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「勉強してるのに英語ができるようにならないんだけど…」
「そもそも正しい英語の勉強法って何なの?」
こんな悩みを抱えている高2生は意外と多いのではないでしょうか?
ご存知だとは思いますが、英語はほとんどの入試問題で配点が高い、大学受験で最も重視されている科目です。
とはいえ英語は、単語から文法に至るまで、中学生の時からの知識の積み重ねの科目なので、一度つまずいてしまうと中々苦手意識はぬぐえませんよね。
実際わたしもSVOCといった中学英語の基礎中の基礎でつまずいてから、受験生になるまで英語、特に英文法にはずっと苦手意識を持っていたので、皆さんの気持ちはとてもよくわかります。
そこで今回は、
「受験までに英語をどうにかしてできるようにしたい!」
という高2生の皆さんに、
- 高2のうちに英語の勉強を始めるメリット
- 高2生がいますぐするべき英語の勉強法
- 高2生におすすめの英語の参考書
をお伝えしていきます!
関連記事:【2022最新版】大学受験におすすめの英語参考書リスト|偏差値80超え経験者が厳選!
目次
【朗報】英語は誰でも「得意科目」にできます
結論、英語はどんなに苦手な人でも「得意科目」にすることが可能です。
しかも、高2の時から勉強をはじめたのであればなおさらです。
その理由は、英語という科目の性質から紐解くことができます。
英語は主に2つのことができるようになってはじめて理解できるようになります。
- 単語や文法などの必要な知識が頭に入っている
- 知識を組み合わせて、応用したものを理解する
高2のうちは、これらが全然できてないから英語ができないだけです。
裏を返せば、早いうちから勉強をはじめて上記2つをこなしてさえおけば、英語はあっという間に得意科目になります。
1つ目に関して。まず、単語や文法などの知識がまず頭に入っていないと話になりません。
たとえば、「🍎(りんご)」が「apple」ということは誰でもわかることでしょう。
しかし、大学受験に出題されるような英語はシンプルな英単語だけが使われているわけではないので、単語や文法がわからないうちはどうしても苦手意識を持ってしまうことは仕方ないのです。
こう聞くと、「単語や文法をまだ学習しきれてないから、苦手で当然なんだ!」と開き直ることができるのではないでしょうか。
さらに単語や文法を知るだけでは、まだ足りないのです。
2つ目に、単語や文法を活用する段階があります。
知識をおぼえたうえで、知識を活用しながら実際にどのように文が作られているのか、パターンをたくさん見ていく段階を経ないと、英語はできるようになりません。
英語に多く触れた人は、それだけ見たことのあるパターンが増えるので、どんどん読んだり聞いたりする精度や速度があがるのです。
サッカーで蹴る・止めるを習ったあとに、パス練習や実戦練習を経て、どんどんボールに慣れていくようなものです。
高2のうちは、知識も足りておらず、慣れてもいないので英語が得意じゃないのは当たり前なのです。
偏差値60以上の子でも、実は英語に対して苦手意識を持っていて、過去問なんてちんぷんかんぷんという子は多いものですよ。
ですので、まず英語という科目の性質上、いま英語が苦手なのは仕方ないのです。
逆に英語の性質を着実に攻略していくことで、英語を得意科目にできるので、自信をもって勉強していきましょう!
関連記事:【2021最新版】英文法のおすすめ参考書・問題集13選|偏差値80超えが厳選

高2生が今すぐするべき英語の勉強法5ステップ
ここからは、高2生が今すぐするべき英語の勉強法5ステップを紹介していきます!
今から紹介する5ステップは、高2生だからこそやるべき勉強法になっています。
高2の時点で英語が苦手な人でも、正しい勉強法を実践しさえすれば、確実に受験までに英語を得意科目にすることができます!
- 英単語・英熟語を覚える
- 基礎的な英文法を固める
- 英文解釈の学習をする
- 英語長文の演習を始める
- リスニング対策を始める
関連記事:【2021最新版】英文法のおすすめ参考書・問題集13選|偏差値80超えが厳選
⓪中学英語を振り返ろう
まずは受験英語の勉強に入る前の「ステップゼロ」として、中学英語の振り返りを行いましょう!
