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浪人は、伸びないって本当??いいえ、そんなことはありません。
浪人には浪人の勉強の方法があります。やるべきことをやれば、ちゃんと成績を伸ばして合格を手にすることができます。

「こうすれば受かる!みたいな話をすぐに信じてしまう」
今回は、皆さんのこのような悩みに応えていきたいと思います。
大学受験の世界には意味不明な迷信がたくさんあります。
そのせいで、多くの受験生たちが戸惑い、残念な結果になっています。
そこで今回は、謎理論のうち代表的なもの3つと、謎理論に惑わされずに済む具体的な方法ついて、紹介していきます。
謎理論に振り回されずに、安心して勉強に集中できるようになるので、ぜひ、最後まで読んでみてください!
目次
受験に失敗する人が信じている3つの謎理論
ではさっそく、落ちる人が信じている3つの謎理論を紹介していきます。
- 〇〇な人は受かる/落ちる
- 〇〇の通りに勉強すれば受かる
- 本気を出せば伸びる/受かる
①〇〇な人は受かる/落ちる
ひとつ目は、ずばり、「〇〇な人は受かる/落ちる」です!
この〇〇の箇所には、ありとあらゆる文言が入ります。
たとえば、「帰宅部だった奴は落ちる」、「素直に人のアドバイスを聞ける奴は受かる」などです。
結論から言うと「〇〇な人は受かる/落ちる」という謎理論は100%間違ってます。
「受かる/落ちる」系の謎理論は、あくまでも、「一般的な傾向として、もしかしたらそう言えるかも」という程度のものでしかなく、信憑性は全くないです。
たとえば、「帰宅部だった奴は落ちる」ですが、そんなことは絶対にないです。
実際私は帰宅部でしたが、第1志望だった早稲田大学に合格できました。
全て人それぞれで、ケースバイケースなのです。
なので、「〇〇な人は受かる/落ちる」という謎理論は信じないでください。
この「受かる/落ちる」系の話を持ち出して、わざわざ足を引っ張るようなことを言ってくる人は結構いるので、本当に気を付けてください。
②〇〇の通りに勉強すれば受かる
2つ目は、「〇〇の通りに勉強すれば受かる」です。
結論から言うと、こちらの謎理論はとても危険です。
まず、この〇〇の部分には多くの場合、「学校の先生のアドバイス通り」、「予備校のカリキュラム通り」、「ネットで紹介されていた参考書プランの通り」といった言葉が入ります。
信用できそうな指導者や塾・予備校などの組織が絡んでくるケースが大半です。
そして、「予備校のカリキュラム通りに勉強すれば受かる!」と盲目的に信じ込む人もいます。
本当にその通りに勉強して、上手くいけば良いですが、全く成績が伸びない。あるいは、最も最悪な結末だと、不合格になる人がほとんどです。
そして、その段階になって、「何で予備校のカリキュラム通りに勉強すれば受かるって信じてたんだろ?」と気づくことになります。
この一連の流れが、「〇〇の通りに勉強すれば受かる」を信じてしまった人が辿る、最も悲劇的なパターンです。
そしてこの理論の問題は、「〇〇の通りに勉強すれば受かる」と信じ込ませようとする人たちが実際にいることです。
予備校の塾や説明会で、上手いこと合格実績を持ち出したり、巧みに自分たちの講師やカリキュラムをアピールして、「我々の言う通りに勉強すれば、絶対に志望校に受かりますよ!」という印象を強く植えつけて入会を促す、というケースをよく耳にします。
ですが、ひとりひとりの受験生というのは、志望校・学力・積み上げてきた参考書の数、ありとあらゆる前提条件が異なります。
なので、「〇〇の通りに勉強すれば受かる」といった、誰にでも当てはまる万能の合格ルートといったものは、絶対に存在しません。
だからこそ、この「〇〇の通りに勉強すれば受かる」理論は、絶対に信じてはいけません。
本気で合格したいなら、あるはずもない万能の合格ルートを探そうとす流のではなく、徹底して無駄を省いた超効率的な学習計画を、自分自身の力で用意するのが一番の近道です。
