「流れ」が説明されてあり初学者にもピッタリだと思います。

通常の参考書は先生の立場から「教える」のが一般的ですが、これは「教わる」生徒の視点から作られています。
そのため多くの受験生にとって親しみやすい参考書だと思います。

政治・経済・時事問題のテーマ別に充実した内容が書かれてあるため、全部で423ページとかなり分厚いです。
初めて見た時は継続できるか不安になるかもしれません。しかしその心配は要りません!とにかく読みやすくて面白いのでどんどん読み進められて、物事の流れをしっかり理解できるようになります。とてもオススメしたいです。

また重要語が赤文字で書かれてあり、重要記述が黄色でマーカーされていることが本書の特徴です。
覚えるべきポイントがはっきりと分かるから政経の勉強法に自信が持てない人にはピッタリですね。逆に自分のペースで勉強するタイプの人にはちょっと不向きかもしれません。

重要語を赤シートで隠したり、各項目の最後にあるチェック問題を解けばアウトプットも出来ますが、それだけでは不十分です。別冊の『蔭山のセンター政治・経済 ポイント&キーワード』など一問一答や問題集を併用しましょう。
どんどんアウトプットを行えば知識と流れが同時に定着するようになります。基礎固めとしては十分ですね。

4.1『畠山のスパッととける政治・経済爽快問題集』(栄光)

こんな人にオススメ!
・爽快講義の内容をさらに定着させたい受験生
・私大の出題傾向に慣れたい受験生

メリット
・一問一答、空欄補充、論述、グラフ・計算、など幅広い問題形式が解ける
・自分が間違えた内容をすぐに復習できる
・間違えやすいポイントの解説が詳しい

デメリット
・テーマごとの問題設定のため答えが分かりやすい
・志望校の出題傾向に必ずしも対応していない

爽快問題集を使えば、爽快講義でインプットした知識をすぐにアウトプットして定着できます。
この二つには連動しているメリットがあります。例えば、自分が間違えた箇所や何となく勘で正解した内容をすぐに爽快講義に戻って復習できます。ただ回答を暗記するだけでは結局同じことの繰り返しで、次も間違えてしまいます。

「何で間違えたのか」「考え方の何がダメだったのか」を解説で確認したり、爽快講義を読み直して確認しましょう。特に爽快講義でテーマごと復習すれば、次に似たような問題が出てきたときに対応出来るようになります。
「インプット→アウトプット→インプット・・」の繰り返しで、知識の定着と問題の考え方が身に付けられます。そうすれば次に似たような問題が出てきたときの対策にもなります。

センター試験は全てマーク式ですが、私大の問題形式では一問一答や空欄補充、論述などが出題されます。この問題集は出題形式が幅広いため、私大受験する人向けの対策にもなります。自分が受験する学部の出題形式を確認して、論述がない場合は飛ばしてもいいかもしれません。
ただ過去問と違って問題集なため、政経の理解を深めるという目的として十分に活用できるはずです。

これは総合問題ではないため各テーマごとに問題が作られています。なので、あらかじめ答えが分かってしまうというデメリットもありますが、それは次のステップで大丈夫です!
爽快講義と問題集を使って政経の学力をカンペキにしたら、次は総合問題の演習へ移るようにしましょう。

4.2『政治経済一問一答』(東進ブックス)

こんな人にオススメ!
・問題をガンガン解いて知識を定着させたい受験生
・語句を暗記させたい受験生

メリット
・一問一答形式のため手軽にアウトプットができる
・用語マスターになれば確実に点数を稼げる
・流れを自分の頭で考えられる

デメリット
・問題がずらりと並んでるばかりで少し退屈
・詳しすぎる内容まで覚える必要はない

上の二つでは物事の流れを押さえるための参考書を紹介しました。
ここではアウトプットを行い、知識をさらに定着させるための一問一答を紹介したいと思います。
参考書と一問一答を相互に使い続けることで知識が補完されて、政経の学力が総合的にアップします。

問題集とは違って、一問一答は手軽さがウリ。通学中の電車や寝る前のベッドなど空いた時間で手軽に知識のアウトプットが出来ます。それに間違えたところをチェックすれば、自分が苦手としているテーマが分かるようになります。必ず1冊は持ち歩きたいところ。

出版社によって特徴はありますが、基本的には「どれだけ用語をカバーしているか」という違いがあります。
山川出版社版もありますが、東進ブックスの方が細かい内容までカバーされてあります。山川と東進のどちらを選ぶかは受験生の好みの問題になってくるので、実際に本屋で確認して自分に合った方を選ぶのがいいと思います。ここでは東進版を紹介します。

