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「そもそも共通テスト対策の参考書ってどうやって選べばいいんだろう?」
「参考書で共通テストを完璧に対策してクラスのみんなを見返したい!」
今回は皆さんの、こういった声にお応えしたいと思います。
受験勉強を始めるにあたって、参考書を使って勉強しようと考えている人は多いと思います。
参考書での勉強は学校の授業と異なり、自分のペースで進められるため、非常に効率がよい受験勉強の方法です。
一方で、書店やインターネットでは、参考書がたくさん並んでいて、どの参考書を使えばよいかわかりにくいですよね?
さらに、センター試験に代わり、新たに共通テストが実施されます。
今年の受験生はこの共通テストを、ほぼ過去問がない状態で対策しなければなりません。
「初めての試験でも安心して対策できる参考書を選びたい!」
そんなキミのために、今回は、
- 共通テスト対策の参考書の選び方
- おすすめの共通テスト対策の参考書
の2点を紹介したいと思います!
選んだ参考書次第で共通テストの点数を大きく伸ばすこともできるため、ぜひ最後まで読んでみてください!
関連記事:【共通テスト対策】共通テストの必勝勉強法!|傾向や特徴をおさえて9割を目指そう!
目次
共通テスト対策の参考書は試行調査や予想問題をもとに選ぼう
参考書を選ぶ前にまず、みなさんに知っておいて欲しいことがあります。
それは、共通テスト対策の参考書は、試行調査や予想問題をもとに選ぶことです。
「試行調査、予想問題って何?」
と疑問に思う方もいると思います。
試行調査は共通テスト実施に先駆けて実施されたプレテスト、予想問題は試行調査をもとに予備校などが作成した問題のことです。
なぜ、試行調査や予想問題をもとに選ぶ必要があるかというと、共通テストはセンター試験と求められている点が変わっているからです。
これまでのセンター試験では、暗記を通して覚えた知識をもとに、解答を導き出す問題が主流でした。
いっぽう、共通テストでは、知識を活用して、自分で考えて問題を読み解いていく必要があるといわれています。
大学入試センターでは、共通テストで求められる力を、思考力・判断力・表現力の3つにわけていますが、これらはセンター試験ではあまり触れられることがなかったものです。
これまでなら、試験で求められている力を過去問を通して知り、その力を身につけられる参考書を選ぶ方法が王道とされてきました。
しかし、どのような知識が必要かを、センター試験の過去問で把握できていた去年までと異なり、次の試験は、この3つの力を過去問なしで問われることになります。
にも関わらず、共通テストの予想を把握せず、学校の授業や配られた参考書をただ真面目に取り組むことに時間を使ってしまうと、本番で点数を取るのは難しいでしょう。
そのため、共通テストで出題される問題や形式を前もって予想している、試行調査や予想問題をもとに選ぶ必要があります。
関連記事:【共通テスト】英文法は必要ない?|高得点を取るために必要な勉強と参考書を徹底解説

共通テスト対策の参考書の選び方
ここまで、共通テスト対策の参考書は、試行調査や予想問題をもとに選ぶ必要性を述べてきました。
しかし、共通テスト対策と一言でいっても参考書の役割は異なってきます。
また、先ほど紹介した「思考力・判断力・表現力」などの力を、科目関係なく伸ばしてくれる魔法の1冊があるわけではありません。
そこで、参考書を選ぶ方法として、
- 基礎知識をつけるための参考書は各分野1冊ずつ
- 共通テストの予想問題は演習量を重視
この2点を紹介していきます!
関連記事:【共通テスト】対策はいつから・何を始めればいいの?|早稲田生が徹底解説
基礎知識をつけるための参考書は各分野1冊ずつ
英単語などの基礎知識をつけるための参考書は、各分野1冊ずつ用意しましょう!
なぜ基礎的な参考書が必要かというと、センター試験から共通テストに変わっても、覚えないといけないことがガラッと変わるわけではないからです。
知識力の勝負でなくなったとはいえ、地頭やセンスだけで共通テストの問題を解くのはとても難しいです。
本番で考えながら解答を出すためにも、その土台である基礎知識を参考書でしっかりと身につけましょう。
そして、基礎的な参考書は似たようなものを何冊もやるより、1冊にしぼったほうが効果的です。
なぜなら、基礎知識を載せたほとんどの参考書は同じことが書かれていることが多いからです。
例えば、私は現役時代、3冊の英単語帳を同時に読んでいましたが、3冊とも今思えば、同じような英単語ばかり載っていました。
時間をかけて、3冊を必死に読み込んでも、英単語の知識は、1冊しか読んでないクラスメートとあまり変わりませんでした。
結果、英単語に時間を使いすぎてしまいました。
そのため、参考書で基礎知識を身につける際は、
- 英単語帳はシステム英単語
- 英文法は塾のテキスト
- 古文単語はゴロゴ
共通テストの予想問題は演習量を重視
基礎知識を身につけたら、共通テストの予想問題は積極的に解いていきましょう!
