
【受験生のキミへおすすめの記事】
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ライバルに差をつけて、志望校合格を手にするには、勉強法が鍵になります。
まずは、受験勉強を始める前に知っておいて欲しいことをこちらから確認してみてください。
あと一年頑張ることを決めたキミへ
浪人は、伸びないって本当??いいえ、そんなことはありません。
浪人には浪人の勉強の方法があります。やるべきことをやれば、ちゃんと成績を伸ばして合格を手にすることができます。

「日本史の勉強法がわからない…」
「点数がいつまでたっても上がらない!」
そんな悩みを抱えている受験生はとても多いと思います。
実際わたしも、歴史には全く興味がなくて、高3の6月ごろまでは〇〇時代の順番さえもあやふやでした(笑)
漢字も苦手だったので最後まで偏差値があがらず、ずっと日本史に足を引っ張られていました。
日本史のおおまかな流れすらよく分からないのに、赤本を見ると知らない単語が山のように出てきてやる気を失い、ずっと日本史の勉強は後回しにしていました。
今回は、そんな私のような、根っからの日本史嫌いな人にこそ使って欲しい
「山川詳説日本史ノート」の
- 特徴
- 具体的な使い方
- どんな人におすすめか
の3点についてお伝えしていきます!
関連記事:【大学受験】おすすめの日本史勉強法|ゼロから短期間で成績アップも可能!?
目次
山川詳説日本史ノートって?

山川出版社が出している「まとめ用」参考書
日本史の参考書には、
- 教科書
- 用語集
- 問題集
- 1問1答
- 資料集
などたくさんの種類があります。
その中の一つに「ノート系参考書」というものがあります。
ノート系参考書とは、教科書でも問題集でもない、その中間のような参考書です。
大体の流れが書いてあり、重要単語のところを自分でオレンジペンで書き込めるようになっていて、その他の重要単語のところは赤シートで隠せるようになっています。
また、教科書よりも細かい資料が収録されているという点でもオススメできます。
いちおう問題集のような使い方もできるのですが、それよりもおすすめなのが、自分が得た日本史の知識を全て書き込んだ、自分だけの参考書を作ることです!
また、ノート系参考書としては、今回紹介する「詳説日本史ノート」の他に、主なものとして、「山川日本史書き込み式教科書」というものもあるのですが、それは書き込めるスペースが少ないので、まとめノートには向かないかなと思います。
関連記事:【2021最新版】おすすめの日本史参考書・問題集リスト|文化史対策もできる!

日本史偏差値40台だった私が早稲田に現役合格した方法
わたしの通っていた高校は全く進学校ではなかったので、授業で通史が終わったのは高3の10月ごろと、本当にギリギリの時期でした。
そのため、よく言われる「夏の間に通史2周!」など全くできるわけもなく、夏の間は既習範囲を2周するのがせいぜいでした。
もちろん模試でも全く点が取れなかったので、さらにやる気をなくす、という悪循環に陥っていました。
しかし、次の方法で地道に勉強していたのが功を奏し、無事に第1志望校に合格することができました!
その具体的な勉強法については次のパートからお伝えしていきます!
【1】授業プリントなどを元に空欄を埋めていく
まずは、学校や塾でもらったプリントなどを元に重要単語を空欄に書き込みます。
空欄が全部埋まったら、空いているスペースにも書き込みをしていきましょう!
わたしは、授業などで言われた他の重要な情報や年号のゴロなどを全部書いていました。
ふせんを使うのもオススメです!
また、勉強する量についてですが、わたしは7月ごろから「今日は〇〇時代を終わらせる」と1日の量を決めてやっていました。
関連記事:【共通テスト日本史対策】2ヶ月で共通テスト日本史で満点を取るための勉強法|おすすめ参考書もご紹介!
【2】覚え残しがなくなるまで繰り返し、知識を書き込んでいく
自分の知っている事件・歴史的人物などを全て書き込み終わったら、その時代を片っ端から覚えるつもりで赤シートで隠しながら繰り返し書いて暗記していました。
1つでも思い出せない単語や年代があれば、そのページの最初からやり直して、1ページずつ完成させていきました。
また、赤本や他の問題集で新しく得た知識があれば、その都度、書きこんでいきました。
個人的には、室町時代あたりの合戦がとても苦手だったので、覚えられるように自分なりに図を書いていました。
関連記事:【日本史】日本史の定期試験の勉強法を徹底解説!|丸暗記では意味がない!?
【3】自分の苦手な部分を「場所で」覚える
ここで、わたしのように日本史が大嫌いな方に1つおすすめしたい方法があります!
それは、
「場所で覚える」という方法です。
室町時代の南北朝の動乱の時期を例にあげると、わたしは「持明院統」「大覚寺統」がグチャグチャになってしまって覚えられなかったので
自分で簡単な表を作って、「足利尊氏は左側に書いてあったから持明院統だな」
「後醍醐天皇は右側だから大覚寺統だな」というように無理やり位置を使って頭に詰め込んでいました。
日本史が大嫌いで流れすら覚えられなかったわたしでも、自作の図のお陰でかなりの量を覚えられたので、「どんな方法でも覚えられない…」という人は、1度試してみてください!
関連記事:【日本史】金谷の日本史「なぜ」と「流れ」が分かる本の特徴と使い方【原始・古代史編】

