【2022年版】大学受験のために高1が今すぐやるべきおすすめの参考書リスト

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ライバルに差をつけて、志望校合格を手にするには、勉強法が鍵になります。

まずは、受験勉強を始める前に知っておいて欲しいことをこちらから確認してみてください。

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【大学受験】高1が今すぐやるべき参考書リスト
さとしセンセイ
こんにちは、センセイプレイスのさとしです!
「受験勉強って何をすればいいんだろう?」

「まずは何の科目を勉強すればいいんだろう?」

「高1はどんな参考書をやればいいんだろう?」

このような悩みを抱えている高校1年生も多いのではないでしょうか。

高校1年生の頃は、高校に入りたてで部活や授業にとてもいそがしい時期ですよね。

ぼくも高校1年生の頃は、部活や授業ばかりに気を取られ、受験勉強にはまったく手をつけられていない状態でした。

しかし、今考えると1年生の頃に少しでも受験勉強をしていれば、受験がもう少し楽になっていたと思います。

そのため、いま高校1年生の皆さんには、少しでも受験勉強をしてもらって、必ず志望校に合格してほしいと思っています!

そこで、今回は、高校1年生のみなさんが今すぐにやるべき参考書を科目別にご紹介します!

関連記事:高校生活でやるべきことを紹介!|このままだと必ず後悔します


目次


高1から受験勉強を始めて志望校合格を勝ち取ろう!

高1から受験勉強を始めて志望校合格を勝ち取ろう!

高1から受験勉強を始めて、志望校合格を勝ち取りましょう!

大学受験は、早く勉強を始めれば有利になります。

なぜなら、受験勉強に計画的に取り組む時間を確保できるからです。

大学受験には、勉強すべき多くの科目に加えて、その科目のなかで基礎固め・演習・志望校対策などやらなければいけないことがたくさんあります。

それだけ勉強すべきことがたくさんあるからこそ、早めに取り組めばそれぞれに割ける時間が多くなり、有利になるわけです。

そのため、最初がどのようなレベルであっても、高1から勉強をはじめて着実にレベルを上げていけば、早慶どころか東大にだって合格するのは可能です。

ただ、高1から勉強を始めれば、必ず合格できるわけではありません。

高1から勉強を始めても、何も考えずになんとなく取り組んでしまっていたり、やる気がなくなり勉強が続かないとなると、もちろん合格は遠のきます。

とはいえ、受験勉強を早く始めた分だけ準備ができるため、有利になることは間違いないでしょう!

関連記事:高校がつまらないと感じているキミへ|その原因と解決方法を解説



高1が今すぐやるべき科目は〇〇?

高1が今すぐやるべき科目は〇〇?

高1が今すぐやるべき科目は何なのか。

結論からいうと、文系は英語・国語、理系は英語・数学をいますぐやるべきです。

英語・国語・数学は、大学受験のどの科目も配点が大きく、志望校に合格するためのカギとなるでしょう。

これらの科目に早めから取りかかり、受験本番で得意科目にしておくと、どこを受験するにしても、有利に受験を進めることができます。

しかし、その分、勉強する内容も多く、得点できるようになるまでに時間がかかります。

そのため、高1のうちから少しずつでよいため、知識をつみかさねていき、高3のときには余裕を持って他の科目にも時間をさけるようにしておくとよいでしょう!

また、高1のときはまだ文理選択が終わっていない人もいると思います。

そのような高校1年生のみなさんは、まずは英語に取り組むとよいでしょう!

英語は、文系でも理系でも出題され、配点が高いことが多いです。

そのため、最初に英語に取りかかっておいて損はないでしょう!

関連記事:中学ではうまくいってたのに、高校から勉強ができなくなるたった1つの理由



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高1が今すぐやるべき英語参考書

高1が今すぐやるべき英語参考書

ここでは高1が今すぐやるべき英語参考書をご紹介します!

関連記事:今すぐ高1生がやるべきたった1つのこと

単語

『英単語ターゲット1400』

こんな人におすすめ!