中学英語の基礎と呼ばれるのは、基本的に英文法の基礎だと思ってもらって大丈夫です。この段階では、英単語の勉強は意識しなくても大丈夫です。なぜなら、中学で習う英単語は難しいものはそんなになく、英文法で過去形などを勉強する際におぼえるものが多いですし、中学校の英語の授業で散々言われてきたことや、日本語にもなっているような英単語が多いから です。
この段階に自分がいるのなら、英単語よりは英文法の勉強に力を入れていきましょう。be動詞からはじまって、関係詞などの難しい分野まで、中学でやる英文法の全般を中学英語と思ってください。
上記のような中学英語から振り返ることで、自分の苦手とする範囲や、自分が英語学習のどこでつまずいてしまったのかなどを把握することができます。
英語のどの範囲が苦手なのかがわかったら、必然的に自分が重点的に勉強するべき範囲が絞られてくるので、効率よく大学受験の英語対策に取り掛かることができます。
英語がとても苦手で、中学英語の初めからやり直さないと…という人も中にはいるかと思いますが、それも高2のうちに気付けるのと、高3になってから気付くのでは大きな差があります。
正直、他の科目も勉強しなくてはいけない高3生には、中学英語を1からやり直すほどの時間の余裕はないです。
時間に余裕のある高2のうちに、どこが苦手なのか・どこからやり直せばいいのかを把握しておきましょう!
では、具体的にどのように学習すればいいのか。
おそらく、中学英語の段階でつまづいている人は、英文法が嫌いかと思います。覚えなきゃいけない用語は多いし、用語の名前もわけわからないし…。気持ちはよくわかります。
なので、まず中学英語を勉強する際に、「深すぎる勉強はやらなくてもいい」ということをおぼえておいてください。具体的に言うと、「次に英語を勉強するときに、参考書などに書いてあることが理解できる」くらいでいいということです。
これを認識しておかないと、文法用語がおぼえられない…と嘆いたり、英文法のドツボにはまってしまう可能性が非常に高いです。ですので、あくまで大学受験に向けて英語を勉強していくうえで、最低限に理解しておくべきものという位置づけの元、そこまでプレッシャーをかけずに勉強を進めていってください。
だからといって、中学英語はいい加減に勉強していい分野ではありません。やるからには、おぼえるまではいかなくても、1つ1つの項目を理解できるところまでは学習してください。「過去分詞ってなに?」と聞かれて、「え?過去分詞?」となってしまうのではなく、「過去分詞って用語はよくわからないんですけど、○○で××なやつでしたっけ?」くらいに説明できるように勉強を進めていきましょう。
中学英語を復習する際には、こちらの参考書がおすすめです!
ここから、大学受験の英語対策の具体的な方法5ステップを解説していきます!
関連記事:【2022最新版】大学受験におすすめの英語参考書リスト|偏差値80超え経験者が厳選!
①英単語・英熟語を覚える
まずは、英単語・英熟語を覚えましょう!
こんなことは耳が痛くなるほど聞かされてきたと思いますが、英単語力・熟語力はそれだけ大事だということです。
なぜそれほど大事かというと、英単語力・熟語力は英語の成績に直結するからです。
英語の試験において大半を占めているのは英語長文ですが、その長文を読む際に、おぼえている英単語や熟語のストックがあればあるほど、読解がスムーズになります。
つまり、語彙力は英語の全分野の基礎なのです。
そうは言っても、英語が苦手だという人は、英単語や熟語が覚えられなくてつまずいている場合が多いかと思います。
では、どうすれば英単語・熟語をおぼえて、かつ忘れずにいられるのか。
そのためのキーワードは「イメージ付け」 です。英単語・熟語をおぼえるときには、この「イメージ付け」が欠かせないので、おぼえておいてください。
この「イメージ付け」というのを具体的に説明すると、「英単語を見たときに、その情景・ものなどが思い浮かぶこと」だと思っておいてください。たとえば、みなさん「peach(ピーチ)」という単語を見たり聞いたりしたら、どんなものを思い浮かべますか?ピンク色のフルーツがちゃんと浮かんできますよね。
このように、イメージ付けをすることで英単語や熟語は覚えやすくなるのです。
英語は、知っている語が多ければ多いほど正解できる問題が増えます。
逆に語彙が少ないと、長文問題ではテーマがなんなのか分からなかったり、リスニング問題でも何を言っているのか全くついていけない、なんてことが起きてしまうのです。
ですので、高2のうちに英単語・英熟語の語彙を少しでも増やして、解ける問題を増やしましょう!
