独学で慶應に合格するための勉強法|現役慶應生が徹底解説

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独学で慶應に合格するための勉強法

さとしセンセイ
こんにちは、センセイプレイスのさとしです!
「自分の高校からは慶應に受かる人はほとんどいない…」

「大手予備校は高くて通わせてもらえそうにない…」

「独学で慶應に合格ってできるのかな?」

このような悩みを抱えている受験生も多いのではないでしょうか!

ぼくも受験生のころは独学で慶應を目指していたので、このような悩みを抱えていました。

特に自分の高校はエスカレーター式に大学に行ける高校だったので、周りに早慶を目指す人がほとんどおらず、「本当に合格できるのか?」と悩みながら勉強していました。

そんな中、独学で本当に慶應に合格できるのかとても不安でしたが、結果は受験した学部全てに合格することができました。

そんなぼくの経験をもとに、独学で慶應に合格するための参考書やスケジュールをご紹介します!

目次



そもそも独学で大学受験ってできるの?

そもそも独学で大学受験ってできるの?

そもそも独学で大学受験ができるのか。

結論から言うと、独学で大学受験は可能です

むしろ大学受験に置いて独学は一番効率的な勉強法と言えます。

なぜかと言うと、独学は自分のペースで自分にあった勉強をすることができるからです。

例えば、予備校で英語長文の授業を取っていたとします。

授業では長文の読解がどんどん進んでいくけれど、自分は単語が十分にできていない。

そのため、うまく英語の授業についていくことができない。

このような状況になる可能性がありますよね。

しかし、独学だと自分に必要な勉強をやっていくことができるので効率的に学習ができるのです。

【結論】大学受験においては「独学」が最強です|具体的方法も解説

別の記事でも独学について詳しく紹介しているのでそちらも参照してください!



何をいつまでにするべき?|慶應を独学で乗り切るスケジュールの一例を紹介!

何をいつまでにするべき?
独学で慶応に合格するためにそれぞれの科目で何をいつまでにするべきか。

慶応を独学で乗り切るためのスケジュールの例をご紹介します!

英語

慶応の英語を独学で乗り切るためのスケジュールをご紹介します!

4月〜6月 単語・語彙・英文法の基礎を固める

4月〜6月は徹底的に基礎固めをしましょう。
慶応では英語長文ばかりが出題されるとは言え、英語長文を読むためには単語・語彙・英文法の基礎が必要です。

なぜなら英語の文章は単語・語彙・英文法が組み合わさって構成されているものだからです。

また、ここでどれだけ基礎を固めることができたかが、夏から英語長文に取り組んだときの伸びしろの大きさが決まると言っても過言ではありません

基礎固めが甘いと、そもそも文章の構成がわからなかったり、単語がわからないなどつまづくことが多くなってしまいます。

ですので、4月〜6月は抜かりなく基礎を固めましょう!

7月〜11月 とにかく英語長文に取り組む

7月〜11月はとにかく英語長文に取り組みましょう!

6月までに基礎をインプットしたら、そこからどんどんアウトプットの練習です。

最初は短めの文章に取り組み、徐々に長めの文章に取り組んでいくといいでしょう。

また、英語長文に取り組んだ後は、復習・音読を必ずするようにしましょう。

復習・音読をするとしないとでは一つの英語長文から得られる知識・経験の量がまったく変わってきます

このように7月〜11月は英語長文に取り組んでいきましょう!

また、どのような問題集に取り組めばいいかわからないという受験生は別記事で慶應に合格するためにオススメの英語参考書を紹介しているので参照してみてください!

慶應に逆転合格するための英語参考書リスト|圧倒的に差をつける

12月〜2月 過去問に取り組む

12月〜2月は過去問に取り組みましょう!

それまでに蓄えた知識や読解力がどれだけ慶応に通用するのか試しましょう!

過去問に取り組みたての頃は、合格点が取れなくても大丈夫です。

最初から合格点が取れる人なんてそうそういません。

大切なのは、過去問を解いてみて自分に何が足りないかを理解することです

自分の足りないところがわかればそこを克服できるように勉強に取り組みましょう。

また、過去問を解くことは慶応の学部ごとの問題傾向や出題形式への慣れになります。

どのような時間配分で解くのか、どの問題で点を稼ごうかなど過去問から学べることはたくさんあります。

ですので、12月〜2月は過去問をフル活用して慶応合格に向けて準備しましょう!

歴史科目

次に慶応の歴史科目を独学で乗り切るスケジュールをご紹介します!

4月〜7月 通史に取り組む

4月〜7月は通史に取り組みましょう!