  • とりあえず単語の暗記を進めていきたい受験生
  • 計画性のある受験生
  • 通学時間などの合間が多い受験生

メリット

  • 単語と意味が1:1で対応している
  • アプリや音声など単語帳以外の機能も充実している

デメリット

  • 目立った特徴がなく飽きやすい
  • 多義的な意味に関してはマスターできない

『ターゲット1400』はシンプルイズベストが特徴の、誰もが知るベーシックな単語帳です。

全国の受験生の多くが活用する「ターゲット」。一般的には、青の1900版を使う人が多いですが、センターレベルの力をつけたい人は緑の1400版にチャレンジするとよいでしょう。

特徴は英単語の中心的な意味を覚える「一語一義」主義です。

1つの単語で意味だけでなく類似語や派生語、反対語、熟語…とあれもこれも覚えようとすればキリがありません。頭がパンクしてしまいます。

まずは1:1で単語と意味を対応させて暗記することで、無理のない学習ができます。

また、1セクション100語と区切りよく作られているため、決まったペースで学習を継続できます。

「英単語の暗記にこれくらいの時間を使う」ことがわかれば、それ以外の計画も立てやすくなります。

計画的な人にとにかくおすすめです。

なかなか続けられない人もセクションどおりに進めれば簡単に継続できます。

『システム英単語』

こんな人におすすめ!

  • 大学受験に必要な英単語をひとまず暗記したい受験生
  • 1つの例文に対して1つの意味、のほうを好む受験生

メリット

  • 「ミニマルフレーズ」によって単語がとても覚えやすい
  • 学習した次の日から、単語が問題に出てくる

デメリット

  • 音読にあまり適していない
  • 継続するための根気が求められる

この「シス単」は受験をするすべての受験生にとって必須の単語帳です。

超実用的なシンプルな例文とレベル別にチョイスされた英単語で、難関大レベルにも立ち向かえる確実な単語力が付きます。

シス単の特徴は「ミニマルフレーズ」という例文にあります。

ミニマルフレーズとは「これ以上短くできない!」レベルのめちゃくちゃ短い例文のことです。

必要最小限の労力で単語の意味をイメージできます。これによって学習時間が明確に縮まります。

ミニマルフレーズのメリットは、1つの単語に集中してスッキリと覚えることができること。

「ひとまず大学受験に必要な単語力を一つ一つつけたい!」人に向いています。

また、驚くべきはチョイスされている単語の頻出度です。

単語帳を勉強したあとにぜひ長文問題を解いてください。

なんなら、今すぐどこかの大学の過去問をひらいてわからない単語をシス単の索引で調べてみてください。大抵シス単にのってます。

実際 に勉強した単語が問題に出てくるとテンション上がりますよね。それほどシス単は単語を厳選しています。

シス単は、単語を覚えたい人が「まさに単語を覚えるため」に最適でシンプルな単語帳です。

特別工夫されたデザイン・イラスト・ストーリーはないため無機質と感じるかもしれませんが、ほかのすべての面で最優の「キングオブ単語帳」です。

文法

『大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】』

こんな人におすすめ!

  • 英語がまったくわからない受験生
  • 中学英語ですでにつまづいている受験生

メリット

  • 解説が会話口調なため、その場で授業を受けている感覚で読み進めることができる
  • 章ごとの最初にポイントが簡潔に書いてあってわかりやすい

デメリット

  • 解説中心の参考書なため、問題量が少なめ

中学英語を復習する参考書として、まずおすすめなのが『大岩のいちばんはじめ英文法【超基礎文法編】』です。

大学受験生向けの予備校講師をやられている方が執筆しているため、高校生が習う英語にも直結できる解説がもりだくさんの英語参考書になっています。

この参考書の特徴は、文章が会話口調で書かれているため、まるでその場で授業を受けているかのような感覚で読み進めることができる点です。

会話口調で書かれているがゆえに、解説の1つ1つがつながっていくため¥、理解がしやすい参考書になっています。

ただ、解説が中心の参考書なため、問題演習が不足してしまいがちです。

問題演習に関しては、他の参考書などで補うなど、別の対策が必要になってきます。

『総合英語 Evergreen』

こんな人におすすめ!

