慶應に逆転合格するための世界史参考書リスト|世界史で点を稼ぐ!

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慶應に逆転合格するための世界史参考書リスト
さとしセンセイ
こんにちは、センセイプレイスのさとしです!

今回は、慶應義塾大学に合格するための世界史の参考書について紹介します。

世界史についてみなさんはどういうイメージをお持ちですか?

例えば、「世界史は覚えることが多すぎてよくわからない」
「人名や地名のカタカナが長くて覚えられない」など様々だと思います。

世界史は多くの人が高校から学習を始めます。
そのため、日本史のように小学校から学んだり、元から歴史の流れをある程度知っているなどということがほとんどありません。
ですので、1から勉強するとなると覚えないといけない量は膨大です。

しかし、暗記科目である以上しっかり勉強すれば確実に点が取れる科目ですし、一気に伸びる科目でもあります。

また、安定して点数が取れる科目があることは受験において大きな武器となります。

そのため、安定した科目があることで他の科目に時間を割くことができますし、受験全体における自身も身につきます。

筆者も受験生の時に世界史の成績がうまく上がらず、悩んでいる時期がありました。
しかし、世界史の得点の上げ方を考えまくって勉強法を確立させた結果、世界史の成績を爆上げすることができました。
また、最後には世界史が自分の得意科目になり自信もつき、無事、慶應義塾大学に合格することができました。

ですので、慶應義塾大学を目指す全ての受験生、またその他の受験生がこの記事を読むことで、
自分に合った参考書を見つけ今後の勉強に活かして行くことができるでしょう!

ぜひ、最後までお付き合いください!


目次


世界史は4つのレベルに分けて対策しよう

慶應に逆転合格するための世界史参考書リスト
  • 完全入門レベル
  • 基礎〜センターレベル
  • MARCHレベル
  • 慶應レベル

となります。
英単語なら2000語ほどなので無理やり詰め込んでも何とかなるかもしれません。
しかし先ほども言ったように世界史の用語は多く、用語集のレベルで約7000語あります。
効率よく知識を段階的に学習していくことが必要です。
それぞれの内容についてはあとで説明しますね。



世界史は4つの要素に勉強しよう

慶應に逆転合格するための世界史参考書リスト
そしてさらに世界史は4つの要素に分けることができます。

  • 流れ
  • 用語の暗記
  • 問題演習
  • 復習

です。
これらを理解せずに用語の暗記ばかりをやってそのまま問題演習に取り組んでしまって言ったから僕の世界史の点数は伸びなかったんですね。
具体的にそれぞれの内容を説明して行きます。

  • 「流れ」とは、時代の流れやストーリーであり、用語と用語を結びつけるために勉強するもので、これからの勉強の根底となるものです。
    規則性のない数字を覚えることが難しいように、用語だけをぶつ切りで覚えることは難しく非常に効率が悪いです。
    ですので、流れを理解し効率よく用語を覚えましょう。
  • 「用語の暗記」とは、文字通り用語を英単語のように覚えていく勉強です。
  • 「問題演習」とは、「流れ・用語の暗記」の段階で覚えた知識を問題演習を通して実践的な知識へと作り直していく勉強です。
  • 「復習」とは、「流れ」や「用語の暗記」、「問題演習」で学習した内容を定着させるための勉強です。世界史を含めた暗記科目ではこの「復習」をどれだけやったかが得点に直結すると言っても過言ではありません。

簡単に言えばこの4つの要素がしっかり揃えば慶應世界史も攻略可能です! 頑張って行きましょう!
ここからは、本題のレベル別の参考書について紹介・解説していきます。



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完全入門レベル

慶應に逆転合格するための世界史参考書リスト
このレベルではマンガを使って世界史の全体像を把握していきます。
世界史にまだ全く取り組んでいない、またはとても苦手という人は、世界史が全体としてどういう流れで動いていっているのかということが理解できていないと思います。
でもいきなり本格的な参考書にとり組むのも難易度が高い…

