【結論】大学受験は絶対ではない|大学の種類や入試方法について徹底解説!

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荒川センセイ
こんにちは、センセイプレイスの荒川です!
今回は主に、

そもそも大学受験って絶対しなくちゃいけないの?

大学ってどんな種類があるの?

受験ってどんな種類があるの?

という、受験における「そもそも」の基本的な疑問3点について徹底解説していきます!

目次



大学受験は絶対にしないといけない!?


この記事にたどり着いたみなさんの中には、もしかしたら、本当は他に自分のやりたいことがあるのに

大学に行くのが当たり前だから」と、親や学校の先生などから大学受験をおしつけられている、と感じている人もいるかもしれません。

実際わたしの通っていた高校は、大学進学率100%が1つの売りでもあったので、進路指導は全て大学受験が前提で、短大や専門学校に行きたいという子の指導は、まず「大学受験はしないのか」という説得から始まっていました。

そのため、わたしの同級生で、周囲に言われて大学に進学したものの、自分のやりたいことはやはり他にあると再確認し、仮面浪人をして他の学校に再入学した人もいましたが、
彼女は周りに流されてとりあえず大学受験をしたことをとても後悔していました。

「大学受験が全て」みたいな進路指導に違和感を感じている、そんな皆さんにお伝えしたいのが、「大学受験は絶対にしないといけないものではない」という点です!

大学受験はあくまでも人生の選択肢の一つです 。

2年制にしろ4年制の大学に通うにしろ、「本当にやりたいことは他にあるのに、、、」というネガティブな気持ちで進学しても、何も得られる学びがなく、お金と時間の無駄になってしまいます。

だったら、「周りが受験するから」「周りの大人に言われたから」となんとなく進路を決めるのではなく、自分の人生に直結する大事な決定を後悔しないためにも、まずは自分が本当にやりたいことはなんなのかしっかり考えてみましょう!

とはいえ、まだ17~8年しか生きていないのに、自分が本当にやりたいことを探せ、なんて言われても「そんなの無理があるだろ」と感じている人がほとんどだと思います 。

実際わたしも、高校3年生の時点では将来やりたいことなんて全然見つかっていませんでした。

だからこそわたしは「大学進学」を選びました。

将来やりたいことがなかったからこそ、大学で自分がやりたいことを見つけるため、言い換えるなら、自分の将来の選択肢を広げるために大学受験をすることにしました。

とはいえ、自分が何を学びたいかなんてほとんど決まっていなかったので逆に、なんでも学べる学部、いわゆる「リベラルアーツ学部」かつ得意だった英語が受験で活用できる学部を探した結果、
早稲田大学国際教養学部を第一志望にしました。

実際通い始め、言語学から考古学まで授業を幅広い分野からとりあえず取ってみて、ようやく自分がどんな分野に興味があるのか分かってきました。

また「大学生活は人生最後の夏休み」とよく言われます。

サークル活動やインターンなどを通して様々な経験・人脈ができる4年間を得られる。

そういう意味では大学受験は、自分の将来の選択肢を増やすための中継地点と言えるでしょう 。

高3のわたしのように、やりたいことが特に決まっていない人は、大学受験を視野に入れることを強くおすすめします!



大学にはどんな種類がある?

とはいえ、大学には様々な種類があるので、何がなんだかわからない!という人も多いと思います。

ここからは、それぞれの大学の特徴について解説していきます!

国公立大学

国公立大学  :4年制

医学部・薬学部:6年制

私立大学と比べると授業料はかなり安く、

年間授業料:54万円弱

このくらいだと言われています。

有名どころでいうと、東京大学・京都大学などが知られています。

また、自分の専攻する学部以外にも幅広く学ぶことができます。

例えば、東京大学は学部ごとの募集ではなく「文科一類」「理科三類」というように類ごとの募集で
最初の2年は教養学部に所属し、その後に「進学選択」を行い、自分が進む学部を決定します。

国公立大学の受験のシステムについては下の「大学受験にはいろんな種類がある!自分にあった受験をしよう!」というところで詳しく解説していきます!

私立大学

私立大学   :4年制

医学部・薬学部:6年制

有名どころだと早稲田大学、慶應義塾大学などがあげられます。

私立大学の学費は、国公立と比較するとかなり高く、大学や学部によって変わってくるのですが、

年間授業料(文系):約100万円

年間授業料(理系):約150万円

これくらいだと考えていいでしょう。

これも国公立大学と同じで、自分の専攻する学問以外も幅広く学ぶことができます。

例えば、早稲田大学なら、「オープン科目」といって他学部の授業が受けられます。
その他にも、学部ではなく大学として開講している授業も多くあります。
人気の授業でいうと、日本人で初めてカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した、「万引き家族」の監督の是枝裕和さんによる授業なども受けることができます!

ご存知の通り、入試制度は2021年度から大きく変わります。特に私大入試は今までよりも複雑化するので、こちらも下の「大学受験にはいろんな種類がある!」で解説しているので、参考にしてください!

