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「センター試験と比べて配点があがったけどどう対策すればいいの?」
「今までとは何が違うんだろう……」
共通テストの英語リスニングは、センター試験と比べて配点が高くなりました。
今まではリーディングがメインだった英語でリスニングの重要性が増していると考えるとなんとなく不安を感じますよね。
今回の記事では、そんな皆さんに、共通テスト対策におすすめの参考書・問題集を厳選して7冊紹介していきます。
英語リスニングの参考書・問題集を紹介する前に、まずは
- 共通テストの英語リスニングと従来のセンター試験の共通点・変更点
- 共通テスト英語リスニングの参考書を選ぶ3つのコツ
を、簡潔に紹介していきます!
関連記事:【共通テスト英語対策】英語リーディングにおすすめ参考書・問題集7選!
目次
【そもそも】共通テストの英語リスニングって?

結論として、共通テストの英語リスニングは、
- 配点100点
- 試験時間60分
- 大問6題
このような構成になります。
試験時間は、従来のセンター試験と同じです。
では、従来のセンター試験とは何が違うのでしょうか。
配点、大問構成、読み上げの回数が違ってきます。
まず配点ですが、センター試験の英語の配点は、英語(筆記)が200点、リスニングが50点、合計250点を圧縮計算して200点満点としていました。
一方、共通テストでは、英語(筆記)100点、リスニング100点の合計200点満点となります!
同じ200点でも英語(筆記)とリスニングの比重が4:1から1:1になるので、リスニングの重要度が増しています!
次に、大問構成は、センター試験では大問4つだったのに対して、共通テストは大問6つになりました。
しかし、大問の数は増えましたが、設問自体は大幅に増えていないため安心してください。
最後に読み上げ回数ですが、センター試験では必ず問題が2回読み上げられていましたが、共通テストでは読み上げ回数が2回のときと1回のときがあります!
大問2までは2回の読み上げで、それ以降は1回しか読んでくれないようです。
共通テストは、英語を実用的に使うことを目的に作成されているため、より実践に近づけるでしょう。
また、難易度はセンター試験と比べて上がっています。
理由としては、
- 問題が1度しか読まれないこと
- 英文を話すスピードがセンター試験に比べて速いこと
- スピーカーがアメリカ英語だけでなく、イギリス英語だったりなまっていたりすること
があげられます。
共通テストの形式を知って繰り返し問題を解くことで徐々に慣れてきますよ!
次に参考書を選ぶときのコツを紹介します!
関連記事:【2022最新版】大学受験におすすめの英語参考書リスト|偏差値80超え経験者が厳選!

共通テスト英語リスニングの参考書を選ぶ3つのコツ

- 自分のレベルに合っているか
- 自分の志望校対策に必要か
- 参考書をやりきる時間があるか
自分のレベルに合っているか
まず、自分のレベルに合っているかどうかはかなり重要です!
英語リスニングには聞き方のコツがあります。
まず聞き方を身につける必要がある人がやみくもに本番形式の実践演習を繰り返しても不正解が続いて力がつきません。
共通テスト模試のリスニング偏差値50以下、50~60、60以上、を目安に自分のレベルを知りましょう!
どれだけ質のよい参考書でも自分のレベルに合った参考書じゃないと効果が期待できません!
何をすればよいかわからずにとりあえず評判のよい参考書を選ぶのは避けましょう。
関連記事:【2021最新版】英文法のおすすめ参考書・問題集13選|偏差値80超えが厳選
自分の志望校対策に必要か
次に、自分の志望校対策に必要な参考書かどうかを考えましょう!
まずは、共通テストで点を取れるようになることが大事ですが、志望校の二次試験も見据えておきましょう。
例えば、二次試験に英語リスニングが出題される難関大学には、東京大学、一橋大学、東京外国語大学、京都大学、大阪大学、早稲田大学、青山学院大学などがあります。
これらのような二次試験でリスニング問題が課される大学を志望しているなら、リスニングの基礎力を早めに固めて応用的な問題演習をする必要があります。
しかし、自分の志望校が二次試験でリスニングを課さないのならば、共通テストに特化したもので十分です。
このように自分の志望校に合わせた参考書を選びましょう!