そんな時に役立つのがマンガなんです。

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完全入門レベル|流れ

「マンガなんかで受験勉強になるの?」と思う人も多いと思います。
しかしマンガは

  • 読み進めやすい
  • 視覚的に捉えられる
  • 流れが理解しやすい

というたくさんの利点があります。

まずマンガということで最初から参考書に取り組むよりも読み進めやすいということがあります。最初の勉強からつまづいてしまってはモチベーションにも響いてくるでしょう。その点でもマンガにはメリットがあります、

そしてマンガは文字情報だけでなく視覚的な情報も同時に入ってきます。文字ばかりの参考書よりも理解が早いんですよね。
先にマンガをさらっと読んでおくだけで、そのイメージを元に参考書が理解しやすくなります。

参考書で出てきた歴史上の人物たちが自分の頭の中でイメージとして浮かんでくれば最高です!偉人たちみんなと友達になるつもりで読んでみましょう。

また勉強が進んでからも休憩中に読むマンガの代わりに読んでみると改めて理解が深まると思います。

ただ、ある程度世界史を理解できているという人はこの完全入門の段階は飛ばしてしまって大丈夫です。読んでみて損はないですけどね!

それではここから二冊のマンガを紹介していきます。

『新マンガゼミナール 世界史』2冊

こんな人にオススメ!

  • 世界史を一から勉強し始める受験生
  • 世界史の勉強が苦手な受験生
  • 教科書を読んでもさっぱりわからず読む気にならないという受験生

メリット

  • 世界史全体がマンガ二冊で完結する
  • 内容が受験生向けで、そのまま受験に役立つ
  • しっかりマンガとして読みやすい

デメリット

  • 参考書よりは簡単だけど量は多いのである程度の時間はかかる

新マンガゼミナール世界史は受験世界史を意識されて作られていて、何と「古代〜近代へ」と「近現代」の二冊さえ読めば受験世界史の全体像を掴めるという代物です。

マンガとしてストーリーや登場人物の会話によって内容が進んでいくので理解しやすく、「受験世界史ってこんな感じか」と把握しやすいです。

あんまり理解が進んでない段階で教科書を読んでもよくわかんないんですよね。僕が受験生で世界史を始めたばかりの時無理やり読みきってみたりもしましたが、後半はもう惰性で読んでしまっていたし、読み返してみてもあんまり覚えていないという悲惨な状況でした。

その際に書店でこの参考書を手に取ったんですが読み始めると面白くてどんどん読み進めてしまい、読み終わる頃には世界史が好きになっていました。

それなりに量はあるのですが、全ての語句を覚えきる必要はありません。
初めてしっかりと世界史と触れ合う機会 になれば大丈夫です。

なのでこのマンガを読み終わった後に他の参考書に取り組むと「見覚えのある語句がそこそこあるぞ」という状態に持っていけるのが理想です。そこを目標にしましょう。

学部別オススメ度

文:★★★

経:★★★

法:★★★

商:★★★

『大学受験らくらくブック 世界史』2冊

こんな人にオススメ!

  • 世界史を一から勉強し始める受験生
  • マンガからもどんどん知識をえていきたいという受験生

メリット

  • マンガとしてかなりの知識量がまとまっている
  • 解説文が充実している

デメリット

  • 一般的なマンガよりは文字が多くて読みにくい

『大学受験らくらくブック 世界史』も二冊で世界史の全体像を把握できる参考書です。こちらは『新マンガゼミナール』よりも少し参考書よりと言えるでしょう。

どちらかといえば内容を理解するための挿絵としてマンガがたくさん入っている解説本といった感じでしょうか。

知識量もかなり多く読むのにそこそこ時間はかかりますが受験に即決します。この本から参考書への繋がりはとてもスムーズです。

『新マンガゼミナール』と『大学受験らくらくブック』のどちらを使うかは本当に好みです!
どちらの参考書も内容はとてもしっかりとしているので、書店でさらっと目を通して気に入った方を使ってみてください。

学部別オススメ度

文:★★★

経:★★★

法:★★★

商:★★★

基礎固め〜センターレベル

慶應に逆転合格するための世界史参考書リスト
このレベルでは、世界史の中でもとても重要な基礎の部分を固め、センターレベルまでの勉強をしていきます。
早稲田の入試のレベルがいくら高くても、基礎からもたくさんの問題が出題されます。
このレベルが出題頻度が一番高いと同時に、しっかりと身につけていないとこの後のレベルの知識がしっかり身につきません。
つまり超重要。しっかり取り組んでいきましょうね。

