【大学受験】受験勉強って何からはじめたらいい?という人が読む記事

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「受験勉強を始めようと思ったけど、何から手をつけていいのかわからない・・・」

「何に集中したらいいのかわからなくて、全部中途半端になってしまいそう」

受験勉強を始めようと思った時に真っ先に思うことと言えば、「勉強って何から始めたらいいの?」 ということではないでしょうか?

やる気はあるのに「どれからやったらいいのかわからない」という状態は一番もったいないですよね。

今回は受験を始めるに当たって、まず何から始めたらいいのかということについて解説していきます。

何をやるかを明確にして、今日からどんどん勉強するための方法を紹介していくの で、どうぞ読んでみてください!


目次


まずは「参考書を1冊完璧にした経験」を手に入れるところからはじめよう


受験勉強を進めるにあたって、最初は「参考書を1冊完璧にした経験」を手に入れるところからはじめましょう。

まず大前提として全員に当てはまる「とにかくこれから始めたら絶対に上手く行く!」というものはありません。

なぜなら当然1人1人いまの学力が違うからです。例えば英語でいうと、中学レベルの文法が抜けてしまっている人もいれば、学校の小テストで英単語をかなり勉強している人もいます。

そのため、まず最初にやる参考書は今の自分にあったレベルものから始める必要があります。

そして1番大切なことは、その選んだ参考書を完璧にやりきるということです。

まず最初に参考書をしっかりやりきったという経験をしなければ、受験は絶対に上手くいきません。

というのも多くの受験生が失敗するパターンは次のようなものです。

①何が自分にあっているのかわからないから、とりあえず良さそうな参考書を買う
②新しい参考書を買ったはいいものの、しっかりその参考書をやり込めずに力が付かない
③力が付かなかったのは参考書のせいだと思い、また新しい参考書を買う
④また同じように参考書を完璧にやり込めず、成績が伸びない

上のような負のスパイラルに陥って失敗する受験生が非常に多いです。

逆にいうと、成功する受験生はみんな参考書を完璧にした経験があります。

成功している受験生たちはみんな、

①いまの自分にあったレベルの参考書を選ぶようにしている
②参考書を完璧にやりきる方法を理解しているので、ハイスピードで参考書が終わる
③参考書一冊から知識をしっかり吸収しきることができる
④レベルアップした自分に合わせて次の参考書を選んで、さらに成績を伸ばす

上のようなパターンでどんどん成長していきます。勉強をゲームのような感覚で捉えており、楽しみながらグングンと成績を伸ばしていくのです。

以上のように、参考書を完璧にするという経験は非常に大切です。

しかし、問題は「どうやって参考書を1冊完璧にした経験を手に入れるか」です。

そこでここからは、

①どうやって参考書1冊を完璧にした経験を手に入れるのか?
②どうやってやるべき勉強を決めていくのか?
について解説していきます!



受験勉強の具体的な進め方3ステップ

上の項目では「勉強はまず参考書1冊を完璧にした経験を手に入れる必要がある」ということを伝えました。

では次に具体的な参考書の始め方、そして計画の立て方について解説していこうと思います!

①英単語帳1冊を完璧にする過程を通じて、参考書の終わらせ方をマスターする


まずはじめに、英単語帳1冊を完璧にする過程を通じて、参考書の終わらせ方をマスターしましょう。

おそらくこの記事を読んでいる人は、まだ英単語を完璧にできていない人が多いのではないでしょうか?

英単語は英語に置いて一番土台となる部分です。この土台がきっちりしてないと英語は全然伸びません。

そのためまず勉強を始める場合は、英単語の勉強から始めることをオススメします。

英単語にもユメタンやターゲット1900など様々なレベルの英単語があります。

参考書を選ぶ際は、目指す大学や今の自分のレベルから考えて「どの参考書から始めるのがベストか」ということを考えるようにしましょう。

そして重要なのが、選んだ英単語帳を完璧に覚えるということです。

英単語帳を完璧にした経験があると、確実に自信がつきます。

自信がつくだけでなく、1冊の参考書を1度でもやりきると、他の参考書もどうやればしっかり終わらせられるのかわかるようになってきます。

参考書の終わらせ方がわかっているので、文法や英文解釈の勉強を始めた時も手際よく終わらせられるようになっていきます。

そして肝心な「参考書をどう完璧にするか」ですが、大きく大切なのは次の3つです。

①完璧の定義を明確にする
②期限を設定する
③復習のタイミングを設定する

まず1つ目は「完璧の定義を決めること」です。英単語帳なら、どこまで覚えれば完璧でしょうか?また、どのくらいの速さで日本語訳が言えたら完璧でしょうか?

