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「学校の授業って受験と関係なくない?」
「でも学校に行かないと受験落ちるって言われて不安…」
こんなことを感じている受験生は意外と多いのではないでしょうか?
私自身、高校3年生のとき、学校で授業を受けるのが無駄だと感じていました。
進学校ではなかったので授業のスピードが遅く、受験とは関係ない科目まで受けないといけない。
このままだと受験に間に合わない、との焦りから、学校を休んで勉強していたこともあります。
だから、皆さんの気持ちは本当によくわかります!
今回の記事では、そんな皆さんに
- 受験のために学校を休むのは実際どうなのか
- 受験勉強のために学校を休むメリット
- 受験勉強のために学校を休むデメリット
- 休む時に気をつけるべきこと
の4点を、わたしが実際に授業を休んでいた時の実体験に基づいて解説していきます!
目次
【結論】「受験のために学校を休んだら落ちる」は嘘です
結論からいうと、「受験のために学校を休んだら落ちる」というのは嘘です!
受験勉強のために学校を休んでも落ちるわけではありません。
学校の先生などに、
「受験のために学校を休んだら落ちる」
と言われたことがある人もいるかと思いますが、そう言ってくるのは、単に学校を休んで欲しくないから脅しとして言っているだけです。
実際のところは、学校を休んだ人が落ちるのではなく、学校を休んだのにちゃんと受験勉強しなかった人が受験に落ちるのです。
だから、「受験のために学校を休んだら落ちる」などと言われても不安になる必要はありません。
ですが同時に、受験時に学校を休むのは、胸を張っておすすめできることではありません。
実際わたしは、学校で必要ないと感じた授業の日は休んで自分で受験勉強をしたおかげで、偏差値を1年間で30上げることができた、と自負しています。
なので、受験期に学校を休むことはおすすめしたい気持ちもあります。
しかし、学校を休んだことで後悔や失敗もしましたし、デメリットももちろんあるので、胸を張って皆さんにおすすめはできないです。
ここからは、実際に受験期に学校を休んだわたしの観点から、まずはメリットとデメリットをお伝えしていきます。
学校を休むことについては、自分の状況や考え方を鑑みて、よく検討してみてください。

受験のために学校を休む時、なんて連絡したらいいの?
この記事を読んでくれている多くの人が、「学校は休みたいけど、なんて連絡すればいいんだろう…」と思っているかと思います。
実際に受験期に学校を休んだ個人の意見ですが、「体調不良」などと嘘の理由で休むのは避けたほうがいい かと思います。
なぜなら、受験勉強のために休んでいるだけなのに、学校側に余計な心配をかけてしまうからです。
では、学校側にはなんと連絡するべきなのか?
正直に「受験勉強に専念したいから、学校を休みたい」と連絡することをおすすめします。
もしかしたら最初は反対されるかもしれませんが、模試などで結果を出せば受験に対する本気度合いが伝わって、容認してくれる場合もあるかと思います。
受験期に学校を休む決断は、すべて自分の責任です。
嘘をついて休むのではなく、なぜ自分が学校を休んで受験勉強に専念したいのか、正直に自分の思いを伝えましょう。
正直に思いを伝えるほうが、学校の先生にも受験を応援してもらえると思います!

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受験生が学校を休むメリット3選
ここからは、受験生が学校を休むメリットを3つ、実体験に基づいて解説していきます!
- 「受験のための」勉強に集中できる
- 周りの悪い影響を受けずに勉強できる
- 勉強時間を延ばすことができる
①「受験のための」勉強に集中できる
学校を休むことで、「受験のための」勉強に集中できるのが1番のメリットです。
理由としては、学校を休むことで、自分が受験に使う科目のみ勉強すればいいことが挙げられます。
学校にもよりますが、高3生が学校で受けさせられる授業の中には、受験に全く使わない教科も多いです。
例えばわたしの学校では、高3で、倫理・政経・宗教・家庭科の授業を受けさせられました。
倫理や政経は受験で使う人もいるかもしれませんが、宗教や家庭科に関しては、全く受験には使わないですよね(笑)
全く受験とは関係のない授業を受けるのは時間の無駄だし、(この時間があれば少しでも受験勉強できるのに…)と、苦痛に感じてしまう人もいると思います。
実際わたしは、受験に使わない科目の授業やテストが苦痛で仕方なかったので、それらの授業がある日は学校に行かずに自分で勉強していました(笑)
無駄に感じる授業のことを考えずに受験勉強に集中できるのは、学校に行かないことの大きなメリットといえるでしょう!
