【2022最新版】共通テスト世界史対策おすすめ参考書・問題集11選!

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【共通テスト世界史対策】満点を目指せるおすすめ参考書・問題集11選!|選び方のコツも紹介!
さとしセンセイ
こんにちは、センセイプレイスのさとしです!
「共通テストの世界史対策って何をすればいいの?」
「どの参考書が共通テストに向いているんだろう……」
「国公立志望で科目数が多いけど点数がとれるようになりたい」

このように思うように点が取れず不安を感じている受験生も多いのではないでしょうか。

共通テストは過去問も多くなく、対策がしづらいため不安ですよね。

世界史の共通テストはセンター試験と比べて推察・類推させる問題が増えているため、思考力を重視した問題の対策が必要です。

一問一答的な覚え方では対応できないこともあるため参考書選びが大切になってきます!

そこで、今回は共通テスト世界史対策におすすめの参考書ご紹介します!

関連記事:早稲田に逆転合格するための世界史勉強法|偏差値40からでも!


目次


世界史参考書を選ぶ3つのコツ

世界史参考書を選ぶ3つのコツ

やみくもにたくさんの参考書を調べる前に自分に必要な参考書の条件を考えてみましょう。

3つの参考書選びのコツを解説していきます!

  1. 自分のレベルに合っているか
  2. 自分の志望校対策に必要か
  3. 参考書をやりきる時間があるか

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自分のレベルに合っているか

まず、自分のレベルに合っているかどうかはかなり重要です!

すでに授業でほとんどの内容を習っているなら、初学者向けの参考書は易しすぎます。

一方私大レベルの参考書を選んでしまうと、求められる内容がマニアックなところにまで及ぶことが多いため、共通テストに必要のない内容まで載っていて非効率的です。

他にも世界史が苦手だと感じているのに上級レベルのものを選んでしまうと、内容が頭に入りません。

このように、どれだけ質のよい参考書でも自分のレベルに合った参考書じゃないと効果が期待できません!

何をすればよいかわからずにとりあえず評判のよい参考書を選ぶのは避けましょう。

自分の志望校対策に必要か

次に、自分の志望校対策に必要な参考書かどうかを考えましょう!

まずは共通テストで点を取れるようになることが大事ですが、志望校の二次試験も見据えておきましょう。

二次試験は大学によってかなり出題内容が異なるためそれに合わせた参考書を選ぶとよいです!

例えば、二次試験で文化史が出題されないところであれば、文化史に重点的に時間をかけて対策しても仕方ありません。

他にも記述問題が対策できるものや、そもそも二次試験で世界史を使わない人は共通テストに特化したものを選ぶなど、志望校対策に合わせて工夫しましょう!

参考書をやりきる時間があるか

最後に、参考書のボリュームと自分の時間を考えて選びましょう。

たとえ自分のレベルに合っていて志望校対策に必要でも、その参考書をやりきる時間がないと意味がありません。

すべてが網羅された分厚い参考書は、ついつい完璧な気がして手に取りたくなってしまうこともありますよね。

しかし試験までの日程を考え、残された時間と相談して参考書を選ぶことも必要になってきます。

目安としては、本番までにその参考書を完璧にして、そのうえで復習として確認する余裕があるレベルのボリュームがよいですよ!

自分に合った参考書選びのコツを抑えたうえで、次におすすめの参考書・問題集を紹介していきます!



共通テスト世界史おすすめ参考書・問題集11選!

共通テスト世界史おすすめ参考書・問題集11選!

本屋やインターネットで参考書を探すと、あまりにたくさんの参考書があるため、結局どれを買えばいいのかわかりにくいですよね。

ここでは、マンガ・通史・一問一答・演習・実践・年号・史料の7つにわけて、厳選した11冊を紹介していきます!

関連記事:【大学受験】世界史を独学で攻略する方法|慶應生が徹底解説!

【マンガ編】

マンガはこれから世界史を学ぶ人やおおまかな流れとイメージをつかみたい人におすすめです!

『新マンガゼミナール世界史』

こんな人におすすめ!

  • 世界史を一から勉強し始める受験生
  • 世界史の勉強が苦手な受験生
  • 教科書を読んでもさっぱりわからず読む気にならない受験生

メリット

  • 世界史全体がマンガ二冊で完結する
  • 内容が受験生向けで、そのまま受験に役立つ
  • しっかりマンガとして読みやすい

デメリット

  • 参考書よりは簡単だけど量は多いためある程度の時間はかかる

新マンガゼミナール世界史は受験世界史を意識されて作られていて、何と「古代〜近代へ」と「近現代」の二冊さえ読めば受験世界史の全体像をつか める代物です。

マンガとしてストーリーや登場人物の会話によって内容が進んでいくため理解しやすく、「受験世界史ってこのような感じか」と把握しやすいです。

あんまり理解が進んでない段階で教科書を読んでもよくわからないんですよね。

ぼくが受験生で世界史を始めたばかりの時無理やり読みきってみたりもしましたが、後半はもう惰性で読んでしまっていたし、読み返してみてもあんまり覚えていない悲惨な状況でした。

その際に書店でこの参考書を手に取ってみると、読み始めるとおもしろくてどんどん読み進めてしまい、読み終わる頃には世界史が好きになっていました。

それなりに量はありますが、すべての語句を覚えきる必要はありません。

初めてしっかりと世界史と触れ合う機会 になれば大丈夫です。

そのため、このマンガを読み終わったあとに他の参考書に取り組むと、見覚えのある語句がそこそこあるくらいの状態に持っていくのを目標にしましょう!

