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「実際に合格した人たちは、どのような古文読解の参考書を使っていたのかな?」
古文単語、文法、常識は覚えたはよいものの、実際に問題を解いて点数が取れなければ偏差値UPは厳しいですよね。
そのうえで、一体どのような参考書を使えばよいか悩むことも多いかと思います。
そこで今回は、数多くある古文読解の参考書のなかから、おすすめの参考書を厳選しました。
少しでも参考にしていただけたらうれしいです!では早速見ていきましょう!
関連記事:早稲田大学に逆転合格するための古文勉強法|0点からでも大丈夫!
目次
古文の参考書は4つの分類にわけて考えよう
そもそも、古文はどのように勉強したらいいのか知っていますか?
古文1つの科目だけでも、
- 古文常識
- 古文単語
- 古典文法
- 文章読解
と、それぞれの分野ごとに勉強する必要があります。
古文の成績をあげるためには、これらのすべての分野を満遍なく勉強しなければいけません。
また、分野ごとに勉強方法も変わってくるため、参考書もそれぞれの分野に合ったもの選ぶ必要があります。
このことを理解していないと、
「古典文法は完ぺきなのに、文章が読めない」
古文1つの科目でも、古文常識・古文単語・古典文法・文章読解と、4つの勉強をしなければならな ことを頭に入れながら、参考書を選ぶようにしてください。
関連記事:早稲田逆転合格のための古文参考書リスト|古文を読むのが楽しくなる!

古文読解におすすめの参考書・問題集6選!
『元井太郎の古文読解が面白いほどできる本』
こんな人におすすめ!
- 古文読解をイチから学びたい受験生
- 古文単語・文法の知識がある程度ついたけど、読解の方法がわからない受験生
メリット
- 予備校の先生が実際にどう問題を解いているかを視覚的にわかる
- 解説が本当に詳しいため、古文読解が苦手な受験生でも安心して取り組める
デメリット
- 口語が多く解説も細かいため、古文が得意な受験生は退屈する可能性も
『元井太郎の古文読解が面白いほどできる本』は、古文読解の参考書のなかでもかなり解説が豊富なため、単語と文法が学んだばっかりで、読解に不安を抱いている古文初心者や高1生でも、安心してとりくめる参考書です 。
予備校講師だったらどのようにして古文を読み解いていくかが目に見えてわかる点が特徴です。
その解法を理解してマネすることで、単語や文法をどう読解に活かしていけばよいかを学べます。
ただ、詳しすぎるくらいに解説が豊富なため、古文が得意な受験生には少し退屈かもしれません。
関連記事:【古文】元井太郎の古文読解が面白いほどできる本の特徴と使い方|難関大への橋渡し!
『富井の古文読解をはじめからていねいに』
こんな人におすすめ!
- 古文単語・文法の知識がある程度ついたけど、読解の方法がわからない受験生
- 解説がわかりやすいけれど、詳しすぎない参考書を好む受験生
メリット
- 古文読解の最低限の知識を身につけるられる
- わかりやすいのに、細かすぎない解説量なため、古文が苦手・得意な受験生どちらでも使える
デメリット
- 解説メインの読解参考書なため、知識的には少し物足りない
古典文法の参考書として有名な『富井の古典文法をはじめからていねいに』の古文読解バージョンです。
解説がわかりやすいけど、詳しすぎないレベル感のちょうどいい参考書で、共通テストレベルの対策にもおすすめです。
この参考書の特徴は、読解問題を解説するのはもちろんですが、読解問題に必要な知識を、段階にわけて解説しているパートがあるところです。
普通に古典文法を学んでいたら知りえない文章読解の知識(例、「」内の尊敬語の扱い)などを、解説を通して学べます。
読解の参考書にしては、解説が中心になっているため、読解問題をガンガン解いていきたい受験生にはあまり向かないです。
関連記事:【古文】富井の古文読解をはじめからていねいにの特徴と使い方|読解攻略!
『古文上達 読解と演習56』
こんな人におすすめ!
- 古文の基礎を学び終えて、本格的な文章読解の勉強がしたい受験生
- 入試レベルの文章読解の勉強がしたい受験生
メリット
- 解きごたえがある難易度、入試さながらのレベルを体験できる
- 短めの文章で読解の基礎を学ぶパートと実際の問題を解くパートにわかれているため、読解力を段階的にとつけられる
デメリット
- 難易度が高めなため、挫折する可能性も
『古文上達 読解と演習56』は、読解力を鍛えるために必要な要素がつまった参考書です。
最初は短めの文章を読んで問題を解くことをとおして読解の基礎を学ぶことができます。
後半では入試レベルの文章・問題をとおして、入試本番に対応できる力をつけられます。
『古文上達 読解と演習56』を完ぺきに解けるようになれば、難関大の古文を解くうえでの基礎は身に付きます 。
古文単語や文法、読解の基礎を学び終えた受験生が、知識の運用方法を学ぶのに最適の1冊です。
しかし、難関大レベルの読解力を鍛えられる参考書である分、難易度は高めです。
この問題集は難しいと認識を持っていないと、挫折する可能性があるため、最初のうちは難しいから解けなくても大丈夫くらい気楽に取り組みましょう。
関連記事:【古文】古文上達読解と演習56の特徴と使い方|さらなる古文力を身につける!
