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独学して失敗する人ってやっぱり多いのかな……
独学でも失敗しないようにするには、どうしたらいいのかな?
独学で大学受験を乗り切ろうと思っている人の中には、このような悩みを抱えている人も多いことでしょう。
ぼく自身も大学受験のほとんどを参考書学習でのみで乗り切ったので、勉強途中に猛烈に不安に襲われることがありました。
特に、予備校などに通っている友達が参考書には載っていないような解き方や知識を勉強している時は、「やっぱり独学での大学受験はきついのかな……」と弱気になることも多々ありました。
ただ、独学でも大学受験は乗り切ることができました。ぼくは高2最後の模試で偏差値40台でしたが、現役で早稲田4学部に合格し、計11個の大学に合格することができました。
しかし、独学での大学受験を志して、失敗する人が一定数いるというのも事実です。
自分の周りにも、予備校に通わないと決意して、結局すべり止めにしか合格できなかったという人は一定数いました。
ここで1つ言えることがあります。
それは、独学での大学受験に失敗する人にはある特徴があるということです。
そこで今回は、独学での大学受験に失敗する人の特徴と、回避するためにはどうすればよいのかというところについて説明していきます。
独学での大学受験を志す人は必ず目を通すようにしてください!
目次
独学で失敗する人の特徴
まずはじめに、独学での大学受験で失敗しやすい人の特徴をご紹介していきます。
①計画を自分で考えずに、ネットなどの情報をあてにしてる
まずはじめの特徴として、計画を自分で考えずに、ネットなどの情報をあてにしてる ということがあげられます。
「え、なにがいけないの?」と思った方も少なくないでしょう。
独学での大学受験において、ネットなどに書いてある情報はかなり貴重なものだと考えられていますから。
ただ、ここで重要なのが、あくまでネットなどに書いてある情報は書いている人にとってのベストな情報であって、万人に共通するいい勉強法ではないということです。
成績はもちろん、得意教科も通っている高校のレベルも人それぞれなのにも関わらず、ネットなどには「これさえやれば合格できる!」のように書かれている情報が数多く存在しています。
もちろん、ネットなどの情報がすべて悪いと言っているわけではありません。
むしろ、独学での大学受験において、ネットなどの情報は貴重な生命線であることには変わりありません。
しかし、ネットなどの情報はあくまでも参考情報であり、最終的に何をどのように勉強していくかは、自分の状況を見て自分で判断していくことが重要であるということです。
独学での大学受験で失敗しやすい人は、ネットなどの情報に頼りきりで、自分にあった勉強をすることができないので失敗確率が上がってしまっているのです。
②他人のアドバイスを聞こうとしない
つぎに独学での大学受験で失敗しやすい人の特徴が、他人のアドバイスを聞こうとしないということです。
先ほどの話と矛盾して聞こえるかもしれません。
ただ、ここでの他人のアドバイスを聞こうとしないとは、自分の状況を客観的に見れず、頑固に突き進もうとしてしまうということです。
明らかに苦手科目の点数を伸ばさなければならない状況で、得意科目に逃げてしまっている状況などがこれに当たります。
このときに、第三者に少しでもアドバイスを求めて、「今は苦手科目をやるのもありかもね」と助言をしてもらえたら、得意科目に逃げることを避けられるようになります。
しかし、自分の頭でもわかっているのに、他人のアドバイスを聞けない受験生がいます。
特に、独学での大学受験で他人のアドバイスに対して柔軟に対応できない人は、どんどん視野が狭い勉強になってしまって失敗する確率を高めていくことになるでしょう。
③最初から完璧を求めすぎてしまっている
最後に、独学での大学受験で失敗しやすい人の特徴は、最初から完璧を求めすぎてしまっているというものです。
完璧を求めることは決して悪いことではありません。
しかし、最初から完璧を求めすぎて、勉強ができずに1日を終えてしまう受験生がたくさんいます。
今何をやるべきかまだ決められていないから、今日は勉強しない。
このように、準備が整いきるまで動けないという受験生がたくさんいます。
特に、独学での大学受験となると、予備校のように授業があるわけではないので、より失敗する確率をあげてしまうのです。

独学で失敗しないための方法
独学での大学受験で失敗しやすい人の特徴はご理解いただけたと思うので、ここからは独学での大学受験での失敗を回避するために必要なことを説明していきます。
①計画は自分の現状に合わせて、最終的には自分で決めるようにしよう
独学での大学受験で失敗しないためにまず意識したいことは、計画は自分の現状に合わせて、最終的には自分で決めるようにするというものです。
たとえば、自分が英単語が原因で長文が読めなかったとします。
ただ、ネットの情報では、長文を読むためには英文法が大切だと言い切っているものがありました。
このときに、「ネットの情報が正しい!」と安直に信じてはいけないのです。
あくまでもネットの情報は参考程度に、もう1度長文が読めない原因を洗ってみて、やはり単語が原因だとわかったのであれば、そこで英単語を学習することが懸命な判断だといえます。
このように、ネットなどの外部情報はあくまで参考程度に見つつ、最終的な判断は自分の頭で考えてするようにしましょう。
②アドバイスしてくれる存在を見つけよう
独学での大学受験の失敗を避けるために、アドバイスしてくれる存在を見つけましょう。
これは必ずしも予備校の先生などである必要はなく、学校の先生や先輩などフラットに相談できる人でも大丈夫です。
もちろん、誰でもいいわけではありません。
押し付けてくるのではなく、自分の状況を話したらしっかりと聞いてくれる存在を選ぶことが大切です。
また、ここでもアドバイスを鵜呑みにするのではなく、自分で判断することが大切です。
ただ、相談できる人は自分の状況を知った上でアドバイスをしてくれていることが大半だと思うので、ネットなどの情報よりも耳に痛いこともあるため、冷静に判断するようにしてください。
③失敗したら自分を責めるのではなく、ここからどうするかを常に考えよう
独学での大学受験での失敗を回避するために、失敗したら自分を責めるのではなく、ここからどうするかを常に考えていきましょう。
そもそも、独学での大学受験では失敗がつきものです。
評判がいい参考書で勉強しているのに、思ったより成績があがらない……
こんなのは日常茶飯事です。
ぼく自身も受験生の時は、合わない単語帳を使っていて3ヶ月もの時間を無駄にして、そこから自分にあった英単語帳およびやり方に変えて、なんとか失った時間を無駄にしないように改善をしていきました。
このように、独学での大学受験ははじめから完璧にいくことはありません。
ですので、大切なのは失敗したら自分を責めるのではなく、ここからどうするかを常に考えていくことです。
いまやっていることがあっている気がしないんだけど、相談して少し変えてみようかな
と、常にベストな状況を模索して、柔軟に勉強していくようにしましょう。