
「そもそも共通テスト対策の参考書ってどうやって選べばいいんだろう?」
「参考書で共通テストを完璧に対策してクラスのみんなを見返したい!」
今回は皆さんの、こういった声にお応えしたいと思います。
受験勉強を始めるにあたって、参考書を使って勉強しようと考えている人は多いと思います。
参考書での勉強は学校の授業と異なり、自分のペースで進められるので、非常に効率が良い受験勉強の方法です。
一方で、書店やインターネットでは、参考書がたくさん並んでいて、どの参考書を使えば良いか分かりにくいですよね?
さらに、今年からセンター試験に代わり、新たに共通テストが実施されます。
今年の受験生はこの共通テストを、過去問なしで対策しなければなりません。
「初めての試験でも安心して対策できるような参考書を選びたい!」
そんなキミのために、今回は、
- 共通テスト対策の参考書の選び方
- おすすめの共通テスト対策の参考書
の2点を紹介したいと思います!
選んだ参考書次第で共通テストの点数を大きく伸ばすこともできるので、ぜひ最後まで読んでみてください!
目次
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【はじめに】共通テスト対策の参考書は試行調査や予想問題をもとに選ぼう
参考書を選ぶ前にまず、みなさんに知っておいて欲しいことがあります。
それは、共通テスト対策の参考書は、試行調査や予想問題をもとに選ぼう!ということです。
「試行調査、予想問題って何?」
と疑問に思う方もいると思います。
試行調査というのは共通テスト実施に先駆けて実施されたプレテスト、予想問題は試行調査をもとに予備校などが作成した問題のことです。
なぜ、試行調査や予想問題をもとに選ぶ必要があるかというと、共通テストはセンター試験と求められている点が変わっているからです。
これまでのセンター試験では、暗記を通して覚えた知識をもとに、解答を導き出す問題が主流でした。
いっぽう、共通テストでは、知識を活用して、自分で考えて問題を読み解いていく必要があると言われています。
大学入試センターでは、共通テストで求められる力を、思考力・判断力・表現力の3つに分けていますが、これらはセンター試験ではあまり触れられることがなかったものです。
これまでなら、試験で求められている力を過去問を通して知り、その力を身につけることができる参考書を選ぶ…という方法が王道とされてきました。
しかし、どんな知識が必要かを、センター試験の過去問で把握できていた去年までと異なり、次の試験は、この3つの力を過去問なしで問われることになります。
にも関わらず、共通テストの予想を把握せず、学校の授業や配られた参考書をただ真面目に取り組むことに時間を使ってしまうと、本番で点数を取るのは難しいでしょう。
そのため、共通テストで出題される問題や形式を前もって予想している、試行調査や予想問題をもとに選ぶ必要があります。
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共通テスト対策の参考書の選び方
ここまで、共通テスト対策の参考書は、試行調査や予想問題をもとに選ぼうということを述べてきました。
しかし、共通テスト対策と一言で言っても参考書の役割は異なってきます。
また、先ほど紹介した「思考力・判断力・表現力」といった力を、科目関係なく伸ばしてくれるような魔法の1冊があるわけではありません。
そこで、参考書を選ぶ方法として、
- 基礎知識をつけるための参考書は各分野1冊ずつ
- 共通テストの予想問題は演習量を重視
この2点を紹介していきます!
基礎知識をつけるための参考書は各分野1冊ずつ
英単語などの基礎知識をつけるための参考書は、各分野1冊ずつ用意しましょう!
なぜ基礎的な参考書が必要かというと、センター試験から共通テストに変わっても、覚えないといけない事がガラッと変わるわけではないからです。
知識力の勝負でなくなったとはいえ、地頭やセンスだけで共通テストの問題を解くのはとても難しいです。
本番で考えながら解答を出すためにも、その土台である基礎知識を参考書でしっかりと身につけましょう。
そして、基礎的な参考書は似たようなものを何冊もやるより、1冊にしぼった方が効果的です。
なぜなら、基礎知識を載せたほとんどの参考書は同じような事が書かれている事が多いからです。
たとえば私は現役時代、3冊の英単語帳を同時に読んでいたのですが、3冊とも今思えば、同じような英単語ばかり載っていました。
時間をかけて、3冊を必死に読み込んでも、英単語の知識は、1冊しか読んでないクラスメートとあまり変わりませんでした。
結果、英単語に時間を使いすぎてしまったのです。
そのため、参考書で基礎知識を身につける際は、
- 英単語帳はシステム英単語
- 英文法は塾のテキスト
- 古文単語はゴロゴ
共通テストの予想問題は演習量を重視
基礎知識を身につけたら、共通テストの予想問題は積極的に解いていきましょう!