なぜなら先ほども触れたように、共通テストは過去問がないため、予想問題を使って試験の傾向を把握する必要があるからです。
本番にどのような問題が出ても落ち着いて解けるように、たくさんの予想問題を載せていたり、解説がわかりやすい参考書を選ぶようにしましょう。
私は共通テストではなく、センター試験を受験した1人ですが、センター試験の過去問は5年分解きました。
1年分ずつ解いては解説を読み込むことで、試験の解き方や時間配分の対策できました。
共通テストも、試験の傾向をつかむ意味で、予想問題は積極的に解いていきましょう!

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共通テスト対策のおすすめ参考書13選
ここからは、共通テスト対策におすすめの参考書を厳選して紹介したいと思います!
紹介されていない参考書や、参考書の使い方は、各リンクで取り上げています。
また、センセイプレイスでは無料体験指導を通して、参考書の相談もできるため、興味のある方は、ぜひ公式LINEを登録してみてください!
【基礎知識編】共通テスト対策のおすすめ参考書8選
【英語】システム英単語
こんな人におすすめ!
- 英語はある程度できるが、単語力が足りない受験生
- 高校英語レベルの単語を身につけたい受験生
メリット
- 単語を活用したミニマルフレーズで、英単語を効率よくおぼえることができる
- 英単語が出る順で掲載されているので、無駄なく暗記できる
デメリット
- ある程度の英語力がないと、ミニマルフレーズをおぼえることに苦戦する可能性
駿台予備校が出版している「システム英単語」です。この単語帳は、ミニマルフレーズというおぼえるべき英単語がフレーズ化されているところが特徴です。
例えば、「reputation(評判)」という単語であるなら「the restaurant’s reputation(レストランの評判)」という風に、その単語が実際にどのように使われるかどうかがわかるようになっています。
ミニマルフレーズもそうですが、この単語帳のもう1つの特徴が駿台予備校の圧倒的なデータベースに裏付けされた、大学受験に出る頻度で英単語が掲載されている点です。
ですので、あまり使われないような英単語を無駄におぼえることがなくなります。
ただ、ミニマルフレーズをおぼえることに一生懸命になりすぎて、肝心な英単語の意味が出てこない本末転倒な使い方には注意が必要です。
関連記事:【共通テスト英語対策】英語リーディングにおすすめ参考書・問題集7選!
【英語】大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】
こんな人におすすめ!
- 英語がまったくわからない受験生
- 中学英語ですでにつまづいている受験生
メリット
- 解説が会話口調なので、その場で授業を受けている感覚で読み進めることができる
- 章ごとの最初にポイントが簡潔に書いてあってわかりやすい
デメリット
- 解説中心の参考書なので、問題量が少なめ
中学英語を復習する参考書として、まずおすすめなのが「大岩のいちばんはじめ英文法【超基礎文法編】」です。大学受験生向けの予備校講師をやられている方が執筆しているので、高校生が習う英語にも直結できるような解説がもりだくさんの英語参考書になっています。
この参考書の特徴は、文章が会話口調で書かれているので、まるでその場で授業を受けているかのような感覚で読み進めることができる点です。 会話口調で書かれているがゆえに、解説の1つ1つがつながっていくので、理解がしやすい参考書になっています。
ただ、解説が中心の参考書なので、問題演習が不足してしまいがちです。問題演習に関しては、他の参考書などで補うなど、別の対策が必要になってきます。
関連記事:【英語】大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】の特徴と使い方|英文法の基礎の基礎!
【英語】英文読解入門 基本はここだ
こんな人におすすめ!
- 英語がとにかく苦手で、特に長文が苦手な受験生
- 長文読解をいつもなんとなく読んでしまっている受験生
メリット
- 英文法を学ぶだけではカバーしきれない、英文の読み方を身につけられる
- 英文の読み方を、基礎から学べる
デメリット
- 少し回りくどい解説が多い
「英文読解入門基本はここだ!」は、英文の読み方を基礎から解説している参考書です。今は東進ハイスクールで講義をしている、人気の英語講師・西きょうじ先生が執筆している参考書です。
この参考書の特徴は、SVOCなどの基礎中の基礎から、英文読解の手法を学ぶことができる点です。 その他にも、主語と動詞の見つけ方など、長文読解に後々いきてくる英文の読み方が盛りだくさんの参考書です。
関連記事:【英語】英文読解入門 基本はここだ!の特徴と使い方|長文読解の基礎を作る!
