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「英単語や文法は仕上げたけれど、なんとなく偏差値が上がらない……」
「自分にはどの英文解釈参考書が合っているのかな?」
こういった疑問にお答えしていきますね。
そもそも、英語にはやらなければならないことがたくさんあります。
英単語、英文法、熟語、解釈……そのなかでも偏差値を爆上げするための1つとして重要になのが、これから紹介する英文解釈の参考書です。
筆者は当時偏差値40で絶望ともいうべき状態でしたが、大学受験が始まるまで鬼のように単語と英文法で基礎を仕上げ、英文解釈にも力を入れた結果、最終的に偏差値が20以上伸びました。
「基礎は固めたけどなんか英文が読めない…」そんな方にも最適な参考書がここには眠っています。
そこで、今回は、そんな密かに眠る英文解釈参考書を、厳選してご紹介していきます。
では早速参りましょう!
関連記事:【英語】おすすめの英文解釈勉強法4ステップ|英文解釈は和訳と違う?
目次
英語の参考書は5つの分類に分けて考えよう
そもそも、英語はどのように勉強したらいいか知っていますか?
英語、1つの科目だけでも、
- 英単語・英熟語
- 英文法
- 英文解釈
- 英語長文
- パラグラフリーディング
と、それぞれの分野ごとに勉強する必要があります。
英語の成績を上げるためには、これらすべての分野を満遍なく勉強しなければいけません。
また、分野ごとに勉強方法も変わってくるため、参考書もそれぞれの分野に合ったものを選ぶ必要があります。
このことを理解していないと、
「英単語をひたすらおぼえたのに、成績が上がらない」
「英文法は完ぺきなのに、文章が読めない」
と、1つの分野に特化しすぎて、英語全体で見ると、成績が上がらない事態に陥りかねません。
英語、1つの科目でも、英単語・英熟語・英文法・英文解釈・長文読解・パラグラフリーディングと、複数の勉強をしなければならない ことを頭に入れながら、参考書を選ぶようにしてください!
関連記事:早稲田に逆転合格するための英語参考書リスト|英語を受験の得点源に!

そもそも英文解釈とは?

そもそも英文解釈とは何なのか。
簡単にいうと、「英文解釈」は、英文の構造をすべて理解したうえで、英文のイメージをつかんで解釈すること です。
でも、実際の受験問題にはSVOを振って英文構造を書かせる問題がないため、受験生の皆さんが「何でやらないといけないの?」と思ってしまうのも無理はありません。
では、なぜ英文解釈は受験勉強のうえで重要視されているのでしょうか?
それは、英文解釈の能力は英語長文の速読の技術に直結しているためです。
丁寧に英文構造をとっていく作業は時間がかかるし、無意味に思えてしまうかもしれません。
しかし、英語長文は努力なしで一朝一夕に早く読めるようになりません。
地道にSVOを振っていき、日本語訳をして、さらにそれを英語のまま読めるようになるまでトレーニングを徹底する。
このプロセスを経るかどうかで、後々の英語力に大きな差が出てきます。
構文が取れない人は、センターレベルの簡単な長文なら問題なく読めるかもしれませんが、早慶レベルの複雑な構文がバンバン出てくる長文になってくると手も足も出なくなってしまいます。
まずは時間がかかっても、1つ1つの文構造を把握し、訳せるようになりましょう。
そうすることでだんだん英語長文を自分の武器にできます。
ただ、英文の積み重ねである英語長文をスラスラ読めるようになるためには、いちいち和訳をしているヒマはありません。
そのため、英文解釈では必ずしも日本語に訳すことが大事ではないと 覚えておいてください。
関連記事:【英語】おすすめの英文解釈勉強法4ステップ|英文解釈は和訳と違う?

