【慶應義塾大学】最難関レベル私大を徹底解説!

【慶應義塾大学】最難関レベル私大を徹底解説!

さとしセンセイ
こんにちは、センセイプレイスのさとしです!
「慶應義塾大学って気になるけど、どんな大学なんだろう」

「早稲田とは何が違うの?」

「難易度以外のことも詳しく知りたい!」

今回の記事では、志望校選びに迷っている受験生の皆さんに、「慶應義塾大学」 について、様々な角度から徹底的に紹介します。

慶應義塾大学と言えば、早稲田と並び、最難関私大の一つ です。

今回の記事で、そんな慶應義塾大学の魅力や受験情報を詳細にお伝えしていきます!

というわけで、慶應義塾大学徹底ガイドの内容ですが、具体的に言うとこちら。

  1. 基本情報
  2. 難易度
  3. キャンパス
  4. 学生生活・課外活動
  5. 有名人
  6. 学部紹介
  7. 入学金・授業料
  8. 卒業生の進路

様々な角度から、慶應義塾大学の紹介・分析をしつつ、深く掘り下げていきます。

受験戦略、志望校選び、モチベ向上に役立ててください!

また、そもそも志望校の決め方を知りたい!という方は、こちらを参考にしてください。

関連記事:やりたい事が見つからない!志望校の選び方を現役早大生が教えます!

 ①慶應義塾大学の基本情報

 ①慶應義塾大学の基本情報

まずは慶應大学の基本情報について。

慶應大学は、1858年、福澤諭吉によって創設された『蘭学塾』を前身とした大学 です。

その後『英学塾』1863年、『慶應義塾』1868年と名前を変え、1920年の大学令により、現在の『慶應義塾大学』となります。

現在では、全10学部・学生数約2万9千人の大規模な大学 で、早稲田大学と並び、関東圏のトップの私立大学として、受験生からの人気も非常に高いです。

関連記事:【関西のMARCH】関関同立の偏差値を徹底解説!

 ②慶應義塾大学の難易度(偏差値・倍率・受験形式)

 ②慶應義塾大学の難易度(偏差値・倍率・受験形式)

では次、志望校選びにおいて重要な難易度。

  • 偏差値
  • 倍率
  • 受験形式

の3項目から、慶應義塾大学の難易度を詳しく解説していきます。

関連記事:【大学受験】大学群別!実際のレベルを徹底解説

 慶應義塾大学の偏差値

志望校選びにおいて重要な難易度。まずは各学部の偏差値を紹介します!

偏差値
経済学部:67.5
法学部:67.5
商学部:65-67.5
文学部:65
理工学部:65
医学部:72.5
薬学部:62.5-65
看護医療学部:60
総合政策学部:72.5
環境情報学部:72.5

河合塾の慶應義塾大学ボーダー偏差値によると、慶應義塾大学の個別入試では、学部ごとに差はあるものの、偏差値60~72.5がボーダーライン となっています。

ボーダー偏差値60は看護医療学部、ボーダー偏差値72.5は医学部のため、それらの理系学部を除いてみてみると、偏差値65~70がボーダーライン となります。

偏差値65は、全私大受験者の上位7%、偏差値70は上位2%に該当 します。そのため、どの学部を志望するとしても、かなりのレベルが求められることは間違いありません。

また、慶應には共通テスト利用入試や後期試験が存在しません。

ですので、一般受験で慶應を目指す場合、試験一発勝負 となります。

慶應義塾大学の倍率

続いて、各学部の受験倍率についても解説していきます。

まずは一覧がこちら。

倍率
経済学部:3.8倍(A方式)、4.4倍(B方式)
法学部:3.8倍(法律学科)、4.6倍(政治学科)
商学部:2.7倍(A方式)、7.0倍(B方式)
文学部:3.9倍
理工学部:3.1倍
医学部:7.0倍
薬学部:4.3倍(薬学科)、3.0倍(薬科学科)
看護医療学部:3.1倍
総合政策学部:8.4倍
環境情報学部:9.4倍

全体的にみてみると、2.7倍から9.4倍 と差があります。

早稲田の倍率と比較してみましょう。

早稲田大学倍率

政治経済学部:7.5倍
法学部:5.2倍
教育学部:7.4倍
商学部:8.9倍
社会科学部:11.7倍
国際教養学部:4.4倍
文学部:8.7倍
文化構想学部:9.3倍
基幹理工学部:4.3倍
創造理工学部:4.2倍
先進理工学部:4.0倍
人間科学部:8.3倍
スポーツ科学部:7.3倍