さっきも言ったように東進版はより詳しい内容が載っているため、網羅されている分野がハンパじゃないです。難関私大レベルにまで対応しています。繰り返し復習して☆1までカンペキに覚えれば用語マスターも夢ではないですが、そこまで覚える必要があるかは微妙です。
用語を暗記すれば確実に点数は取れますが、考え方を知らないと必ず頭打ちになります。これだけで政経の勉強を乗りきろうとするのは禁物ですね。

「一問一答は流れを覚えられない・・」という欠点はもちろんあります。
ですが少し考え方を変えてみましょう。例えば「用語をもとに自分の頭で流れを確認する」という使い方をすれば、違う側面も見えてきますね。

一問一答の使い方は人それぞれですが、単なる用語のアウトプットと考えてしまうのは少しもったいない気がします。

<センターレベル>
基礎レベルをやり終えると、センター試験には十分に対応できる学力が身に付いています。
ここでは早稲田への合格を目指してもう一歩レベルアップするための参考書と問題集を紹介します。

「さっきの参考書と何が違うの?」と疑問に思う人もいるでしょう。
実際に参考書を開いてみると一度やった内容が出てくるのでムダだと感じるかもしれません。

がしかし!「どれだけ解説が充実しているか」ということに大きな違いがあるんです。例えば経済のグラフや法律の細かい内容まで詳しく説明されてあります。それらを理解し、問題を解けるようになることが早稲田の合格に直結するのです。

これまでは政経の流れや用語の意味が「分かる」ための参考書でした。ですがこれからは今まで身につけた知識をもとに「深める」バージョンだと考えてください。もちろんそのためには基礎レベルをしっかり定着させておく必要があります。

何となく不安な人は一度レベルを戻って、基礎的な学力を十分に蓄えてからチャレンジする方が結果的に近道となるはずです。

4.3『スピードマスター問題集-20日完成』(山川出版社)

こんな人にオススメ!
・通史を学習し終えて一度復習したい受験生
・自分の実力を試したい受験生

メリット
・1冊をサッとやり終えられる
・実力が確認できてこれからの見通しができる

デメリット
・特にこれといった工夫がない
・1冊から得られる情報が少ない

畠山の爽快講義と問題集を終わらせれば、通史の学習は一通り完了です。これからはどんどん問題を解いて実力を試しながら、分からなかった箇所やうろ覚えの内容を参考書で確認し、知識をさらに定着させましょう。

問題を解いていくうちに自分の不得意な分野や回答する際のクセが分かるようになります。それを重点的に埋めて弱点を減らしていくことで、得点はますますアップするはずです!

問題演習の手始めの1冊としてはスピードマスターをおすすめします!
この問題集はテーマを20個に分けて、20日で終わるように計算されて作られています。本気でやれば1週間程度で終わるためこれまでの知識の復習や今の実力を確認できます。模試や本番前の総チェックとしても活用できます。

内容的に目立った特徴はありません。似たような形式の問題が淡々と続いて、その度に解説されていくだけです。
ですが短期間で自分の立ち位置が分かるというメリットがあります。これらの問題にどれくらい対応できたかによって、これからするべき勉強の内容が変わってきます。

「このレベルは簡単だったからもっと難しい問題集にチャレンジしよう」「経済の分野があまりできなかったから、もう一度復習をやり直そう」「条文や法律の暗記を定着させよう」など見えてくる課題は人それぞれだと思います。

つまり合格に向けた逆算ができるのです。
この段階ではあまり得点できなくても大丈夫。本番で取れればいいだけの話ですから。
そのためにも「早稲田に合格する」という最終目標に向かう自分が今どの位置にいて、到達するために何が必要なのかを見定めましょう。それが見えてくれば、後は最短ルートで駆け抜けていくのみです!

<学部対策レベル>
通史を学習し終えて自分の実力が分かれば、後はひたすら自分の弱点を埋める段階に入ります。
細かい作業になるかもしれませんが、少しでも得点をアップさせるための勉強を重ねていきしょう!

