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「日本史ができなくて志望校落ちそう……」
今回は、このような受験生の悩みにお答えしていきたいと思います!
センター試験受験者、特に文系の受験生にとっては避けてはとおれない社会科目。
そのなかでも暗記に加え、全体の流れの理解も求められる日本史の勉強は本当に大変ですよね……
用語に論述、史料問題と、世界史に負けず劣らずやらなければならないことは多いです。
主要科目である英語や数学と比べて軽く見られることもある日本史ですが、志望校のレベルが高くなればなるほど、重要度は増してきます 。
日本史の1点が、そのまま合否に直結する場合もあります!
そうはいっても
「成績が伸びない!」
そこで今回は、成績を爆上げして志望校に逆転合格するために必要な、日本史の勉強法を書いていきたいと思います!
日本史の勉強に苦労している人、日本史を武器にしたい受験生にとってはきっと役に立つ内容だと思うため、ぜひ最後まで読んで見てください!
目次
日本史はTVドラマを観ているように勉強しよう!
まず、日本史のどの分野を勉強するときにも役に立つ方法をお伝えしたいと思います!
それは「ドラマを観ているように勉強する」ことです!
例えば、壇ノ浦の合戦だと、源義経により平家一門が滅亡し、兄である頼朝による鎌倉幕府の成立につながりますよね?
そして大正時代の米騒動はシベリア出兵を背景として、富山県の主婦の抗議運動から倒閣運動に発展、「平民宰相」と言われる原敬内閣の成立へとつながりますよね?
こんな感じで歴史にはつながりがあり、そこにはその時代を生きた人々のドラマがあります。
そのドラマの視聴者になったつもりで日本史を勉強していくと、より覚えやすくなります!
そのため、日本史は「ドラマを観ているように勉強する」ようにしましょう!
関連記事:【日本史】日本史の定期試験の勉強法を徹底解説!|丸暗記では意味がない!?

暗記だけでは乗り切れない!歴史を「理解」していこう
皆さんは「日本史はただの暗記科目」と思っていませんか?
暗記はたしかに大事な要素です。引き出し方次第ですが、おぼえた知識はそのまま成績に反映されていきます。
しかし、暗記ばかりに気を取られすぎて、ただ人物の名前や出来事の名前だけを覚えていくのは、ドラマの公式ホームページやパンフレットを見て「あぁ、こういう人たちが出てこんなお話なんだな」とただドラマの情報を眺めるようなものです。
ドラマと同じように歴史のなかには必ずストーリーが隠れています。
そのストーリーを追いながら勉強することで初めて暗記の価値が生まれてきます。
そのため、暗記よりも先にまずは日本史そのものの理解から始めていきましょう!
関連記事:慶應に逆転合格するための日本史参考書リスト|ライバルに差をつける

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成績を大きく伸ばすための日本史勉強法
つぎに、成績を爆上げして志望校に逆転合格するための日本史勉強法を具体的に大きく6つのステップにわけて紹介していきます!
関連記事:【大学受験】日本史を独学で攻略する方法|早稲田生が徹底解説!
①マンガで概要をつかむ
歴史マンガを読むことで、日本史の大まかな概要をつかみましょう!
先ほども少し触れましたが日本史はドラマを見る感覚で勉強するのが一番です。
その「ドラマ」の役割を果たしてくれるのがマンガになります!
このとき気をつけてほしいですが、マンガを読むときに完璧主義に陥らないようにしましょう!
マンガを読むときは、まず人物名や事件名を無理におぼえようとするのではなく、誰と誰が戦ったのか、誰が歴史の表舞台に出てきたのか、戦いや事件の結果どういう社会になったのか、歴史の概要をとらえるようにしましょう。
詳しい用語や人物名、年号はマンガを繰り返し読んだり、他の参考書に取り組むことで覚えていければ問題ありません。
そのため、最初にマンガを読むときには無理に用語を覚えるのではなく、時代の流れや特徴を押さえることを意識して見てください!
関連記事:【日本史】金谷の日本史「なぜ」と「流れ」が分かる本の特徴と使い方【原始・古代史編】
②日本史の流れを理解する
マンガで日本史をだいたい理解できたら、次は、本格的に日本史の「流れ」を押さえていきましょう!
いくら漫画がわかりやすいといっても、入試問題に対応できるまで深く勉強できるわけではありません。
やはり受験を意識した参考書に取り組む必要があります。
代表的なものとしては『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本』や『石川晶康 日本史B講義の実況中継』が挙げられます。
マンガをひととおり読んだあとなら日本史の大まかな概要はつかめていると思います!
この段階から少しずつ用語を暗記していくことを意識して読んでいくと、これからの勉強がよりスムーズになると思います!
関連記事:山川詳説日本史ノートの使い方を徹底解説|日本史の総復習にピッタリ!
③用語を暗記する
これまでの勉強で、日本史の流れや概要を押さえることができたら次は用語を本格的に覚えていきましょう!
ここから日本史の勉強ぽくなってきますね(笑)
日本史の成績が伸びない人のなかには、これまでのステップを無視していきなり一問一答に取り組む人が多いです。
一問一答は知識を定着させる作業なため、日本史のなかでも一番勉強している実感が湧くかもしれません。
しかし、概要を覚えることなく暗記を繰り返しても全然覚えられず時間を無駄にしてしまいます。
マンガや流れで大きな軸を先に作り上げ、そこに暗記を通して、知識をくっつけていきましょう。
具体的な方法としては一問一答を毎日定期的に繰り返すのが効果的だと思います!
