【英語】おすすめの英語長文勉強法5ステップ|英語を英語のまま読む?

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荒川センセイ
こんにちは、センセイプレイスの荒川です!
「英語長文が読めなくて困っている……」

「英語長文の勉強法がわからない……」

どの大学でも英語長文の配点が1番高いのに得点源になりにくい、という悩みは、全受験生が避けては通れないものです。

実際、私も去年英語長文の勉強には無駄に時間をかけてしまっていました。

しかし、ある1つのコツを掴むだけで、英語長文を自分の武器にすることが出来ます!

関連記事:【2022最新版】英語長文問題集・参考書6選!|大学受験生必見です

目次



英語長文を武器にするためのたった1つのコツとは


そのたった1つのコツとは、「英語を英語のまま読む」 ということです。

これを意識するだけで、センター試験レベルの英文から早慶レベルの1,000words越えの、いわゆる“超長文”まで全て時間内に解ききることができるようになります。

早慶レベル英語では、700〜1000Words超えの長文が出題されます。

もちろん和訳していくことができたなら、読み進めることができるでしょう。

しかし、試験には制限時間というものがあります。

例えば、早稲田大学政治経済学部では90分の試験時間内に、

  1. 700〜1000Words程度の英語長文3題
  2. 会話問題
  3. 自由英作文
を解ききる必要があるのです。

そう、和訳してたらそもそも試験時間内に問題を解き切ることができなくなってしまうのです。

ですので、英語長文の勉強を進めていく際には「英語を英語のまま読む」 ということを意識しながら学習していくようにしましょう。

関連記事:【2022最新版】大学受験におすすめの英語参考書リスト|偏差値80超え経験者が厳選!



英語を英語のまま読むとは?


では、「英語を英語のまま読む」 とはどういうことなのでしょうか?

普段、私たち英語のノンネイティブスピーカーは英文を読む時、その英文を多少なりとも日本語に訳してから理解しようとします。

一方、「英語を英語のまま読む」 とは、この英語→日本語のプロセスを全部飛ばして読むという方法です。

簡単に言えば、私たちが日本語を理解するのと同じことを英語でもする 、ということです。

たとえば、みなさん知ってあるであろう英単語に「apple」というものがあります。

当然のことながら、ネイティブは「apple」を日本語の「りんご」とは訳さずに、?を思い浮かべますよね。

しかし、これはネイティブに限った話ではありません。

ネイティブではなくても、日本人で英語が得意な人は、当然のように「apple=?」レベルで英語を英語のまま読みこなしているのです。

ネイティブと同じ感覚 で英語が読めるようになったとしたら、だいぶスピードが早く読めるようになる気がしませんか?

ですので、英語を英語のまま読むということ が具体的にどんな状態か想像しつつ、そこを意識しながら今後の英語長文の学習に励んでいただけたら嬉しいです。

関連記事:【2022最新版】大学受験におすすめの英単語帳17選|偏差値70超えが徹底解説



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英語長文の勉強法5ステップ


そうは言っても、ネイティブスピーカーでもないのに英語をそのまま理解する直読読解は、とてもハードルが高いように思えます。

しかし、次の5個のステップを踏むことで、着実に英語長文を読むスピードを早くすることができます。

英単語、英文法などの基礎事項をおさえる

まずは英単語・英熟語・英文法など、基本事項を固めていきましょう。

多くの人が、単語帳に載っている単語・熟語を何度も何度も書いて覚えようとしていると思います。

その方法も悪くはないのですが、英語長文を読むスピードを上げるためにおススメなのが、「単語・熟語を見た瞬間に意味がわかるようになるまで何回も見る」 という方法です。

私の場合、覚える単語帳・熟語帳のぺージを決めて、その範囲を1週間かけて何度も何度も一瞬で意味が出てくるまで見返し、それでもどうしても覚えられないものは単語カードに書いて溜めていました。

そのカードは持ち歩いて、スキマ時間に何度も何度も見て、覚えられたと思ったら缶に入れて保管し、1ヶ月後でも本当に覚えているか自分で定期的にチェックしていました。

これを繰り返したことで、語彙が増えただけでなく、長文を読みながら単語で止まってしまうことがなくなりました

また、英単語を覚える際に、さきほど言ったように「apple=りんご=?」ではなく、apple=?」 レベルを目指しておぼえていくようにしましょう。

英文法は、forestを読んで基礎を固めたあと、文法事項ごとに例文が作れるか 確認していました。
なぜなら、自分で例文が作れるようになれないと本当の意味で理解した、とは言えない と思ったからです。

英文法は理解をしただけでは使いこなせません。

英単語をおぼえたあと、英文法を使って英文を作れるようになってはじめて、真の意味で英文法ができるようになったといえます。

英語長文というゴールのためにも、まずは英単語・英熟語・英文法といった基礎的なものを徹底的に学習するようにしましょう!

