【世界史】慶應の世界史勉強法|偏差値70超え経験者が徹底解説!

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慶應の世界史勉強法|偏差値70超え経験者が徹底解説!
さとしセンセイ
こんにちは、センセイプレイスのさとしです!
「世界史って覚えないといけないことが多すぎる、、、」

「慶應合格には世界史の点数が必要だけどなかなか上がらない、、」

「世界史は流れが大事ってよく言われるけどどうやって流れを覚えるんだろう?」

受験生の中にはこのような悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。

そこで、今回は世界史を勉強したことがない人がイチからできる慶應の世界史の勉強法についてご紹介します!

目次



世界史の分量ってどれくらい?

世界史の分量ってどれくらい?
「世界史の分量って実際どれくらいなの?」

と受験生の皆さんは疑問に思うのではないでしょうか。

一般的に世界史で覚えないといけない用語は約5000語と言われています。

数字だけ聞くと膨大な量で手につかないような気がしますよね…

歴史科目で覚えるべき用語の量は、世界史が10だとすると日本史はだいたい7〜8と言われています。

そのため、世界史の用語量が多いというのは否めません。

しかし、バラバラの用語を5000個覚えないといけないわけではありません。

どういうことかというと、世界史の用語は他の用語と意味的なつながりを持っています

そのため、理解しながら覚えることができると難易度は一気に下がるのです

ですので、世界史の暗記量にビビらずに学習に取り組むようにしましょう!



世界史を理解しながら覚えるための方法とは⁉︎

世界史を理解しながら覚えるための方法とは⁉︎
世界史を理解しながら覚えるにはどうすればいいのか。

それは世界史の「流れ」を掴みながら覚えていくことです

流れ」は、世界史を1本の木とすると、木の幹となる部分が「流れ」で、枝葉となる部分が「知識」です。

木は、幹がないと枝葉が生えませんよね。

逆に、幹が大きければ大きいほどつく枝葉も増えて大きい木になりますよね。

このように、世界史の幹となる「流れ」を理解することが世界史の成績を上げる第一歩です。

仮に「流れ」を理解せずに、勉強を進めると知識がぶつ切りになってしまい覚えるのが非常に困難になります。

それだけでなく、ぶつ切りの暗記では問題の問われかたが変わると対応できない場合が多いです。

ですので、世界史を理解しながら覚えるためには「流れ」を意識しながら勉強していくと良いでしょう!



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世界史の勉強のゴールを決めよう!

世界史の勉強のゴールを決めよう!
世界史の勉強のゴールを決めましょう!

世界史を受験でどこまで使うかというのは人によって異なると思います。

例えば、ある受験生はセンター試験までしか使わないかもしれません。

しかし、別の受験生は早慶の受験科目として使うかもしれません。

これだけを見ると、センター試験までしか世界史を使わない受験生が早慶レベルまで勉強する必要はありませんよね。

この記事を見ている皆さんは慶応を目指していると思いますので、慶応レベルを目標に勉強しましょう!

また、慶応の世界史と一言で言ってもマーク式のものや論述問題など様々ですし、学部によって配点も異なってきます。

そのため、それぞれの学部ごとの世界史の問題の特徴や入試の中でどれだけのウェイトを占めているのかを把握しておくといいでしょう!

まずは世界史の勉強のゴールを決めておきましょう!

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オススメの慶応世界史勉強法5ステップを紹介!

オススメの慶応世界史勉強法5ステップを紹介!
オススメの慶応世界史勉強法5ステップをご紹介します!

オススメの勉強法ではありますが、あくまで一例なので自分にあった勉強法でするようにしてください!

①マンガを読む

まずはマンガを読みましょう!

いきなり世界史を勉強するのはしんどいという人などに特にオススメです!

マンガは世界史の内容を理解するというよりかは視覚でイメージをつけるものです。

イメージをつけることで世界史の理解がしやすくなります。

また、マンガは短時間で読むことができます。

ですので、マンガを読むことで短時間でイメージをつけることができます!

②世界史の「流れ」を勉強する

次に世界史の「流れ」を勉強しましょう!

