現役生が語る、早稲田法学部の実態|六法全書を全部おぼえるって本当!?

こんにちは!センセイプレイスのたかはしです!

「早稲田の法学部に行きたいけれど、入学した後の学校生活が想像できない」と悩んでいる受験生は多いのではないでしょうか。ぼく自身も、入学するまでは実際の大学生活がよくわかっていませんでした。

そこで当記事では、そんな悩みを持つ受験生のために、早稲田の法学部に通っているぼくが実際のキャンパスライフをご紹介します。

早稲田の法学部志望の受験生に、参考にしていただけると嬉しいです。

早稲田の法学部のデータ

まずは、学ぶ内容や男女比など、早稲田の法学部のデータをご紹介します。

早稲田の法学部で学ぶ内容

早稲田の法学部で学ぶ内容についてお話しします。

早稲田の法学部は、学部名の通り法律を学ぶ学部です。憲法や民法などの六法は全員必修で、そのほかにも法律を選択して学ぶことができます。ぼくは、労働に関する法律である雇用関係法や、アメリカの法律である英米法を選択して履修しました。このように、六法以外の法律に関しては、各々が比較的自由に選択して学ぶことができます。

ただ、早稲田の法学部で学ぶのは法律だけではありません。英語と第二外国語(英語以外の外国語)、また一般教養といわれる科目も履修しなければなりません。第二外国語は、中国語・スペイン語・ドイツ語・フランス語・ロシア語の中から、すきな語学を選択することができます。一般教養は本当に幅広く、宗教学や哲学、言語角に芸術論など、多岐にわたる科目から選択することができます。

法律だけ学ぶと思っていたら、それは大きな勘違いです。早稲田の法学部では、法律はもちろんのこと、ほかにも様々なことを学ぶことができるのです。

男女比

次に、早稲田の法学部に通っている学生の男女比について。

2017年度の早稲田法学部の男女比は、男子が3460人に対し女子が1166人で、男女比は約3:1です。かなり男子のほうが多いという印象ですよね。
実際、大学に通っていても、男子がかなり多いという風に感じています。男子生徒の諸君は、女子が少ないということを覚悟して入学するように。

早稲田の法学部に通っていて、実際に感じること

次は、早稲田に法学部に通っていて実際に感じたことを、ぼくや友人に聞いた話に基づきご紹介します。

他の文系学部よりもテストが大変

早稲田法学部の決定的な特徴は、テストがとても大変ということ。早稲田法学部は、ほかの学部に比べて授業の出席はゆるいのですが、テストが本当にキツイです。

法学部のテストが厳しいというのがハッキリわかるエピソードをご紹介しましょう。大学のテスト前は、図書館がテスト勉強をする学生で埋め尽くされます。図書館というのは学部ごとにあります。テスト前の法学部の図書館は、テスト勉強をする学生で埋め尽くされています。
ただ、法学部の図書館だけではありません。政治経済学部や教育学部など、ほかの学部の図書館にも、法学部の生徒はごろごろいます。ほかの学部の図書館も侵略していくくらい、法学部はテスト勉強が大変なのです。

ただ、ほかの学部の人も法学部のテストがキツいということを知っているので、テスト前はとても気を使ってくれます(笑)
それに、法律サークルという法学部の試験で単位を取るためのサークルもあるので、テストが大変とは言ってもなんとか乗り切ることができます。テストはとても大変ですが、きちんと勉強をしていれば単位はとれるので、そこはご安心を。

司法試験や国家公務員試験を受験する人は多くも少なくもない

早稲田の法学部は、東大法学部・慶應法学部・中央法学部・京大法学部と司法試験の合格者数で争っています。毎年、TOP5にはこれらの大学が入っています。

そんな早稲田法学部ですが、実際に入学して思ったのですが、司法試験を受験する人はそこまで多くないです。多くの人が普通の大学生と同じく、一般企業に就職していきます。
もちろん、司法試験を受験する人がいるのは事実です。もし将来は弁護士になりたいと思っているのであるならば、早稲田法学部に進学しても問題ないです。しかし、周りのほとんどが大学に進学する高校のときとは違って、目指している先がそれぞれ違うので、自分で司法試験を受験する友達を見つける必要性は出てきます。

逆に、「法学部にはいきたいけれども、別に弁護士になりたいというわけではない」という人が浮くということもありません。一般企業に就職していく先輩や同期は非常に多いですし、大手に就職する人もたくさんいます。ですので、司法試験ではなく、普通に就職したいという人でも、安心して通うことのできる学部だと言えます。