関連記事:英単語帳を1ヶ月で4冊終わらせる使い方【現役早稲田生が語る】

英文解釈の勉強をする

単語・熟語、英文法の基礎を固めたら、次は英文解釈です。

英文解釈とは、英単語・英文法をもとに、一文一文の意味を正確に理解できるかを確認するための勉強です。

1文の意味が全くわからない状態で、英語長文を読めるようにはなりませんよね。

ということで、英語の一文をまず読めるようにしよう というのが、英文解釈という勉強です。

また、英文解釈の学習をする際にも、日本語に訳せることをゴールにするのではなく、瞬時に意味をイメージできる「英語を英語のまま読む」 状態を目指していきましょう。

英文解釈の勉強法はたくさんあります。

英文解釈の参考書をやる人もいれば、長文の参考書の一文一文を解釈していく人など、人それぞれにあった勉強スタイル があります。

私の場合は、1パラグラフ程度の英文を構造から全部丸暗記して、自分で完璧に再現できるようにしていました。

これをすることで、文構造が早く掴めるようになっただけでなく、自分で使える英語表現が増えた ので、英作文対策にも繋がりました。

英文解釈の学習を通じて、1文や1パラグラフの英文を早く正確に読む力を鍛えていきましょう!

関連記事:【大学受験】おすすめの英作文参考書・問題集6選!|自由英作文も対策できる!

問題集を決めて、そこに載っている英語長文を何周もして、英語のまま読む状態を作る

なかには、「長文はやればやるほど慣れる」と言われて、「1日1長文やらなくちゃ」と焦っている人もいるかもしれません。

しかし、実力がないままむやみに長文を解きまくっても、ただの時間と労力の無駄になってしまいます……

やったことのある英語長文 ですら正確に解釈できない人が、入試に出る未見の文章 を読めることはまずないでしょう。

ですので、まずはやったことのある長文を何度も繰り返すことで、だんだん英語を英語のまま読む状態に慣れていきましょう!

私の場合は塾で使っていたテキストを、

1周目:解いたあとにパラグラフごとの要約を一文で英語で書く。
2周目:1周目よりも短い時間で全問正解を目指し、パラグラフごとの要約を違う表現で書き直す。
3周目:2周目で全問正解できなかった時のみ3回目を解き直す。パラグラフごとの要約を、
1回目とも2回目とも違う表現で書く。

というように、最低3周はやり直していました。

これを1年間通してやり続けたことで、自分の中で英文の内容を要約しながら読み進めることができるようになりました。

むやみに新しい問題集に手を出して中途半端に終わらせるよりも、同じ問題集何度もやり直した方が速読への近道と言えるでしょう!

関連記事:【共通テスト英語対策】英語リーディングにおすすめ参考書・問題集7選!

志望校レベルの問題を用いて、英語のまま読めるようにする

自分のレベルにあった問題集を3周ほど終わらせたら、次は自分の志望校レベルの問題を用いて、先ほどの工程を繰り返していきましょう。

自分の大学の過去問であることがベスト ですが、もしまだ解きたくないと思うのであれば、同じ大学の別学部の過去問や、同じレベルの大学群の過去問を用いてガシガシ演習を重ねていきましょう。

ただ、このレベルまできたら、英語を英語のまま読む 、という方法にもなれていると思うので、解き直し・パラグラフごとの要約は回数を減らしていっていいと思います。

関連記事:【2021最新版】英文法のおすすめ参考書・問題集13選|偏差値80超えが厳選

実践形式で慣れていく

そうは言っても、自分が使っている”志望校レベルの長文”問題集と実際の第1志望校の英語長文の問題のレベルには大きな差を感じると思います。

私は、第1志望校だった早稲田大学国際教養学部の過去問を初めて解いた時、試験時間内大問4問中2問しか解き終わることができませんでした。

しかし、その後に同じようなレベル、同じ問題形式の志望校の過去問を何度も解いたことで、英語のまま読むことに慣れ、だんだん読むスピードも上がっていき、時間内に解き終わることができるようになりました。

過去問も普通の長文問題集と同じように、同じものを2周ほど解き直しました。
同じ問題を解き直すことで、自分がどういうトピックに弱いのか、どこで同じミスをしているか、なども分かるのでとても効果的です。

国際教養学部の問題は、形式は早稲田大学法学部と同じで、分量は慶應義塾大学のSFCと同じくらいだったので、国際教養学部の過去問に本格的に取り掛かる前は週2回程度のペースで解いていきました。

早稲田法は10年分2題ずつを2周、SFC環境情報を5年分2題ずつ解きました。

それが終わってから、実際の国際教養学部の設問全年度分、15年分に取りかかりました。

そこまで量をこなすと、実力がつくだけでなく、「こんなにやったんだから大丈夫」 という自信もついてくるので、最低でも20回分は、第1志望校の問題と、そこと問題形式の似ている問題を解いてみてください。

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さいごに

大学受験英語、とくに早慶レベルの英語長文の設問は、一筋縄ではいかないことが多いです。

去年の私がそうだったように、ある程度英語力に自信がついてから解いても、全く歯が立たないこともあり得ます。

しかし、「慣れ」という言葉でごまかさず、何度も何度も解き直して、自分に足りないところを探し続けることで、英語を英語のままに読む ことに慣れ、英語長文を自分の武器にすることができます。

大学受験の中で特に重視されている英語、その中でも1番配点の高い英語長文を得点源にできれば、志望校の合格にぐっと近づくはずです!

まずは、「英語を英語のまま読めるようになる 」ことを目標に、頑張ってください!

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