英語のノートの取り方を偏差値80超え経験者が徹底解説【中学生から使える】

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英語のノートの取り方を偏差値80超え経験者が徹底解説【中学生から使える】
荒川センセイ
こんにちは、センセイプレイスの荒川です!
「いくら勉強しても英語ができるようにならない…」

「英語勉強のやる気が出ない」

「そもそも英語の勉強って何から始めればいいの?」

こんな悩みを抱えている中高生はとても多いと思います。

やらなきゃいけないけど何から始めればいいかわからない不安、その気持ちは本当によくわかります!

わたしは高3になるまで基礎的な英文法を全く勉強していませんでした。

それでもなぜか英語が得意だったので、「基礎なんか必要ないや!」と思い込んでいました。

しかしいざ受験勉強をはじめてみると、実は英語ができている気になっていただけだ、と気付き、周囲との英語力との差に絶望しました。

そこから英文法を基礎からやり直そうと思ったものの、SVOC(主語/動詞/目的語/補語)の関係性すら理解していなかったため、ライバルに追いつくのにとても苦労しました…。

しかし、そんな落ちこぼれだったわたしでも、1年間で英語の偏差値を20以上あげ、無事に早稲田大学の国際教養学部に合格できました!

今回は、高校生のときのわたしのように、英語でお困りのに、英語の成績をアップする1番の近道「英語ノートの作り方」をお伝えしていきます!

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目次


【結論】英語のノート作りは成績アップにつながります。

英語のノート作りは成績アップに直結

結論からいうと、英語のノート作りは成績アップに欠かせない1番の要素です!

皆さんのなかには、教科書や参考書にそのまま授業内容を書き込んでいる人もいるかもしれません。

しかし、成績をアップしたいなら、その方法はおすすめできません。

教科書や参考書に書き込むのがおすすめできない理由には

  • 余白が狭いので授業のメモ程度しかとれない
  • あとで見たときに何が書いてあるか分からなくなってしまう
  • ぱっと見て何が重要なのかわからない

などが挙げられます。

ではなぜ教科書に直接書き込むのではなくて、ノートを作ると成績アップにつながるのか。

その理由は、英語のノートをちゃんと作ろうと思ったら、授業の内容や問題集を自分のなかでかみくだいて理解することが求められるからです。

つまり、ノートをちゃんと取ろうと意識することで、内容理解に目が行くために、集中して授業に取り組むことができるのです。

きちんとノートを作っていれば、授業や問題集の内容をちゃんと理解できるだけでなく、重要なポイントがわかりやすくまとめられるので、復習もはかどります。

あるアンケートによると、東大合格者の3人に1人が受験生のときに、見やすいノート作りを意識していたそうです。

このことからもわかるように、成績アップには、授業を理解できて復習もはかどるノート作りが1番の近道です!

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英語のノートを作る目的を意識しよう!

英語のノートを作る目的を意識

ここまでで、成績アップにはノートをちゃんと作ることが欠かせないと感じてもらえたでしょうか。

しかし、1つ皆さんに絶対にやってほしくないことがあります。

それは、「ノートを作るという行為」がゴールになってしまうことです。

今まで、授業中に丁寧に板書をすることに意識が向きすぎて、気がついたら授業の内容が1ミリも理解できないまま次に進んでいた、なんていう経験はありませんか?

授業を聞いていなければ、いくらあとから板書を見直したところで、何の復習にもならないです。

ノートを作る目的は「授業・参考書の内容を理解する」ことです。

とはいえ、汚いノートだとあとから復習する気も起きないし、復習しようと思っても何が書いてあるかわからない、なんてことが起きかねません。

読みにくいノートではだめですが、きれいに作りすぎても時間がかかってしまいます。

あくまでも、「内容を理解するためにきれいなノートを作る」 ことを意識してください。

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【成績アップ】英語ノートを作るべき項目を解説

英語ノートを作るべき項目

ここからは具体的に、ノートにまとめることがより成績アップにつながる項目を、単元別に解説していきます!