先ほども言った通り、世界史の学習をするにあたって「流れ」は非常に大切です。

「流れ」を理解しないことには世界史で高得点は望めません。

「流れ」を理解するための参考書として『青木裕司 世界史B講義の実況中継』がオススメです。

『実況中継』は講義形式の教材でCDもついており、何回も聞くことができます。

ですので、大手予備校のような講義を参考書で体験することができます!

また、資料集も活用することで「流れ」をさらに理解しやすくなります。

資料集は実際の遺跡の画像や大まかな全体図が掲載されているので、目で見て「流れ」を掴みやすくしてくれます!

このように参考書資料集を使いながら、世界史の「流れ」を勉強していきましょう!

③用語を暗記する

次に用語を暗記しましょう!

世界史の「流れ」を理解し終わったら、それに用語を暗記して肉付けしていきます。

用語は慶応に限らず世界史の入試で得点源となる部分でありながら、周りと差をつけられる部分でもあります

ですので、世界史の入試において用語の暗記は必須です。

用語の暗記には一問一答などを使うことをオススメします!

一問一答は載っている問題量も豊富でスキマ時間でも取り組めてとても便利です。

また、繰り返すうちに、自分が苦手とする用語が見つかるかもしれません。

付箋をつけるなどして、苦手な用語を集中的に覚えていけば、効率的に暗記をする事ができます!

このように一問一答などを活用して用語の暗記をしましょう!

④問題演習で知識をアウトプットする

問題演習で知識をアウトプットしましょう!

ここまで知識をインプットしてきました。

次はアウトプットの勉強です。

インプットしただけでは自分の中でしか理解しておらず、問題演習というアウトプットによって、本当に理解できているか確かめることができます

問題を解くと、これまでの勉強とは異なる角度からも問われたりするのでより理解を深めることができます。

問題演習の参考書で、『はじめる世界史 要点&演習[改訂版]』や『実力をつける世界史 100題』などがオススメです。

『はじめる世界史』は基礎から標準的なレベルで、『100題』は難易度の高い参考書となっています。

それぞれ自分のレベルにあわせて取り組むようにしてください!

⑤過去問を解いて、自分に足りない部分を埋め合わせる

最後に過去問を解いて、自分に足りない部分を埋め合わせましょう!

ここまでインプットからアウトプットの勉強をしてきました。

最後の過去問では、自分の志望する学部ごとに過去問を解いていきます。

同じ慶応の世界史とはいえ、学部によって特徴があり、求められる知識は異なります

例えば、法学部は法律の歴史、経済学部は経済史、文学部は文化史が他の学部に比べて深く問われることが多いです。

ですので、自分の志望する大学や学部の過去問を解いて、自分に足りない部分をみつけて埋め合わせていくようにしましょう!

学部別の世界史の傾向を把握しよう!

学部別の世界史の傾向を把握しよう!

冒頭でも言いましたが、慶応の世界史と一言で言っても学部別に全く問題の傾向は異なります。

ですので、学部別の世界史の特徴を把握して置くと勉強の進め方を効率化することができます。

それぞれご紹介していきます!

法学部

法学部の世界史は主に近現代史が出題されます。

内容は慶応の中では全体としてむずかしいです。

しかし、難しい知識を覚えようとするのでは高得点はのぞめません。

教科書・資料集・用語集の基本部分からすみっこの部分まで目を通して理解できるように心がけましょう。

年号や地図、大枠の知識を踏まえた上で細かい知識の部分を入れることで慶応法学部でも戦える力がついて行くでしょう!

経済学部

経済学部の世界史は現代史の出題が多いです

内容としては標準的で、細かい知識というよりも知識を流れと結びつけることが大切です。

経済学部は地図やグラフを読み解く問題・年号や時代の流れを理解しないと解けない問題などが頻繁に出題されます。

そのため、日頃から資料集を用いた勉強・年号や流れを意識した勉強を心がけるようにしましょう!

また、経済学部の問題慣れも非常に大切ですので過去問にも十分取り組んでおくようにしましょう!

