
【受験生のキミへおすすめの記事】
これから受験勉強を始めるキミへ
ライバルに差をつけて、志望校合格を手にするには、勉強法が鍵になります。
まずは、受験勉強を始める前に知っておいて欲しいことをこちらから確認してみてください。
あと一年頑張ることを決めたキミへ
浪人は、伸びないって本当??いいえ、そんなことはありません。
浪人には浪人の勉強の方法があります。やるべきことをやれば、ちゃんと成績を伸ばして合格を手にすることができます。


「語彙や読解の方法は身につけたし、バリバリ問題を解いていきたいな…」
「早慶等の難関大に合格するために必要な参考書はどれだろう?」
こういった疑問にお答えします。
②参考書をやる前に「取り組む目的」を考えましょう
③おすすめの厳選読解問題集リスト7選まとめ
④さいごに…一番大事なのは「自分の頭で考えること」です
最終的に現代文で大事になってくるのは、なんと言っても「解答力」。
漢字やキーワード、読解の方法を身につけることは大事ですが、実際に問題を解くことができなければ、次のレベルへはステップアップできません。
しかし、逆に言えばこれらの基礎を身につけた上で問題を解く練習をしていくことで、確実に点数を伸ばしていくことができます。
この記事を書いている筆者も、相当現代文が苦手でした…。(読めても解けないという状況です)
ですが基礎を身につけた上で練習を繰り返し「解答力」を身につけたことによって、結果的に点数が20以上上がったこともあります。
ということで今回は、その「解答力」を身につけるのに必須な参考書を厳選して紹介していきたいと思います!
現代文では練習が必要です!では早速見ていきましょう!
目次
現代文に必要な力は読解力だけじゃない!語彙(漢字・キーワード)・解答力を身につけることも意識しよう
そもそも現代文とは、勉強法が分かりづらい科目です。
勉強しても成績が上がるかどうか不安ですし、できる人は勉強しなくても偏差値60〜70が取れてしまう場合もあります。
ですので、まずは現代文に必要な力をまず知りましょう。
現代文は、読解さえできればできると思われがちです。そういったところから、ほとんどの受験生が読み方の勉強ばかりして、中途半端なところで立ち止まってしまう。
しかし、現代文に必要な力は読解力に限ったことではありません。冒頭でも言いましたが、ほかにも語彙・解答力など、さまざまな力が要求されます。
そしてその語彙は大まかに、漢字とキーワードの二つに分類できます。
漢字については、大学受験レベルとして出版されているもので対策していく必要があります。
キーワードは、「演繹」「帰納」「メタファー」「アウフヘーベン」など、日常会話ではほとんど登場しない特殊な語彙がメインとなるので、専門的な対策が必要となります。
解答力とは、現代文を読解して、その情報から問題を解く能力を指します。いくら文章が読めているからといって、選択肢をきちんと根拠をもって消去できるか・記述問題で文章表現に気を付けながら記述できるかどうか、など問題演習を通してしか身につけることのできない、得点を取る力も要求されます。
ですので、読解力だけを磨くのではなく、読解力・語彙(漢字・キーワード)・解答力をバランスよく学習していくことを忘れないようにしましょう。

ここにある参考書をすべてやるのは不可能!自分の目的に合った参考書を適切に使い分けよう!
次に、この記事を読んでもらう上での注意点について、書いていきます。
まずはじめに言いたいのが、この記事に書いてある参考書をすべてこなすことは不可能であるし、そもそもしなくていいということです。
ここに書いてある参考書はもちろんのこと、他のサイトさんや書店に並んでいる参考書はあくまで一例でしかありません。
自分が志望校合格に向けて、力をつける・足りないものを埋めるために使うのが参考書です。
なので、志望校と現在の自分との距離を測り、自分には今なにをやる必要があるのかを考えたうえで、適切に参考書選びをしましょう。
当記事がその助けになればうれしいのですが、あくまで参考でしかないので、「この記事に載っていない参考書には取り組んではいけないんだ」という風に考えるのだけは、絶対にしないようにしてください。
志望校と自分の距離を測り、当記事などを参考にしつつ、最終的には自分で必要な参考書を判断してください。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓
オンラインで実施するので、全国どこからでもOKです!
申し込みはLINEから!