「敵を知り己を知れば百戦危うからず」という孫氏の言葉を知っていますか?
これは受験にとって非常に重要な言葉です。出題の傾向はあらかじめ分かっているのに、それとは違う勉強を続けても合格にはつながりません。まずは自分が受ける学部の入試問題をチェックして「どんな問題が出されるのか」を確認しましょう。

「時事問題を多く出題される」「法律の突っ込んだ内容まで聞かれる」「論述問題を対策しないといけない」など学部ごとによって特徴があるので、それらと自分の現状を照らし合わせて今後の道筋を立てる必要があります。

ここでは論述問題対策ができる問題集を2つと時事問題に特化した参考書を紹介します。自分にとって必要だと思う人はぜひ参考にしてみてください。

<発展・応用レベル>をやり遂げた時点で早稲田に合格できる実力はついています!
後は「早稲田に行きたい!」という強い気持ちとどれだけ学部対策をしたかが合格の分かれ道になるでしょう。

同時に通史の定期的な復習も忘れずに。放っておくと覚えた知識も忘れてしまいますからね。

5.1『実力をつける政治経済80題』(Z会)

こんな人にオススメ!
・一問一答から論述まで幅広く対策したい受験生
・難問への考え方を身に付けたい受験生

メリット
・問題と回答が別冊で使い勝手がいい
・イラストや表を使った丁寧な解説で自分だけの参考書を作れる
・要点説明を使えば基礎の復習もバッチリ

デメリット
・問題量が多いため時間がかかる
・自分に直接関係ない問題形式を解く必要があるかもしれない

幅広い問題形式の演習していきたい受験生はこの問題集に取り組むことをオススメします。
(1) センター試験対応型
(2) 私大対応型
(3) 国公私立大対応論述型

と3つに区別されてあり、自分に必要な形式を選んで対策をすることができます。 「経済の問題演習をしたいけど、形式が論述型」というパターンのように、必要のない問題に取り組む可能性があります。飛ばしても大丈夫ですが、実力を試すチャンスですので解いて損はないと思います。

各章ごとの構成が要点整理→基本問題→演習問題とされているため、いきなり難問に取り組まないといけない心配はありません。じっくりと落ち着いて取り組むことで体系的に理解ができて、抵抗なく難問に対するアプローチができるようになります。

他の問題集と違って回答と別冊になっているため使い勝手がとても良く、書き込みもしやすいです。解説も充実していますがこれに自分が間違えた内容のメモを加えれば、自分だけの参考書を作れます。
試験会場には参考書を何冊も持っていけません(重いですからね)。なので自分が一番使い込んだものを持っていくと試験前に自分の要点をチェックできて、お守りがわりにもなります。使い込むことで自分なりの参考書ができるはずです。

全部で80題とボリュームはかなりあります。
取り組む人はなるべく通史を仕上げて早めにスタートすることをオススメします。

5.2『現代社会の最新時事2017-18版』(学研ブックス)

こんな人にオススメ!
・時事問題の対策が必要な受験生
・もう一歩得点を伸ばしたい受験生

メリット
・時事問題に強くなれる
・多くの受験生がここまで手が回らないので差をつけられる

デメリット
・無理して取り組む必要はない
・時事問題マニアにならないように気を付けよう

早稲田の入試問題には時事問題も頻出します。

例えば2017年度の問題では法学部で「ネット選挙」「サイバー攻撃」の問題、社会科学部で「平成27年度厚生労働白書」の引用文が出題されていました。問題集と別個に対策すれば、得点に結びつけられるチャンスになります。

特に早稲田は受験生が多く競争が激しいため、1点の差で合否が分かれることもあります。
他の受験生がなかなか手が回らないので差をつけられます。

時事問題は毎年更新されるので、取り組むときは最新のものを使いましょう!ここでは清水版の最新時事をオススメします!
政治や経済、国際、社会問題の時事をフルカラー、写真・図付きで説明してあるため、分かりやすく理解が深まります。

ただ時事のテーマが出題されても問題がそうとは限りません。あくまで入り口として設定し、問題は政経の基礎的な内容の理解を聞くパターンが多いです。時事をこなせばいいという訳ではないので、マニアにはならないように気を付けましょう。

ですが政経だけでなく、その他の社会科目や小論文など色々と応用が可能なので、取り組めば十分お釣りが返ってくるはずです。

5.3『政治・経済標準問題精講』(旺文社)

