徹底解説!「日東駒専レベル」と「MARCHレベル」の違い

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安東センセイ
こんにちは、センセイプレイスの安東です!
この記事では、「日東駒専とMARCH、それぞれ合格するにあたって、どんな違いがあるのか」について取り上げます!

具体的には、

  1. 日東駒専・MARCHの難易度と合格に必要な学力
  2. 日東駒専・MARCHの難易度差とその差を埋めるための参考書プラン
  3. 日東駒専・MARCHの合格に必要な勉強時間
  4. 日東駒専・MARCHの合格の秘訣

この4点を、徹底的に解説します。

また、「MARCHと関関同立」、「日東駒専と産近甲龍」は、それぞれ似たレベル感なので、関関同立志望、産近甲龍志望の受験生にとっても、読んで損はない内容になっています!

ちなみに、今回取り上げるのは主に合格難易度の差についてですが、「より難しい大学や学部に受かる人のほうが偉い」みたいな記事ではありません。

受験生はそれぞれ、スタート地点も違うし、置かれている環境も違います。

なので、目指す大学がどこであろうと、自分の目標に誇りを持ち、本気で挑戦する姿勢を持つことを念頭にこの記事を読んでもらえたらと思います!


目次


日東駒専の難易度を徹底解説

日東駒専の難易度を徹底解説
まずは、日東駒専の合格に必要な学力からお話しします。結論から言うと、

  • 日東駒専の挑戦ライン=センター試験・共通テスト過去問で7割
  • 日東駒専の合格ライン=センター試験・共通テスト過去問で8割

※文系3教科総合

センター試験・共通テストの過去問で、文系3教科で7割安定して取れる学力があれば、日東駒専を5学部受けた場合、最低でも1学部は受かる、といったイメージです。

そして、センター試験・共通テストの過去問で8割取れるなら、日東駒専の合格はかなり手堅いです。

もちろん、例外はありますが、これが最も分かりやすい日東駒専の合格基準です。

また、一般入試ではなく、共通テスト利用で日東駒専を受験する場合、合格のボーダーは

  • 日東駒専・下位学部=得点率75%前後
  • 日東駒専・上位学部=得点率85%前後

※文系3教科総合

となります。

共通テスト利用の場合、一般入試よりも、合格のハードルは高くなることがほとんどです。

なぜなら、共通テスト利用というのは、「一般入試でも合格するレベルの受験生が利用する制度」だからです。

これまで、私大のセンター利用は、国立志望者が滑り止めとして使うケースが大半でした。

この傾向は、共通テストに変更されても同じだと思いますので、もし知らなかった人がいたら、ぜひ覚えておいてください。

では、そんな日東駒専に合格する人がどんな人なのでしょうか、

  1. 毎日8時間、机に向かえている
  2. 志望校合格に向けて、学習計画を立てて実行している
  3. 基礎固めの重要性を理解し、学力の土台を築けている

この3要素を持っていれば、日東駒専の合格ラインに届くでしょう。

日東駒専の合格者を出身高校別に見てみると、高校偏差値60以上の人たちが、圧倒的なボリュームゾーンです。

偏差値60というのは、学力の分布でいうと、上位16%です。要するに、日東駒専の合格者は基本、高校受験を頑張って、優秀な高校に進学した人たちばかりです。

なので、学習習慣は身についており、教科書レベルの知識は、完璧にではないにせよ、7割以上は身につけているでしょう。

このレベルの学力があれば、日東駒専の挑戦ライン・合格ラインに乗ることができます。

そして、実際に合格を掴み取るというのが、日東駒専合格者のリアルな姿です。



MARCHの難易度を徹底解説

MARCHの難易度を徹底解説
次はMARCHの難易度・合格に必要な学力を解説していきます。

まず、MARCHの一般入試で合格するのに必要な学力は、

  • MARCHの挑戦ライン=センター試験・共通テスト過去問で8割
  • MARCHの合格ライン=センター試験・共通テスト過去問で9割

※文系3教科総合

MARCH合格の可能性が生まれてくるのは、基本的には、日東駒専に手堅く合格できる、センター試験・共通テスト8割レベルからだと思います。

かつ、成績が安定しやすい英語・社会の2科目のうち、どちから一方または両方で、必ず9割は取れている、という人たちが多いです。

また、共通テスト利用でMARCHを受験する場合、合格のボーダーは大体次のようになります。

  • MARCH下位学部=得点率85%前後
  • MARCH上位学部=得点率90~93%

※文系3教科総合

やはり日東駒専よりも高い点数が求められるのが、MARCHの共通テスト利用ということができます。

ではそのようなMARCHに合格する人がどんな人なのでしょうか。

  1. 毎日10時間、集中して机に向かえている
  2. 志望校の過去問分析をして、ゴールから逆算した学習計画を立てて実行できており、日々成長実感を得られている
  3. 情報の取捨選択を行い、日々勉強法を磨きながら、学習効率を高めている