現代文が苦手な人におすすめ(偏差値目安:50以下)
現代文が苦手でどうしようもないという人は、難易度の低い文章の中で、読解法を意識して問題を解いていく必要があります。
ここでは、現代文がどうしても苦手だという人のために、難易度の低い文章の中で、読解法を意識して問題を解くことのできる参考書をご紹介していきます。
入試現代文へのアクセス 基本編
こんな人にオススメ!
- 現代文がまったくわからないという受験生
- 中学の現代文ですでにつまづいている受験生
メリット
- 問題レベルが平易なので、インプットした読解法を意識して問題を解きやすい
- 各段落の解説があるように、文章自体の解説も詳しい
デメリット
- 段落同士のつながりなどの解説はない
河合塾で人気のある現代文講師が、総出で監修した問題集である『入試現代文へのアクセス 基本編』です。
この参考書の特徴は、現代文が苦手な人でも取り組みやすい難易度と、各段落の解説があり、文章の理解がしやすいという点です。
ただ、段落同士のつながりなどの解説はないので、そこは自分で学習していく必要があります。
詳しい解説記事はこちら☟
- 高2・勉強時間0、偏差値40台からの早稲田逆転合格体験記【逆転合格のリアルを知ろう!】
- 高1・高2からの難関大合格戦略【難関大に合格するために!】
- 受験勉強をこれから始める人が読む記事【受験勉強のはじめの一歩】
- 定期試験はできるのに、模試ができない理由【模試になると点が取れないというキミへ】
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
現代文がそこそこな人におすすめ(偏差値目安:50~60)
「現代文はそこそこフィーリングで解けてしまうけど、点数の波が激しい」
という人は、問題演習に取り組みながら、自分の足りないところを分析していくという勉強法をおすすめします。
そのために、活用できる参考書をいくつかご紹介します。
入試現代文へのアクセス 発展編
こんな人にオススメ!
- 現代文はそこそこフィーリングで解けてしまうけど、点数の波が激しいという受験生
- 早稲田レベルに取り組むためには、もう少し力をつけないといけないという受験生
メリット
- いわゆるフィーリングで解ける問題もあまり多くないので、読解法をしっかり意識しないと解けない点
- 各段落の解説があるように、文章自体の解説も詳しい
デメリット
- 段落同士のつながりなどの解説はない
河合塾で人気のある現代文講師が、総出で監修した問題集である『入試現代文へのアクセス 発展編』です。
この参考書の特徴は、フィーリングである程度解ける人が力をつけていくにはちょうどいい難易度である点。また、各段落の解説があり、文章の理解がしやすいという点です。
ただ、段落同士のつながりなどの解説はないので、そこは自分で学習していく必要があります。
詳しい解説記事はこちら☟
現代文読解力の開発講座
こんな人にオススメ!
- 現代文の波をなくして、高得点を取り続けたいという受験生
- 要約をしてみたいが、方法論がよくわかっていない受験生
メリット
- 問題数が少なく、解説が詳しいため、1つの文章を深く学習することができる
- 要約がついているため、本物の読解力を養成することができる
デメリット
- 演習量を確保するには、過去問などで補強する必要がある
駿台予備校の現代文講師・霜栄先生が執筆されている参考書である『現代文読解力の開発講座』です。
この参考書の特徴は、問題数が少なく解説が詳しいので、1つの文章を深くじっくり学習することができること。また、要約がついているので、要約をすることで、本物の読解力を身につけることができます。
問題量が少ないので、演習量を確保したい場合は、他の問題集・過去問などで補う必要アリです。
詳しい解説記事はこちら☟
入試精選問題集現代文
こんな人にオススメ!
- 記号問題は得意だが、記述問題は苦手だという受験生
- 現代文の勉強を、記述問題を通してやっていきたいという受験生
メリット
- 記述問題が豊富なので、本物の読解力・解答力を身につけることができる
- 解答・解説が別冊になっていて、かなり詳しい/li>
デメリット
- 文章自体の解説は少し少なめ
河合出版から出されている『入試精選問題集現代文』です。
この参考書の特徴は、記述問題が豊富だというところです。
早稲田の現代文は記号問題がほとんどですが、記述問題が出る学部もありますし、記述問題を解くことができるようになると、本物の読解力・解答力を養成することができるので、おすすめです。
文章自体の解説は少し少なめなので、そこは注意してください。
現代文が得意な人におすすめ(偏差値目安:60以上)
入試現代文へのアクセス 完成編
こんな人にオススメ!