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英文解釈の勉強に取り組む2つの目的

英文解釈の勉強に取り組む際に、日本語に訳すことにこだわり過ぎてしまう人がいますが、それでは英語の成績は上がりません。
何のために英文解釈の勉強をするのかを明確にする必要があります。
その目的は大きく分けて
- 単語・文法の知識をアウトプットできるようにする
- 英語を英語のまま理解できるようにする
の2つがあります!
それぞれ詳しく説明していきます!
関連記事:【英語】ビジュアル英文解釈の特徴と使い方|長文を正確に読めるようになろう!
①単語・文法の知識をアウトプットできるようにする
1つ目はこれまでに覚えた単語・文法の知識をアウトプットすることです!
先ほど述べたように、英語は分野ごとにまんべんなく勉強しなければ成績が上がらない科目です。
しかし、そのなかでも英単語・英熟語と文法は他の分野の土台となる大切な要素です。
その重要性は他の記事でも述べていますが、これらはただの基礎。
覚えただけでは英語の成績を伸ばせません。
基礎だけで入試に挑むのは、サッカーでパスやシュートのやり方を聞いただけで、いきなり試合に出るのと同じくらい無謀です。
まずはパスやシュートを実際に練習して、動作を体に覚え込ませる必要があります。
英語もこれと同じで、その練習が”英文解釈” にあたります!
これまで暗記してきた英単語や文法が実際の文章でどのような訳し方、使われ方をしているのかを実際に訳す作業を通して体得していきましょう!
関連記事:【英語】最強のおすすめ英文解釈参考書まとめ4選|偏差値爆上げ!
②英語を英語のまま理解できるようにする
2つ目は、英語を日本語なしで英語のまま理解できるようにすることです!
普段、受験勉強で英文を読むとき、その英文を日本語に訳してから理解するのがほとんどだと思います。
一方、「英語を英語のまま読む」とは、この英語→日本語のプロセスを全部飛ばして読む方法 です。
たとえば、みなさん知ってあるであろう英単語に「dog」があります。
この単語を聞いたときに、🐕←このような犬のイメージが頭に思い浮かんだ人は英語を英語のまま理解できています!
なぜなら、英語のネイティブスピーカーは「dog」を日本語の「いぬ」と訳さずに、🐕を思い浮かべているからです。
私たちも日本語で「いぬ」と言われたときは、「犬」と思い浮かべるよりは「🐕」を思い浮かべますよね。
このように英語でもネイティブのような感覚で読めるようになったら、だいぶスピード早く読めるようになる気がしませんか?
しかし
I’m talking with friends in the park.
このような英文が出たときに、すんなりイメージが出てくる人は、🐕と比べて少し減ってしまうのではないでしょうか?
英文解釈はこのdog→🐕をすべての英文でおこなうことです!
この2つの目的を意識して、英語を英語のまま読むことが具体的にどのような状態か想像しつつ、そこを意識しながら今後の英語長文の学習に励んでいただけたらうれしいです。
関連記事:【英語】入門英文解釈の技術70の特徴と使い方|0から英文解釈を学習しよう!
- 高2・勉強時間0、偏差値40台からの早稲田逆転合格体験記【逆転合格のリアルを知ろう!】
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英文解釈のおすすめ参考書4選!

