【共通テスト国語対策】共通テスト現代文の必勝勉強法!|傾向や特徴をおさえて9割超えを目指そう!

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【大学受験】共通テスト現代文の必勝対策法!|現役慶応生が徹底解説!
さとしセンセイ
こんにちは、センセイプレイスのさとしです!
「共通テストの現代文って、むずかしいの?」

「共通テストの現代文って、センターとどうちがうの?」

「共通テストの現代文対策ってどうすればいいの?」

このような悩みを抱えている受験生も多いのではないでしょうか。

これまで30年も続いてきたセンター試験が終わり、これから共通テストを受けることになる人はとても不安ですよね。

センター試験は過去問が何年分もあり、過去問演習をとおして対策できました。

しかし、共通テストは過去問があまりなく、どのように対策をしたらいいかわからない人がほとんどだと思います。

そこで、今回は共通テスト現代文はいったいどのような傾向があり、どのように対策をすればいいのか徹底解説します!

関連記事:【共通テスト国語対策】9割を目指せる現代文おすすめ参考書・問題集8選!|理系にもおすすめ!


目次


共通テスト現代文の傾向と対策

共通テスト現代文の傾向と対策

共通テスト現代文の傾向と対策を見ていきましょう!

共通テスト導入に先駆けて、2017年と2018年にそれぞれ実施された「試行調査」をもとに紹介していきます!

  • 実用的な文章が出題されるため対策がいる
  • 1つの大問に複数の題材が扱われるため対策がいる

関連記事:【大学受験】現代文を独学で攻略する方法|慶應生が徹底解説!

実用的な文章が出題されるため対策がいる

センター試験では、主に論説文と小説文が出題されていました。

しかし、共通テストでは、それらに加えて実用的な文章が出題されるようになります。

例えば、以前おこなわれた試行調査では、生徒会の部活動規約とそれらに対する生徒たちの会話文が出題されました。

他にも、課題文と法律の条文・与えられた資料を照らし合わせて、ポスターを埋めていく問題が出題されていました。

これらの出題傾向から、読解力に加えて、素早く情報を処理し、要点をとらえる力が必要となることがわかります。

もちろん対策としては、上記のような問題が出題される問題集に取り組むのがベストですが、現状そのような問題集は多くありません。

そのため、実用的な文章は、共通テスト対策問題集や共通テスト模擬試験などを受けて、慣れることが大切でしょう!

1つの大問に複数の題材が扱われるため対策がいる

センター試験では、大問をとおして1つの題材が扱われていました。

しかし、共通テストでは、1つの大問のなかに、複数の題材があつかわれます。

複数の文章・資料に目を動かしながら、解答していかなければなりません。

これらの出題傾向から、文章を読んで、適切な情報を素早くみきわめる力が必要になることがわかります。

もちろん対策としては、上記のような問題が出題される問題集に取り組むのがベストです。

しかし、複数の題材を扱う問題の対策ができる問題集は、現状多くはありません。

そのため、こちらも共通テスト対策問題集や共通テスト模擬試験などを受けて、慣れることが大切でしょう!



共通テスト現代文解き方 3つのコツ

共通テスト現代文解き方 3つのコツ

共通テスト現代文は問題量に対して制限時間が短いため、非常に難しいです。

しかし、解き方のコツを知れば、時間を節約して効率的に解けます。

続いては、共通テスト現代文を解く3つのコツをご紹介します。

  1. 先に設問に目をとおす
  2. 線を引きながら文章構造を理解する
  3. 設問の選択肢を要素分解する

関連記事:早稲田逆転合格のための現代文勉強法|現代文はセンスじゃない!

①先に設問に目をとおす

問題文よりも先に、設問に目をとおしましょう。

問題文から見て、そのあとに設問を見ると、問題文を読んでから設問の答えになる部分をもう一度見返す必要があるため、消費する時間が多くなってしまいます。

一方で、設問から見ると、問題文でどういった部分を見ておくべきかわかったうえで、問題文を見られるため、時間の消費を減らせます。

そのため、限られた時間のなかで高得点を取るためには先に設問の目をとおしておきましょう!

②線を引きながら文章構造を理解する

問題文に線を引きながら文章構造を理解しましょう。

問題文は最初から最後までずっと大事な内容だけしか書かれているわけではありません。

文章は順接・逆説・言い換え・対比などさまざまな接続詞を使い、筆者の主張がわかるように構成されています。

その接続詞などに線を引きながら文章を読むことで、文章構造が理解しやすくなります。

文章構造が理解できると、問題文全体の理解ができますし、設問で問われる内容にも答えやすくなります。

そのため、問題文に線を引きながら文章構造を理解していきましょう!

③設問の選択肢を要素分解する

設問の選択肢の要素を分解しましょう。

設問の選択肢にはさまざまな要素があります。

例えば、主語は何か・因果関係はどうなっているか・過剰な表現がされていないか・対比関係は適切か・問題文で言及されているかなどです。

設問で聞かれた内容を適切に説明している選択肢が正解になるわけですが、漠然と選択肢を見てこれは合っている・間違っていると考えていては、時間もかかりますし、正答率をあげるのは難しいです。

しかし、このように要素を分解して、不適切な要素が入っている場合は、消去するのを徹底すれば、短い時間で正解にたどり着けます。

そのため、設問の選択肢を要素分解するようにしましょう!



