早稲田大学教育学部の実態を現役生に聞いた|全員が先生になるの?

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どうも!センセイプレイスの八木です!

この記事では早稲田の教育学部について、実際に教育学部に所属している現役生にインタビューした結果を取り入れて紹介します。

教育学部生に聞いた、教育学部ではどんなことを具体的にどんなことを学んでいるのか、教育学部の実際の雰囲気はどんな感じ?といったこと、そして他学部に所属している僕から見た教育学部の印象なども加えて紹介していきたいと思います。

学部棟も一番奥にあり、早稲田キャンパス(通称:本キャン)の中でも異質な存在である教育学部。

その実態を紹介していきますので、ぜひ学部選びの参考にして見てください!

☟全学部について知りたい人はこちらから

早稲田の教育学部のデータ

学ぶ内容

まずは教育学部でどんな内容が学べるかということを書いていきたいと思います。
教育学部は文系、理系あわせて7学科7専修から構成されています。

文系には国語国文学科英語英文学科複合文化学科社会科教育学科があり、教育学科は教育学生涯教育学教育心理学の3専修に、社会科は地理歴史公共市民学の2専修に分けられます。
つまり文系だけでも5学科5専修があります。

そして理系は数学科理学科があり、理学科は生物学専修地球科学専修に分けられ、あわせて2学科2専修となります。

学科がたくさんあるので学ぶ内容も様々らしく、漢文の書き下しをしたり、絵本の読み聞かせ授業をしたり、化石をスケッチしたりなど。
ちなみに、他学科で気になる講義があったら卒業単位に参入して受講することも可能です。

男女比

続いて気になる男女比について。
教育学部の男女比は

  • 男性:62%
  • 女性:38%

となっています。

全体の男女比はざっくり6:4ですが、学科によってかなり違っています。
例えば今回インタビューした学生が所属している国語国文学科では女子が半分ほどをを占めているそうです。
一方、理系の学科になると、理系なだけあって男女比は男子の方が多くなるので全く違った雰囲気になるそう。

男女比で学科を選ぶことはないでしょうが、同じ教育学部であっても大きく違っているということは覚えておいて損はないでしょう!

早稲田の教育学部に実際に通っていて感じること

教師にならなければいけない訳ではない

教育学部は教師を目指す人が通う学部だというイメージがありますが、そういう訳でもありません。
教育学部の教育理念には二つの目的が記されており、一つは「優秀な教育者を送り出すこと」であり、もう一つは「広く実社会の各分野で活躍しうる有能な人材を養成すること」です。

つまり「教師を育成することだけが目的ではない」 ということですね。

実際に教職を取る人は学部の3割ほどのようです。
イメージよりもかなり少ない。

逆に言えば教師になりたいけど、学びたい内容が教育学部にない場合は他学部でも教職を取ることはできます。
実際に、僕は文学部で国語の教職を取ろうとしています。

ただこの方法だと、所属学部での所定の単位に加えて、教職取得のための授業の単位(卒業単位には基本的に非参入)も取らなくてはならないためにかなり授業数は増えてしまいます。
またそれらの教職科目は基本的に早稲田キャンパスの奥にある教育学部棟で行われるため、例えば戸山キャンパス(文学部と文化構想学部のキャンパス)の学生が通うとなれば、休み時間の15分の間に急いで移動しなければならなかったりします。
そして実際に1,2年で取る単位は半期で2,3コマ増えるため結構大変です。

それ以外は特に問題はないので、「教職を取りたいから教育学部」と考えている方は一度他の学部も見てみるといいかもしれません。

とにかく多様性がすごい

先ほどから述べている通り、文系・理系も混在しており、学べる分野も様々であることから、本当に多種多様な人が存在しているようです。
社会人でありながら学生の人、独特な自分の世界を作り出している人、商学部・国際教養学部生のようなテンションの高いノリの人などなど様々。

実際に僕の知り合いでも50代で早稲田の教育学部に入学した人がいますが、彼が早稲田に入学した理由は「早稲田には心のきれいな美しい宇宙人がたくさんいると聞いたから」だそうです。
全く未知の世界ですが、それぞれがそれぞれの理由を持って入学してきているので他の学部よりもさらに多様性に触れることができそうです。