  • 講義本よりも、解説書のようなものに魅力を感じる受験生
  • 英文法を完璧に使いこなせるようになりたい受験生

メリット

  • 解説書系統の参考書のわりに、表現が固くない
  • 分厚くてとにかく情報量が多いため、英文法で困ることがほとんどなくなる

デメリット

  • 分厚さゆえに、挫折する可能性も

『Evergreen』は、昔から受験生に愛されていた『Forest』の進化版のようなもので、出版社は違いますが執筆陣はほとんどおなじになっています。

この参考書の特徴は、とにかく分厚く情報量が多いことです。

そのため、英文法で困ることはほとんどなくなります。

また、情報量の割に解説も堅苦しくなく、Part 1 これが基本→Part 2 理解する→Part 3 深く知る→Part 4 確認する(一部のみ)の4部構成になっていて、体系的に英文法を学習 できます。

ただ、分厚さゆえに挫折する可能性ありなため、そこは注意が必要です。

読解

『英文読解入門 基本はここだ』

こんな人におすすめ!

  • 英語がとにかく苦手で、特に長文が苦手な受験生
  • 長文読解をいつもなんとなく読んでしまっている受験生

メリット

  • 英文法を学ぶだけではカバーしきれない、英文の読み方を身につけることができる
  • 英文の読み方を、基礎から学ぶことができる

デメリット

  • 少し回りくどい解説が多い

「英文読解入門基本はここだ!」は、英文の読み方を基礎から解説している参考書です。今は東進ハイスクールで講義をしている、人気の英語講師・西きょうじ先生が執筆している参考書です。

この参考書の特徴は、SVOCなどの基礎中の基礎から、英文読解の手法を学ぶことができる点です。

その他にも、主語と動詞の見つけ方など、長文読解に後々いきてくる英文の読み方が盛りだくさんの参考書です。

『英語長文ハイパートレーニング シリーズ』

こんな人におすすめ!

  • とにかく解説が詳しい参考書がほしい受験生
  • 問題の解説はもちろん、文章自体の解説がほしい受験生

メリット

  • 主語や動詞、SVOCなど長文の解説がとにかく詳しい
  • CDもついているので、リスニング対策もこれでできる

デメリット

  • 解説が詳しすぎるくらいなため、若干ごちゃごちゃしていると感じるかも

『英語長文ハイパートレーニング』は文章の構造など、とにかく解説が詳しい参考書です。

長文読解の参考書であるにも関わらず、CDがついています。

この参考書の特徴は、とにかく解説の詳しさです。

SVOCや主語・動詞などが解説に逐一書かれている参考書はハイパートレーニングくらいなためはないでしょうか

長文の構造が詳しいうえにCDもついているため、音読で復習するにも最適な参考書になっています。

ただ、解説がめちゃくちゃ詳しいため、情報が多すぎてごちゃごちゃしていると感じる可能性があります。

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高1が今すぐやるべき国語参考書

高1が今すぐやるべき国語参考書

ここでは高1が今すぐやるべき国語参考書をご紹介します!

関連記事:高1から取り組める受験勉強法を徹底解説!|早く始めると有利?

現代文

『生きる漢字・語彙力』

こんな人におすすめ!

  • 漢字の勉強が嫌いで、工夫がなされている参考書が欲しいと考えている受験生
  • 漢字が読める・書けるだけではなく、そのなかで語彙力もつけていきたいと考えている受験生

メリット

  • 例文が少しユニークなため、楽しく漢字を勉強できる
  • 例文のなかで語彙をインパクトをもって覚えることができる

デメリット

  • 例文の癖がすごいため、苦手な人は苦手かも?

駿台予備校の現代文講師・霜栄先生が執筆されている参考書である『生きる漢字・語彙力』です。

漢字を学ぶことができるのはもちろんのこと、例文がかなり頭に入りやすいものになっているため、タイトルのとおり、そのなかで語彙力をつけていくことができる特徴があります。

ボリュームが2300語あるのも魅力的です。

ただ、例文のユニークさ・ボリュームの多さが裏目に出る場合もあるため、自分に必要なものかの見極めが必要です。

『田村のやさしく語る現代文』

こんな人におすすめ!