【日本史】金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本
こんな人におすすめ!
- 日本史があまり得意ではないため、じっくり解説されているものが欲しい受験生
- 授業形式の参考書を好む受験生
メリット
- 初学者にも優しいほど、かなり丁寧な解説がほどこされている
- 表解板書と呼ばれる実際の黒板のような形で、学習事項がまとめられている
デメリット
- 本当に基礎中の基礎のため、これだけで通史を完璧にするにはきつい
東進の人気講師・金谷先生が執筆した『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本』です。
この参考書の特徴は、
・初学者でもわかりやすい日本史講義の解説
・まるで黒板に書かれているような学習事項のまとめ「表解板書」
があげられます。
ぼく自身も受験生の頃、この参考書を使っていましたが、「あ、ここってそういうことだったのか!」と難しい内容でも、金谷先生のかなりわかりやすい解説がされているので、読んでいてほとんどつまづくことはありませんでした。
また、学習事項が表解板書と呼ばれる実際に東進の授業中に金谷先生が黒板に書かれている内容がまとめられているので、復習もかなりしやすいです。
しかし、本当に基礎中の基礎のため、これだけで難関大レベルの通史を完璧にするには少し厳しいものがあるので注意が必要です。
関連記事:【共通テスト日本史対策】満点を目指せるおすすめ参考書・問題集11選!|選び方のコツも紹介!
【世界史】ナビゲーター世界史
こんな人におすすめ!
- 受験世界史の内容を一気に整理したい受験生
メリット
- 情報量がとても多く網羅されている
- 別冊のノートもセットになっている
- 図説も豊富
デメリット
- 全部で四冊、量は非常に多い
『ナビゲーター世界史』は全四冊で1000ページほどありますが、このシリーズをしっかりとやり込めば、もう受験世界史に怯えることはありません。
情報量はとてもおおいですが、世界史の全体像に触れると同時に受験世界史に必要な語句のほとんどに触れることができます。
余談なども含まれていて教科書よりもかなりわかりやすい内容になっています。
この参考書は一回取り組んでおしまいの参考書ではありません。
何回も読んでいくうちに「そこがそうつながっていくのか!」と自分の頭のなかで知識がつながっていく感覚が得られると思います。
【数学】はじめからていねいに
こんな人におすすめ!
・数学を1からじっくり勉強したい人
・数学が苦手な人
・手書きなどを用いられている丁寧な解説を参考書に求めている人
メリット
・参考書が単元別になっているので、 より深い学習がしやすい
・解説がわかりやすいので、数学が苦手な人でもわかる
デメリット
・参考書が数冊にわかれているため、数冊購入しなければならない
『数学をはじめからていねいに』シリーズは、単元別に数冊にわかれており、1冊で多くの範囲を復習できる参考書以上に深く学ぶことができます。
数学が苦手な人でもわかるように、複雑な内容でもわかりやすくなるような丁寧な解説が施されていることが特徴です。
【古文】富井の古典文法をはじめからていねいに
こんな人におすすめ!
- 講義型の参考書が好きな受験生
- 古文が苦手でイチから解説がほしい受験生
メリット
- 会話調の参考書なので、まるで授業をその場で受けているような感覚で勉強できる
- 古文文法の解説が豊富なので、苦手な人でもイチから学習できる
デメリット
- 問題を解いていくなかでおぼえていきたい人には向かない
「富井の古典文法をはじめからていねいに」は会話口調で古典文法をわかりやすく説明している参考書なので、とっつきにくい古典文法もしっかり理解できます。これ1冊で古典文法の最低限の知識は網羅されているため 、この参考書で古典文法の知識をつけたあとに、古文の学習をスムーズに進めていけます。
ただ、解説がメインの参考書なので、問題を解いていくなかで知識を身につけたい人には、あまり向いていないです。また、これ1冊で古文が読めるようはならないので、そこは勘違いのないようにしてください。
関連記事:【共通テスト古文対策】満点を目指せるおすすめ参考書・問題集8選!|理系にもおすすめ!
【漢文】漢文ヤマのヤマ 共通テスト対応版
こんな人におすすめ!