基礎固め〜センターレベル|流れ

ここで、世界史の根幹である「流れ」を一通りインプットして自分のものにしていきましょう。この流れに様々な用語が乗っかる形で受験に必要な知識が構築されていきます。
「流れ」という名の土壌をしっかりと作り上げておかないと、いくら「用語」という種をまいて水をやっても一向に芽は出ません。
ここをしっかりと固めていけば立派な知識が育っていきます。頑張りましょう!

『ナビゲーター世界史①〜④』

こんな人にオススメ!

  • 受験世界史の内容を一気に整理したい受験生

メリット

  • 情報量がとても多く網羅されている
  • 別冊のノートもセットになっている
  • 図説も豊富

デメリット

  • 全部で四冊、量は非常に多い

『ナビゲーター世界史』は全四冊で1000ページほどありますが、このシリーズをしっかりとやり込めば、もう受験世界史に怯えることはありません。

情報量はとてもおおいですが、世界史の全体像に触れると同時に受験世界史に必要な語句のほとんどに触れることができます。
余談なども含まれていて教科書よりもかなりわかりやすい内容になっています。
この参考書は一回取り組んでおしまいの参考書ではありますせん。
何回も読んでいくうちに「そこがそう繋がっていくのか!」と自分の頭の中で知識が繋がっていく感覚が得られると思います。
とてもいい参考書です。

学部別オススメ度

文:★★★★★

経:★★★★★

法:★★★★★

商:★★★★★

『青木裕司 世界史B講義の実況中継①〜④』

こんな人にオススメ!

  • 受験世界史の内容を一気に整理したい受験生
  • 難関私大を目指す受験生

メリット

  • 講義形式でわかりやすい
  • 別冊のノートもセットになっている
  • 講義のCD付き

デメリット

  • 全5冊、量は非常に多い、読み切るまでは時間がかかる

『ナビゲーター世界史』と並んでとても有名な参考書。著者の青木先生が実際に行なってきた講義を元に作られています。

全5冊とかなり多いですが、他の受験には必要ない難関私大向けの知識なども多く記載されています。5冊目は文化史がまとまっており、学部によっては文化史が頻出のところもあるので大きな助けになるでしょう。

講義を元にしているだけあって語りかけてくるような形で書かれている、語呂や図解なども多い、など様々な工夫がされています。

さらにこの参考書には講義を音声化したCDが付属しています。僕はこれを通学時間などに聞きながら頭の中で流れを何度も再構築していました。マンガのところで視覚的な情報があると頭に残りやすいといいましたが、聴覚的な情報も効果的です。図説やCDなど様々な方法で知識をインプットできる良著です。

『世界史ナビゲーター』と『実況中継』どちらを選ぶかですが、『実況中継』の方が少し難易度が高いかなという印象です。と言っても早稲田受験に必要な知識ですが。
『ナビゲーター』の硬めの文章がいいという人もいれば、『実況中継』の語りかけてくるような文章の方がいいという受験生もいるので、自分にあった方を選んでみてください。

学部別オススメ度

文:★★★★★

経:★★★★★

法:★★★★★

商:★★★★★

基礎固め〜センターレベル|用語の暗記

このレベルでは、先ほどの「流れ」に基礎的な用語を肉付けしていきます。「流れ」がしっかりできていて初めて成り立つので順番は間違えないようにしましょう。

「流れ」にどんどん知識を植えつけて強固なものに作り上げていきましょう。

『時代と流れで覚える!世界史B用語』

こんな人におすすめ

  • 一問一答より、流れを確認しながらの方が語句が頭にはいる人

メリット

  • 語句を流れで確認しながら覚えられる

デメリット

  • センターで8割取れる人には必要がない

『時代と流れで覚える!世界史B用語』は、用語の暗記をしながら流れも整理できる便利な参考書です。

用語問題のページの隣に「流れページ」が用意されており、常に整理しながら勉強できます。
一問一答の形式よりも周りの用語と繋げて一つ一つの用語を覚えることができるので効果的です。