  • 現代文がまったくわからない受験生
  • 中学生のころから、国語が苦手で困っていた受験生

メリット

  • 解説が会話口調なため、その場で授業を受けている感覚で読み進めることができる
  • 現代文とは?というレベルからわかりやすく解説している参考書なため、本当に苦手な人でも安心して取り組むことができる

デメリット

  • 講義部分と問題部分のレベル差が激しい

現代文が苦手な人に鉄板としておすすめされている参考書、『田村のやさしく語る現代文』です。代々木ゼミナールから出版されています。

この参考書の特徴は、初学者にとにかく優しい参考書であることです。

参考書自体もとても薄く、レベルも基礎レベルから中堅私大までカバーされているため、現代文の力を確実につけていきたい人におすすめできる参考書です。

ただ、この参考書は講義部分と問題部分にわかれておりt、講義部分を読んだだけでは問題部分のレベル感に対応できないくらい、講義部分と問題部分のレベルに乖離があるため、そこを知ったうえで取り組まないと挫折する危険性があります。

『船口のゼロから読み解く最強の現代文』

こんな人におすすめ!

  • 実践を交えて、現代文の読解力を上げていきたい受験生
  • 読解法をある程度インプットしたのに、それを意識して演習ができていない受験生

メリット

  • 読解法をその場で実践できる形式になっているため、問題を解いてくなで力をつけられる
  • 図解がついているのため、視覚的にも理解しやすい

デメリット

  • 少し参考書自体が厚いため、現代文に苦手意識がある人がいきなり飛び込むのは厳しいかも

代々木ゼミナールの現代文講師・船口明先生が執筆なさっている参考書である『船口のゼロから読み解く最強の現代文』です。

この参考書は、大きく2つにわかれています。

STEP1では、実際に問題を解くにあたって「正しい読解法」を学び、STEP2で「正しい読解法」を使い、問題を解いて徹底的にその型を身につけていける構成になっています。

このように、基礎と実践、つまり「やり方を知って実際にそれを使うことができる」のが本書の特徴です。

図解がついているため、視覚的にも理解しやすい点も挙げられます。

ただ、少し参考書自体が厚いため、現代文に苦手意識がある人がいきなり飛び込むのは厳しいかもしれません。

古文

『マドンナ古文単語230』

こんな人におすすめ!

  • 理解しながら暗記をしたい受験生
  • 単語の解説が豊富な参考書のほうが勉強しやすい受験生

メリット

  • 1つ1つの単語の解説が豊富なので、理解しながら単語をおぼえられる
  • 単語帳なのに、古文常識の知識も合わせて勉強できる

デメリット

  • 他の単語帳に比べると、収録単語数が少し不足気味

『マドンナ古文単語230』は、収録単語数が少ないため古文が苦手な受験生にとっては取りかかりやすい参考書です。

この参考書の特徴は、1つの単語に関する解説がものすごく豊富であることです。

古文単語1つに対して、丸1ページ分も解説があります。

この解説がとにかくわかりやすい。「この単語は○○という出来事から生まれた」など、単語を忘れにくくさせる解説がもりだくさんです。

『マドンナ古文単語230』も下ネタが書いてありますが、筆者が女の先生なので、そこまでどぎつい下ネタはありません。(笑)

『富井の古典文法をはじめからていねいに』

こんな人におすすめ!

  • 講義型の参考書が好きな受験生
  • 古文が苦手でイチから解説がほしい受験生

メリット

  • 会話調の参考書なので、まるで授業をその場で受けているような感覚で勉強できる
  • 古文文法の解説が豊富なので、苦手な人でもイチから学習できる

デメリット

  • 問題を解いていくなかでおぼえていきたい人には向かない

『富井の古典文法をはじめからていねいに』は会話口調で古典文法をわかりやすく説明している参考書なので、とっつきにくい古典文法もしっかり理解できます。

これ1冊で古典文法の最低限の知識は網羅されている ので、この参考書で古典文法の知識をつけたあとに、古文の学習をスムーズに進めていけます。

ただ、解説がメインの参考書なので、問題を解いていくなかで知識を身につけたい人には、あまり向いていないです。

また、これ1冊で古文が読めるようはならないため、そこは勘違いのないようにしてください。

『富井の古典文法をはじめからていねいに』

こんな人におすすめ!