つづいては、英文解釈のおすすめ参考書4選をご紹介します!
- 『英文読解入門基本はここだ!』
- 『ポレポレ英文読解プロセス50』
- 『英文解釈の技術シリーズ』
- 『ビジュアル英文解釈』
関連記事:【2021最新版】おすすめの英語参考書リスト|偏差値80超え経験者が厳選!
①『英文読解入門基本はここだ!』
こんな人にオススメ!
- 英語がとにかく苦手で、とくに長文が苦手な受験生
- 長文読解をいつもなんとなく読んでしまっている受験生
メリット
- 英文法を学ぶだけではカバーしきれない、英文の読み方を身につけられる
- 英文の読み方を基礎から学べる
デメリット
- 少し回りくどい解説が多い
『英文読解入門基本はここだ!』は、英文の読み方を基礎から解説している参考書です。
今は東進ハイスクールで講義をしている人気の英語講師・西きょうじ先生が執筆している参考書です。
この参考書の特徴はSVOCなどの基礎中の基礎から、英文読解の手法を学べる点です。
その他にも、主語と動詞の見つけ方など、長文読解に後々いきてくる英文の読み方が盛りだくさんの参考書です。
関連記事:【英語】英文読解入門 基本はここだ!の特徴と使い方|長文読解の基礎を作る!
②『ポレポレ英文読解プロセス50』
こんな人にオススメ!
- 高いレベルの英文解釈を勉強したい受験生
- 分厚い参考書よりも、薄くて凝縮された参考書が好きな受験生
メリット
- SVOCを振った英文で解説しているのではなく、それを講義的に1つ1つ文章で解説している
- 難易度の高い文章を、予備校講師らしくわかりやすく解説している
デメリット
- タイトルや薄いことからレベル感を勘違いされやすいが、相当な難易度がある
『ポレポレ英文読解プロセス50』は難関大レベルの英文を読み解くための参考書です。
この参考書の特徴は、他の英文解釈の参考書とは違い、英文にSVOCを振って解説があるというよりは、講義本チックになっている点です。
代ゼミから東進に移籍した大人気講師・西きょうじ先生のわかりやすい解説が見所です。
「ポレポレ」というやわらかいタイトルや、参考書自体が薄いことからレベル感を勘違いされやすいですが、相当な難易度があるため注意が必要です。
関連記事:【英語】ポレポレ英文読解プロセス50の特徴と使い方|難解英文を自分のものに!
③『英文解釈の技術シリーズ』
こんな人にオススメ!
- 英単語と英文法をある程度学習したが、イマイチ点数が伸びない受験生
- 問題と解説がある参考書を好む受験生
メリット
- 英文と訳と解説というシンプルな構成なので、勉強しやすい
- 長文読解に活きてくる英文の読み方を、100個も学ぶことができる
デメリット
- いきなり問題からはじまるため、ある程度の英語力がないと厳しい
『基礎英文解釈の技術100』は、英文解釈のポイント100個を、問題演習を通じて学ぶ参考書です。
講義本のような解説がたくさん書いてあるタイプのものではなく、1文が初めに書いてあって、それを訳して解説を読んで理解をする問題集型の参考書になっています。
この参考書の特徴は、1文の解説がとにかく詳しいところです。
1文に対して見開き1ページにわたって解説していて、文を図解したりと、文字だけでなく視覚でも理解できる解説がたくさん入っています。
いきなり問題から始まるため、英語初学者にはハードルが高いでしょう。
関連記事:【英語】基礎英文解釈の技術100の特徴と使い方|早慶英文クリアへの懸け橋!
④『ビジュアル英文解釈』
こんな人にオススメ!
- 『基本はここだ!』のような英文解釈の基本は身につけた受験生
- 英語が順調に伸びたけれど、頭打ちになってきた受験生
メリット
- 生徒が引っかかりやすい部分にしぼって解説しているため、効率よく学べる
- 先生と生徒が対話している参考書であるため、すらすらと読める
デメリット
- かなり昔の参考書であるため、すこし古臭い表現があるかも?
駿台予備校で伝説の英語講師と謳われた、伊藤和夫先生の執筆した参考書です。
先生自身が亡くなられたのが1997年であるため、死後20年以上も語り継がれている参考書です。
この参考書の特徴は、生徒と先生が対話する設定で書かれている点です。
生徒役が受験生の抱える疑問点をI先生に聞き、それを先生が解説していくおもしろい形をとった参考書となっています。
駿台の生徒が実際にひっかかったところをベースとしているため、効率よく英文解釈を学ぶことができます。
関連記事:【英語】ビジュアル英文解釈の特徴と使い方|長文を正確に読めるようになろう!
自分の目的に合った参考書を適切に使い分けよう!
今回は、英文解釈を学ぶ目的やおすすめの参考書をご紹介してきました。
ここに書いてある参考書はもちろんのこと、他のサイトさんや書店に並んでいる参考書はあくまで一例でしかありません。
自分が志望校合格に向けて、力をつける・足りないものを埋めるために使うのが参考書です。
そのため、自分の志望校と現在の自分との距離を測り、自分には今なにをやる必要があるのかを考えたうえで、適切に参考書選びをしましょう。
当記事がその助けになればうれしいですが、当記事はあくまで参考でしかありません。
そのため、「この記事に載っていない参考書には取り組んではいけないんだ」と考えるのだけは、絶対にしないようにしてください。
志望校と自分の距離を測り、当記事などを参考にしつつ、最終的には自分で必要な参考書を判断してください。