関連記事:【2022最新版】大学受験におすすめの英語参考書リスト|偏差値80超え経験者が厳選!
②基礎的な英文法を固める
高2の間に基礎的な英文法を固めておきましょう!
SVOCなどの文法の基礎が固まっていないまま、仮定法などの大学受験レベルの英文法に取り組んでも、何にも理解できなくて挫折してしまいます。
また、記事の冒頭で書いた通り英語は中学からの積み重ねの科目ですし、中学英語=英文法の基礎なので文法の分野はかなり範囲が広いです。
高3生になったら他の科目の勉強もあるし、英文法の基礎を復習している暇はないので、今のうちに基礎文法を固めて苦手意識をなくしておきましょう!
では、具体的な英文法の勉強法を紹介します。
多くの参考書には、それぞれの文法項目の説明と例文が載っていると思います。まず、英文法の参考書の文法項目の説明を読んで理解しましょう。例えば、to 不定詞は3つの用法があり、それぞれがどういう風に使われるかなどです。
その後、例文を読んでその文法項目がどのように使われているか理解しましょう。例えば、to 不定詞であったら、例文が I like to play soccer.であるなら、to play soccerの部分が「-すること」と訳されて、名詞的用法で…などの英文法自体の使われ方を、例文を使って理解しましょう。
この過程を経て、反射神経で正しい英文法が使えるようになることをゴールにして勉強しましょう。
③英文解釈の学習をする
単語、文法がある程度固まってきたら、英文解釈の勉強をしましょう!
「英文解釈って何?」
という人もいるかもしれませんが、英文解釈とは、1文1文がどのような構造をしているのかを学習することを指します。たとえば、主語はどこか・それの動詞はどこか・この関係詞は何を修飾しているのか…など1文に対して、さまざまなアプローチをしつつ分解していく作業だと考えてください。
では、なぜ英文解釈は単語や文法が固まってから取り組むべきなのか。
英単語がわからない段階だとそもそも意味が取れないですし、英文法がわからない段階でも同様に意味が取れない、かつ文法項目でしか説明がつかないような英語の使われ方がされているときに、それに気づくことができません。ですので、英単語や英文法の学習がある程度進んだ後に取り組みましょう。
また、英語長文は1つ1つの英文の積み重ねです。英語長文の全体像を理解するためには、英文1つ1つの意味を正確に掴む必要があります。
ですので、英語長文の対策を始める前に英文解釈を学習して、英文を正確に理解できるようになっておきましょう。
具体的な英文解釈の勉強法は、こちらに記事を参考にしてください!
④英語長文の演習を始める
英文解釈の次は、英語長文の演習に取り掛かりましょう。
今までの勉強で1文1文の意味がとれるようにはなるんです。しかし、文章全体で何が言いたいのか・筆者はこの文章を通じて何を伝えたいのか、というところを読み取る力は、長文読解をこなしていかないと身に付きません。ですので、長文読解を通じて文章のメッセージをとれるようになるというのがこの段階の目標です。
高2のうちにやっておくべき長文対策のレベルに関してですが、300-500ワーズ程度の軽めの英語長文問題を解いてみて、受験レベルの問題に触れておくというイメージで大丈夫です。
1問あたりの文字数が1,000ワーズ以上あるような本格的な問題演習に入るのは、受験生になってからでも全然間に合います!
ですので、むしろ今はステップ①〜③を固めることを重視しましょう。
英語長文の具体的な勉強法はこちらの記事を参考にしてください!
⑤リスニング対策を始める
高2のうちにリスニングの対策を始めておきましょう!
今年度から始まる共通テストでも、リスニングの配点が上がることはご存知の方も多いと思います。
共通テストの対策の一環としてリスニングの勉強をするのはもちろん、英語の速読力を上げるためにもリスニングの対策は欠かせません!