- 現代文はそこそこ得意だが、難しい文章・問題になると点数が安定しないという受験生
- 読解法をある程度勉強したので、ハイレベルな文章・問題をガシガシ取り組んでいきたいという受験生
メリット
- いわゆるフィーリングで解ける問題がほぼないので、読解法をしっかり意識しないと解けない
- 各段落の解説があるように、文章自体の解説も詳しい
デメリット
- 段落同士のつながりなどの解説はない
河合塾で人気のある現代文講師が、総出で監修した問題集である『入試現代文へのアクセス 完成編』です。
この参考書の特徴は、早稲田に対応できるような抽象度の高い文章をハイレベルで、記述問題を通して学べる点。また、各段落の解説があり、文章の理解がしやすいという点です。
さらに、巻末に200字要約がついているので、要約練習もすれば、かなり力をつけていくことができます。
ただ、段落同士のつながりなどの解説はないので、そこは自分で学習していく必要があります。
詳しい解説記事はこちら☟
酒井の現代文ミラクルアイランド
こんな人にオススメ!
- 早稲田レベルの問題を通じて、読解・解答のテクニックを学びたいという受験生
- 抽象度の高い評論でつまづくことが多いという受験生
メリット
- 評論文を「分ける」「つなぐ」という2つの考え方を元に読んでいくという風に、読解法がはっきり示されているので学習しやすい
- 読解力の基礎を持った人が、さらに上の読解力を身につけるには最適
デメリット
- 早稲田に対応するための、選択肢の切り方などは解説が少なめ
早稲田志望に愛されている『酒井の現代文ミラクルアイランド』です。
この参考書の特徴は、普通の参考書のように「しかしがついている1文」などを解説しているのではなく、1文1文のつながりで、文章全体がどのようになっているかの解説が詳しく書かれてあるという点です。
読解法の基礎を学習したことのある人が、読解力を底上げするには最適な参考書になっています。
早稲田に対応するための、選択肢の切り方などは解説が少なめなので、そこは注意してください。
現代文と格闘する
こんな人にオススメ!
- 現代文の確固たる力を身につけたいと考えている受験生
- 基本的な読解力・解答力は身につけたのに、点数が伸び悩んでいるという受験生
メリット
- 「語句」から「演習」まで、基礎から実践まで網羅されている
- 第1部~第3部と体系立てて、現代文を学ぶことができる
デメリット
- 難易度はかなり高いので、現代文で差をつけたいという人以外には、すこしオーバーワークになりかねない
河合出版から出されている『現代文と格闘する』です。
この参考書は、大きく分けて3つのパートに分かれています。
第一部では「語句のイメージ」、第二部では「文章の読み方」、第三部では「演習」と、基礎から実践まで網羅されているのが本書の特徴です。
演習の出題数自体は13題となっていて、読解法や解説もこと細かく説明されているため参考書自体は厚めです。
難易度はかなり高いので、現代文で差をつけたいという人以外には、すこしオーバーワークになりかねません。
この記事はあくまで一例!大事なのは「自分に合った参考書」を探すことです
以上、おすすめの参考書をいくつか紹介していきましたが、これはあくまで数あるうちの一つに過ぎません。
もちろん、ある程度は人に合った参考書や効率的な勉強方法というのは存在しますが、人によって向き不向きは確実にあります。
「先輩の勉強法やネットに載っている勉強法、予備校の勉強法を試してみたけど上手く行かなかった…」
「おすすめの参考書を試してみたけど効果がなかった…」
そんな経験はありませんか?
ここで大事なのは、「自分が今どれくらいの実力を持っていて、どれくらいの時間勉強ができるのか」「その上で、どの参考書を選んで勉強を進めていくのか」と自分の頭で考えて日々生活していくことです。
人からおすすめされた勉強法や参考書は、あくまで外からあなたを見た上で勧められたものに過ぎません。
自分のことは自分が一番分かっているはず。ですから、自分のレベルを確認しつつ、自分に合った参考書・勉強法を選びましょう!