【共通テスト日本史対策】2ヶ月で共通テスト日本史で満点を取るための勉強法|おすすめ参考書もご紹介!

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【実体験】 2ヶ月で共通テスト日本史で満点を取るための勉強法

こんにちは!センセイプレイスの湯川です!

今回は、ぼくが11月半ばから日本史の勉強を始めて、2ヶ月でセンター試験で満点を取った勉強法を伝えていきます!

ぼくが受験生だったときはまだ共通テストになっていませんでしたが、共通テストの日本史は旧センター試験の傾向と大きく変わりません。

ぼくが2ヶ月でセンター満点をとった勉強法は、十分共通テストでも使えると思います。

ぜひ最後まで読んでいって欲しいと思います!

センター試験で満点と聞くと、日本史オタクのように思われますが、まったくそんなことはありません。

正直、始める前は鎌倉幕府がいつできたのかも知らないレベルでした(笑)

そんなぼくでも1ヶ月で80点台、2ヶ月で100点取れるようになりました。

そして受験を経験したからいえることがあります。

日本史は自分に必要な勉強だけをやれば意外と簡単に攻略できる ことです。

ただ、ぼくの例はあくまでもひとつのサンプルなため、自分に必要なのはなにか?と考えながら読んでみてください!

また、この勉強法はあくまで「共通テスト(旧センター)で、2ヶ月で満点を目指す」勉強法です。

早慶・MARCHなどの難関私大の個別入試には対応していないため、そこだけ気を付けていただきたいです。

それではさっそく、「2ヶ月で共通テスト満点」を取るための勉強法を見ていきましょう!

関連記事:早稲田に逆転合格するための日本史勉強法|暗記だけでは乗り切れない!


目次


1日目-8日目:日本史全体の流れをつかむ

どのようなな日本史の勉強ルートでも、最初にやることは必ず「流れをつかむ」ことです。

流れをつかむのは、言い換えるなら歴史を物語のあらすじとしてとらえる ことです。

つまり、各時代・権力者・人々には、どのような特徴があり、なぜそのようにそうなったか、その結果どのようなことが起こったのかを把握して、きちんと理解できれば、流れはつかめたと思ってもよいでしょう。

例えば、江戸時代の「流れ」をイメージしてみましょう。

江戸時代は260年も続く時代で、徳川家が設立した武家政権により、幕藩体制や身分制度や大名統制などの特徴がある。

8代目から徐々に崩れていき、改革をおこなうが成功せず、国民の不満が溜まっていく。

そして開国を求められ、国内が乱れ薩摩や長州などの連合軍に敗れて江戸時代が終わった……。

みたいな感じになります。

もちろん、これはかなり大まかな流れなため、これをもっと細かいところまでイメージできれば、なお素晴らしいです。

日本史の流れをひととおりつかめれば、

  • 歴史の流れが”エピソード記憶”として頭に入っていくため、あとから思い出しやすくなる
  • 歴史はつながっていて、単体で覚えるものじゃないと実感できる
  • 日本史がおもしろく感じるようになる

このような効果が期待できるため、そのあとの勉強が格段に楽になります。

とはいえ、始めからいきなり分厚い教科書を読む気なんて起きないですよね。

そこで、まずはさっと流れをつかむために、『金谷の「なぜ」と「流れ」がわかる本』で流れをつかみました。

関連記事:【日本史】金谷の日本史「なぜ」と「流れ」が分かる本の特徴と使い方【原始・古代史編】

この本は講義型の参考書なため、実際に授業を聞いているような雰囲気でサクッと理解できます。

まさに、帯に書いてあるとおり、「なぜと流れをイッキ読み」できちゃう本です。

スラスラ読めるためマンガ感覚で楽しめます!

関連記事:徹底検証!偏差値40から早稲田逆転合格への参考書リスト:日本史編



9日目-12日目: 一問一答で知識のアウトプットをする

流れをつかんあとは、アウトプット!

え?