こうしてみてみると、慶應の方がやや倍率が低い傾向 にあります。

また、詳しく見ておきたいのが経済学部と商学部です。まずはこちらをご覧ください。

経済学部
A方式:英語、数学、小論文
B方式:英語、地歴、小論文

商学部
A方式:英語、数学、地歴
B方式:英語、数学、小論文

両学部はA方式とB方式が存在し、受験倍率も異なります 。

特に、商学部ではA方式が2.7倍、B方式が7.0倍 と大きな差ががあります。

倍率が全てではないですが、低い方が受かりやすいのは事実です。

国公立受験者の場合、どちらの方式で受験するかを迷う人もいると思います。

そんな時は、こうした倍率も見ながら受験方式を選択をすると良いでしょう。

 慶應義塾大学の受験形式

難易度、倍率の次は受験形式について紹介していきます。

慶應は共通テスト利用入試がないため、一般入試のみです。

また、一般入試も英語外部試験を利用する方式などもないため、どの学部も一度の一般入試となっています。

日程は2/10〜2/19と、ややMARCHや早稲田の受験とかぶる日程です。

慶應の入試の特徴は、多くの学部入試で小論文が課されること です。

大学入試において、小論文が課される大学は多くはないので、対策するのが難しいかもしれません。

とは言え、総合政策学部や環境情報学部などでは、英語または数学プラス小論文の2科目の受験形式を採用しており、小論文の配点が半分を占めるので、必ず対策しておく必要があります。

合否を分けるのが小論文とも言われているので、普段から新聞を読んだり、ニュースを見て、自分なりの意見や思考力を身につけておく必要があります!

関連記事:徹底解説!「日東駒専レベル」と「MARCHレベル」の違い

③慶應義塾大学のキャンパス

③慶應義塾大学のキャンパス

では次、大学の雰囲気に大きな影響を及ぼすキャンパスについて紹介します。まずはキャンパスの立地から。その一覧がこちら。

日吉キャンパス
三田キャンパス
信濃町キャンパス
矢上キャンパス
芝共立キャンパス
湘南藤沢キャンパス

慶應大学は東京都と神奈川県に6つのキャンパスを擁しています。

また、それぞれのキャンパスに設置されている学部一覧はこちら。

日吉キャンパス:文学部・医学部・薬学部の1年、経済学部・法学部・商学部・理工学部の1・2年
三田キャンパス:経済学部・法学部・商学部の3・4年、文学部の2~4年
信濃町キャンパス:医学部の2〜6年、看護医療学部の3・4年
矢上キャンパス:理工学部の3・4年
芝共立キャンパス:薬学部の2年以降