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共通テスト現代文の必勝対策法4ステップ

共通テスト現代文の必勝対策法4ステップ

ここまで、共通テストの新しい傾向をお話してきました。

しかし、あくまで現代文のテストなため、基本的に必要とされる読解力や知識に関してはセンター試験と大きく変わるわけではありません。

ここからは、共通テストの現代文で確実に点を取れるようなるための必勝対策法4ステップをご紹介します!

  1. 読解系講義本で現代文の読み方をおさえる
  2. 漢字や語彙の知識をつける
  3. 読解演習に取り組み、現代文の読み方を定着させる
  4. 共通テスト対策の問題集に取り組む

関連記事:早稲田に逆転合格するための現代文参考書リスト|現代文でライバルと差をつける!

①読解系講義本で現代文の読み方をおさえる

読解系の講義本で、現代文の読み方をおさえましょう!

普段、みなさんが、スマートフォンや本で文章を読むときの読み方と、現代文の読み方はまったく異なります。

普段は、上から下に流し読みしてもある程度内容はつかめますし問題ありません。

しかし、現代文では、文の構成や筆者の主張を意識して読む必要があります。

現代文の読み方をかんたんにできるようになれば苦労しませんが、最初から現代文の読み方ができる受験生はほとんどいません。

しかしそれは、日常的に現代文の読み方をする場面がなく、慣れていない受験生にとってごく当たり前のことです。

そのため、まずは読解系の講義本で現代文の読み方をおさえていきましょう!

センター試験から共通テストになり、傾向が変わったとはいえ、現代文の読解に必要な根本的な力は変わりません。

そのため、最初のうちに正しい読み方を身につけるようにしましょう!

②漢字や語彙の知識をつける

次に、漢字や語彙の知識を身につけましょう!

知識を身につけるのは、講義本で現代文の読み方を学ぶのと並行で進めるのをおすすめします!

センターから共通テストに変わっても、漢字や語彙問題は出題されます。

そのため、漢字問題集や用語集などを用いて、知識の補充をおこなっておくことが必要です。

また、漢字・語彙問題で得点するためだけでなく、漢字や語彙の知識は現代文を読解するうえで不可欠です。

なぜならば、現代文はふだん読む文章とは違って、知らない単語や難しい語彙が使われることがよくあるからです。

そこで、漢字や語彙の知識を身につけていれば、現代文をより理解しやすくなり、得点する力も上がります。

そのため、漢字や語彙の学習もおこたらずに、しっかり勉強していきましょう!

語彙力を伸ばすために使える参考書はこちらの記事でも紹介しています!

関連記事:【現代文】語彙力を劇的に伸ばすおすすめの参考書|基礎力UP!

③読解演習に取り組み、現代文の読み方を定着させる

現代文の読み方や基礎知識をおさえたら、読解演習に取り組み、現代文の読み方を定着させましょう!

知識をインプットするだけでは、学んだつもりになるだけで、自分の知識として定着しません。

そのため、問題演習などを通じて、学んだ知識をアウトプットする必要があります。

実際に自分がインプットした読み方や知識が使えているか、確かめながら読むのがおすすめです。

また、現代文の読解演習に取り組むときは、必ず自分のレベルにあった問題に取り組むようにしましょう。

むずかしい問題を解けるようになりたいと思って、最初からむずかしい問題に取り組んでも、あまり効果はありません。

自分のレベルに合わない問題で演習してしまうと、時間だけたくさん使ったけれど、力はあまりつかないことになりかねません。

そのため、最初は自分に合ったレベルから、少しづつレベルをあげて、むずかしい問題にもチャレンジしていきましょう!

読解力を伸ばすための問題集はこちらでもまとめています!

関連記事:【現代文】読解力を爆発的に伸ばすおすすめの問題集7選|偏差値20UP! ④共通テスト対策の問題集に取り組む

最後に、共通テスト対策の問題集に取り組みましょう!

読解演習に取り組み、現代文の読み方が身につけば、現代文の基礎はできているでしょう。

そのため、読解演習で身につけた基礎力を、共通テスト対策問題集に取り組み、応用していきましょう!

先ほど、「共通テスト現代文の傾向」で述べたように、共通テスト現代文の問題は、受験生からするとあまりなじみのないものが多いです。

そのため、共通テストに近い問題を多く解いて、慣れることが大切です。

しかし、過去問が数十年分あるセンター試験と違って、共通テストはあまり過去問がないため、過去問に取り組み、慣れていくのはむずかしいです。

そこで効果的なのが、共通テスト対策問題集です。

いまはまだ、共通テストの過去問はあまりありませんが、対策問題集は多く出版されています。

対策問題集を用いて、演習すれば、共通テストの問題の対策が十分にできます。

そのため、共通テスト対策問題集を使った入念な対策をおこない、共通テストの問題になれていくとよいでしょう!