- 漢文の理解力に重点をおく受験生
- 基礎知識の再点検したい受験生
メリット
- 解説が丁寧にされてあり、知識として定着する
- コンパクトに整理されてて見やすい
- 入門書としても利用可能
デメリット
- 全体的に情報量が多い
- 直前期に一気に取り組むにはリスキー
『漢文ヤマのヤマ』もセンター漢文対策に時間をかけられない人向けです。著者自身が2週間根詰めれば、習得できると書いていますから短期間で一気に仕上げられます。
センター試験に頻出の重要句形や必修漢字を選び抜いている点では『早覚え速答法』に似ていますが、『ヤマのヤマ』は理解により重点を置いてあり解説がとにかく丁寧。
句形では背景知識から書き下し文、現代語訳まできっちり載っています。インプットしたあとすぐに問題演習ができる作りになってて知識を素早く定着できるのが特長です。
『早覚え速答法』では省略されていた基礎ベースから漢文学の知識まで網羅的に説明されてあります。
漢文のセンターレベルには間違いなく到達できるでしょう。
その分情報量は多いため、直前期に一から始めるのはリスキーかもしれません。ある程度は時間がある人に向いています。
時間はかけられないけどしっかり漢文の理解力を身に付けたい人、本番前の総チェックをしたい人、一から漢文を勉強し始める人には『ヤマのヤマ』がおすすめです。
一方でとにかく本番までに時間がなく、得点を伸ばすテクニックを身に付けたい人は『早覚え速答法』に取り組むほうがよいでしょう。
関連記事:【共通テスト漢文対策】満点を目指せるおすすめ参考書・問題集8選!|理系にもおすすめ!
【予想問題編】共通テスト対策のおすすめ参考書5選
共通テスト スマート対策シリーズ
こんな人におすすめ!
- より実践に近い問題演習をしたい受験生
- 共通テストを受験するすべての受験生
メリット
- 数少ない共通テスト予想問題の演習ができる
- 問題数が多く、ボリュームがある
デメリット
- 解説が少なめ
「共通テスト スマート対策」シリーズは、教学社から発売された問題集です。
試行調査から丁寧に傾向と分析をおこなっているため、初めての共通テストに対する不安を取り除いてくれます。
また、本番形式のテストとの前に演習問題を多数収録しているため、無理なく予想問題を解けます。
赤本シリーズ
こんな人におすすめ!
- より実践に近い問題演習をしたい受験生
メリット
- 数少ない共通テスト予想問題の演習ができる
- 問題数が多く、ボリュームがある
デメリット
- 解説が少なめ
「大学受験の過去問といえば」の赤本の、共通テストバージョンです。
実際の試行調査・センター試験の過去問・予想問題集が掲載されているため、ボリューム満点の1冊です。
そのため、実践演習にはもってこいの参考書でしょう。
ただ、どの赤本にも共通なこととして、解説が少なめなことが挙げられます。
この参考書の解説では理解しきれない場合は、学校や塾の先生など信頼の置ける先生に教えてもらうなどするとよいでしょう!
2021共通テスト総合問題集 (河合塾シリーズ)
こんな人におすすめ!
- より実践に近い問題演習をしたい受験生
メリット
- 数少ない共通テスト予想問題の演習ができる
デメリット
- 共通テストの予想問題の数は多くない
河合塾が出している予想問題集です。
全統マーク模試・共通テスト試行調査・共通テスト予想問題などが掲載されています。
この参考書では、数少ない共通テスト予想問題の演習ができます。
しかし、共通テスト形式の問題は3題と多くないため、1回の問題演習を大切におこなう必要があります。
そのため、とりあえず解いてみるのではなく、他の問題集・参考書で勉強してから、力試しとして受けるくらいのつもりで取り組むといいでしょう!
関連記事:【大学受験】共通テスト漢文の必勝対策法!|現役早稲田生が徹底解説!
短期攻略 大学入学共通テスト攻略シリーズ
こんな人におすすめ!
- より実践に近い問題演習をしたい受験生
メリット
- 数少ない共通テスト予想問題の演習ができる
- 共通テスト攻略法の解説がついている
デメリット
- 基礎が固まっていないと無駄にしてしまう
「短期攻略 大学入学共通テスト攻略シリーズ」は、駿台から発売された問題集です。
予想問題が4回分収録されており、演習量はじゅうぶん確保できます。
短期間で仕上げることを目標としており、問題ごとの難易度が★印で3段階表記し、解説は他の問題集と比べるとシンプルになっています。
多少解説が少なくてもいいので、短期間で集中して対策したい人におすすめの問題集です。