しかし一問一答よりは時間もかかるので、すでに流れがインプットできているという人にはおすすめできません。
時代の流れの理解をさらに深めながら用語の暗記を進めたいという人におすすめです。

学部別オススメ度

文:★★★

経:★★★

法:★★★

商:★★★

『山川 一問一答世界史』

こんな人におすすめ

  • 単純作業でガンガン覚えたい人
  • すでに世界史の流れが頭に入っている人

メリット

  • 用語の確認が素早くこなせる

デメリット

  • 出来事の順番や流れが覚えられない

先ほども触れた「一問一答」はとてもシンプルな参考書で、素早く用語の確認がこなせるものです。
ですがこれも先述の通り、流れをしっかり理解できていることが肝心。

「流れ」が理解できていなかったらどれだけ用語を暗記しようとしても、ざるに水を貯めようとしているようなもの。「流れ」を身につけて知識という水を吸収するスポンジを作り上げていれば、みるみるうちに用語も身についていきます。

そして一問一答はスキマ時間にも「この範囲の用語確認忘れてないかな」とサクッとできるのでいつも持ち歩いて置くといいでしょう。

うまく使いこなして用語を自分のものにしましょう。

学部別オススメ度

文:★★★★

経:★★★★★

法:★★★★

商:★★★★★

『世界史B一問一答【完全版】2nd edition』

こんな人におすすめ

  • 単純作業でガンガン覚えたい人
  • すでに世界史の流れが頭に入っている人

メリット

  • 用語の確認が素早くこなせる

デメリット

  • 出来事の順番や流れが覚えられない

先ほども触れた「一問一答」はとてもシンプルな参考書で、素早く用語の確認がこなせるものです。
ですがこれも先述の通り、流れをしっかり理解できていることが肝心。

「流れ」が理解できていなかったらどれだけ用語を暗記しようとしても、ざるに水を貯めようとしているようなもの。「流れ」を身につけて知識という水を吸収するスポンジを作り上げていれば、みるみるうちに用語も身についていきます。

そして一問一答はスキマ時間にも「この範囲の用語確認忘れてないかな」とサクッとできるのでいつも持ち歩いて置くといいでしょう。

うまく使いこなして用語を自分のものにしましょう。

東進の一問一答は山川のものに比べて、慶應などの難関私大向けといえます。

山川の一問一答は基本的に教科書に忠実になっているのに対して、東進は教科書に載っていないような細かい知識も載っています。

そのため、難しい知識を問うてくる慶應を受験する人は取り組んでおきたい参考書です。

学部別オススメ度

文:★★★★★

経:★★★★

法:★★★★★

商:★★★★

『入試に出る 世界史B 一問一答』

こんな人におすすめ

  • 単純作業でガンガン覚えたい人
  • すでに世界史の流れが頭に入っている人

メリット

  • 用語の確認が素早くこなせる

デメリット

  • 出来事の順番や流れが覚えられない

先ほども触れた「一問一答」はとてもシンプルな参考書で、素早く用語の確認がこなせるものです。
ですがこれも先述の通り、流れをしっかり理解できていることが肝心。

「流れ」が理解できていなかったらどれだけ用語を暗記しようとしても、ざるに水を貯めようとしているようなもの。「流れ」を身につけて知識という水を吸収するスポンジを作り上げていれば、みるみるうちに用語も身についていきます。

そして一問一答はスキマ時間にも「この範囲の用語確認忘れてないかな」とサクッとできるのでいつも持ち歩いて置くといいでしょう。

うまく使いこなして用語を自分のものにしましょう。

Z会の一問一答は山川のものに比べて、慶應などの難関私大向けといえます。

山川の一問一答は基本的に教科書に忠実になっているのに対して、Z会は教科書に載っていないような細かい知識も載っています。

そのため、難しい知識を問うてくる慶應を受験する人は取り組んでおきたい参考書です。

学部別オススメ度

文:★★★★★

経:★★★★

法:★★★★★

商:★★★★

基礎固め〜センターレベル|年号

この段階で年号をインプットして、歴史上の様々な出来事がどのような順番で起こったのかなど、改めて歴史のタテの流れを明確にしていきます。
入試では時代の並び替え問題なども出ますのでしっかり取り組みましょう。