真面目な人だけじゃない!ウェイウェイしている人も全然いる

早稲田に限らず、法学部というのは真面目な人が多いという印象があるのではないでしょうか。

しかし、早稲田の法学部は、
・真面目で、勉強に打ち込んでいる人
・ウェイウェイしている人

どちらも混在しています。

真面目に勉強している人は、法律サークルで活躍したり、1年生のころから司法試験合格を目指して勉強したりしています。一方、ウェイウェイしている人は、授業をさぼってひたすら飲みに行ったりしています。

ですので、「ぼくは真面目じゃないし、法学部ではついていけないかもしれない…」なんていう心配はご無用です。(笑)
法学部のイメージ通り、真面目で勉強熱心な人もいますが、ウェイウェイして大学生活を謳歌している人もきちんといます。

早稲田の法学部は、東大落ちと政経落ちが多い

早稲田の法学部は、東大落ちと政経落ちがめちゃくちゃ多いです。何を隠そう、筆者であるぼくが政経落ちです。(笑)

東大落ちがなぜ法学部に多いかというと、東大の文系トップである文Ⅰが法学部であるため、法学部志望の人が東大に落ちたらそのまま法学部を志望して、早稲田に入学するからです。それに加えて、早稲田はセンター利用があるので、慶應よりも東大受験生にやさしいということが挙げられるでしょう。

政経落ちに関しても、自分含めたくさんいます。やりたいことというよりは、「とにかく上を目指したい!」という形で大学の学部を選んだ人にとって、早稲田を受験するときにほとんどの人が政経・法を受験するのです。
ですので、東大を受験する人、もしくは政経か法に行きたい人は、たとえ落ちたとしても肩身の狭い思いは一切しないので、安心してください(笑)

早稲田の法学部出身の有名人

次に、早稲田の法学部出身の有名人をご紹介します。

北村 晴男(弁護士)

現在、「行列のできる法律相談所」で活躍なさっている、北村晴男弁護士は早稲田の法学部出身です。
高校球児として長野高校で活躍したのち、一浪を経て早稲田の法学部に入学しました。1979年に早稲田の法学部を卒業したものの、1986年に司法試験に合格するまでずっと司法試験の勉強をしていました。
大学2年生から司法試験に合格するまでは、アルバイトではなく、自分で塾を開いて生計を立てていたそうです。司法試験の勉強をしている上に、塾の経営までやっていたなんて頭が上がりませんね…。

稲田 朋美(元防衛大臣)

PKO日報問題の責任を取って辞任した元防衛大臣・稲田朋美氏も早稲田の法学部の出身です。一時は、森友学園問題に関与していたのではないかという疑惑もあったりし、ニュースで頻繁に見かけたという人も多いのではないでしょうか。
早稲田の法学部を卒業したわずか1年後に、1日16時間もの勉強を経て、司法試験に見事合格。
2005年に初当選し、衆議院議員に。その後は内閣府特命担当大臣や国務大臣などを経て、安倍内閣で防衛大臣まで上り詰めたものの、辞任することとなってしまいました。

丸山 和也(弁護士・現参議院議員)

かつて、「行列のできる法律相談所」や「24時間テレビ」のチャリティマラソンなどで活躍した、現参議院議員の丸山和也氏も早稲田の法学部の出身です。
国家公務員試験を経て法務省に、そして司法試験を経て弁護士となみいる難関試験を次々に通過しているすごい方です。
司法試験合格後はワシントン大学のロースクールにも通われ、ロサンゼルスで3年間勤務していたそうです。

軽部 真一(アナウンサー)

めざましテレビに出演している、陽気な蝶ネクタイのアナウンサー・軽部真一さんも早稲田の法学部の出身です。
早稲田大学高等学院から、早稲田の法学部に内部進学しています。在学時は早稲田アナウンス研究会に所属していました。アナウンス研究会の同級生に、俵万智さんがいらっしゃったそうです。
実は、めざましテレビの開始当初から現在に至るまで出演し続けている唯一のアナウンサーだそうです。

早稲田の法学部をおすすめする人

以下のような人には、早稲田の法学部をおすすめします!

  • 法律学習にしっかりと打ち込みたい人
  • 法律だけではなく、ほかのことも学びたいと考えている人
  • 司法試験や国家公務員試験の受験を考えている人

早稲田の法学部をおすすめできない人

以下のような人には、早稲田の法学部をあまりおすすめしません。

  • 出席ゆるめでテストが厳しい学部よりも、出席きつめでテストゆるめのほうがいい人
  • ○○落ちのくくりをされるのが、どうしてもいやな人
  • 女子が多い学部に行きたい男子生徒(男子は女子の約2倍)

まとめ

今回は、早稲田の法学部の実態についてご紹介しました。
大学のデータや、通ってみて感じたことを通じて、みなさんが少しでも大学生活を思い浮かべることができていたら、うれしいです。


さいごに、タイトルにもあってよく勘違いされることなのですが、六法全書を丸暗記するなんてことは絶対にないので、そこはご安心を。

それでは!

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