関連記事:【2022最新版】英語長文問題集・参考書6選!|大学受験生必見です
参考書をやりきる時間があるか
最後に、参考書のボリュームと自分の時間を考えて選びましょう。
たとえ自分のレベルに合って志望校対策に必要でも、その参考書をやりきる時間がなければ、本番までに力がつききらないかもしれません。
そのため、本番までの残された時間が短かれば、短期集中型の参考書に取り組むなど時間に応じた参考書に取り組むようにしましょう。
自分に合った参考書選びのコツを押さえたうえで、次におすすめの参考書・問題集を紹介していきます!
関連記事:【2022最新版】大学受験におすすめの英単語帳17選|偏差値70超えが徹底解説

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共通テスト英語リスニングおすすめ参考書・問題集7選!
本屋やインターネットで参考書を探すと、あまりにたくさんの参考書があるため、結局どれを買えばいいのかわかりにくいですよね。
ここでは、基礎編、標準編、実践編にわけて厳選した7冊を紹介していきます!
共通テストリスニング基礎編
そもそも英語のリスニングをあまりやったことがない人や、苦手意識がある人向けのレベルです。
目安としては共通テスト模試で英語リスニング偏差値50以下の人にも力がつくものになっています!
『イチから鍛える英語リスニング 入門編』
こんな人におすすめ!
- 英語はある程度できるが、リスニングには手をつけていない受験生
- リスニングが苦手な受験生
メリット
- CDとワークブックが付いていて学習効率が高い
- リスニングの聞き方や解き方が載っている
デメリット
- CDがついているが音声ダウンロードがついていない
イチから鍛えるのにおすすめの参考書です。
リスニングの聞き方を丁寧に解説しているため、英語リスニング初心者向けの内容になっています。
はじめは本当にかんたんで、耳を慣れさせながら徐々にレベルアップした問題にも対処できるようになります。
一冊あたり15日でできるくらいの量なため、リスニング学習の一冊目としておすすめです!
『共通テスト英語 講義の実況中継』
こんな人におすすめ!
- 一冊で共通テスト英語リスニング対策を完結させたい受験生
- リスニングの基礎力を身につけたい受験生
メリット
- 講師がリスニングに対して評判があるため信用性が高い
- 短期間で知識の増強とリスニング問題演習ができる
デメリット
- 前半がリーディング対策で、リスニング対策は後半だけ
この一冊で大学入試共通テストの対策ができます!
単なる問題集ではなく、出題のねらいや、解答のポイントが丁寧に解説されていたり、重要語句や重要表現、リスニングのルールなどがまとめて掲載されていたりします。
また、最終章(PART V)の速効耳トレは、短期間でリスニング力を飛躍的に高めるための、弱点克服の実戦的プログラムです。
消失、弱化、短縮、連結といった、ネイティヴとの音の違いをチェックしながら、対話・数字の聞き取り、状況把握、言い換え表現など、リスニング力アップのための具体的なテクニックが記載されています!
英文を読む力はあってもなかなかリスニングに対応できていない人におすすめの参考書です!
関連記事:【2021最新版】大学受験の英熟語学習におすすめ参考書4選|偏差値80超えが厳選
共通テストリスニング標準編
ある程度リスニング問題を解いたことはあるがあまり自信がない人、もっと練習をして確実に共通テストで点を取りたい人向けのレベルです。
『きめる!共通テスト英語リスニング』
こんな人におすすめ!
- リスニングの勉強方法が知りたい人
- 共通テスト特化の対策がしたい人
メリット
- 共通テスト対策の傾向にあった内容を詳しく解説している
- 語りかけるような口調の解説で読みやすい
デメリット
- この参考書単体でリスニング力を鍛えるには物足りない可能性
東進ハイスクールの人気講師、安河内哲也先生が監修している参考書です。
共通テストの特徴と対策を徹底的に解説 しており、土台となるリスニング力をあげるコツも紹介しています!