一問一答ってインプットじゃないの?ってなりますよね。

たしかに、一般的にはそのとおりかもしれません。

しかし、すでに流れをつかむフェーズである程度知識をインプットできているはずなため、それを一問一答で試してみる意味で、アウトプットです。

ちなみに、東進の一問一答は、

星3:絶対に覚えないといけない必須レベル。
星2:センター高得点、一般私大で通用するレベル。
星1:難関私大でも高得点を取れるレベル。センター9割から10割目指すレベル。

と、問題ごとにレベルがわかれています。

この段階では、まずは星3の問題だけでよいので、完璧にしましょう。

なお、一問一答はターゲット4000も有名ですが、短期間で高得点を目指すには東進の一問一答がおすすめです。

東進の一問一答は時代順に並べられているため、一問一答なのに流れも復習できるようになっています。

一方、ターゲット4000だと、難易度順で大きくわけられているので流れがつかめません。

関連記事:【日本史】日本史B一問一答(東進)の特徴と使い方|爆速暗記で9割超え!



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9日目-12日目:気分転換に日本史のCDを聞く

さらに、一問一答と同時進行で『石川晶康のトークで攻略日本史B』のCDも聞いていました。

CDで日本史を勉強するのは少し珍しいかもしれませんが、通学時などのスキマ時間にも勉強ができ、気分転換に楽しみながら勉強できるためおすすめです。

こちらのCDの話者は石川先生ご本人で、独特の話し方なため記憶に残りやすくなっています。

関連記事:【日本史】スピードマスター日本史問題集の特徴と使い方|30日完成!

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13日目-20日目: 過去問を徹底分析する

さて、ここまできたら、いよいよ共通テストの過去問分析に入ります。

過去問分析には、大きくわけて2つの目的があります。

  1. 自分の実力を知るため
  2. 共通テストの問題を知るため

それでは、順番に解説していきます。

関連記事:【日本史】日本史史料問題一問一答(東進)の特徴と使い方|高得点を狙え!

①自分の実力を知るため

過去問分析に取り組むことで、その時点での実力がはっきりわかります。

早い段階で自分の実力を把握しておけば、そのあとの勉強のペース配分がわかります。

また、次に過去問を解いたときに点数が上がっていれば、自分の成長が実感できてテンションがあがりますよね!

関連記事:【2022最新版】レベル別おすすめの日本史問題集8選|現役国公立大学生が厳選!

②共通テストの問題を知るため

ここで共通テストの問題をしっかり分析して、どのような感じで出題されるのかを知っておけば、試験に出ないことを勉強してしまう無駄を省けるため 、勉強の効率がグンと上がります!

実際の試験ではどのような問題がどのように出題されているのかを、常に意識しながら勉強してください。

関連記事:【大学受験】日本史がおぼえられない受験生が読むべき1冊を教える

20日目-本番まで:安定して高得点をとれるようにする

共通テストの過去問を解いたら、次は東進の一問一答の星2、星1の問題に取り組んで、知識を吸収していきましょう。

星2を覚えきった時点で、共通テストなら安定して8割は取れるようになっているはずですが、さらに高得点を取りたい人は星1に取り組んでください。

ぼくの場合、星2が終わったのが27日目。

星1が終わったのが47日目でした。

そして、東進の一問一答を自分の目標に合わせたレベルまで終わらせ次第、過去問を解いて解いて解きまくる段階に入りましょう。

徹底的に過去問を分析し、自分の弱点を洗いざらい見つけていき、個別の対策を取ります。

ぼくの場合は資料問題が弱点だったため、資料集を自分なりにまとめたりして対策しました。

関連記事:山川詳説日本史ノートの使い方を徹底解説|日本史の総復習にピッタリ!

日本史の勉強で一番大切なのは「復習」

ここまでいろいろ書いてきましたが、結局一番番大事なことは何か。

それは、復習 です。

復習と聞くとめんどくさいイメージがある人もいるかもしれませんが、復習に勝る勉強はありません。

流れをつかんでから一問一答に入るといいましたが、一問一答をやりながらも当然、流れの復習はします。

ちなみにぼくは日本史の勉強時間のうち、7割~8割ほど復習に使いました。

一問一答も一周するだけじゃ全然覚えきれないです。

何十周と復習してやっと覚えられます。

また、復習もただすればいいわけではなく、タイミングが大事です。

このタイミングは人によって、また覚えるものによって違ってきます。

復習のタイミングは勉強していくにつれて自分の実感として培っていくものなため、やっていくうちにわかってくると思います。

最初は、適切なタイミングで復習ができずにつまづいても、自分に適切な復習のタイミングを試行錯誤していけば、自分にあった復習のタイミングを見つけられるでしょう。

そのため、日本史の勉強を調子よく進めていけても、必ず復習を怠らないようにしてください!

関連記事:徹底検証!偏差値40から早稲田逆転合格への参考書リスト:日本史編