  • 古文単語・文法の知識がある程度ついたけど、読解の方法がわからない受験生
  • 解説がわかりやすくて、でも詳しすぎない参考書を好む受験生

メリット

  • 古文読解の最低限の知識を身につけることができる
  • わかりやすいのに、細かすぎない解説量なので、古文が苦手・得意な受験生どちらでも使える

デメリット

  • 解説メインの読解参考書なので、知識的には少し物足りない

先ほど古典文法の参考書で紹介した、『富井の古典文法をはじめからていねいに』の古文読解バージョンです。解説がわかりやすいけど、詳しすぎないレベル感のちょうどいい参考書です。

この参考書の特徴は、読解問題を解説するのはもちろんですが、読解問題に必要な知識を、段階にわけて解説しているパートがあることです。

普通に古典文法を学んでいたら知りえない文章読解の知識(例、「」内の尊敬語の扱い)などを、解説を通して学ぶことができます。

読解の参考書にしては、解説が中心になっているので、読解問題をガンガン解いていきたい受験生にはあまり向かないです。

漢文

『漢文ヤマのヤマ パワーアップ版』

こんな人におすすめ!

  • 漢文の理解力に重点をおく受験生
  • 基礎知識の再点検をおこないたい受験生

メリット

  • 解説が丁寧にされてあり、知識として定着する
  • コンパクトに整理されてて見やすい
  • 入門書としても利用可能

デメリット

  • 全体的に情報量が多い
  • 直前期に一気に取り組むにはリスキー

『漢文ヤマのヤマ』もセンター漢文対策に時間をかけられない人向けです。

著者自身が2週間根詰めれば、習得できると書いていますから短期間で一気に仕上げられます。

共通テストに頻出の重要句形や必修漢字を選び抜いている点では『早覚え速答法』に似ていますが、『ヤマのヤマ』は理解により重点を置いてあり解説がとにかく丁寧。

句形では背景知識から書き下し文、現代語訳まできっちり載っています。インプットしたあとすぐに問題演習ができる作りになってて知識を素早く定着できるのが特長です。

『早覚え速答法』では省略されていた基礎ベースから漢文学の知識まで網羅的に説明されてあります。

漢文の共通テストレベルには間違いなく到達できるでしょう。

その分情報量は多いため、直前期に一から始めるのはリスキーですが、時間に余裕がある高校1年生にはおすすめです!

『漢文教室』

こんな人におすすめ!

  • ある程度読んだらとりあえず問題で確認してみたい受験生
  • 情報量が多いと安心できる受験生

メリット

  • 情報量・問題量ともに解説系の本のなかではピカイチ
  • コンパクトに整理されてて見やすい
  • 入門書としても利用可能

デメリット

  • 全体的に情報量が多い
  • 学校の授業である程度やっている人にはくどいかも

『漢文 ヤマのヤマ』の著者と同じく、三羽邦美先生が執筆した『漢文教室』です。

この参考書の特徴は、圧倒的量を誇る句形と問題数です。

句形ごとに解説が載っており、それを十分におぼえているかどうか確認できるよう、章ごとに鬼のような量の問題が載っています。

句形の解説を読み込んで、章ごとの問題が完璧に解けるようになったら、かなりの句形知識をものにできます。

そして、後ろ半分は「実践編」になっていて、実際の漢文の文章読解が解説されているものを通じて、句形が文章のなかでどのように活かされていくかを理解していくことができます。

高1が今すぐやるべき数学参考書

高1が今すぐやるべき数学参考書

ここでは高1が今すぐやるべき数学参考書をご紹介します!