②周りの影響を受けずに勉強できる
周りの影響を受けずに勉強できるのも、学校を休むことのメリットです!
身の周りに受験勉強めちゃくちゃしてます感のある人が多いと、自分と比べて焦ってしまうことがあります。
逆に勉強していない人が周りにいると、楽な方に流されて自分も勉強しなくなってしまうかもしれません。
わたし自身は身の周りに、勉強量や模試の成績で張り合う、というタイプの子が多かったので、周りと比べて落ち込んでしまい勉強に集中できない、なんてことがよくありました。
もちろん、周りからの影響は悪いものだけではありませんし、影響を受けることで頑張れる人もいると思います。
ですが、周りが気になってしまい受験勉強に集中できない人に関しては、学校に行かずに自分で勉強する方が向いているのではないかな、と思います!
いい意味で、周りからの影響を受けずに自分のするべき勉強に集中できるのも受験の時に学校を休むメリットの1つです。
③勉強時間を延ばすことができる
学校に行かないことで、受験勉強の時間を延ばすことができます!
授業の時間だけでなく、登下校にあてていた時間や友達としゃべっている時間も勉強に充てられるので、受験勉強に割く時間が必然的に多くなります。
仮に、学校にいる時間が朝8:30から夕方16:00までだとすると、1日学校を休むだけで、7時間30分も勉強時間を増やすことができます。
加えて、本来なら電車に乗ったり、歩いたりしなければならない登下校の時間も、机に向かって集中して勉強ができます。
ですので、集中して受験勉強をする時間を延ばせる点で、学校を休むのはメリットであるといえます。
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受験生が学校を休むデメリット3選
ここからは、受験生が学校を休むことのデメリットを3つ、実体験に基づいて解説していきます。
- 生活リズムが乱れやすい
- 先生や友人から反感をかいやすい
- 高校生活最後の思い出が作れない
①生活リズムが乱れやすい
生活リズムが乱れやすいのは、受験生が学校を休むことのデメリットです。
朝早くにおきて学校に行く習慣がなくなるので、生活リズムが乱れてしまう可能性があります。
早起きしなくていいから、と夜遅くまで勉強して、昼夜逆転の生活になってしまったら勉強の効率も落ちてしまうので、生活リズムが乱れるのは、受験勉強においてよくないことだらけです。
関連記事:【結論】受験勉強は朝するべき!|現役早稲田生が徹底解説
また、学校に行かないことで勉強のオンオフが切り替えられなくて、結果的に勉強できない、なんてことも起こり得ます。
実際わたしは、次の日学校を休むと決めたら夜中まで勉強してしまい、結局次の日の日中に眠くなってまともに勉強できなかった、なんてこともありました。
以上のことから、生活リズムが乱れるのは大きなデメリットです!
②先生や友人から反感をかいやすい
受験勉強のために学校を休むと、先生や友達からの反感をかいやすいです。
先生たちは、自分の授業が受験には必要ない、とみなされたと感じていい気分はしないだろうし、学校にちゃんと行きながら受験勉強を頑張っている周りの友達からも白い目で見られてしまう可能性があります。
実際わたしは、受験と関係ない授業の日は休むことが多かったので、その科目の先生たちとはかなり気まずくなってしまいました。
また、真面目に学校の授業も受けながら受験勉強も頑張っていた友達からは、「真面目に学校の授業にも出れない人が受験なんか受かるわけないじゃん」と、かなり嫌味を言われました(笑)
わたしはそれでも、受験勉強に集中するには学校を休んでも問題ないだろう、と割り切っていましたが、先生や友達との軋轢を気にしてしまう人も多いと思います。
そのような人にとっては受験のために学校に行かないのは、むしろ自分の勉強に集中できなくなるのでデメリットになるかと思います。
③高校生活最後の思い出が作れない
高校生活最後の思い出が作れないのも、受験のために学校を休むことのデメリットです。
高校3年生は受験の年でもありますが、高校生活ラストの1年でもある、とても大事な年です。
その時に学校に行かないと大事な友達との思い出が作れなくて、後悔してしまうと思います。
わたし自身は、ずっと学校に行かなかったわけではなくて、週1-2日、受験に関係ない授業ばかりの日に休むことが多かったのですが、それでも限られた高校生活のラスト1年間を、もっと学校で友達と過ごせばよかった、と後悔しました。
ずっと学校に行かないで誰とも会わないと気も滅入ることも多々あります。
友達との息抜きができない点でも、受験生が学校に行かないのはデメリットです。
受験のために学校を休む時に気をつけるべきこと3選
ここからは、受験のために学校を休みたい人が気をつけるべきことを3つ、わたしの体験談を元に紹介します!