年号を覚えるのはあまり楽しくないという印象があると思います。
だけどここまでしっかり学んできていれば、「中国のこの事件ってヨーロッパのこの事件よりも先なんだ!意外!!」みたいな受験生にしか感じられない新たな知的な喜びを感じられます。

そして年号はとても便利です。どうしても出来事の順番がぐちゃぐちゃになってしまったりすることはあります。その場合でも年号さえ覚えていれば、間違えることはありません。

単語カード

「単語カード」はどこかが出版している参考書ではありません。
100均や文房具屋で売っているごく普通のもので構わないです。

こんな人におすすめ

  • 単純作業でガンガン覚えたい人
  • すでに世界史の流れが頭に入っている人

メリット

  • 年号の確認が素早くこなせる

デメリット

  • 重要度を自分で判断しなければならない

単語カードはとてもシンプルなもので、素早く用語の確認がこなせるものです。
ですがこれも先述の通り、流れをしっかり理解できていることが肝心。

「流れ」が理解できていなかったらどれだけ年号を暗記しようとしても、ざるに水を貯めようとしているようなもの。

「流れ」を身につけて知識という水を吸収するスポンジを作り上げていれば、みるみるうちに用語も身についていきます。

そして単語カードはスキマ時間にも「この範囲の年号確認忘れてないかな」とサクッとできるのでいつも持ち歩いて置くといいでしょう。

うまく使いこなして用語を自分のものにしましょう。

学部別オススメ度

文:★★

経:★★★★★

法:★★★★

商:★★★

アプリの単語カード

「単語カード」は自分で見つけた使いやすいアプリで構いません。

スマホでもできることで勉強を始めるハードルがかなり下がります。

こんな人におすすめ

  • 単純作業でガンガン覚えたい人
  • すでに世界史の流れが頭に入っている人

メリット

  • 年号の確認が素早くこなせる

デメリット

  • 重要度を自分で判断しなければならない

単語カードはとてもシンプルなもので、素早く用語の確認がこなせるものです。
ですがこれも先述の通り、流れをしっかり理解できていることが肝心。

「流れ」が理解できていなかったらどれだけ年号を暗記しようとしても、ざるに水を貯めようとしているようなもの。

「流れ」を身につけて知識という水を吸収するスポンジを作り上げていれば、みるみるうちに用語も身についていきます。

そして単語カードはスキマ時間にも「この範囲の年号確認忘れてないかな」とサクッとできるのでいつも持ち歩いて置くといいでしょう。

うまく使いこなして用語を自分のものにしましょう。

学部別オススメ度

文:★★

経:★★★★★

法:★★★★

商:★★★

MARCHレベル

慶應に逆転合格するための世界史参考書リスト
ここの段階では、センターレベルからMARCH合格レベルまでステップアップします。

慶應を志望する受験生はここで止まってる暇はありません。

ガンガン進めていきましょう。

MARCHレベル|流れ

ここまでくるとある程度流れをつかめてきていると思います。

さらに、流れを意識して勉強することでより太い世界史の流れを理解しましょう。

『詳説世界史B』

こんな人におすすめ

  • 教科書を軸にした学習をしたい人

メリット

  • 内容が非常に詳しい

デメリット

  • 量が膨大

山川出版の『詳説世界史B』は、世界史の教材の中で一番と言ってもいいほど有名な参考書です。

学校の授業で使っているなんて人も多いかと思います。内容は詳説とあるだけに非常に詳しいです。

また、大学受験の世界史の問題はこの詳説世界史Bを基本に作られていると言われています。

そのため、必ずといっていいほど取り組んでおきたい参考書です。

学部別オススメ度

文:★★★★★

経:★★★★★

法:★★★★★

商:★★★★★

MARCHレベル|問題演習

蓄えた知識を問題演習でより定着させ力をつけましょう。

『HISTORIA世界史精選問題集』

こんな人におすすめ

  • MARCHで合格点を目指す人
  • すでに世界史の流れが頭に入っている人

メリット

  • レベル別の学習ができる

デメリット

  • 基礎事項が理解できていないと活用できない

この参考書は『実力をつける世界史100題』と似たもので、MARCHの問題が多く出題されているため『実力をつける世界史100題』よりは少しだけ難易度が低めの参考書になります。