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オンラインで実施するので、全国どこからでもOKです!
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こんな人におすすめ!
「山川諸説日本史ノート」は以下のような受験生におすすめです!
- 1からまとめノートを作りたくない人
- 1冊で完結させたい人
- 早慶上智レベルまで徹底的に覚えたい人
1からまとめノートを作りたくない人
実際わたしがそうだったのですが、プリントされている字よりも自分で書いた字の方が記憶にのこりやすい、という人の方が多いと思います。
だからといって1からまとめノートを作るのは面倒だし、時間もない。
ノートをキレイに作ること自体が目的になってしまって、覚えるための時間が取れない。
そんな人もいると思います。
そういう人にこそ「山川詳説日本史ノート」を強くおすすめしたいです!
大体の枠組みはすでにノートにかいてあるので、1からまとめノートを作るよりもかなり時間の節約になり、覚える時間を十分にとることができます。
関連記事:【日本史】実力をつける日本史100題の特徴と使い方|早慶にビビらない!
1冊で完結させたい人
最初にも書いた通り、日本史には様々な参考書があります。
日本史の勉強をする日には、教科書・ノート・資料集・問題集・用語集・一問一答… など何冊も必要になってきます。
しかしこのノートは、山川の教科書をベースに作ってあり、史料もかなり詳しく掲載されています。
だから、この一冊を見れば全てわかる!ぐらいまで詳しく情報を書き込めば、これ一冊で完結させることができます。
教科書・ノート…と何冊も持ち歩きたくない人におすすめです。
実際わたしは、受験日にはこれしか持っていきませんでした!
関連記事:【日本史】「石川晶康 日本史B講義の実況中継(1)」の特徴と使い方|点数UP!
早慶上智レベルまで徹底的に覚えたい人
先程、「山川の教科書を元に作られている」と書きましたが、実際は、山川の教科書にすらのっていないような、かなり詳しいことまで収録されています。
なかには「教科書に書いてないなら覚えなくていいや!」と思っている人もいると思います。
しかし、早慶上智レベルになると教科書にのっていないような事柄が出題されることもあります。
正直、早慶上智レベルの社会科目で満点を狙うことは、不可能と断言してもいいでしょう。
しかし、受験とは簡単に言ってしまえば「いかに他人より点をとるか」という戦いです。
合格するためには、他の受験生があきらめそうな、ものすごく細かい事項まで、どこまで貪欲になって覚えることができるか、というところでライバルと差をつけられます。
「山川詳説日本史ノート」にのっている情報は、どんなにマイナーに感じられても、徹底的に覚えることで必ず自分の武器になります。
「早慶上智レベルまで徹底的に覚えたい!」という貪欲さがある人にも、とてもおすすめです!