
【受験生のキミへおすすめの記事】
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ライバルに差をつけて、志望校合格を手にするには、勉強法が鍵になります。
まずは、受験勉強を始める前に知っておいて欲しいことをこちらから確認してみてください。
あと一年頑張ることを決めたキミへ
浪人は、伸びないって本当??いいえ、そんなことはありません。
浪人には浪人の勉強の方法があります。やるべきことをやれば、ちゃんと成績を伸ばして合格を手にすることができます。


「漢字やキーワードはどの参考書でどう勉強していけばいいのだろう…」
「早慶等の難関大に合格するために必要な参考書が知りたい…」
今回の記事ではこのようなお悩みを持つ受験生の皆さんに、現代文の単語帳を計6冊ご紹介していきます。
目次
【そもそも】なぜ受験生は現代文単語を勉強するべきなのか?
この記事を読んでくれている人のなかには、「現代文単語って要は今の日本語でしょ?勉強しなくても余裕でしょ!」なんて思っている人もいるかと思います。
そんなあなたに問題です。「軋轢、アイデンティティ、アナロジー…」これらの言葉を正確に理解できていますか?
現代文で点数をUPさせるためには、読解力(解答力)に加えて語彙力が必要になってきます。
たとえ読解力を身につけて文構造や流れを正確に把握できるようになっても、そのなかに使われている語句やキーワードの意味がわからないと問題を解くことができません。
ですから、確固たる語彙力を身につけることが、合格への近道となるわけです。
この記事を書いている筆者は、語彙力を身につけることによって文章を理解できるようになり、結果的に偏差値が10以上あがりました。
今回は、そんな語彙力を身につけるために必須の参考書を、厳選して紹介していきたいと思います!
この記事が、受験生のあなたの手助けになれれば幸いです。では早速見ていきましょう!
関連記事:【現代文】おすすめの現代文参考書リスト|早慶W合格者が厳選!

現代文に必要な力は読解力だけじゃない!語彙(漢字・キーワード)・解答力を身につけることも意識しよう
現代文は、勉強法がわかりづらい科目です。
どんな勉強法が自分に合っているのか、長時間勉強しても手応えがあまりなくて苦手意識を感じている人も多いのではないでしょうか。
まずは現代文に必要な力を知りましょう。
かなり多くの受験生が、現代文は読解さえできれば解けるようになる、と勘違いをして、読解の問題ばかりむやみに解いてしまいます。
しかし、現代文に必要な力は読解力に限ったことではありません。冒頭でも言いましたが、ほかにも語彙・解答力など、さまざまな力が要求されます。
そしてその語彙は大まかに、漢字とキーワードの二つに分類できます。
漢字については、大学受験レベルとして出版されているもので対策していく必要があります。
キーワードは、「演繹」「帰納」「メタファー」「アウフヘーベン」など、日常会話ではほとんど登場しない特殊な語彙がメインとなるので、専門的な対策が必要となります。
解答力とは、現代文を読解して、その情報から問題を解く能力を指します。
いくら文章が読めているからといって、選択肢をきちんと根拠をもって消去できるか・記述問題で文章表現に気を付けながら記述できるかどうか、など問題演習を通してしか身につけることのできない、得点を取る力も要求されます。
ですので、読解力だけを磨くのではなく、読解力・語彙(漢字・キーワード)・解答力をバランスよく学習していくことを忘れないようにしましょう。
関連記事:【大学受験】現代文を独学で攻略する方法|慶應生が徹底解説!