湘南藤沢キャンパス:総合政策学部・環境情報学部の各1~4年、看護医療学部1・2・4年

日吉キャンパス

まずは横浜市にある「日吉キャンパス」について紹介します。

日吉キャンパスは、文学部、医学部、薬学部の1年生、経済学部・法学部・商学部・理工学部の1・2年生が集う開放的なキャンパス です。

最寄りは日吉駅で、横浜駅から17分、駅から徒歩1分 と非常にアクセスの良い場所にあります。

https://www.keio.ac.jp/ja/

日吉キャンパスの記念館では、毎年入学式が行われており、イチョウ並木を背景に、多くの人が記念撮影を行っている姿が見受けられます。

三田キャンパス

続いて、慶應の代名詞とも呼ばれている三田キャンパス です。

三田キャンパスでは経済学部・法学部・商学部の3・4年、文学部の2~4年が学びます。

https://www.keio.ac.jp/ja/

東京タワーの近くで、都会のど真ん中にあるにもかかわらず、広々としており、西洋風、煉瓦造りの建物が多く立ち並びます。

信濃町キャンパス

では次、信濃町キャンパスについて紹介します。

信濃町キャンパスは慶應義塾大学病院と一体化しており、医学部の2年生以上と看護医療学部の3年生の学び場 となっています。

https://www.keio.ac.jp/ja/

校舎は病院を取り巻くように建てられており、早い段階から医療現場を体験し、実際に患者さんと接しながら学ぶことができます。

キャンパスの付近には緑豊かな神宮外苑や新宿御苑、オリンピックが開催される国立競技場もあり、付近を散歩するのも気持ちがいいです。

矢上キャンパス

続いては、理工学部の3・4年生が通う矢上キャンパスを紹介します。

矢上キャンパスは、日吉キャンパスから谷ひとつ隔てた丘の上に建ち、新宿の高層ビル群や富士山を見渡せる眺めのいいキャンパス です。

https://www.keio.ac.jp/ja/

最新の理工学教育・研究を担う多様な設備を擁し、研究室ごとに様子が全く異なるのも理系キャンパスの大きな特徴です。

また、国外研究者や留学生も多く集い、国際色豊かな雰囲気があります。

芝共立キャンパス

芝共立キャンパスも薬学部の2年以降のみが通う理系キャンパス です。

実習室や附属薬局などのほか、屋上庭園といった憩いの空間も設けられています。

https://www.keio.ac.jp/ja/

また、東京タワーや増上寺などから程近く、都心にありながら落ち着いた雰囲気 が漂います。

周囲に鉄道が4路線 あり、どの駅からも徒歩10分以内に位置するアクセスのよさも、このキャンパスの大きな魅力です

湘南藤沢キャンパス

最後に、SFCとも呼ばれている湘南藤沢キャンパス について紹介します。

神奈川県藤沢市にある湘南藤沢キャンパスでは、総合政策学部・環境情報学部の各1~4年、看護医療学部1・2・4年が学んでいます。

大学生になったら都心に上京してキャンパスライフを送りたい、という方も多いと思いますが、湘南藤沢キャンパスは東京駅から約50分 。三田キャンパスや矢上キャンパスとは異なり、自然豊かな雰囲気 があります。

https://www.keio.ac.jp/ja/

キャンパス紹介は以上となります。

一口に慶應と言っても、6つもキャンパスがあり、それぞれの雰囲気は大きく異なるため、志望学部選びの大事なポイントになってくると思います。

 ④慶應義塾大学の学生生活

 ④慶應義塾大学の学生生活

続いては、みなさんが特に気になるであろう学生生活や課外活動の特徴について紹介します!

一般的に、慶應は早稲田と比較されることが多く、「お金持ち」「華やか」なイメージ があると思います。

イメージ通りの学生がいることは確かですが、皆、難易度の高い試験を突破してきた学生なだけあって、根は真面目でいいやつが多い印象 です。

学生生活では、総合政策学部と環境情報学部以外は、必ず二つ以上のキャンパスに通うため、違った雰囲気のキャンパスライフを送ることができます。

課外活動では、43個の体育会や、文化団体連盟をはじめとする、400以上の公認学生団体が活動しています。

特に、毎年行われている早稲田との「早慶戦」 では、野球やラグビーなどを中心に、メディアなどでも報道されるほどの盛り上がりを見せています。

ちなみに、一般的には「早慶戦」との名称が有名だと思いますが、慶應の学生やOBは「慶早戦」と呼ぶそうです。

毎年11月には、4日間に渡って「三田祭」という学園祭が開催され 、4日間で約20万人が訪れる一大イベントとなっています。

関連記事:大学受験生が志望校の学園祭に足を運ぶべき3つの理由

⑤慶應義塾大学出身の有名人

⑤慶應義塾大学出身の有名人

真面目な話が続いたので、少し息抜きとして慶應出身の有名人を紹介します。

その一覧がこちら。

櫻井翔(タレント)
青木裕子 (アナウンサー)
DaiGo  (メンタリスト・作家)
小泉 純一郎(元総理大臣)
中田敦彦  (お笑い芸人)
高橋由伸  (元プロ野球選手)

慶應からは、タレントや政治家からプロスポーツ選手まで、各界で活躍する有名人を多く輩出しています。

また、慶應のミスコンは毎年非常に注目が集まり、青木裕子アナや小澤陽子(ようこ)アナなど、ミス慶應からアナウンサーになる人も多くいます。まさに才色兼備という感じです。

 ⑥慶應義塾大学の学部紹介

 ⑥慶應義塾大学の学部紹介

続いては、慶應義塾大学の各学部について、特徴や魅力を一言ずつ解説していきます。

改めて、慶應に設置されている学部一覧を先に表示します。

慶應の学部一覧

経済学部・法学部・商学部・文学部・理工学部
医学部・薬学部・看護医療学部・総合政策学部・環境情報学部

経済学部

まずは経済学部から。

経済学部は看板学部の一つ で、古くから「三田の理財」 と呼ばれ、現在でも非常に人気の学部です。学科は経済学科のみですが、二つの履修タイプに分かれています。

一つが、数学受験者のための履修タイプA 。こちらは、一年次より「微分積分」「線形代数」など、数学科目が必修で、理論的、演繹的能力を身につけた上で経済学的思考力 を身につけていきます。

もう一つが、地歴受験者や、後ほど紹介するPEARL入試受験者のための履修タイプB です。こちらは、「日本経済概論」「歴史的経済分析の視点」など、歴史や実態を学び、実証的・帰納的能力を身につけた上で経済学的思考力 を身につけていきます。