しかし、だからと言って簡単なわけではなく内容は難しいものとなっています。

一問一答や流れを学習する中で得た知識をどんどんアウトプットしていきましょう。

問題数も豊富でボリュームがあるので演習量としても十分と言えるでしょう。

学部別オススメ度

文:★★★★

経:★★★★

法:★★★★

商:★★★★

慶應対策

慶應に逆転合格するための世界史参考書リスト
このレベルでは慶應レベルの対策をしていきます。

慶應の世界史はやはり難しいです。

他の大学では聞かれないような細かい知識を問われることがあります。

また慶應の世界史では、受験生の盲点となりがちな「現代史」が多く出題される傾向にあります。

これまで培ってきた知識をさらに発展させていきましょう。

私の個人的な意見としてはMARCHレベルから慶應レベルへのステップアップが一番苦労し難しいという風に考えています。

なぜかというとそれまでの段階では知識など覚えることを取り込むだけでいいのです。

しかし、慶應レベルでは必要な知識はおおよそ学習済みでその上でその知識の定着度、精度を上げる必要があります。

そのため地道に根気強く勉強する必要があります。

慶應対策|問題演習

ここまできたら問題演習あるのみ。
ある程度の問題なれは絶対に必要です。

勉強に常に付いてくる量と質の問題。もちろんどちらも大事なのですがここまで形成してきた質のいい土台の上に大量の問題演習の実績を乗せていきましょう。

『実力をつける世界史100題』

こんな人におすすめ

  • 早慶上智で合格点を目指す受験生
  • センターで8割程度取れる受験生

メリット

  • ハイレベルな問題でどこの大学にでも通用する力がつけられる

デメリット

  • 難易度は高め

「難関大の世界史対策といえばこれ!」と言える参考書。難易度は高いですがしっかりやり込めば早稲田に通用する実力が身につきます。

ハイレベルな記述形式の問題を中心に構成された問題集ですがとてもよくできています。
例えば問題文を読むだけでも歴史の流れがわかりやすく、問題の形式で今一度流れを確認しながら問題演習ができます。

また問題をやって終わりにせず、解説文をしっかり読み込みましょう。非常に詳しい解説になっているので熟読して知識を自分のものにしていってください。
問題数も100題とボリュームがあるので演習量としても十分と言えるでしょう。
これを終えたら赤本で演習を始めて大丈夫でしょう。

学部別オススメ度

文:★★★★★

経:★★★★★

法:★★★★★

商:★★★★★

『各国別世界史ノート』

こんな人にオススメ

  • 早慶上智で合格点を目指す受験生
  • センターで8割程度取れる受験生

メリット

  • ハイレベルな問題でどこの大学にでも通用する力がつけられる

デメリット

  • 難易度は高め

「早慶の世界史対策といえばこれ!」と言える参考書。難易度は高いですがしっかりやり込めば慶應に通用する実力が身につきます。

書き込み式の問題で構成された問題集ですがとてもよくできています。
例えば問題文を読むだけでも歴史の流れがわかりやすく、問題の形式で今一度流れを確認しながら問題演習ができます。

また問題をやって終わりにせず、何度も復習をし知識を自分のものにしましょう!