通史は歴史科目の幹となる部分で、センターレベル・慶応レベル・東大レベルどのレベルでも一番大切なところです。

よく歴史の流れは木の幹でそこに葉となる知識をつけて行くといわれますが、まさにその通りです。

通史で歴史の流れをとらえた上でレベルに応じて知識をつけて行くと言ったイメージでいいと思います。

ですので、慶応の歴史科目で合格点を取るためにはもちろん知識も必要ですが、まずは通史でしっかりと歴史の流れを身につけましょう!

8月〜11月 問題演習でアウトプット

8月〜11月は問題演習でアウトプットしましょう!

それまでのインプットした流れ・知識を問題演習でアウトプットしましょう!

慶応を受験するからといって難しい問題集に最初から取り組む必要はありません。

最初はかんたんな問題集から取り組み、徐々に問題集のレベルを上げていきましょう。

自分のレベルに合わせてレベルを上げて行くのが成績をあげる一番の近道です

どのような参考書を使えばいいかわからないという受験生は別の記事で慶応に合格するためにオススメの参考書も紹介しているのでそちらを参照してみてください!

慶應に逆転合格するための日本史参考書リスト|ライバルに差をつける

慶應に逆転合格するための世界史参考書リスト|世界史で点を稼ぐ!

12月〜2月 過去問に取り組む

12月〜2月は過去問に取り組みましょう!

それまでに蓄えたものがどれだけ慶応に通用するのか試しましょう!

過去問に取り組みたての頃は、合格点が取れなくても大丈夫です。

最初から合格点が取れる人なんてそうそういません。

大切なのは、過去問を解いてみて自分に何が足りないかを理解することです

自分の足りないところがわかればそこを克服できるように勉強に取り組みましょう。

また、過去問を解くことは慶応の学部ごとの問題傾向や出題形式への慣れになります

どのような時間配分で解くのか、どの問題で点を稼ごうかなど過去問から学べることはたくさんあります。

ですので、12月〜2月は過去問をフル活用して慶応合格に向けて準備しましょう!

小論文

最後に小論文を独学で乗り切るスケジュールをご紹介します!

8月〜11月 小論文に必要な基礎的な知識や型を学ぶ

8月〜11月は小論文に必要な基礎的な知識や型を学びましょう。

なぜ小論文は8月からやるのかというと、小論文は英語や歴史科目ほどは勉強時間がかからないからです。

小論文は覚えるべき語彙の量も少なく、型もすぐに覚えることができます。

また、慶応の小論文は学部によって配点が異なりますが、多くの場合が英語と歴史科目の方が配点が高いです

そのため、小論文に多くの時間をかけるならば英語と歴史科目に時間をかけた方がいいのです。

小論文の具体的な勉強法は別記事で紹介していますのでぜひ参照してください!

【慶應】小論文の勉強法を慶大生が徹底解説!|ゼロからでも大丈夫!

12月〜2月 過去問に取り組む

12月〜2月は過去問に取り組みましょう!

それまでに蓄えたものがどれだけ慶応に通用するのか試しましょう!

過去問に取り組みたての頃は、合格点が取れなくても大丈夫です。

最初から合格点が取れる人なんてそうそういません。

大切なのは、過去問を解いてみて自分に何が足りないかを理解することです。

自分の足りないところがわかればそこを克服できるように勉強に取り組みましょう。

また、過去問だけでなく小論文の問題に取り組んだ際は必ず添削をしてもらいましょう

添削をしてもらうことで自分だけでは見えなかった足りない部分が見えてきます。

添削をしてもらった後は、必ずその添削を元にやり直しをしましょう。

さらに、過去問を解くことは慶応の学部ごとの問題傾向や出題形式への慣れになります。

どのような時間配分で解くのか、どのように解いて行くのか、など過去問から学べることはたくさんあります。

ですので、12月〜2月は過去問をフル活用して慶応合格に向けて準備しましょう!



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慶應に独学で合格するための4ステップ

慶應に独学で合格するための4ステップ
ここからは慶応に独学で合格するための具体的な方法について説明しいきます!

①過去問を解いてみて、志望校と自分との間にあるギャップを把握しよう

まずは、過去問を解いてみて、志望校と自分との間にあるギャップを把握しましょう。

「え、いきなり過去問を解くの」

という声が聞こえてきます。
そうです。過去問を解くのです。

なぜなら、志望校に合格するための絶対条件は「志望校の入試問題で合格最低点より1点でも多く取る」ことだからです 。

ということは、あなたが本当にするべき勉強の目的は、有名予備校講師の講義を受け続けることでも、難関大合格者がおすすめしている参考書でもありません。

自分が過去問を解いて見つけた課題点を最速でつぶすことなのです。

自分と志望校とのギャップを知って今後の勉強指針をつかむためにも、まずは過去問を解きましょう。

ちなみに、このときに解いた点数はどんなに低くても大丈夫です!