友達が作りやすい

教育学部は名前順でクラス分けがされるそうです。

そこで必修の講義のクラス分けがされるようなものなので、嫌でも卒業まで顔を見ることになります。

なので必然的に仲のいい友達ができやすいみたいですが、ある意味そこで友達ができないと大学生活が地獄と化します。
なるべく一年のうちに仲のいい友達を作っておきましょう。

教育学部の学部棟

教育学部は色んな号館を使っています。

例えば、第二外国語や英語の教室は16号館、自学科の選択必修の教室は14号館、共通科目の教室は15号館、というように使う号館が様々です。

14号館1階・15号館地下(1階)には生協があり、お昼時には大盛況らしく、講義と講義の間に「ちょっとしか時間が無いけど何か買いたい」時にもサッと利用することも多いようです。

しかし、16号館1階のラウンジ(学生が自由に使えるスペース)には生協もなく、小さな自動販売機があるのみ。
他の学部と比べるとあまりにも寂しい見た目をしています。
エスカレーターは無く、エレベーターが2つだけで、Wi-fiはほとんどの教室で機能していません。
2018年春からwi-fiが快適に使えるようになったそうです!

教室も早稲田の美しい、いかにもお金がかかっていそうな他学部の教室と比べると、歴史のある中学・高校のようなつくりで地震でもきたらすぐに壊れそうな雰囲気です。
他の号館の改修が次々と進み、近未来的な建物も現れる中、16号館だけが異彩を放っています。

さらに、何度か触れましたが16号館は本キャンのなかでも最寄りの早稲田駅から一番遠い。
以上のことから学生たちにはチベットと呼ばれています。(多分発展していなくて辺境の地にあるから)

テスト・レポートについて

学科の種類も様々で、文系・理系も別れているのでテスト・レポートの形態も様々なので一概には言えませんが、だいたいレポートと筆記試験が半分半分といった感じのようです。

レポ―トといっても半期中に3回レポートを提出し合計字数が1万を超えるものから、講義中に気になったものについて調べる(字数制限なし)というものまであるとのこと。
筆記試験はレジュメ持ち込み可・設問形式や、あれ?これって高校の古文の定期テストみたい!な試験があります。
多くの教授は講義中に「ここ、出すからね」といって教えてくれるのでそこを重点的に暗記、調べることで事足ります。
あと忘れてはいけないのは出席だと思います。試験で失敗しても大丈夫なように試験100パーセントの講義以外は必ず出席しましょう。

他学部生が教育学部に対して感じること

他学部へのコンプレックスがある人が多い


早稲田のメインキャンパスの中ではそんなに偏差値が高くないことや(大した差はありませんが)、先ほど紹介した古い校舎(チベット)、他学部を落ちて教育学部に受かったために通っている学生が多いことなどから、他学部へのコンプレックスが強い人が多いように感じます。

他学部に対して自虐ネタを披露することが多く、教育学部生は自分たちのことを「チベット民」と呼んだりします。

逆に「他の学部より図書館は近いからテスト期間は楽」と言った教育学部のメリットのようなものも語れるので、ポジティブなのかネガティブなのかよくわかりません。

授業がかっちりしている

いい意味でも悪い意味でも教育学部の授業はかっちりしている気がします。
僕が割と自由な雰囲気の文学部に所属しているからということもあるかもしれませんが、教職をとるのに必要とされる授業もあるため、しっかりと定められたカリキュラムに沿って進む授業も多い印象があります。

ですがそれはある意味、教科書などの指定のテキストに載っていることをしっかり勉強すれば、確実に点数が獲れるということでもあるので悪いことばかりではないですが。

教育学部生に聞いてみたところ、教員免許を持っている教授が多いということも理由みたいです。
かっちりしているけど授業自体がうまい教授が多いということですね!

早稲田の教育学部をおすすめする人

  • 自分の決めた学科に興味関心を持っている人
  • 幅広い知識と豊かな教養を身につけたい人
  • 教師になりたい人
  • 体力のある人

早稲田の教育学部をおすすめしない人

  • 自分の決めた学科に興味関心をもてない人
  • スキルアップを目指す人

まとめ

以上、早稲田教育学部の紹介でした。

教師になりたい人となるつもりがない人、文系の人と理系の人など、様々な人が入り混じる教育学部。
古い校舎も趣があると捉えればきっと大丈夫です笑

ぜひ他の学部紹介記事も参考に自分にあった学部を選んでみてくださいね!