『中堅私大古文演習』
こんな人におすすめ!
- 実際の入試問題をガンガン解いていきたい受験生
- ごちゃごちゃした参考書より、問題と解説のシンプルな構成を好む受験生
メリット
- 実際の入試問題を採用しているため、入試で何が問われるかを実感できる
- 問題と解説のシンプルな構成なため、取り組みやすい
デメリット
- 私立独特の絶対にわからないような問題も混じっている
『中堅私大古文演習』はその名のとおり、中堅私大の入試問題が収録されている参考書です。
実際の入試問題が掲載されているため、入試で問われるレベル・問題のパターンを実感できます。
この参考書は構成もシンプルで、入試問題と解説が載っている だけなため、問題を解いて解説を読む単純な使い方で勉強できます 。
ただ、中堅私大の入試問題をそのまま載せているため、いわゆる捨て問題があります。
そのため、解けない問題に出くわしても、落ち込まないようにしましょう。
関連記事:【古文】「中堅私大古文演習」の特徴と使い方|難関大の登竜門!
『首都圏「難関」私大古文演習』
こんな人におすすめ!
- 古文の勉強をある程度進めてきたが、いきなり過去問に取り組むのは不安な受験生
- 高いレベルの記号問題に苦手意識のある受験生
メリット
- 首都圏難関私大の対策に特化しているため、早稲田に受かるにはピッタリな参考書
- 「捨て問題」はきちんと明記してあるため、挫折しづらい
デメリット
- 問題レベルがぐんと上がるため、基礎が固まっていても苦戦する可能性
『首都圏「難関」私大古文演習』はMARCHや早稲田などの首都圏にある難関私大の古文が豊富に掲載されている参考書です。
中堅私大レベルの参考書を終えたけれども、いきなり過去問にとびつくのが不安な受験生は、この参考書に取り組みましょう。
過去問ほど萎縮せずに、早稲田やMARCHレベルの問題に取り組むことができるため、本番に対応できる力をじっくりとつけることができます。
問題+解答・解説の構成なため、問題を解いて解答・解説をきちんと読む単純な勉強法で力をつけることができます。
しかし、問題レベルが非常に高いため、明らかに読めないと感じることもあるでしょう。
そんなときは、前に取り組んでいた参考書を復習したり、いきなり現代語訳を読んでしまって、どうしてそのように訳せる・読めるのかを理解するところからはじめてもいいです 。
関連記事:【古文】首都圏「難関」私大古文演習の特徴と使い方|私大受験特化!
入試精選問題集 古文
こんな人におすすめ!
- 古文の勉強をある程度進めてきたが、いきなり過去問に取り組むのは不安な受験生
- 古文の記述問題に苦手意識のある受験生
メリット
- 記述問題が豊富なため、本物の読解力と解答力を身につけることができる
- 問題と解説が分冊になっていてシンプル、かつ解説がかなり分厚く豊富
デメリット
- 単語・文法の基礎が固まらずにやると、挫折する可能性
河合出版から出されている「入試精選問題集 古文」です。
この参考書の特徴は、記述問題が豊富なこと、また問題・解答が別冊になっていて解説がかなり豊富なことです。
問題と解答・解説と作りもシンプルなため、非常に取り組みやすい参考書です。
単語・文法の基礎が固まらずに取り組むと、挫折する可能性があるため、そこは注意してください。
また、記述問題が豊富なため、東大や京大をはじめとした難関国公立大学を目指す受験生が、過去問に取り組む前の演習にもおすすめです!
関連記事:【古文】古文入試精選問題集の特徴と使い方|実践的な演習で得点アップ!

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ここにある参考書はあくまで一例!自分に合った参考書を探そう!
今回は、センセイプレイスおすすめの古文単語帳をお話ししました。
しかし、ここに紹介した参考書はあくまで一例でしかありません。
当記事にない参考書で勉強したからといって、成績が伸びないなんてこともありませんし、逆にここに紹介されている参考書でも、自分に合っていないと思ったなら違う参考書で勉強するのも全然問題ありません。
1人1人にあった、それぞれの参考書・勉強法が存在します。
当記事が、古文の参考書選びをする際に、少しでも参考にしていただければうれしいです!