②ギャップを埋めるために何が必要かを自分の頭で考える

つぎに、過去問を通じて出てきたギャップを埋めるために必要なことを、自分の頭で考えましょう。

このときに、「自分の頭で考える」というのが重要になってきます。

今の時代、インターネットで検索すれば、様々な情報が出てきます。

「〇〇大学 勉強法」
「〇〇大学 参考書」
と検索するだけで、多くの先輩方の情報が出てくることでしょう。

しかし、これらの情報はあくまで参考情報でしかありません。

この人たちがうまくいった方法であり、自分がうまくいくための方法であるとは限らないからです。

そこで大切になってくるのが、「自分の頭で考える」ということです。

たとえば、過去問で英語長文を読んでいても、

  • 英単語がそもそもわからなくて読めていない人
  • 英単語はわかるけど、文法がわからないから読めていない人
  • 1文1文は読めるけど、全体の意味になるとつかめないひと

それぞれ、やるべきことは全然ちがってきます。

もちろん、最初はインターネットで調べた情報を参考に考えていくのでもかまいません。

多くの受験生が、最初はインターネットや先輩の情報を参考にしつつ、勉強をはじめています。

しかし、このときに自分の頭で考えずに鵜呑みにするのではなく、最終的には過去問で見つかった課題を軸に、自分の頭で考えて今の自分に必要なことを考えていきましょう

そうすることで、自分にとって最短距離の勉強法ややるべきことを見つけていくことができ、どんどん勉強が楽しくなっていきます!

③自分の頭で考えて出た結論を実行するために、最適な手段を選択する

つぎに、志望校と自分とのギャップを解決するために、最適な手段を考えましょう。

ここではじめて、参考書でいくのか、予備校に通って授業を受けるのかを選択するのです。

そもそも、受験において抱えている課題は、人それぞれ本当に違います。

受ける大学・学部もバラバラ、得意・苦手科目もバラバラ。

にもかかわらず、自分の課題を考えずに手段ありきで選択していても絶対に成績は伸びません 。

大学受験において「独学」が最強というのは、「予備校に通うな」という話ではありません。

自分と志望校とのギャップを解決するために、自分の頭で考えてから最適な手段を選択していこうということなのです。

ですので、参考書でいくか予備校に通うかという手段ありきではなく、「志望校と自分とのギャップを解決する」ために、最適な手段を考えましょう。

④試行錯誤しながら、最適な手段・やり方を模索しつづけて改善していく

最後に、試行錯誤しながら、最適な手段・やり方を模索しつづけて改善していきましょう。

自分の頭で考えたからといって、はじめから最適な手段ややり方を見つけることができる人のほうが圧倒的に少ないです 。

うまくいったところもあれば、そうでないところも必ず出てきます。

ですので、勉強方法も手段も含めて、日々うまくいったところ・そうでないところを振り返って改善していきましょう。

たとえば、英単語をおぼえようと、ノートに書きながら勉強していた場合を想定しましょう。

しかし、時間がかかるし、手が痛くなるし、しかもおぼえられてないしと明らかに勉強法に間違いがある感じがしたとします。

そうしたら、その方法を無理やり続けるのではなく、「どうしたらもっと効率的におぼえていくことができるだろうか?」と振り返って考えてみるようにしましょう。

最初から勉強をうまく進めていこうと肩肘張らず、ある程度かんがえたらとりあえず勉強し、していくなかで「もっとうまい方法・手段はないだろうか?」と考えながら、日々改善しつづけていきましょう!

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おわりに

おわりに
ここまで読んでくださった受験生の皆さん、どうもありがとうございます!

これだけ長い文章を読破するほど受験に対するガッツがあれば、きっと未来は明るいはずです。

その点に関しては、胸を張ってください。

加えて、もう一点お伝えしたいのは、ここに書き記した慶応合格までのアプローチは、一つの“型”でしかないという点です 。

言うなれば、武道の「守破離」における「守」の部分です。

念のため、守破離を知らない人のために解説しておくと、

守破離とは、「剣道や茶道などで、修業における段階を示したもの」で、
「守」は師や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身につける段階。
「破」は他の師や流派の教えからも良いものを取り入れ、心技を発展させる段階。
「離」は一つの流派から離れ、独自の新しいものを生み出し確立させる段階。
(小学館「デジタル大辞泉」より)
を意味します。
守破離は大抵のものごとに適用でき、受験の道に対してもまた然りです。

だから、最初のうちは、この記事の内容を愚直に実行するのが吉でしょう。

でも、日々勉強をがんばるうちに自分なりの創意工夫が生まれたら、それを積極的に織り交ぜていくことをオススメします。

つまりは、「守」→「破」→「離」を常に意識し、学習計画のブラッシュアップを怠らないで欲しい、ということです。

それこそが、合格までの距離を縮める最も冴えたやり方です。

僕は、腹の底からそう思っています。
それでは、悔いなき受験ライフを!!!!