MARCH合格者を出身高校別に見てみると、高校偏差値65~75あたりが圧倒的なボリュームゾーンです。

学力の分布でいうと、上位7%以上にあたります。要するに、MARCHの合格者は、各都道府県、最上位クラスの進学校に通っていた人たちが非常に多いです。

なので、質の高い授業を受けており、教科書レベルの知識は、ほぼ完璧に身につけています。

そして、順当にMARCHに合格する、というのがリアルな姿です。

「MARCHは3ヶ月で受かる」みたいな話は、ネットでよく耳にしますが、それは超圧倒的レアケースなので、鵜呑みにしないよう注意してください(笑)



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具体的な日東駒専とMARCHの違いを科目ごとに解説

具体的な日東駒専とMARCHの違いを科目ごとに解説
ここからは、MARCHと日東駒専の違いを、文系3教科の各科目ごとに、具体的に解説していきます!

注意点ですが、これから紹介するのはあくまでも、ひとつのおすすめでありサンプルです。

「絶対にこの参考書プランをやらなきゃ」といった風には受け取らないでください。

情報の取捨選択をして、自分にとって最もベストな参考書プラン、勉強法を見つけ出すと言うことを心に留めておいてください。

英語

まずは英語からです。

日東駒専とMARCHの英語を比べた場合、求められる知識レベルで、一体どんな差があるのか。

その最大の違いは、長文問題で出てくる単語・熟語の数と難易度です。

日東駒専の場合、単語は最低ラインとして、共通テストレベルまで押さえておけばOK。

そして熟語も、基本的な300熟語を覚えていれば、ひとまずOKです。

一方MARCHは、共通テストレベルの単語だけだと、確実に厳しいです。

共通テストレベルに加え、より難しい私大頻出の単語を覚える必要があります。

そして熟語も、基本の300熟語だけでは足りないので、約1000熟語覚えておくことが理想的です。

また、文法や構文の知識についても、MARCHのほうが、より難しいものを扱う傾向にあります。

この英語の知識レベルを、実際の参考書プランに置き換えたらどうなるのか、一例を紹介します。

【日東駒専】
単語:システム英単語(1~3章)
熟語:合格英熟語300
文法:英文法ポラリス1
解釈:入門英文解釈の技術70

これが日東駒専合格のために、最低限完璧にしておきたい参考書プランの例です。

このレベルまで完璧にして、過去問演習に取り組めば、日東駒専の合格が見えてきます。では次、MARCHの英語参考書プランの例が、こちらになります。

【MARCH】
単語:システム英単語(4,5章)
熟語:速読英熟語
文法:英文法ポラリス2
解釈:基礎英文解釈の技術100

日東駒専合格のための参考書プランを完璧にした上で、最低限、このレベルの参考書まで仕上げ、十分な量の演習を積む事で、MARCH合格が見えてくるので、ひとつの目安として参考にしてください。

現代文

次は現代文です。

現代文は英語とは違って、本文を読めるかどうかで差がつく科目ではありません。

では、どこで差がつくのかというと、最大のポイントは、本文の理解度です。

たとえば、日東駒専の設問では、「下線部の説明として、最も適切なものを選択肢から選べ」など、本文を正しく読めているか、正しく内容理解できているかを確認する、基本的なタイプの出題が多いです。

一方、MARCHでは、「筆者の主張の根拠となる部分を、本文から〇字以内で抜き出し、最初と最後の5字を記せ」といった風に、選択肢なしで、自分で考えて答えさせるタイプの出題もあります。

なので、MARCH志望者は、より正確に、より論理的に、筆者の主張を理解するトレーニングを積むことが必要不可欠です。

この現代文の読解レベルを、実際の参考書プランに置き換えたらどうなるのか。

まずは、日東駒専合格のために、最低限完璧にしておきたい参考書プランから紹介します。

【日東駒専】
漢字:漢字マイスター頻出漢字熟語3000(ランクD~)
読解入門:ゼロから覚醒 はじめよう現代文
読解基礎:船口のゼロから読み解く最強の現代文

日東駒専の場合、MARCHと比べると、漢字の読み方の出題が多いです。

なので、漢字をしっかり学んでおけば、確実な得点源にできます。

そして、MARCH志望の人は、今の日東駒専の参考書プランに加えて、

【MARCH】
語彙:ことばはちからダ!現代文キーワード
読解発展:現代文読解力の開発講座
という2冊を使って、語彙力と読解力をもう一段回UPさせたあと、過去問演習を積めば、MARCHの合格が見えてきます。

ちなみに、「現代文読解力の開発講座」は、本文の内容を要約する、というトレーニングを積むことができるので、圧倒的におすすめの1冊です。

本文要約は、筆者の主張をほぼ完璧に理解していないとできないため、難易度が高いです。

なので、「開発講座」を一冊マスターするだけで、読解力の爆伸びが期待できます!

