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まずは、受験勉強を始める前に知っておいて欲しいことをこちらから確認してみてください。
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浪人は、伸びないって本当??いいえ、そんなことはありません。
浪人には浪人の勉強の方法があります。やるべきことをやれば、ちゃんと成績を伸ばして合格を手にすることができます。

「いくつも併願して受験するつもりだけど全く対策してない」
「そもそも大学別に対策する必要ってあるの?」
自分が行きたいと思っている大学以外にも、挑戦校や滑り止めの大学を受験する人は多いと思います。
私も現役の時、滑り止めを含めて、7回の個別入試を受験しました。
「受験する分だけ、過去問解く量が増えるの面倒くさいな」
当時はそんな事を思いながら、赤本を解いていました。
しかし、きちんと対策をしなかった併願校には不合格となってしまい、とてもへこみました…。
浪人を経て、受験期を過ぎた今だからこそ、過去問を使って大学別の対策をする重要さを痛感しています。
皆さんには私と同じ失敗をして欲しくないと思っています。
そこで、この記事では、大学別に入試対策を行う方法を解説していきたいと思います!
普段の成績や学力ももちろん大切ですが、受験する大学に合わせた対策をする事で、合格率は大きく変わってきます 。
また、それぞれの大学の対策については、リンクからページに飛べるようになっていますので、ぜひそちらも参照してください!
目次
大学別の対策なしで志望校に合格するのは難しい
まず、入試対策は自分の受験する大学に合わせてしなければならないのでしょうか?
結論から言うと、大学別の対策なしで志望校に合格するのは難しいです 。
私自身の経験でもあるのですが、みなさんも学校では共通テストの対策に時間を割いているのではないかと思います。
学校としても、大半の受験生に関係のある共通テストに授業時間を割り当てた方が効率がいいからです。
そうなると国公立大の2次試験や、私立大の入試問題の事は忘れられがちです。
しかし、大学が個別に作る問題の傾向や対策を知っていないと、受験勉強の計画を立てることが出来ません。
そのため、気づかないうちに、無駄な勉強をしてしまう恐れがあるのです。
例えば、早稲田大学の教育学部で出題される英語の問題は、全て長文読解で構成されています。
しかし、その事をちゃんと確認しないで、ひたすら文法問題集の『Next Stage』を解いていたら、早稲田の教育に合格する事は難しいでしょう。
大学に合わせて入試の対策をしないのは、部活動で言うなら、大会が近いのに、練習試合を組まずに、ひたすら素振りをするようなものです。
そのため、自分が受験する大学の対策は抜け漏れなく行う必要があるでしょう。