これも人によって異なる部分です。志望校から考えて、自分なりの完璧の定義を作りましょう。

2つ目は「いつまでに終わらせるのかを明確にすること」です。夏までとかではなく、明確に何月何日と決めましょう。

明確に日程を決めないとだらだらとやってしまうことになり、いつまでも参考書が完璧になることはありません。

そして3つ目は「復習をいつするか決める」ということです。1度全部覚えたつもりになっても、それを受験当日までに忘れてしまったら努力が水の泡です。

受験勉強は試験当日に答えられるかが全てです。人間は覚えたことを確実に忘れる生き物なので、定期的に復習するタイミングを作りましょう!

②ある程度の参考書が終わったら、過去問を用いて短期目標を設定し、それに向けた勉強計画を作成する


参考書を完璧に終わらせる力を手に入れたあとは、いよいよ勉強計画を立てていきます。

計画を立てる時にとても重要なのが、まず過去問を解く ということです。

当然のことながら最初から合格点が出ることはありません。おそらく最初の内は3~5割も取れないのではないでしょうか(僕もそうでした)。

そんな状態で過去問を解いても意味がないように感じるかもしれませんが、最初の方に過去問を解いておくと大きなメリットがあります。

過去問を最初に解くメリットとは、現実的な目標を作ることができるようになる ということです。

例えば今回過去問を解いて2割しか取れなかったとします。解き終わった時はめっちゃ落ち込むと思います。

しかしそこから「じゃあ頑張って4割取れるように勉強しよう!」という目標を立てましょう。

ここで大切なのは、いきなり7~8割狙わないということです。なぜならあまりにも目標が遠すぎて、そこまで成長するための道筋をしっかりイメージできないからです。

逆に現状からちょっと上の点数を狙うための勉強は、自分の解いた過去問を分析すればしっかり見えてきます。

英単語が足りないのか、もしくは英文法が足りないのか。自分に何が足りないのかを過去問ベースで明確にしていくことで、徐々に合格点に到達するための勉強計画が出来上がっていくのです。

ここで1つ注意なのは、過去問を解かずに「自分はこのぐらいの点数が出るだろう」という予測で計画を立ててはいけないということ。

予測で自分の学力を見積もって計画を立てると、必ず遠回りな計画を立ててしまうことになります。

例えば、土台となる英単語や英文法が抜けていることに気づかず応用に移ってしまって、知識の定着が遅くなってしまうということもあります。

ただでさえ受験は時間との勝負です。ゴールから逆算して、自分だけの最短距離で進むためにも、早めに過去問を解くようにしましょう!

③1日・1週間単位で振り返りを行い、よかったところ・課題点を洗い出し、改善策を決めながら勉強の質を高めていく


そして、1日・1週間単位で振り返りを行い、よかったところ・課題点を洗い出し、改善策を決めながら勉強の質を高めていきましょう。

当然のことながらいきなり勉強を始めた人が、偏差値70以上ある人たちと同じような質で勉強することはできません。

スポーツに例えるなら、部活をやってた子がいきなりプロの選手と同じ練習をしようとするようなものです。

もちろんしっかりとした体力や技術がなければ、プロレベルの練習は不可能です。

しかし最終的には勉強の質を大きく上げなければ、大学に合格することは不可能です。

特に難関大学となれば、勉強の質を最高レベルのものにしなければ合格することはありません。

よく受験勉強をするときに「量」だけに注目する受験生がいますが、それは間違いです。

毎日10時間勉強しても、勉強の質が悪ければ成績が伸びない人はいくらでもいます。

例えば関関同立・MARCH以上を目指している人のほとんどは8~10時間以上勉強しています。それでも当然落ちる人はたくさんいるのです。

関関同立・MARCH以上を目指すとなれば長時間勉強するのは、もはや前提です。

その上で合否を分けるのが、「どれほど質の高い勉強してきたか」ということです。

そして勉強の質を高めるために必要なことこそが、「1日・1週間単位で振り返りを行う」ということです。

1日・1週間単位の振り返りを行うことで、自分の良かったところや課題点が見えてきます。

ここで重要なのが、

①良かったところをどう続けるか
②課題点をどう改善すべきなのか

この2つをしっかり考えることです。上記の2つを考え抜くことによって、勉強の内容がレベルアップしていきます。

もちろんすぐに勉強の質が上がっていくわけではありません。しかし、毎日しっかり自分の課題点を見つけて改善していくことで、勉強の質は着実に上がっていきます。