③本気を出せば伸びる/受かる
3つ目は、「本気を出せば伸びる/受かる」です。
「自分にはポテンシャルがある。だから本気を出して勉強すれば、どんどん成績は伸びるはず。志望校にだって合格できる」
この記事を読んでくれている皆さんの中にも、こんな風に思って自分を励ましてる人は少なくないと思います。
実際、私も受験生時代は、常にそんな風に自分に言い聞かせてました。
そんな想いに行動が伴っている、つまり、目の前の一日を本気で過ごすことができている場合は、何の問題もないです。
正しい学習計画に沿って、毎日必死に頑張り続けていれば、いずれ成績の伸びは伴ってきます。
自分のポテンシャルを証明できる日は、遠からずやって来る。質と量の両方の面で、努力しているなら必ずその努力が報われる日が来るので、そこは自信を持ってください。
ですが、「本気を出せば伸びる/受かる」と思っているのに、それに行動が伴ってない場合は問題です。
たとえば、今年受験するというのに、「受験の天王山」たるこの夏を迎えても、全く勉強していない人。あるいは、ちょっと勉強しただけで満足して、すぐ休憩に入る。で、そのあと結局勉強しない人がいます。
こういった人が、「本気を出せば伸びる/受かる」と思っているなら、それは謎理論です。
なぜなら、「俺はまだ頑張らない。しかし、未来の俺は本気を出して超頑張るはず。だから最終的には帳尻が合う。志望校合格はできる」ということが、果たして起こり得るのか?
結論を言うと、そんなことは決して起こりません。
本気で目の前の1日をやり切るってことは、言うなれば、成功の最小単位です。
それさえやれない人は、当たり前のように、中長期的にも頑張れません。
そして中長期的に頑張れなければ、学力の成長も合格も、当然ながらあり得ません。
「本気を出せば伸びる/受かる」と思いながら本気を出せていない人は、「明日から」とかじゃなく、「これを見ている今日の学習目標」を具体的に立てて、必ずクリアするということを、本気でやってみてください。
「今日、本気を出して必ず学習目標を達成する。それができなかったら、自分は第一志望に落ちる」。せっかくこの記事を読んでくれているみなさんには、それくらい腹を括って、ぜひとも自分の運命を変えるべく、今日から行動を起こしてみてください。

謎理論に惑わされないために知っておくべきたったひとつの真理
ここまで、大学受験に失敗する人が信じている3つの謎理論を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
自分は絶対に惑わされない!と自信を持てる人はそレデ大丈夫だと思いますが、そうでない人もいます。
そんな皆さんにぜひ知っておいて欲しい、謎理論に惑わされないための真理があります。
謎理論に惑わされないために知っておくべきたったひとつの真理――それは、「自分の実感値に基づいた成長だけを信じる」ということです。
ここまで読んでくれた皆さんなら、もう気づいたかもしれませんが、「自分は本当に合格できるのか? 伸びるのか?」っていう不安が、受験生と謎理論を結びつけているのです。
要するに、心の奥底にある、確からしい何かにすがりたいって気持ちが、無数の謎理論信者を生み出しているのです。
でも、謎理論は絶対に信じてはいけない。それはもう、この記事で十分わかってくれたと思います。
では、一体何を信じたらいいのかというと、それが「自分の実感値に基づいた成長」です。
「自分の実感値に基づいた成長」というのは要するに、君自身が実際に勉強しながら、「よし、今日はこの苦手範囲を潰したから、合格にまた一歩近づいたぞ!」といった風に、本気で思えてるかどうかということです。
日々、それを本気で思えてるなら、君は正しい合格ルートを歩めてるという証拠です。
謎理論なんか、全て完全無視して、自分だけの合格ルートを迷わず突き進んでいってください!
全ての謎理論を打ち破るには、「合格にまた一歩近づいたぞ!」という実感値を信じる。
これが、皆さんの逆転合格を後押ししてくれるはずです。