なぜなら先ほども触れたように、共通テストは過去問がないので、予想問題を使って試験の傾向を把握する必要があるからです。
本番でどんな問題が出ても落ち着いて解けるように、たくさんの予想問題を載せていたり、解説が分かりやすい参考書を選ぶようにしましょう。
私は共通テストではなく、センター試験を受験した1人ですが、センター試験の過去問は5年分解きました。
1年分ずつ解いては解説を読み込む事で、試験の解き方や時間配分の対策をする事ができました。
共通テストも、試験の傾向を掴むという意味で、予想問題は積極的に解いていきましょう!
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共通テスト対策のおすすめ参考書13選
ここからは、共通テスト対策におすすめの参考書を厳選して紹介したいと思います!
紹介されていない参考書や、参考書の使い方については、各リンクで取り上げています。
また、センセイプレイスでは無料体験指導を通して、参考書についての相談もできるので、興味のある方は、ぜひ公式LINEを登録してみてください!
【基礎知識編】共通テスト対策のおすすめ参考書8選
システム英単語
英単語帳の中では、最も有名な単語帳の1つがこの「システム英単語」です。英単語が出る順で掲載されているので、無駄なく暗記することができます。
さらに、ミニマルフレーズというおぼえるべき英単語がフレーズ化されているのも特徴です。
大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】
英文法を基礎から学ぶのにおすすめなのが「大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】」です。中学英語ですでにつまづいているような人でも、高校レベルの英語まで固めるのに使える参考書となっています。
解説が会話口調なので、その場で授業を受けている感覚で読み進めることができます。
また、章ごとの最初にポイントが簡潔に書いてあって非常にわかりやすいです。
英文読解入門 基本はここだ
文章読解をする際にぜひ取り組んで欲しいのが「英文読解入門 基本はここだ」です。
英語の中でも、長文を読むのが苦手だという受験生は多いと思います。
長文が読めない原因の1つは、英単語を覚えただけで、文章の読み方を知らないことです。
この参考書では、英文の読み方を基礎から学ぶことができます。
この参考書の特徴は、SVOCなどの基礎中の基礎から、英文読解の手法を学ぶことができるという点です。
それだけでなく、主語と動詞の見つけ方など、長文読解に必要な英文の読み方が解説されています。
金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本
日本史で初心者に優しく、じっくり解説されている参考書ならこの「金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本」です!実際の黒板のような形で、まとめられていて、かなりわかりやすい解説がされているので、読んでいてほとんどつまづくことはありません。
復習もしやすく、基礎固めにオススメの参考書です。
ナビゲーター世界史
世界史選択の受験生には、こちらの「ナビゲーター世界史」をおすすめします。この参考書では、受験世界史の内容を一気に整理できます
全部で4冊、情報量がとても多い参考書です。
その分、受験世界史に必要な語句のほとんどカバーされていて、しっかりとやり込めば、もう受験世界史に怯えることはありません。
何回も読んでいくうちに「そこがそう繋がっていくのか!」と自分の頭の中で知識が繋がっていく感覚が得られると思います。
蔭山の共通テスト政治・経済
政経を受験する人には、この「蔭山の共通テスト政治・経済」がおすすめです!理解するのが難しい政経に自信を持てない受験生でも、語り口調で書かれていてスラスラ読むことができます。
覚えるべきところが、見やすく的確にまとめられています。
また、物事の「なぜ」と「流れ」が説明されているので、初学者にもピッタリだと思います。
富井の古典文法をはじめからていねいに
古文文法を丁寧な解説と合わせて勉強したい受験生にオススメなのがこの「富井の古典文法をはじめからていねいに」です。
会話口調で古典文法をわかりやすく説明している参考書なので、とっつきにくい古典文法もしっかり理解できます。
この1冊に古典文法における最低限の知識は網羅されています。
この参考書で古典文法の知識をつけられると、その後の古文の学習をスムーズに進めていけます。
漢文ヤマのヤマ 共通テスト対応版