- 卒業するための最低出席日数分は出席する
- 休むのはあくまでも受験勉強に集中するため
- 人間関係には気をつける
①卒業するための最低出席日数分は出席する
卒業するための最低出席日数分は出席するようにしましょう!
大学に合格しても、高校の出席日数が足りなくて卒業できなかったら元も子もないですよね(笑)
わたしのクラスメイトで、卒業に必要な日数を計算して、最低限の授業しか出なかった子もいました。(ちなみにその子は早稲田の人間科学部に合格しました。)
この上記の例は少し極端ですが、すでに遅刻欠席が多い人は、最低出席日数を超えているかどうか、特に気をつけるようにしましょう。
②休むのはあくまでも受験勉強に集中するため
受験勉強のために学校を休むのは、「あくまでも受験勉強に集中するため」だということを忘れないようにしましょう。
受験勉強のために学校を休んだのに、結局勉強に集中できなくて大学に落ちた、なんてことがあれば、せっかく犠牲にした高校生活の1年間も無駄になってしまいます。
わたしの場合、わざわざ学校を休んでまで受験勉強をしているのだから、大学合格という結果を出さないと恥ずかしい、という自分へのプレッシャーにもなって、より勉強に集中できました!
また、受験のために学校の授業を休むのを最初は担任に反対されていましたが、模試でしっかり結果を出したことで、結果がついてきてるならいいよ、と容認してくれるようになりました。
結果を出して周りの人を納得させるためにも、学校を休むのはあくまでも受験勉強に集中するためだと、忘れないようにしましょう。
③人間関係には気をつける
受験のために学校を休むなら、人間関係には気をつけるようにしましょう!
デメリットでも説明したように、受験に専念するため、といって学校を休むことに関して、よく思わない人は多いです。
もちろん、一度自分で学校に行かないことを決意したのであれば、他人は他人、自分は自分なので、周りに何を言われても気にする必要はないです。
ですが、受験期に人間関係に波風を立てるのはかなり面倒くさいですし、逆に勉強に集中できなくなってしまうと思います。
「受験のために学校休むことの何が悪いの?」
というような態度だと、学校の先生も、真面目に学校で授業を受けてる友達も気分を悪くしますよね。
ですので休むのであれば、本当は学校の授業は出なきゃダメだとわかっているけど受験のために休ませてもらってる、くらいの謙虚なスタンスでいるのがおすすめです。
さいごに
ここまで、受験勉強のために学校を休むことのメリット・デメリット・気をつけるべき点について解説してきました。
さいごに皆さんにお伝えしておきたいのが、学校は休んでもいいと思いますが、休んだからといって必ずしも受験が成功するわけではない、ということです。
結局のところ、受験の合否を決めるのは自分の努力次第です。
学校が受験勉強の邪魔だと感じる気持ちはとてもよくわかります。
しかし、学校を休んで受験に専念したからといって受験が成功するわけではないのです。
自分の勉強の状況や気持ちの問題などいろいろな状況を鑑みて、学校を休んだ方が自分のためになる、と感じるのであれば、休んでもいいと思います!
もし、学校を休んで受験勉強をするのが自分にとってベストであるならば、今回お話した気をつけるべき3点に注意しつつ、全力を尽くしましょう。
応援しています!