大学別に受験対策をするための8ステップ
では、大学別に対策をすると言っても、具体的には何をすれば良いのでしょうか?
そのために必要な事を、8つに分けて紹介したいと思います。
- 【志望校が決まっていない人へ】まず必要なのは、志望校を決めること
- 志望校の情報を集める
- 志望校の中で受験する学部を決める
- 志望校の赤本を買う
- 赤本を実際に解く
- 解いてみて、思ったことを書き出してみる
- 過去問を解いて、合格のために必要な参考書を洗い出す
- 参考書を残りの時間でこなすための計画を立てる
①【志望校が決まっていない人へ】まず必要なのは、志望校を決めること
志望校が決まっていない人は、まずは志望校を決めるところから始めましょう!
自分の受験勉強のゴールを決めなければ、対策の立てようがありません。
東大や京大、早慶やMARCHなどたくさんの大学があるなかで、取り組まなければならない対策も大学・学部ごとに異なってきます。
そして受験生は、限られた時間の中でその対策を行わなければなりません。
なので、まずは仮でも良いので、志望校を設定しましょう!
②志望校の情報を集める
志望校を決めた人、すでに自分の志望校が定まっている人は、志望校についての情報を集めましょう!
自分の学校で受かった先輩、学校や保管されている合格体験記、インターネットの記事など探してみると意外とたくさんあると思います。
特に、学校の先輩からの情報は、実際にその大学の受験を経験している人の話なので、参考になると思います!
どういう風に難しいのか、どんな参考書・対策をしなければならないのかのイメージを作ることができるでしょう。
注意して欲しいのは、これらの情報を鵜呑みにしないということです 。
受験勉強には、100人いれば、100通りの勉強法があります。
なので、あくまで参考程度に止めておきましょう。
自分の志望校に合格した人がいなかったり、情報を集めるのが難しい時は、センセイプレイスの無料体験指導 で話を聞いてもらうのもおすすめです!
③志望校の中で受験する学部を決める
志望校のイメージが固まったら、次は志望校の中で受験する学部を決めましょう!
- 早稲田大学に行きたいので、早稲田の中で日程の近い学部を受ける
- 将来は弁護士になりたいので、司法試験の実績が強い早稲田と中央の法学部を受ける
など、様々な決め方があるかと思います。
今の段階では、仮決めでも大丈夫です。
行きたい大学を軸にして学部を決めても、興味のある勉強で学部を決めてもいいでしょう。
自分のやりたいこと将来の学生生活を踏まえた上で考えてみてください。
また、学部について調べる時は、試験日程を必ず確認する事をおすすめします!
気になった学部の入試日程をカレンダーに書き出してみると、
「早稲田の人科と慶應のSFCは日程が被ってるな」
「早稲田の政経・商・社学を受けると3日連続の入試になるな」
など、様々な気づきがあると思います。
勉強計画を立てるためにも、志望学部を考える段階で、受験勉強の締め切り日を仮決めしておきましょう。
④志望校の赤本を買う
志望校を学部単位までまとめたら、さっそく赤本を購入しましょう!
大学別の対策をするのに、赤本は必須になります。
極端な話、過去問で合格点が取れれば、その年の入試は合格できます。
そして、本番の試験が過去問と傾向が変わらなければ、赤本で取れた点数がそのまま本番の入試につながることになります。
つまり、過去問をゴールにして、そこまでのギャップを埋めていくのが、受験勉強なのです 。
そのため、受ける学部が決まったら、その時点で最新の赤本を用意しましょう!
⑤赤本を実際に解く
赤本を入手したら、実際に掲載されている過去問を解いてみましょう!
この時、本番と同じ時間で、静かな教室など本番に近い環境で解いてみてください。
受験勉強を始めたばかりの時は、解けない問題ばかりかもしれません。
ですが、解けなくても問題はありません。
一番大切なのは、試験日までに、この問題を解けるようにならないといけないということを認識する事です 。
大学の入試情報などに書かれている、合格最低点を参考に、入試で取らなければならない合格点を把握しましょう。
その点数と自分の学力とのギャップを認識する事で、自分がどのくらい勉強しなければならないかが肌感覚で分かると思います。
⑥解いてみて、思ったことを書き出してみる
過去問を解き終わったら、得点や感想を書いてみましょう!
点数だけを見て「もう無理」と思うのは早計です。
どの問題ができなくて、どの問題が解けたのかを書き出してみましょう。
例えば、
- 文法問題がほとんど出てこなかった
- 評論がめっちゃ長い
- この問題は旧センター試験の過去問で見た
など、どんな小さなことでもいいので、紙に書きまくってください。
ここで書き出した事と、②で集めた情報をもとに、具体的に勉強していく内容を決めていきます。
⑦合格のために必要な参考書を洗い出す
ここまでのステップで、自分の現状と、志望校との間のギャップが見えたと思います。
そこで、そのギャップを埋めるための計画を、参考書単位で立ててみましょう。
例えば、英語の問題の長文対策のために単語帳と長文問題集3冊、誤文対策のために塾のテキストを使う…といった感じです。
全部こなす事ができれば過去問が解けるというレベルまで必要な参考書を洗い出してください。
そして、不要な分野の勉強にはこれ以上時間をかけないようにしましょう。
文法問題が出ないと分かっている学部なのに、ひたすらネクステをやっても効果は薄いですよね。
まだぼんやりとしている距離を、参考書単位で測る事で、無駄な勉強に時間を使うのを防ぐ事ができます。
⑧参考書を残りの時間でこなすための計画を立てる
合格のために必要な参考書やテキストを決めたら、それをこなすための計画を立てましょう!
ただ参考書を用意して満足してしまっては意味がないですよね…。
参考書を眺めるだけでなく、実際に使うための時間を決めましょう!
まずは、前の段階で整理した参考書を、章、単元、ページなどの単位で割ってメモして下さい。
そして、実際に取り組むペースを
- 「1ヶ月で○章」
- 「1週間で○単元」
- 「1日で○ページ」
と、明日から始められるレベルまで細かく決めましょう。
自分が目の前の参考書をどのようにして、入試までに終わらせていくのかを、日付という明確な基準ではっきりさせましょう。
この時、計画はずれる前提で、余裕を持って作り、こなせなくても落ち込まないことを心がけると尚良しです!

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大学別の対策を行うときに注意してほしいポイント3つ
対策の方法と合わせて、注意しなければならないポイントを紹介していきます。
- 日程がかぶらないように注意する
- 負担が増えないようにする
- 受ける学部はきちんと対策する
①日程がかぶらないように注意する
当たり前のように聞こえるかもしれませんが、入試の日程はかぶらないように組みましょう!
先ほども触れたのですが、興味を持った学部の試験は必ずカレンダー・手帳に記入しておきましょう 。
また、重複だけでなく、3日連続のような受験も注意が必要です。
自分の体力と相談しながら、最適な受験日程を組むようにしてください。
②負担が増えないようにする
①に関連するのですが、受験する学部を増やしすぎないようにすることも、戦略として重要になってきます。
受ける学部を闇雲に増やしすぎると、その分対策の負担が増えてしまいます。
例えば、早稲田大と慶應大を併願しようとした場合、場合によって異なりますが、文系3科目に加え、小論文の対策を行う必要があります。
3科目でも合格ラインに達するのは大変なのに、小論文の対策をしていては、時間がなくなってしまいます。
複数の学部を受ける時にも、第一志望と系統が似た学部、大学を選ぶように、情報収集を行いましょう 。
③受ける学部はきちんと対策する
また、受験すると決めた学部は、しっかりと過去問を解いておきましょう。
滑り止めだと手を抜きたくなるかもしれませんが、滑り止めに滑るショックは大きいです。
中古でもいいので赤本は用意して、しっかり問題を解き、傾向をチェックしておきましょう。
インターネットではよく「marchは3カ月」「ニッコマはfラン」などという情報が見られます。
こういった情報を真に受けて、第一志望以外の対策を怠ってしまう人がいるかもしれませんが、これらの大学も難易度は高いです。
どの大学も対策をしっかりしないと全落ちの可能性は十分あります 。
なので、受ける学部はしっかりと抜け漏れのないように対策をしましょう!