覚えるのが苦手だと思う時代や用語にふせんやマーカーで印をつけて、スキマ時間を使って重点的に覚えていきましょう!
関連記事:【日本史】はじめる日本史 要点&演習の特徴と使い方|圧倒的な基礎を身につける!
④年号を暗記する
ここまでの勉強でまんべんなく知識がついてきたら、用語だけでなく年代も覚えていきましょう!
年号がそのまま問題として出題されることはほとんどありませんが、最近はセンター試験や私立大の問題で整序問題の割合が増えてきています。
そのため、日本史で高得点を取るためには対策する必要があるでしょう。
他にも「総理大臣」を覚えておくことで、年号がわからなくても、在任中の出来事を時系列順に並べることもできます。
ただ、時間をかけすぎても他の科目の勉強に影響が出るため、語呂合わせ系の参考書を使って手早く終わらせてしまいましょう!
関連記事:【日本史】スピードマスター日本史問題集の特徴と使い方|30日完成!
⑤文化史を学習する
暗記までをひととおり終えたら、並行して文化史の勉強にも取り組んでいきましょう!
センター試験や私立大学の入試問題には文化史が多く出題されるため焦って早めに取りかかろうとする人もいるかもしれません。
しかし、概要や流れ、暗記の勉強が終わってからでも文化史に手を出すのは遅くはありません!
例えば、第一次世界大戦をきっかけとして、女性の社会進出がすすみ、モダン色の強い大正文化が花開きました。
また、朝鮮戦争を契機として起きた高度経済成長の時期には、3種の神器に代表される家電など、人々の生活文化が大きく変化しました。
このように、時代背景を知ったうえで文化史を学ぶことで、単なる暗記にとどまらない包括的な理解ができるようになると思います!
関連記事:【2021最新版】おすすめの日本史参考書・問題集リスト|文化史対策もできる!
⑥過去問含め、問題集は「たくさん」解く
ここまで勉強を進めたら、とにかく問題演習を繰り返しましょう!
市販されている参考書でもよいですし、センター試験の過去問、志望大学の赤本と、素材はいっぱいあります。
日本史の入試は、1つの知識に対して、さまざまな角度から問うてくることが多いです。
1冊の問題集をこなすだけでは、1つの問題に対して1つの考え方、解き方しか身につけることはできません。
そのため、ひととおりのインプットを終えたら、たくさんの問題をこなすことで色んなアウトプットをおこない、自身の「穴」を埋めていきましょう!
関連記事:【日本史】HISTORIA(ヒストリア)日本史精選問題集の特徴と使い方|難関私大の問題に挑戦!
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日本史勉強法にまつわるQ&A
ここからは、日本史勉強法にまつわるQ&Aを3つほどご紹介したいと思います!
関連記事:【大学受験】日本史がおぼえられない受験生が読むべき1冊を教える
用語は書いて覚えるべきか?
基本的なことをいってしまえば、書かないでおぼえても大丈夫です。
しかし、頻出であったり、自分が一度まちがえたものの漢字は書いて覚えるようにしましょう!
すべての語句や年代を書いて覚えていくのは時間が非常にもったいないです。
しかし、語句を記述させる問題や、論述問題が入試で出題される人は、書けない漢字の練習はしておきましょう!
特に藤原氏や徳川氏などの人名は要注意です!
関連記事:【日本史】実力をつける日本史100題の特徴と使い方|早慶にビビらない!
日本史1問1答だけやっていればよくないですか?
「マンガや文化史なんてめんどくさい!一問一答だけでいいだろ!」
このような声も聞かれますが結構危険です!
なぜなら、一問一答はその名のとおり、一つの問に対して一つの答えしか用意されていないため、問題の出し方を変えられると実際に入試問題にその用語が出てきても、対応できなくなってしまいます。
用語を覚えることはたしかに重要ですが、覚えることだけにこだわるのではなく、用語の背景にある時代そのものまで見るように勉強しましょう!
関連記事:【日本史】日本史B一問一答(東進)の特徴と使い方|爆速暗記で9割超え!
教科書は使えるか?
勉強法次第では教科書を活用するのは十分に可能です!
日本史の教科書は文章ばかりで読みづらく、わかりやすい参考書を使っている人が多いかもしれません。
しかし、文章だけでシンプルにまとまっているからこそ、入試範囲の確認や論述対策にはうってつけです!
特に国公立の二次試験で課されることが多い論述問題では、限られた字数で事象を簡潔にまとめる必要があります。
そのようなときに、入試に必要最低限な事柄が適量でまとめられている教科書は大きな助けになってくれるでしょう。
一番大事なのは、自分が理解できているかどうか!
ここまで日本史の勉強法を紹介してきましたがいかがだったでしょうか?
もちろんこの勉強法だけが唯一絶対のものではありません。世のなかには受験生の数だけ勉強法があるといっても過言ではないでしょう。
一番大事なのは「自分自身で日本史を理解できているか」だと思います。
参考書を読んだだけでわかった気になるのではなく、繰り返し読んで、問題集を挟みながら自分の言葉で説明できるような、そのような勉強ができているか。これが日本史の成績アップのためには必要だと思います。
そしてそのためには自分にあった勉強法、自分にあった参考書が必要不可欠です!
ぜひ、自分だけの日本史の勉強法を作っていってください!
この記事がその助けになれたら幸いです!