ここで気をつけてほしいのが、それぞれの分野を単独のノートだけでは授業の理解が困難だということです。

英単語・英文法・長文などの要素すべてを結合して活用できるようになって初めて英語の成績が上がります!

なので、まとめる際は、授業でやったことをもとに英単語・英文法・長文を組み合わせて学習できるようなノートを意識しましょう!

  1. 英単語
  2. 英文法
  3. 英語長文

①英単語

教科書本文や小テストの範囲で、覚えられていない単語や知らなかった単語を和訳と並べて書きましょう!

単語だけで書くのではなく、その単語が本文でどのような語法で使われているかなどを確認しつつ覚えるのが効果的です。

新出の単語などをまとめておくことで復習もしやすくなります。

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②英文法

英文法もノートでまとめるのがおすすめです!

教科書や参考書に載っている範囲は単元ごとになっていることが多いです。

「関係詞」「動名詞」など単元ごとにポイントをまとめ、授業の際に言われたポイントを逐一書き込んでいきましょう!

人によって、どうしても苦手な単元や問題があると思います。

そういう人は、自分が苦手なところを整理してまとめておくことをおすすめします。

また、おすすめの英文法の勉強法として「例文とその和訳ごと覚える」という方法があります。

例えば、混乱しやすい英文法「感覚動詞」は、

感覚動詞(see,hearなど)+目的語+動詞原型(do)

→「動作のはじめから終わりを見る/聞く」という意味

感覚動詞+目的語+動詞の現在分詞(doing)

→「動作の途中を見る/聞く」という意味

この2つはとても混乱しやすいです。

これをそれぞれ

We heard him sing that song. (私達は彼がその歌を歌うのを聞いた。)

We heard him singing that song. (私達は彼がその歌を歌っているのを聞いた。)

このように例文と和訳とセットで丸暗記してしまえば、文法を忘れてしまったり混乱してしまったときでも、その例文を覚えておけば必然的に文法も思い出せるので、文法に自信がない人は是非やってみてください!

また、このようにノートを作ることで、音読もしやすくなるのでその点からもおすすめです。

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③英語長文

長文も英文法と同じく、音読できるように和訳と合わせて書き込みしましょう!

量が多いので、手書きで写すのではなく教科書や参考書のコピーをノートに貼るのがおすすめです。

長文もノートにまとめることでテスト前に復習がやりやすいです。

また、その長文に出てきた単語・英文法も一緒に復習できるので、一つの長文で網羅的に効率よく英語学習ができます。

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偏差値80超え経験者の英語ノートの作り方4ステップ

英語ノートの作り方4ステップ

ここまでで、授業を理解するため、そして効率のいい復習をするために、きちんと英語のノートを作ることが重要だと感じていただけたでしょうか?

ここからは、わたしが実際にやっていた英語ノートの作り方4ステップを紹介していきます!

①見開き2ページでノートをとる

先程から何度も繰り返している通り、見やすいノートは効率的な復習には欠かせません。

余白をとって見やすいノートを作るために、見開き2ページでノートを取るようにしましょう!

左側のページに教科書の本文と新出単語を書き、右側に本文の和訳と単語の意味を書きましょう。

余白が多いと、授業の内容を書くスペースも十分取れます。

また、見開きで単元が変わるようにすれば見やすいですし、片方を隠すことで、和訳・英訳の勉強にもなります!

復習の効率が上がるだけでなく、テスト前などに、単語や訳のチェックがしやすいのでおすすめです!

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②間違えたところをチェックする

学校や予備校で、長文の和訳を予習課題で出されている人も多いと思います。

訳を間違えたりしたときは、消しゴムで消してしまわないで、間違えたところを線を引いて、正しい訳を書き直しましょう。

そうすることで、自分がどこで間違えたのか、どこが苦手なのかをあとから分析できます。

実際わたしもこれをやったおかげで、文法的に正しい和訳のスキルだけでなく、きれいな日本語で自然な訳ができるようになりました。

ですので、間違えたところは消さずに、正しい答えと見比べられるようにしておきましょう!