これを終えたら赤本で演習を始めて大丈夫でしょう。

学部別オススメ度

文:★★★

経:★★★★★

法:★★★★

商:★★★

慶應対策|学部別対策

ここまできたらいよいよ大詰め。自分の受ける学部の対策をしていきます。

同じ慶應の世界史といえども出題傾向は全く違います。

例えば、経済学部では多く論述問題が出題されたり、法学部では全てマークであったりします。

赤本やネットなど情報は転がっていますので自分が受験する学部で求められる知識をリサーチして重点的に補填していきましょう。

『タテヨコ総整理 世界史×文化史 集中講義12』

こんな人におすすめ

  • 文化史が出題される学部を受験する人

メリット

  • おろそかになりがちな文化史をしっかり学習できる

デメリット

  • 必要ない人には時間をかけすぎになる/li>

文化史を12テーマに分けて整理してある参考書ですが、文化史そのものの暗記だけでなく、知識の整理などもできる参考書になっています。

文化史はそこそこ出題率が高いですが、後回しにされがち。しかもとても量が多い。
僕も中国の小説とかどこの時代のものか間違え続けました…

この参考書にしっかり取り組めば文化史に臆することはもうないでしょう。

学部別オススメ度

文:★★★★

経:★★★

法:★★★★★

商:★★★

『詳説世界史論述問題集』

こんな人におすすめ

  • 論述が出題される学部を受験する人

メリット

  • ハイレベルな論述に対する能力が身につく

デメリット

  • めちゃくちゃハイレベルで量も多い/li>

世界史論述のバイブルで、超ハイレベルな論述問題が多数収録されている問題集。

正直死ぬほど難しい。
問題によっては一点も取れないようなものもあります。

ですがものにしてしまえば論述は怖いものなしになります。
そして論述は「流れ」や「理解」をしていなければ解けないものなので、論述の練習は今までの知識の総復習になります。
一度問いてダメでも時間を置いて何度も何度も解き直しましょう。

注意点ですが、やはり論述は第三者の採点があった方がいいです。
自分で答えをみて採点するのはかなり難しい。できることなら先生などに頼んで添削してもらいましょう。

ただ本当に難しいので余力のある人向けです。

学部別オススメ度

文:★

経:★★★★

法:★

商:★★★

『段階式論述のトレーニング』

こんな人にオススメ

  • 論述が出題される学部を受験する人

メリット

  • ハイレベルな論述に対する能力が身につく

デメリット

  • 一部早慶を超えたハイレベルな問題がある/li>

世界史論述のバイブルで、ハイレベルな論述問題が多数収録されている問題集。

内容は最初は50〜90字の短い論述問題から後半には300字程度の問題があるなどタイトル通り段階的に論述問題の演習ができる参考書です。

また、レベルもかなりハイレベルなものとなっています。

しかし、ものにしてしまえば論述は怖いものなしになります。
そして論述は「流れ」や「理解」をしていなければ解けないものなので、論述の練習は今までの知識の総復習になります。
一度問いてダメでも時間を置いて何度も何度も解き直しましょう。

注意点ですが、やはり論述は第三者の採点があった方がいいです。
自分で答えをみて採点するのはかなり難しい。できることなら先生などに頼んで添削してもらいましょう。

学部別オススメ度

文:★★

経:★★★★★

法:★★

商:★★★

番外編『世界史B用語集』は絶対に持っておこう

こんな人におすすめ

  • 世界史を受験する人全員!

メリット

  • 辞書としてとても優秀

これは世界史を受験する人は全員が持つべき参考書です。

世界史で登場する用語約7000語が収録されています。
一つ一つの用語にとても詳しい解説が加えられており、辞書としてとても優秀です。

早稲田レベルの参考書を進めて行くと急に聞いたこともないような語句が飛び出してくることもあります。
そんな時ではすかさずこの用語集で調べてその用語を自分のものにするという習慣をつけましょう。

どの参考書を勉強するときも補助教材としてしっかり持っておきましょうね。

学部別オススメ度

文:★★★★★

経:★★★★★

法:★★★★★

商:★★★★★

おわりに

慶應に逆転合格するための世界史参考書リスト
ここまで読んできてどう感じたでしょうか。
慶應の世界史が少しは身近に感じれたとしたら嬉しいです。

そして今回は触れていませんが、何と言っても大学受験対策に重要なのは赤本です。
しかしこれらの参考書にしっかりと取り組んだ後なら赤本の問題も「絶対に解けない!」なんてことはないんじゃないでしょうか。むしろ「これいけちゃうじゃん!」って思うかも。

最初にいった通り合格に必要なのは適切な勉強法と確かな努力です。
最後まで自分の勉強法を信じて頑張ってください!