漢文の参考書でおすすめなのがこの「漢文ヤマのヤマ 共通テスト対応版」です。センター試験の時から定評がある「ヤマのヤマ」を共通テスト用に改訂したもので、短期間で漢文の基礎から叩き込むならこれがオススメです。
重要句形や必修漢字を選び抜かれていて、解説がとにかく丁寧なのが特徴です。
句形では背景知識から書き下し文、現代語訳まできっちり載っています。
インプットした後すぐに問題演習ができる作りになってて知識を素早く定着できるのも特長です。
【予想問題編】共通テスト対策のおすすめ参考書5選
共通テスト スマート対策シリーズ
「共通テスト スマート対策」シリーズは、教学者から発売された問題集です。試行調査から丁寧に傾向と分析を行っているため、初めての共通テストに対する不安を取り除いてくれます。
また、本番形式のテストとの前に演習問題を多数収録しているため、無理なく予想問題を解く事ができます。
はじめての共通テスト対策シリーズ
「はじめての共通テスト対策」シリーズは、Z会から発売された問題集です。試行調査と予想問題がそれぞれ2回分掲載されています。
いずれの試験も、全ての問題に解説がついており、学習アドバイスも添えられています。
答え合わせをする際に、徹底的に納得して次に進みたいという人におすすめの問題集です。
赤本シリーズ
「共通テスト問題研究」は、いわゆる「赤本」と呼ばれる入試問題の過去問を集めた参考書です。試行調査2回分に加え、オリジナルの予想問題が1回分掲載されています。
また、センター試験の過去問が6年分掲載されているので、文句なしのボリュームです。
共通テストの問題を解き終わったあと、センターの問題でじっくり知識の確認をしたい人にはピッタリの問題集と言えるでしょう。
ハイスコア!共通テスト攻略シリーズ
「ハイスコア!共通テスト攻略」シリーズはZ会出版から発売された予想問題集です。
試行調査をもとに、共通テスト特有の設問形式別に、頻出項目や解いていく上での着眼点が解説されており、覚えた知識をムダなく活用させる事ができます。
また、選択肢から正解を導き出すステップも解説されているので、具体的な解き方のヒントが得られると思います。
短期攻略 大学入学共通テスト攻略シリーズ
「短期攻略 大学入学共通テスト攻略シリーズ」は、駿台から発売された問題集です。予想問題が4回分収録されており、演習量はじゅうぶん確保する事ができます。
短期間で仕上げることを目標としており、問題ごとの難易度が★印で3段階表記し、解説は他の問題集と比べるとシンプルになっています。
多少解説が少なくてもいいので、短期間で集中して対策したい、という人におすすめの問題集です。
ここまで読んでも、まだ少し不安なキミへ

記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
ここまで読んでくれたキミは、きっと勉強のやる気が出てきたところかもしれません。
でももしかしたら、「正直、やる気は出たけど、ちゃんと伸びるかはわからない…」と思っているのではないでしょうか。
私も受験生の頃、いろんな勉強法を調べましたが、それで簡単に成績が伸びることはなく、不安な日々を過ごしていました。
しかし、受験生時代にある秘訣に気づいてから、みるみる成績をのばすことができました。
その結果、最終的には高校中退・偏差値30台から早稲田大学政治経済学部に合格することができました。
私は中学を素行不良で退学になり、高校も中退してしまいました。
そんな私でも、偏差値30台から早稲田大学に逆転合格することができたのには、秘訣があります。
そんな秘訣を基に、多くの大学受験生を救いたいという思いから、いまオンライン予備校を経営しています。
それが、センセイプレイスというオンライン予備校です!
センセイプレイスでは、独学コーチングというサービスを提供しています。
週1回のマンツーマン指導によって、万人にむけた勉強法ではなく、キミだけの勉強法ややるべきことを一緒に考えていきます。
その結果、予備校や独学など、ほかのどんな勉強よりも早く成績を伸ばしていくことが可能になります!
センセイプレイスでは、1人ひとりに合った独学コーチングを提供した結果として、
高3春、偏差値38。“全落ち”からの早稲田に逆転合格!
偏差値43の高校から、明治大学に逆転合格!
など、数々の生徒の逆転合格を見届けてきました。
※体験談が見たい方はこちらからも見れます。
センセイプレイスで逆転合格をした先輩の体験談を見る
「予備校に通ったけれど、授業のレベルが合ってない……」
「合格したい気持ちはあるけど、勉強したくてもできない……」
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