古文

次は古文です。

古文はそもそも、「源氏物語」「更級日記」など、1000年以上前の文章を読む科目なので、本文を読み進めていく上で必要な単語力・文法力については、MARCHでも、日東駒専でも、基本的には同じです。

ただし、MARCHの方が、より細かく知識を確認してくるので、設問を解くのは難しいです。

たとえば古文では、「下線部の文法的説明として、正しいもの選んで答えよ」といった文法問題がよく出題されます。

日東駒専の場合、その選択肢が、「伝聞・推定・断定・完了」みたいに、それぞれの違いが分かりやすく、答えやすいという場合が多いです。

ですが、MARCHでは、その選択肢が「断定の助動詞『なり』の活用形・完了の助動詞『ぬ』の活用形」みたいになっていて、より細かい文法知識を求められる傾向にあります。

また、本文の読解問題についても、MARCHの場合、単なる内容一致だけでなく、「筆者はどんな心情でこの和歌を読んだのか?」といった風に、深いレベルで内容理解できているかについても、問われることが多いです。

このような古文の知識レベルを、実際の参考書プランに置き換えたらどうなるのか。

まずは、日東駒専合格のために、最低限完璧にしておきたい参考書プランから紹介します。

【日東駒専】
古文常識:源氏でわかる古典常識
単語:読んで見て覚える重要古文単語315
文法:ステップアップノート30
読解:古文上達 基礎編
そして、MARCH志望の人は、今の日東駒専の参考書プランに加えて、
【MARCH】
文法:古文文法問題演習―基本テーマ30
読解:G-MARCHの古文
という2冊を使って、文法力と読解力をもう一段回UPさせたあと、過去問演習を積めば、MARCHの合格が見えてきます。

ちなみに漢文については、MARCHは文学部のみの出題で、日東駒専でも基本は出題されないため、今回は割愛します。

日本史・世界史

最後は日本史と世界史です。

歴史科目については基本、日東駒専なら、「通史の理解+センターレベルの用語暗記」を完璧にやってから演習を積めば、合格最低点はクリアできます。

これを実際の参考書プランに置き換えると、

【日本史】
通史:金谷の日本史『なぜ』と『流れ』がわかる本(全3冊)
用語:時代と流れで覚える!日本史B用語(赤字部分を暗記)

【世界史】
通史:一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書
用語:時代と流れで覚える!世界史B用語(赤字部分を暗記)

そして、MARCH志望の人は、今の日東駒専の参考書プランを完璧にした上で、さらに通史の理解を深め、センターレベルより難易度の高い用語暗記をしておくことが必要です。

そのMARCH合格までの差分を埋める参考書プランが、

【日本史】
通史:石川晶康 日本史B講義の実況中継1~4
用語:時代と流れで覚える!日本史B用語(黒い太文字を暗記)

【世界史】
通史:これならわかる!ナビゲーター世界史B1~4
用語:時代と流れで覚える!世界史B用語(黒い太文字を暗記)