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ここにある参考書をすべてやるのは不可能!自分の目的に合った参考書を適切に使い分けよう!
次に、この記事を読んでもらう上での注意点について、書いていきます。
まずはじめに言いたいのが、この記事に書いてある参考書をすべてこなすことは不可能であるし、そもそもしなくていいです。
ここに書いてある参考書はもちろんのこと、他のサイトさんや書店に並んでいる参考書はあくまで一例でしかありません。
自分が志望校合格に向けて、力をつける・足りないものを埋めるために使うのが参考書です。
なので、志望校と現在の自分との距離を測り、自分には今なにをやる必要があるのかを考えたうえで、適切に参考書選びをしましょう。
当記事がその助けになればうれしいのですが、あくまで参考でしかないので、「この記事に載っていない参考書には取り組んではいけないんだ」と考えるのだけは、絶対にしないようにしてください。
志望校と自分の距離を測り、当記事などを参考にしつつ、最終的には自分で必要な参考書を判断してください。
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入試漢字マスター1800+
こんな人にオススメ!
- 漢字の読み・書き取りで点数を落とすことが多い受験生
- 漢字の勉強にしっかり時間をとって取り組む余裕のある受験生
メリット
- つくりがシンプルなので取り組みやすい
- 小学生レベルのものも混じっているので、本当に苦手な人でも取り組みやすい
デメリット
- そもそもの量が多いので、漢字の勉強でいっぱいいっぱいになってしまう可能性
河合出版から出されている『入試漢字マスター1800+』です。
この参考書の特徴は、読み・書き取りがそれぞれレベル別に分けられていること・つくりがシンプルなこと・掲載量が豊富なことが挙げられます。
読み・書き取りがそれぞれレベル別に分けられているので、読みと書き取りのどちらか一方が苦手で、一方が得意な人でも、取り組む分野をレベルで決められて使いやすいです。
ただ、1800と数が多いので、漢字の勉強で手いっぱいになる可能性があります。
生きる漢字・語彙力
こんな人にオススメ!
- 漢字の勉強が嫌いで、工夫がなされている参考書が欲しいと考えている受験生
- 漢字が読める・書けるだけではなく、その中で語彙力もつけていきたいと考えている受験生
メリット
- 例文が少しユニークなので、楽しく漢字を勉強できる
- 例文の中で語彙をインパクトをもって覚えることができる
デメリット
- 例文の癖がすごいので、苦手な人は苦手かも?
駿台予備校の現代文講師・霜栄先生が執筆されている参考書である『生きる漢字・語彙力』です。
漢字を学ぶことができるのはもちろんのこと、例文がかなり頭に入りやすいものになっているので、タイトルの通り、その中で語彙力をつけていくことができる特徴があります。
ボリュームが2300語あるのも魅力的です。
ただ、例文のユニークさ・ボリュームの多さが裏目に出る場合もあるので、自分に必要なものかの見極めが必要です。
漢字ゴロゴ
こんな人にオススメ!
- データに裏付けされた漢字の参考書が欲しいと考えている受験生
- 古文のゴロゴシリーズが好きで、ゴロゴシリーズで揃えたいと考えている受験生
メリット
- 膨大な試験データを分析して作られているので、頻出の漢字を効率よく学ぶことができる
- 漢字学習に必要なステップを参考書のなかで踏んでいるので、勉強の順序に迷わずに取り組むことができる
デメリット
- 必要なステップが決まっているので、応用的な使い方がしづらいかも
古文単語で有名な『ゴロゴ』シリーズの漢字ver。東進ハイスクールの国語講師・板野先生が執筆されている『漢字ゴロゴ』です。
この参考書の特徴は、的中率98%と表紙に書いてあるように、圧倒的な試験データに裏付けされた頻出の漢字を効率よく学ぶことができる点。
書き→読み→難易度高い→間違えやすい漢字など、学習するべき順番にレイアウトされているので、順番に関しても効率よく学ぶことができる。
ただ、必要なステップが決まっているので、応用的な使い方がしづらいかもしれません。
ことばはちからダ!現代文キーワード
こんな人にオススメ!
- 1つのキーワードに対して詳しい解説が欲しいと考えている受験生
- キーワードの意味でつまづくことが多い受験生
メリット
- 1つのキーワードに対する、解説・例文が豊富に掲載されている
- 難易度の高いキーワードでも、例文・解説で詳しく学ぶことができる
デメリット
- 掲載キーワードの数はそこまで多くない
河合出版から出されている『ことばはちからダ!現代文キーワード』です。
この参考書の特徴は、1つのキーワードに対する、解説・例文が豊富に掲載されている点です。
難易度の高いキーワードでも、例文・解説で詳しく学ぶことができます。
掲載キーワードの数はそこまで多くないので、そこは注意してください。
現代文キーワード読解
こんな人にオススメ!
- 現代文における最低限の語句は頭に入っている受験生
- 文章を読んでいく中で、キーワードの意味を覚えていきたい受験生
メリット
- 文章を読みながらキーワードを頭に入れることができるので、現代文の力を総合的にあげることができる
- 文章を読みながら学習していくので、キーワードの使われ方が理解できる
デメリット
- 文章を読みながら学習していく形式なので、そこそこの力は必要
Z会が出版している『現代文キーワード読解』です。
この参考書の特徴は、文章を読みながらキーワードを頭に入れることができるので、現代文の力を総合的にあげることができる点です。また、キーワードの使われ方も理解できます。
ただ、文章を読みながらキーワードを学習していく形式なので、そこそこの力は必要です。
頻出現代文重要語700
こんな人にオススメ!
- 語彙力をとにかく上げたいと考えている受験生
- 読解力・解答力はそこそこあるので、キーワード学習でさらに力をつけたいと考えている受験生
メリット
- 掲載キーワードの数が圧倒的に多い
- 構成がシンプルで学習しやすい
デメリット
- 単語・意味のような形式なので、覚えた気になりやすい
『頻出現代文重要語700』です。
この参考書の特徴は、掲載キーワードの数が圧倒的に多い点です。
キーワード・意味・解説と構成もシンプルなので学習しやすいです。
ただ、単語・意味のような形式なので、覚えた気になりやすい点があります。確認方法は各自で工夫してみてください。
この記事はあくまで一例!大事なのは「自分に合った参考書」を探すことです
以上、おすすめの参考書をいくつか紹介していきましたが、これはあくまで数あるうちの一つに過ぎません。
もちろん、ある程度人に合った参考書や効率的な勉強方法はありますが、人によって向き不向きは確実にあります。
「先輩の勉強法やインターネットに載っている勉強法、予備校の勉強法を試してみたけどうまくいかなかった…」「おすすめの参考書を試してみたけど効果がなかった…」そんな経験はありませんか?
こで大事なのは、「自分が今どれくらいの実力を持っていて、どれくらいの時間勉強ができるのか」「そのうえで、どの参考書を選んで勉強を進めていくのか」と自分の頭で考えて日々生活していくことです。
人からおすすめされた勉強法や参考書は、あくまで外からあなたを見たうえで勧められたものに過ぎません。
自分のことは自分が一番わかっているはず。ですから、自分のレベルを確認しつつ、自分に合った参考書・勉強法を選びましょう!