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③ペンを使い分ける

ペンを使い分けて、重要なポイントがぱっと見でわかるようにするのもおすすめです。

全部シャーペンでノートに書いてしまうと味気ないし、逆に色ペンを使いすぎても、どこが大事なのかわからなくなってしまいます。

だから、「先生の言っていたところは青色のペン」「英文法に関することは赤のペン」といったように、自分で使う色のルールを決めると、授業の理解度が高まります。

とはいえ、何色もペンを使ってノートを丁寧に作りすぎると、時間もかかるし重要なポイントがぼやけてしまうので、2−3色決めてつかうと良いでしょう。

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④わからない所があったら付箋に書いて貼る

大事なところやわからないところは、付箋に書いて目立たせましょう!

どうしても覚えられないことや、すぐには分からなかった部分は、あとからでも出てくるものです。

そういうときにいちいちノートに書き込んでいると、十分に余白をとっていても、ノートが見づらくなってしまうと思います。

だから、苦手なところや分からなかった部分は、付箋に書き込んでノートに貼りましょう!

わたしの場合は、混乱してしまいがちな文法事項、例えば関係詞の「場所が先行詞のときの関係詞は、whereのときもwhichのときもある」というのを付箋に例文と一緒に書いて、何度も見ることで目に焼き付けて、いつでも思い出せるようにしていました。

ノートを開けたときに一発で目に飛び込んでくるので記憶に残りやすいし、必要なくなれば外す事ができます。

この付箋で目立たせる方法は、紹介してきたなかでも特におすすめです!是非実践してみてください。

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すぐにやめるべき、ダメな英語のノートの作り方

やめるべき英語ノートの作り方2選

ここからは、すぐにやめるべき、ダメな英語のノートの作り方を紹介します。

以下の方法に当てはまっている人は、すぐにやめましょう!

  • 全部手書きで作る
  • 英単語だけをまとめたノートを作る

全部手書きで作る

ノートを全部手書きで作るのはやめましょう。

ノートを作るのに時間がかかりすぎてしまい、せっかく起きた英語の勉強へのモチベーションが下がってしまいます。

実はわたしも中高では、英文はノートに全部書き写してこい、と言われていました。
英語の予習をしようと思っても、そこから始めなくちゃいけなかったのでやる気が出ず、中1から高2までの間に、英語の予習をしていったことは数えるくらいしかありません(笑)

もちろん「書いて覚える」方法もありますが、教科書を写すのはただの作業に過ぎません。

全く何の役にも立たないしただの時間の無駄なので、教科書などの本文はコピーしてノートに貼りましょう!

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英単語だけをまとめたノートを作る

もしかしたらやっている人もいるかもしれませんが、英単語「だけ」をまとめたノートはあまり効率のいい勉強法とは言えないです。

「新出単語をまとめるのはおすすめしてたのになんで?」と思うかもしれませんが、ノートは授業を理解するためのツールです。

その単語が教科書本文の中でどのように使われているのか、を覚える必要があります。

復習の際に一気に単語を把握するためにも本文とまとめてかいておくことはおすすめできます。

しかし、自分の苦手な単語などを1冊のノートにまとめて眺めるだけでは、実際にその単語を自分の語彙にすることは難しいです。

みなさんも、何度も単語帳をながめて単語テストの勉強をしたつもりになっていたけど、実際は単語が掲載されている順に覚えていただけだった、という経験はありませんか?

もちろん単語学習は大事ですが、英単語のみをまとめたノートを作っても、これと同じことが起きてしまいます。

そのため、英単語を学習するときには、単語カードに1枚づつ書いて、適宜順番を変えて覚えられるようにすることをおすすめします!

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