法学部

続いて、法学部について。

経済学部とともに看板学部とされる学部の一つで、試験の難易度も高く、非常に人気が高いです。

早稲田は政治経済学部に政治学科がありますが、慶應は法学部に法律学科と政治学科が設置されています。

大学院での司法試験合格者が多いことから、大学院進学や法曹を目指して入学する人も多いです。人気の学部です。

商学部

続いては、商学部についてです。

学科は商学科のみですが、1年生のうちから「経営学」や「商業学」などを必修で広く学びます。

また、「微積分」や「統計学」など、数学的な知識が必要となる選択科目も複数あるので、数学に苦手意識のある方は注意してください。

学年が上がるとそれぞれの専攻に分かれ、ゼミや研究を行います。

文学部

続いては文学部を紹介します。

文学部のカリキュラムは非常にユニークで、入学後1年間はその後の専攻を決めるための準備期間となっています。2年次より三田キャンパス設置の17の専攻に分かれ、専門分野を深く学んでいきます。

文学部は、ドイツ語やフランス語などをはじめトルコ語、ギリシア語など非常にバラエティ豊かな語学を学ぶことができ、合計13か国語の授業が設置されています。

また、2年次以降専攻へ進んだ後も、他専攻や他学部の授業を受講することも可能という、開かれたカリキュラムが文学部の特徴です。

理工学部

続いて理工学部です。

理工学部も、文学部と同じく2年進級時に所属する学科を決定できるのが一つの特徴です。

多くの理系学部は、学科を決めた上で受験しなければなりませんが、大学進学後に進路選択のチャンスがあるのは多くの高校生にとって魅力的だと思います。

医学部

続いては、医学部について。

早稲田と慶應が比較される際に、慶應には医学部があるため、様々な学部が揃っているとよく言われます。

他の学部同様、慶應の医学部は私立大学の医学部の中でもトップクラスの難易度となっており、国内でも有数の研究施設が設置されています。

薬学部

続いては、薬学部について。

2008年に設置された薬学部は、医学部同様、早稲田には設置されていない学部の一つです。

薬学部には、薬剤師の育成を目標とした6年制「薬学科」と創薬、臨床開発などの科学者の育成を目標とした4年制「薬科学科」の2学科が設置されています。

看護医療学部

続いては看護医療学部です。

看護医療学部も早稲田には設置されておらず、慶應に入りながら看護師・保健師・助産師などの資格を得ることが可能です。

1・2・4年は湘南藤沢キャンパスで学ぶことから、興味に応じて総合政策学部・環境情報学部などの科目を履修することができます。

総合政策学部・環境情報学部

最後に、総合政策学部と環境情報学部を紹介します。

どちらの学部も、文理融合の学部となっており、強いて区別するとするならば、総合政策学部は「理に融合した文系」、環境情報学部は「文に融合した理系」となっています。

しかし、SFCではこの2つの学部を文・理に区別して考えておらず、多くの理系学生が総合政策学部に、多くの文系学生が環境情報学部に入学しています。

両学部のカリキュラムは、大きな違いはなく、どちらの学部に所属しても双方の授業と研究会を履修できます。

 ⑦慶應義塾大学の入学金・学費

 ⑦慶應義塾大学の入学金・学費

はい、少し話を戻して、入学金や学費について紹介します。まずは入学金についてです。

慶應の入学金は理系文系にかかわらず、全ての学部で20万円 となっています。

続いて、授業料や諸経費を合わせた一年間の金額一覧はこちら。

文学部:114万3350円
経済学部:114万8350円
商学部:114万9850円
法学部:115万3350円
総合政策学部:139万1350円
環境情報学部:139万1350円
看護医療学部:165万5850円
理工学部:166万3350円
薬学部 薬科学科:198万3350円
薬学部 薬学科:225万3350円
医学部:364万3350円

こうしてみてみると、文系と理系の学費の差はかなり大きいことがわかります。

例えば文学部であれば、4年間で約480万程度ですが、理工学部では約690万と約200万以上の差になります。

また、医学部や薬学部薬学科は6年間通うこととなるため、さらに高い学費が必要となります。

しかし、他の大学と比較するとどうかというと、文系理系ともに標準的 です。

⑧卒業生の進路

⑧卒業生の進路

最後に、慶應を卒業した人はどのような進路に進んでいくのか?

気になるポイントだと思いますので、詳しく紹介していきます。

一般的に慶應は「最も就職に強い大学」のひとつ とされています。その要因として、慶應OBOGが所属する「三田会」 の存在があげられます。

三田会の繋がりを使って、各大手企業の社員に気軽に会うことができるし、就職のサポートも受けられます。

では、具体的にどのような企業に就職していくのか、その一覧がこちら。

これは大学が出している卒業生の就職人数が多い就職先ランキングですが、金融業界やIT業界などを中心に、名だたる有名企業に就職していく人が多いことがわかると思います。

また大学院に進学し、資格試験合格を目指す人も多く、司法試験と公認会計士試験の合格者は、全大学の中で1位 となっています。

他にも、起業という選択肢をとる学生も増えてきており、特にSFCには、起業意欲のある学生が多く集まるようです。
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