というのも、リスニングが得意=即座に英語を英語のまま理解できるということなので、その力があれば必然的に英語長文も速く読める、ということに直結するのです。
例えば、「He likes to play soccer.」という英文を聞いたときに、「彼はサッカーをするのが好きです」といちいち頭の中で和訳していたら、その次に流れる英文をききのがしてしまいますよね?
ですが、「He likes to play soccer.」を即座に英語のままで理解できれば、わざわざ訳す必要もないので、すぐに次に流れる英文に集中できます。
これが、英語長文の読解にも当てはまるのです。「He likes to play soccer.」という文を見て、即座に和訳せずに英語のままで意味がわかれば、すぐに次の英文を読むことができるので、英語を読むスピードはどんどん速くなります。
つまりリスニングの対策は、英語を英語のまま理解するという長文読解でも大切な力を鍛えることにもつながるのです。
ですので、共通テストの対策としてだけでなく速読力を上げるという目的でも、リスニングの対策を高2で始めておくのをおすすめします!
共通テストの英語対策は、こちらの記事を参考にしてください!

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高2生におすすめの英語参考書15選
ここから、大学受験に向けて英語の勉強を始める高2生におすすめの参考書を、分野別に紹介していきます!
関連記事:【2022最新版】大学受験におすすめの英語参考書リスト|偏差値80超え経験者が厳選!
英単語
ターゲット1900
受験生のほとんどが使っていると言っても過言ではない単語帳です。
掲載語数も1900とちょうどいいので、1冊目の単語帳として最適です!
システム英単語
こちらも受験生に大人気の単語帳です。
英単語が頻出順で掲載されているのが特徴です!
速読英単語(必修編)
長文読解のなかで単語を覚えていくことができる単語帳です。
少しレベルが高いので、ある程度英語力に自信がある高2生におすすめします。
英熟語
解体英熟語
全受験生に持っておいて欲しい1冊です!
解説が細かくて、熟語のイメージ付けがしやすいので、無理なく熟語を覚えることができます。
掲載量が多いので、高2のうちに少しでも始めておくといいでしょう。
英熟語ターゲット1000
英単語のターゲットの熟語バージョンです。
1語1義なのでサクサク覚えることができます。
速読英熟語
速読英単語の熟語バージョンです。
単語帳と同じく、文章読解をしながら英熟語をおぼえていくことができるのが特徴です。
難易度は少し高めです。
英文法
大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】
中学英語でつまずいている人におすすめなのがこの参考書です!
会話調で書かれているので読みやすいですし、基礎からしっかりやり直すには最適です。
Evergreen
英文法の全てが網羅されている参考書です。
文法でわからないところも、これさえ見ればほぼ確実に解説が載っています。
高2のうちに買っておきましょう!
NextStage
こちらは一応解説も載っているのですが、そこまで詳しくは載っていないため、文法問題集として使うことをおすすめします。
高2生の間に1周しておくと、受験生になったときに周りと大きく差が付けられます!
Vintage
こちらは一応解説も載っているのですが、そこまで詳しくは載っていないため、文法問題集として使うことをおすすめします。
高2生の間に1周しておくと、受験生になったときに周りと大きく差が付けられます!
英文解釈
英文読解入門 基本はここだ!
英文解釈の演習の1冊目としておすすめの参考書です。
薄いので取り組みやすいというのも特徴です。
入門英文解釈の技術70
英文解釈の問題集型の参考書です。
英文解釈は演習を積むことで慣れるので、この問題集はかなりおすすめです!
英語長文
イチから鍛える英語長文Basic
英語長文の問題に触れる1冊目として最適な問題集です!
かなり易しいので、中身を確認して、自分には必要なさそうだったら飛ばしてもいいと思います。
イチから鍛える英語長文300
上記の問題集の300ワーズ版です。
解説が丁寧なので、しっかり理解しながら長文の演習を始められると思います。
やっておきたい英語長文300
大人気の、やっておきたい英語長文シリーズの1冊目です。
実際の入試問題を下に作られているので、高2のうちに入試問題に慣れておきたい人にはおすすめの1冊です!