短期大学

短期大学:2年制

短期という言葉からもわかるように、一般的な国立私立大学よりは期間が短いです。

学費はそこまで安いというわけではなく

年間授業料:約80万円

私大より少し安いです。

上智大学や青山学院大学にも短期大学があります。

自分の専攻する学問以外にも幅広い分野を学ぶことができます。

専門学校

大学とは異なり、例えば美容師・デザイナーなど職業に合わせた専門的な技能を学ぶ学校です。

専門学校:2年制

専門学校は基本的に2年制ですが、通う専門学校によって年数は変わってきます。

年間授業料:約120万円

専門学校は他の4年生の大学に比べると、学校によって学費が大きく異なります。

120万円というのはあくまで目安で、医療・看護系の専門学校に行けばもう少しお金がかかります。

これだけお金をかけて専門的なことを学ぶ学校ですから、専門学校は、すでに自分の将来の夢など、やりたいことが決まっている人向けと言えるでしょう。



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大学受験にはいろんな種類がある!自分にあった受験をしよう!

皆さんの親御さんの時代と比べるとかなり入試方法が多様化しているので、ひょっとしたら親御さんに相談しても、的確なアドバイスが返ってこない、、、なんてこともあるかもしれません。

そんな時はこの記事を参考にしてみてください!
ここからは、大学受験の種類について徹底解説していきます!

一般入試

まずは、1番スタンダードな一般入試について解説します。

一言で言うならば一般入試は学力勝負です!

一般入試は2021年度の入試から、センター試験の後継にあたる「大学入学共通テスト」が行われます。

従来のセンター試験との大きな違いとしては、今まではセンター試験の結果が実際の大学の合否に関わってくるのは国公立受験者のみでしたが、

共通テストになると、私大でも「共通テスト利用方式」を採用する大学が増え、私大受験者にとってもほぼ必須の試験になるのです。

この共通テストは、6教科30科目あるのですが、受験に必要な教科数は、国公立は多くの大学が5教科以上、私大の共通テスト利用方式では2~3教科が一般的です。

1月下旬に行われる共通テストの後に、私大の個別入試、国公立の2次試験が始まります。

先程も述べた通り、従来のセンター試験だと、試験結果が実際の合否に関わってくるのは国公立受験者のみでしたが、

2021年度からの「大学入学共通テスト」だと、多くの私大の合否に、共通テストの結果が関わってきます 。

例えば、早稲田大学の国際教養学部の入試では、学部の独自試験を行うのは英語のみで、
国語と選択科目(地理歴史・数学・理科)に関しては、独自試験を行わず、大学入学共通テストの結果で点数換算されます。(2020年4月8日現在)

今までは私大受験者もほとんどの人がセンター試験を受けていましたが、どこか受験本番というよりはまだリハーサルのように感じていて、国公立の受験生と比べるとあまり緊張感なく受けている人が多かったように感じます(実際わたしもそうでした、、、)

しかし、今年の受験からはそうはいきません。

受験の変換期で、多くの情報が錯綜しているので混乱することも多いかと思いますが、
とどのつまり一般受験は、周りの受験生よりも1点でも多くとった人の勝ちです 。そのことを忘れずに勉強を続けてください!

推薦入試

推薦入試は、学力試験の代わりに、高校の評定・書類・面接・小論文などを提出し合否が決定します。

推薦入試は、

  • 自分の高校に来る「指定校推薦」
  • 自分で応募する「公募推薦」

の主に2つです。

指定校推薦は、自分の高校に来た大学の募集を学内選考で争います。

基本的に高校3年間の成績と課外活動などで評価されます。

公募推薦は自分で応募する推薦で、多くの大学で、高校の時の評定や課外活動の内容・小論文もしくは面接などで合否が決まります。有名どころだと、上智大学は公募推薦の枠が多いことで知られています。

つまり、学力のみで合否が決まる一般試験と違い、推薦入試は人間性を測る入試だと言えます 。

AO入試

AO入試は、大学や学部によって様々な種類があるため、一言で言うのは難しいです。

他の推薦入試と何が違うのかをざっくり言うならば、特技・スポーツの競技実績・コンクール等の入賞歴などが重視されます。

選考内容は、ほとんどの大学が書類と面接で、高校三年間の評定の提出を求めない入試も多いです。

大学によっては、書類と面接の他に独特な試験方法を採っているところもあり、実技試験や自分の研究を教授たちにむけたプレゼンを課す大学などもあります。

そのため、受験対策はあまり勉強ベースではないです。

受験が終わる時期は11−12月ごろと早いです。

ざっくりまとめると、他の入試方法と比べてより個人の能力が測られ、重視されるのがAO入試と言えるでしょう 。

自分が「大学が求めている人材だ」とうまくアピールできるかがカギになってきます。

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大学受験という進路を選ぶ人へ


最初にお伝えしたように、大学受験はあくまでも1つの選択肢に過ぎません 。

「周りがしているから」「親にしろと言われたから」と周囲に合わせ、無理に大学受験をする必要は全く
ありません。

そうではなく、自分に合った進路・自分のやりたいことができる進路を選んでください。

ただ、わたしの実体験から、やりたいことが決まっていない人には、勉強だけではない様々な経験ができる、大学進学を検討することを強くおすすめします!