こんな人にオススメ!
・難関大学の合格を目指す受験生
・政経を一通りマスターし総合問題に取り組みたい受験生
・教科書レベルを超えた知識の定着が必要な受験生

メリット
・難しい問題に取り組むことで実力がさらにアップする
・解説がめちゃくちゃ詳しい
・実際の入試問題に触れられるため実戦力が身に付く

デメリット
・タイトルは「標準」だが難問も多く挫折しやすい
・一通りの通史学習が必須
・なぜか早稲田大のレベルが「難」ばっかり

学部対策として最も有効なのがこの問題集だと思います。難関大学の合格を目指す受験生にとっては必携!
実際の入試問題から良問を厳選しているため、リアルな実戦感覚で問題に取り組むことができます。

ただしこの問題集はかなりタイトル泣かせです。
標準問題精講というタイトルではありますが、全く「標準」ではありません。何とな~くな気持ちで取り組むと返り討ちを食らってしまいます。その時は「この問題をクリアしないと難関大学には合格できない!」と改めて気を引き締めるようにしましょう。

問題集の中でも基礎・標準・難と3つのレベルが設定されてありますが、早稲田大から出題は全て「難」でした。それだけ早稲田のレベルは高いということですね。ですがビビったり、変に身構えたりせずに自分の実力を発揮すれば必ず解ける問題だと思います。ぜひ難問にもチャレンジして、さらなるレベルアップをめざしましょう。

ただ難しいだけが本書の特徴ではありません。問題ごとに解説が詳しく書かれているので、間違えた箇所は熟読することで必ず理解できるようになります。知識を蓄えて問題を解くのではなく、問題を解きつつ知識を身に付けるスタイルで教科書レベルを超えた学力が手に入ります。

ただしこれも政治と経済の分野ごとのテーマで問題が作られているため、解く前から何となく出題内容が分かってしまいます。模試や入試本番では「資本主義」や「核軍縮」といったテーマは明示されていません。問題を見たときに「この問題はこんなことが問われている」と理解してから、回答へと進む必要があります。それは赤本で過去問を解きつつ慣れていきましょう。

標準問題精講で難問に対応できるようにレベルアップすれば、十分早稲田に合格できる実力を持っています。ここまで来たら、後は志望する学部の過去問を解いて実戦感覚をさらに磨いていきましょう!

6.0おわりに

これまでのポイントを復習しておくと

①マンガを使って概要をおさえる
②通史の流れを理解する参考書+知識を定着させる一問一答
③難関大学に向けてレベルアップするための問題集
④+αとしての時事問題・論述対策

以上のことがあげられます。段階ごとにこなして、着実にステップアップすることで逆転合格を目指しましょう!

報われない努力はもう終わりにしよう

成果を出す秘訣は『勉強のやり方』を
180度変えること!

  • ネットで調べた勉強法を試してみたけど、成績が上がらない
  • 人気の参考書を、オススメの使い方で勉強したのに、知識が定着しない
  • 同じ志望校の人の合格体験記を参考に勉強してみたけど、模試は“E”判定

実に多くの受験生が、このような状況に陥っています。
そして、他者を真似た勉強が上手くいかないのには、明確な理由があります。

受験生は皆、それぞれ志望校も違えば、学力も違うから

加えて、性格・環境・ライフスタイル・考える力――全てが違います。
だから、そうした「違い」を無視して誰かの勉強法を真似しても、自分にぴったりハマることはなく、成果にはつながりません。
成果の出る本物の勉強とは、自身の学力などの現状を客観的に把握した上で、

  • “ 志望校合格 ”というゴールから逆算して学習計画を立て
  • 「どんな教材を、いつまでに、どんな方法で」勉強するのか、具体的なアクションに落とし込み
  • 実際に行動して得た結果を材料に、より良い学習計画に改善していく

というサイクルを生み出すことです。そして、それを自らの意志で継続的に回し、磨いていくことが成功の鍵です。

センセイプレイスは、志望校合格から逆算した、戦略的な学習の進め方を指導。
「どの参考書がオススメか」ではなく、それを「いつ・どんな目的で・どう使うか」という『実践』の部分に最も注力。
専属のコーチマンツーマンで、1人ひとりに合った勉強のやり方を指導します。
皆それぞれ状況が違うのだから、100人100通りのやり方があって当たり前。
参考書に、また闇雲に手をつける…その前に、いま立ち止まって『勉強のやり方』を180度変える体験をしてみよう!

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原センセイ

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かつてはネットゲーム廃人だったが、ゲームで培った集中力と思考力を活かし、早稲田大学文化構想学部に合格。大学受験生一人ひとりに最適な“勉強法のカスタマイズ”を行う、センセイプレイスのセンセイ。

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