また、フルカラー印刷で見やすく、わかりやすいものになっています。
模擬試験が一回分ついているため、共通テスト対策の最初の一冊としてもおすすめです!
個人的にはリスニング力をある程度つけてから共通テストの傾向と対策のために使うのがよいと思います。
『共通テストリスニング満点のコツ』
こんな人におすすめ!
- リスニング力を向上させたい受験生
- リスニングで英語を聞き取るコツを知りたい人
メリット
- なぜ聞き取れないかの解説に重点を置いている
- ディクテーションで英語耳を鍛えられる
デメリット
- 大問別の細かい対策はできない
リスニング問題でキーワードを聞き逃さないためのコツを解説している解説書 です。
具体的には、消える語尾やつながる音などの聞き取りに重要なポイントが身につきます!
実際のセンター試験過去問や共通テスト試行問題から良問を選んで題材としており、各項目ごとにリスニングの基本となるディクテーションが最初の問題として用意されているため、耳が鍛えられます。
この一冊をやったあとに過去問などで実践演習をすれば共通テストの英語リスニングは十分です!
『イチから鍛える英語リスニング必修編』
こんな人におすすめ!
- 共通テスト~二次試験レベルの演習をしたい受験生
- 必修レベルのリスニング力を一から鍛えたい人
メリット
- 復習の仕方が丁寧に示されているので反復演習に向いている
- 良問15回分のリスニング問題から構成している
デメリット
- センター試験や4技能試験の問題が抽出されている
難易度と量的には共通テスト7割を超えている人におすすめの問題集です!
復習することに重点を置いているのがポイントで、着実に力をつけることができます。
DAY1からDAY15までの15日完成型となっており、コンパクトなのも特徴です。
関連記事:【共通テスト対策】英語リスニングの勉強法とおすすめアプリ!
共通テストリスニング実践編
参考書である程度のリスニング力をつけ、解き方のコツを学んだらあとはひたすら本番形式で実践演習をしましょう!
『共通テスト スマート対策 英語』
こんな人におすすめ!
- ステップアップ式で実践演習をしたい人
- いきなりの過去問演習は荷が重い人
メリット
- 共通テストと共通テストの試行問題、センター試験から良問を厳選している
- 演習量が豊富
デメリット
- ひたすら数多く過去問をこなしたい人には不向き
問われる思考力ごとに重点対策ができる参考書なので、苦手分野の克服に効果的 です。
単に過去問をただ並べた参考書ではなく、共通テストと共通テストのプレテストを徹底的に分析した問題を選んでいるので、普通の過去問よりかなり質の良い問題集になっています!
STEP1.共通テストの分析:分析をもとに、学習方法を提案
STEP2.トレーニング:出題に即した演習問題、新形式に慣れるための本書オリジナル問題も掲載
STEP3.実戦:本番形式のテスト 2021年度共通テスト本試験(第1日程)
とステップアップ式で演習ができ、共通テストを効率よく対策できます!
また、スマートフォン・パソコンでリスニング音声が聞けて、ストリーミング再生とMP3のダウンロードも対応しているため家以外での勉強にも便利です。
『共通テスト問題研究 英語』
こんな人におすすめ!
- ある程度リスニング力がついて実践的な演習をしたい人
- 赤本シリーズで数多く問題演習をこなしたい人
メリット
- 共通テストの試行問題2回、創作問題2回、従来のセンター試験が収録されている
- リスニングテストは10回分収載されている
デメリット
- 創作問題が賛否両論
赤本シリーズで有名な教学社から出ている共通テストに特化した問題集です。
参考書である程度のリスニング力を鍛えて共通テストの解き方や傾向がわかった人は、ひたすら実戦形式の演習で力をつけましょう。
この問題集には10回分のリスニング問題が載っている ため、十分な量の演習ができます。
共通テストのリスニング対策講座も収載されているため、問題を解く前に熟読するのがおすすめです。
関連記事:共通テスト英語リスニング勉強法