関連記事:【高1・高2生必見】定期テストの勉強法5ステップ|現役慶応生が解説

網羅系

『数学をはじめからていねいに』

こんな人におすすめ!

  • 数学を1からじっくり勉強したい人
  • 数学が苦手な人
  • 手書きなどを用いられている丁寧な解説を参考書に求めている人

メリット

  • 参考書が単元別になっているので、 より深い学習がしやすい
  • 解説がわかりやすいので、数学が苦手な人でもわかる

デメリット

  • 参考書が数冊にわかれているので、数冊購入しなければならない

『数学をはじめからていねいに』シリーズは、単元別に数冊にわかれており、1冊で多くの範囲を復習できる参考書以上に深く学ぶことができます。

数学が苦手な人でもわかるように、複雑な内容でもわかりやすくなるような丁寧な解説が施されていることが特徴です。

『青チャート』

こんな人におすすめ!

  • 数学にみっちり時間をかけて得意科目にしたい人
  • 分厚い参考書をやりきった達成感を得たい人
  • 有名参考書に安心感を覚える人

メリット

  • 全範囲を網羅できる
  • 問題量が多い分、かなりの演習量を確保できる

デメリット

  • 問題量が多いため、使い方を考えないと時間を取られてしまう

『チャート式問題集』は、シリーズ全体をとおしてレベルが調整されているため、自分のレベルに合わせて難易度を調整できます。

レベル順に、白色、黄色、青色、赤色となっていますが、それぞれのレベルは
白色→センター試験や中堅私立大レベル
黄色→国公立、私立大学中堅レベル
青色→難関私立、難関国公立レベル
赤色→理系国公立最難関レベル

赤チャートはかなり難しく、東京大学に合格した人でも青チャートまでしかやっていない人もいるほどなため、よっぽどの時間がある人でなければ無理をして取り組まなくてもよいかもしれませんね。

また、『チャート式問題集』の特徴として、かなり量が多く、取り組み方に気をつけなければ時間を取られすぎて他の学習に手がつけられなくなる恐れもあるため注意をしましょう。

演習・問題集系

『基礎問題精講』

こんな人におすすめ!

  • これから数学の受験勉強をはじめようと思っている人
  • 数学が苦手な人
  • 全範囲を短期間で網羅したい人

メリット

  • 基礎を固めるだけでなく、共通テストの数学に対応しやすくなる
  • 解説がわかりやすいため、数学が苦手な人でもわかる
  • 全範囲がコンパクトにまとめられているため、短期間で全範囲を網羅できる

デメリット

  • 参考書が数冊にわかれているため、数冊購入しなければならない
  • 問題演習用としては、少し問題のボリュームが物足りない

基礎問題精講は、短期間で全範囲を網羅できるようになっている参考書です。

例題、ポイントの説明、演習問題、解説とコンパクトに学習できます。

『基礎問題精講』は、基礎問題をガチガチに固めるための参考書ですが、MARCHの数学でも戦えるほどの力を身につけることができます。

『基礎問題精講』は比較的繰り返し作業が安易な参考書であり、何度も繰り返して完璧にしても絶対に損がない参考書です。

『ベイシス数学』

こんな人におすすめ!

  • 数学を1からじっくり勉強したい人
  • 有名参考書に安心感を覚える人
  • 全範囲を短期間で網羅したい人

メリット

  • 基礎を固めるだけでなく、共通テストの数学に対応しやすくなる
  • 解説がわかりやすいので、数学が苦手な人でもわかる
  • 全範囲がコンパクトにまとめられているため、短期間で全範囲を網羅できる

デメリット

  • 参考書が数冊にわかれているため、数冊購入しなければならない
  • 問題演習用としては、少し問題のボリュームが物足りない

ベイシス数学は、河合塾から出版されている基礎問題完全習得を目標としている参考書であり、『基礎問題精講』と同じくらいのレベル感と問題量なため、自分の好みで選ぶのがよいと思います。

ただし、解説がすこし淡白ともいわれているため、ほかの参考書と併用することで苦手な分野を埋め合わせるのもいいかもしれませんね!