【通史編】

通史の流れを丁寧に説明している参考書です。

世界史は通史の知識なしで受験をするのはかなり厳しいため、教科書だけで理解が難しい人は必ずやっておきたいところです。

通史の参考書でインプットをしつつ、問題集でアウトプットをして、また参考書で知識の補強をしていくのが、確実な点数をあげる方法です!

『ナビゲーター世界史』

こんな人におすすめ!

  • 受験世界史の内容を一気に整理したい受験生

メリット

  • 情報量がとても多く網羅されている
  • 別冊のノートもセットになっている
  • 図説も豊富

デメリット

  • 全部で四冊、量はかなり多い

『ナビゲーター世界史』は全四冊で1000ページほどありますが、このシリーズをしっかりとやり込めば、もう受験世界史に怯えることはありません。

情報量はとても多いですが、世界史の全体像に触れると同時に受験世界史に必要な語句のほとんどに触れられます。

余談なども含まれていて教科書よりもかなりわかりやすい内容になっています。

この参考書は一回取り組んでおしまいの参考書ではありません。

何回も読んでいくうちに「そこがそうつながっていくのか!」と自分の頭のなかで知識がつながっていく感覚が得られると思います。

関連記事:【世界史】これならわかる!ナビゲーター世界史B 1 先史~中世ヨーロッパ史の徹底理解の特徴と使い方|通史を抑えるならこの一冊!

『ナビゲーター世界史別冊冊子』

こんな人におすすめ

  • 『ナビゲーター世界史』に取り組んだ人

『ナビゲーター世界史』にはポイントチェックという穴埋め形式の別冊が付いています。
これがかなりわかりやすくまとめられています。

『ナビゲーター世界史』とセットで取り組むからこそ、相互作用でどちらの冊子の内容も理解が進むためそこは忘れないようにしましょう!

『詳説世界史B』

こんな人におすすめ

  • 教科書を軸にした学習をしたい人

メリット

  • 内容がかなり詳しい

デメリット

  • 量が膨大

山川出版の『詳説世界史B』は、世界史の教材のなかでおそらく一番有名な参考書でしょう。

学校の授業で使っているなんて人も多いと思います。

内容は詳説とあるだけにかなり詳しいです。

また、大学受験の世界史の問題はこの詳説世界史Bを基本に作られているといわれています。

そのため、必ずといってよいほど取り組んでおきたい参考書です。

【一問一答編】

通史の参考書はあくまで流れをつかみ出来事や用語を理解をするものです。

通史を理解したうえで一問一答を使って用語暗記をするのが世界史の勉強には欠かせません。

移動時間など隙間時間にも勉強しやすいため一冊は持っておきたいです!

『世界史B一問一答【完全版】』

こんな人におすすめ

  • 単純作業でガンガン覚えたい人
  • すでに世界史の流れが頭に入っている人

メリット

  • 用語の確認が素早くこなせる

デメリット

  • 出来事の順番や流れが覚えられない

先ほども触れた「一問一答」はとてもシンプルな参考書で、素早く用語の確認がこなせるものです。

しかし、これも先述のとおり、流れをしっかり理解できていることが肝心。

「流れ」が理解できていなかったらどれだけ用語を暗記しても、ざるに水を貯めようとしているようなものでし。

「流れ」を身につけて知識という水を吸収するスポンジを作り上げていれば、みるみるうちに用語も身についていきます。

そして一問一答はスキマ時間にも「この範囲の用語確認忘れてないかな」とサクッとできるためいつも持ち歩いて置くといいでしょう。

うまく使いこなして用語を自分のものにしましょう。

関連記事:【世界史】世界史B一問一答(東進ブックス)の特徴と使い方|入門〜早慶レベルまで!

【演習編】

インプットをしたら演習問題でアウトプットをして、知識の穴を見つけたり、実際の問われ方に慣れる必要があります。

知識の整理のためにも問題演習は欠かせません。

『時代と流れで覚える世界史B用語』

こんな人におすすめ

  • 一問一答より、流れを確認しながらのほうが語句が頭にはいる人

メリット

  • 語句を流れで確認しながら覚えられる

デメリット

  • すでに共通テストで8割取れる人には必要がない

『時代と流れで覚える!世界史B用語』は、用語の暗記をしながら流れも整理できる便利な参考書です。

用語問題のページの隣に「流れページ」が用意されており、常に整理しながら勉強できます。

一問一答の形式よりも周りの用語とつなげてひとつひとつの用語を覚えることができるため効果的です。

しかし一問一答よりは時間もかかるため、すでに流れがインプットできている人にはおすすめできません。

時代の流れの理解をさらに深めながら用語の暗記を進めたい人におすすめです。

『HISTORIA世界史精選問題集』

こんな人におすすめ

  • MARCHで合格点を目指す人
  • すでに世界史の流れが頭に入っている人

メリット

  • レベル別の学習ができる

デメリット

  • 基礎事項が理解できていないと活用できない

この参考書は、MARCHの問題が多く出題されているため、共通テストレベルより少し難易度が高い参考書になります。

そのため、一問一答や流れを学習したうえで、得た知識をどんどんアウトプットしていきましょう。

問題数も豊富でボリュームがあるため演習量として十分でしょう。

関連記事:【世界史】HISTORIA[ヒストリア] 世界史精選問題集の特徴と使い方|難関私大の問題に挑戦!