商学部

商学部の世界史は現代史の出題が多いです。

内容としては標準的なものが多く、一部難問も出題されます。

また、出題形式はほとんどが一問一答で短めの論述も出題されます。

一問一答といってもぶつ切りの知識だけでは点数を取れないので知識のつながりを意識して学習しましょう。

さらに、商学部は経済史がよく出題されます。

そのため、過去問などに取り組み対策を行っておきましょう!

文学部

文学部の世界史は慶応の中は幅広い年代から出題されます。

内容としては慶応の中では基本〜標準的な問題が多いです。

出題形式は空欄補充タイプの問題です。

しかし、長文の中に空欄があり、そこを埋めるものなのでつながりのない知識では答えることは難しいです。

また、文学部は文化史が他学部に比べると多く出題されます。

そのため、資料集で作品を見ておくことや用語集などで確認を行うと良いでしょう!

世界史の勉強でよくある質問4つ

世界史の勉強でよくある質問4つ

続いて、世界史の勉強でよくある質問を、4つご紹介します!

①教科書を使って勉強してもいいですか?

まずは、教科書を使って勉強してもいいのか。

これは、人それぞれ合う勉強法・合わない勉強法があるので一概には言えません。

まず教科書の勉強が合う人は読む学習が得意な人です。

教科書は文字がずーっと書かれているので読むのが好きという人にはいい参考書となります。

実際、受験の世界史の問題は教科書ベースで問題が作られているので教科書を完璧にしてしまえばどの問題でも合格点を取れます。

ですので、教科書のような文字がぎっしりが書かれた読み物系が得意な人には教科書での勉強をオススメします!

しかし一方でそのような読み物系が苦手という受験生もいると思います。

そういう受験生は教科書は文字の羅列なのであまりオススメできません。

やっぱりわかりやすく書かれていたり、図が添えられている方が理解しやすいですよね。

ですので、文字ばかりでは辛いという人には教科書での勉強をオススメしません。

②年号は覚えたほうがいいですか?

年号は覚えた方がいいのか。

年号は覚えた方がいいです。

正直なところかなり有名な年号以外で問われる年号があるかと言われるとほとんどありません。

しかし、ある程度の年号を覚えておくことで〜世紀にどこでなにが起きたということを把握でき、知識の整理をすることができます。

また、世界史の入試ではこの出来事はこの出来事よりも前か後かというようなことがよく問われます。

そういったときも、ある程度年号を覚えておくと解くことができますし、推測をすることもできます。

ですので、世界史の年号は覚えておいたほうがいいでしょう!

③現代史は勉強したほうがいいですか?

現代史は勉強した方がいいのか。

現代史は勉強した方がいいです。

最近の世界史の入試問題では現代史の問題が増えてきています。

たしかに、現代史は覚えないといけないことが多く、背景知識なども必要でかなりめんどくさいです。

しかし、現代史が出題が増えているというのも事実なのでしっかりと手を抜かずに勉強しましょう!

現代史を勉強する際は、過去問ベースで取り組むといいです。

現代史は大学や学部によって出題傾向が異なるので、過去問を元に勉強すると効率的に勉強することができます!

④論述対策はどうすればいいですか?

慶応の世界史の中で論述問題が出題されるのは経済学部と商学部です。

論述対策の方法としては論述問題集に取り組む・教科書の小見出しを30字程度でまとめるなどがあります。

それぞれ非常に論述対策として効果的なのでオススメです!

また、論述で自分で作った解答を先生に添削してもらうようにしましょう!

自分だけでは見落としてしまう部分などが第三者に見てもらうことで明確になります。

添削をしてもらった後は添削をもとに解答を書き直しましょう!

このように論述の勉強をしていくとおのずと点数は伸びていくでしょう!

おわりに

おわりに
今回は慶応世界史の勉強法についてご紹介してきました。

最初は世界史の暗記ってあまりにも量が膨大でイヤになりますよね。

でも、「流れ」を意識してみるとかなりハードルは下がって暗記がしやすくなります。

今回紹介したこのような世界史の勉強法はあくまで一例です。

受験勉強は自分にあった勉強法で取り組むのが一番です。

ですので、自分にはどういう勉強法が合うのかを考えて、自分にあった勉強法で学習するように心がけてください!