こちらになります。

MARCHの入試問題では、文章レベルで正誤判断するタイプの問題も結構出るので、歴史の詳しい流れを理解しておくことが大切です。

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日東駒専とMARCHの合格に必要な勉強時間

日東駒専とMARCHの合格に必要な勉強時間
ここで、気になる人も多いであろう、日東駒専とMARCHの合格に必要な勉強時間について解説します。

結論から言うと

  • 日東駒専=800時間
  • MARCH=1500時間

中学卒業レベルの学力をスタート地点として考え、そこから、今日紹介した参考プランを完璧にして、さらに過去問演習を積んでいきます。

その時間を概算したものが、今挙げた勉強時間になります。

ちなみに、日東駒専の合格に必要な勉強時間の内訳は

【日東駒専】
参考書プラン一周目:400時間
参考書プランの復習:200時間
過去問演習など:200時間
合計:800時間

このような感じです。

既に紹介した、日東駒専の参考書プランを、全教科一周やり切るのに、目安としては、およそ400時間かかります。

ただし、一周やっただけでは完璧にはなりません。

復習は絶対に欠かせないので、一周目の半分ほどの学習時間は見積もっておく必要があります。

そして、そこから問題演習を始め、志望大の過去問で合格最低点をクリアできるまでに、200時間と見積もりました。

これは大事なことですが、過去問は、ただ解くだけでは駄目です。

解いたあと、「なぜ間違えたのか?」という原因を探り、自分の知識の不足部分を見つけ出す。

そして、その不足部分を、今までやってきた参考書などの復習を通じて埋めていく。

この作業は、それなりの時間・労力がかかりますが、ここまでやり切らないと、点数の伸びは頭打ちになってしまうので、注意してください。

同様にMARCHの合格に必要な勉強時間の内訳を示すと、

【MARCH】
参考書プラン一周目:850時間
参考書プランの復習:425時間
過去問演習など:275時間
合計:1500時間
このような感じです。

参考書プラン一周目の目安時間は、日東駒専の倍近くになります。

MARCHの場合、応用力を求める出題形式なので、それに慣れておくことが欠かせません。

なので、演習時間についても、日東駒専の場合より、多く見積もっておきました。

仮に毎日8時間勉強した場合、日東駒専とMARCHの合格レベルに達するまで、それぞれ何ヵ月かかるのか。それを計算したものがこちら。

  • 日東駒専=約3ヵ月
  • MARCH=約6ヵ月

あくまでも目安ではありますが、一つの基準として示すと、「MARCH=日東駒専+3ヵ月」が結論です。

注意して欲しいのが、「日東駒専の合格までに800時間」「MARCHの合格までに1500時間」というのは、あくまでも目安だと言うことです。

「基準となる勉強時間を超えたら合格できる」ということではありません。

実際、合格の目安となる2倍以上の勉強時間をこなしても、日東駒専、MARCHに落ちる人もたくさんいます。

質の低い、中身の伴わない勉強をしていたら、いくら勉強時間を積み重ねたところで、合格は近づいてきません。

なので、基準となる勉強時間は、最低限やると想定した上で、勉強の質を高めていくことに集中するようにしてください。

本日示した勉強時間は、ひとつの参考にしてもらえればと思います!

MARCH志望・日東駒専志望の受験生がそれぞれ意識すべきこと

MARCH志望・日東駒専志望の受験生がそれぞれ意識すべきこと
ここまで、日東駒専とMARCHの難しさについて解説してきましたが、ここからはMARCH志望、日東駒専志望がそれぞれ意識すべきことについて解説します。

日東駒専合格の秘訣は、「共通テストレベルの知識を確実に覚え切ること」です。

日東駒専の合格者は、「学校の授業を真面目に受けてきて、共通テストレベルの知識はちゃんと身につけていた」という人が大半です。

日東駒専の入試問題は、一問一答的でストレート、そして問われる知識のレベルも、基本的には共通テストレベルの問題がほとんどです。

なので、難しい参考書に手を出す、あるいは参考書の浮気をする、といったことはせず、センターレベルの基本的な参考書を繰り返し復習し、完璧に仕上げて、一つ、また一つと積み重ねていく。

こういう着実な勉強をしていった人が、最終的に日東駒専の合格を掴み取ります。

一方、MARCHの合格の秘訣ですが、こちらは、「知識を覚えるだけではなく、自由に使いこなせるようになること」です。

MARCHの場合、日東駒専よりも、幅広く難しい知識を身につけておく必要がある。その上で、さらに設問で応用力を問われるというのは、既にお伝えした通りです。

応用力とは、自分の持っている知識を引っ張り出してきて、さらにパズルのように組み合わせて使って、最終的に解答を導き出せる、という力のことです。

MARCHの英語では、

「空欄を埋めるのに適切な単語を選んだ上で、文意が通るように活用せよ」

世界史では、

「ある国で〇〇という事件が起こったとき、周辺の国々でどんなことが起きていたか、正しい記述を選べ」

このようなタイプの問題が出てきます。

決して一問一答的ではなく、複数の知識を引っ張り出してきて、それを組み合わせることによってしか、正解を導き出せない問題が多いです。

MARCHを目指すなら、覚えた一問一答的な知識を、全て頭の中で綺麗に整理し、それぞれ関連付けておく。

そして、問題を解く際は、必要な知識を、サッと引っ張り出したり、上手く組み合わせられるようにしておく。

そのトレーニングを演習段階で積むことが、MARCH合格を掴み取る鍵になってきます。

たくさん参考書を積み重ねてきて、知識レベルでは十分なはずなのに、なぜか、MARCHの過去問に太刀打ちできないという受験生が毎年結構います。

そういった人はまさしく、MARCHの設問で求められる応用力が身についていない、というケースがほとんどです。

なので、この場合、MARCHの過去問で間違えたとき、

「なぜ自分は間違えたのか?」

「どういう知識の応用をすれば、正しく問題を解けたのか?」

こういった視点を常に持ち続け、求められる応用力を着実に身につけていくことが、最も大事になりますので、ぜひ実践してみてください!