【実践編】

通史や文化史をある程度インプットしたら実践的なマーク式の問題集でアウトプットをしましょう!

共通テストもマーク式なため、どのような形式で出題されるのか、またどのような着眼点で記憶をすればよいのか を知るために必要となってきます。

『マーク式基礎問題集 世界史B』

こんな人におすすめ!

  • 共通テストレベルの実践問題を解いてみたい人
  • インプットしたつもりでもいざマークテストをやると解けない人

メリット

  • 問題がマーク式のため、より実践的な演習ができる
  • 分野別にジャンルわけされている

デメリット

  • 難関私大対策には物足りない

この問題集は、河合塾全統マーク模試の5回分が収録された実践的な問題集です。

ある程度の基礎知識を身に着けて流れや語句を把握できた人はぜひ取り組みましょう。

分野別にジャンルわけされているため、苦手分野から解いてみるのもよいでしょう。

私は受験生のときに、このような実践問題を解いて間違えた問題があると、参考書に戻ってインプット、自分なりに軽くメモしたものを問題と一緒に間違いノートに貼る使い方をしていました!

関連記事:【世界史】マーク式基礎問題集31世界史B[正誤問題]の特徴と使い方|共通テスト世界史の得点力をつける!

【年号編】

年号問題や、歴史の出来事の順番を問われることは多いですよね。

通史や他の参考書の流れで覚えるのもよいですが、一冊年号の参考書をもっておくと、自分でまとめる必要がないうえに頭が整理されておすすめです!

『マンガと語呂で100%丸暗記 高校世界史年代』

こんな人におすすめ

  • イラストや豆知識がある方が覚えやすい受験生

メリット

  • マンガとゴロで暗記をのりこえられる
  • フルカラーなので読んでいて楽しい

デメリット

  • 苦手な人はとても苦手

この『高校世界史年代』は単純で面倒になりがちな年号の暗記をマンガ・ゴロでやカラフルな見た目で乗り越えられる、年号の参考書です。

僕は最初に世界史を勉強するとき自分なりのゴロを考えていました。

そのほうが思い出しやすいかな思っていましたが、だいたい無理やりつけたようなゴロだし、考えるのもめんどくさいため、途中で限界がきました。

そして途中からこの『高校世界史年代暗記』を使って年号を覚えるとするする覚えられるようになりました!最初からこちらを使えばよかった……

何よりゴロが五七五になっています。

口ずさみたくなるリズムで覚えられるためとても効果的です。

つらい暗号を乗り越えるための手段として、この参考書はとてもおすすめです!

おまけ【史料・用語集編】

世界史では、語句や流れだけでなく史料問題も出題されます。

教科書や資料集でみたことがあっても、いざ問題となって史料が出てくると慣れずに難しく感じますよね。

どのようなテストでも史料問題は登場するためやっておくべき問題集です。

『資料集』

こんな人におすすめ

  • 世界史を受験する人全員!

メリット

  • 目で見ることで内容が印象付けられる

通史でももちろんですが、テーマ史の勉強で活躍するのが資料集です!

資料集に関しては、学校で配られたものや、自分が使いやすいと思うものを使ってください!

正直、資料集なんか写真のってるだけだしいらないでしょ!と思っている人もいると思います。

しかし、資料集を使うことで視覚的に記憶が定着しますし、細かい解説部分にも意外と大事なことが書いてあったりするため、使うに越したことはないです!

特に世界史では、地図や建造物などの図を用いた問題が多く出題されます。

そういった問題を解く際に、資料を見たことがあるかないかで正答率がまったく変わってきます。

資料を見ていない場合だと、文字の記憶から推測して回答しますが、資料を見ている場合だと、自分が見た図と同じものを選べば済む話です。

そういった地図や建造物などが問われる問題で正解して他の受験生と差をつけるためにも、資料集を活用していきましょう!

『世界史用語集』

こんな人におすすめ

  • 世界史を受験する人全員!

メリット

  • 辞書としてとても優秀

これは世界史を受験する人全員に持っておいて欲しい参考書です!

世界史で登場する用語約7000語が収録されています。

ひとつひとつの用語にとても詳しい解説が加えられており、辞書としてとても優秀です。

世界史の勉強進めていくと急に聞いたこともない語句が飛び出してくることもあります。

そんな時ではすかさずこの用語集で調べてその用語を自分のものにする習慣をつけましょう。

どの参考書を勉強するときも補助教材としてしっかり持っておきましょうね。

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