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「日本史の大まかな流れはつかめたものの、思うように点が取れない……」
と悩んではいないでしょうか?
日本史は覚える量が多く、一問一答もさまざまなものが出版されています。
そのため、自分がどれを選べばいいかわからない人も多いでしょう。
かつての私もそうでした。
そこで今回は、いくつかの一問一答の特徴が比較できるように、おすすめの5冊を厳選しました。
参考にしていただけるとうれしいです!
関連記事:【2021最新版】おすすめの日本史参考書・問題集リスト|文化史対策もできる!
目次
日本史一問一答に取り組む目的を考えよう!
問題集を買う前に、一問一答に取り組む目的を考えましょう。
共通テストでしか日本史を使わないのか、難関私大で日本史を使うのか、国公立大学で日本史の論述をするのかなど、人やレベルによって目的は異なります。
また、一問一答に取り組む主な目的は、知識の定着をはかることです。
間違っても、「一問一答でわからなかったところを教科書で勉強しよう」などと最初から一問一答で勉強してはいけません。
私はかつて、定期テストで直前まで全然勉強していないときに、一問一答をやって間違えたところを解説や教科書で補うという我流のやり方で勉強をしてひどい点をとったことがあります。(笑)
一問一答はあくまで、参考書や教科書で通史の勉強をしてから、知識の定着をはかるものです。
他にも、模試で思うように点数が伸びなかったときなどに一問一答に戻って基礎から知識を確認するのにも有効です。
自分の勉強の進み具合やレベルを確認しながら上手に一問一答を使いこなしましょう!
関連記事:【共通テスト日本史対策】2ヶ月で共通テスト日本史で満点を取るための勉強法|おすすめ参考書もご紹介!

日本史一問一答の効果的な3つの使い方
日本史一問一答の効果的な使い方を3つ紹介します。
- 通史で学んだ内容を定着させる
- 間違えた範囲を部分的に見直す
- 繰り返し復習する
それぞれ見ていきましょう。
①通史で学んだ内容を定着させる
メインの使い方は、知識定着のために使うことです。
一問一答を使うときには次の3つを心がけましょう。
- 教科書や参考書を併用する
- スケジュールを立てる
- 復習の時間を設ける
一問一答を使った日本史の勉強の流れとしては、最初に大まかなスケジュールを立てましょう。
参考書や問題集は最後まで終わらせることが大事です。
ページ数と時間から一日にどれくらいの量をこなせばいいのかを把握し、スケジュール通りにいかなかったときのための予備日を設けます。
そしてまず、歴史の大まかな流れを教科書や参考書で理解します。
この段階では直接点数に結びつきにくいかもしれません。
そこで、読んだ内容が覚えられているかどうかを確認するために一問一答を利用しましょう。
間違えた問題や曖昧な問題にチェックをいれておき、その日のうちに教科書・参考書で再確認します。
その日の夜か翌日に、チェックをつけた問題を再確認し、一週間後に再度復習しましょう。
このような教科書や参考書で通史勉強→一問一答の問題集→復習の流れで勉強することで、膨大な日本史の知識を定着できます!
関連記事:徹底検証!偏差値40から早稲田逆転合格への参考書リスト:日本史編
②間違えた範囲を部分的に見直す
一問一答の問題集は、ある程度日本史の勉強が進み、模試や他の問題集で間違えたときの復習をしたい人にもおすすめです。
部分的に使う方法としては、まず教科書や参考書で間違えた問題の周辺の情報を確認します。
流れに目を通して、間違いの理由が把握できたら(単純な暗記不足、流れを理解できていなかったなど)対応する範囲の一問一答に取りかかりましょう。
ただ、赤シートで隠れている用語が答えられるかどうかを確認するのではなく、用語が問題文ではどのように説明されているのかも注意しながら復習するのがおすすめです。
関連記事:【大学受験】おすすめの日本史勉強法|ゼロから短期間で成績アップも可能!?
③繰り返し復習する
一問一答は「一度解けたから」と終わりにするのではなく、繰り返し復習するのが重要です。
日本史は時代が下って学習内容が増えるにつれ、それまでの内容を忘れてしまうことが多いです。
ここでも一問一答を利用して既習範囲の内容を忘れてしまうことを防ぎます。
一度忘れてしまった知識を初めから学習していくことはかなり大変ですが、日々コツコツと復習を続けていれば、思い出すエネルギーも少なく済みます。
一問一答のよいところは持ち運びに適しており、電車やバスなどの移動時間にも勉強できるところです。
毎日復習の時間を設けるのもいいですし、週に一度長めの時間をとって既習範囲の復習をする時間を設けてもいいでしょう。
そもそも、一問一答の問題集を使うときのコツは、じっくり考えずに問題を解くことです。
用語は熟考した結果答えるものではありません。
思い出せない用語を、別の問題を解いているうちにひらめくことが稀にありますが、基本的にはパッと引き出せなければ、そのあと思い出すのは難しいです。
間違えたものだけではなく、問題を解いてすぐに答えが浮かばないものにチェックをいれて復習するようにしましょう。
関連記事:【日本史】日本史の定期試験の勉強法を徹底解説!|丸暗記では意味がない!?

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おすすめの日本史一問一答問題集5選!

①『一問一答 日本史B ターゲット4000 三訂版』
こんな人におすすめ!
- みんなが使っている参考書を使いたくない受験生
- 目標別に対策していきたい受験生
メリット
- 難易度別にページもわかれているため、基礎と難問を切りわけて対策できる
- 多くの受験生が東進の日本史1問1答を使っているため、かぶりにくい
デメリット
- 範囲別の対策が少しやりづらい
旺文社から出版されている『一問一答 日本史Bターゲット4000』です。
この参考書の特徴は、難易度別にページもわかれているため、基礎と難問を切りわけて対策ができる点です。
しかし、難易度別にページがわかれているため、一貫した範囲別の対策が少しやりづらいです。
レベルとしては、共通テスト・日東駒専レベルから、MARCHや早慶などの難関私大、東大・京大などの難関国公立レベルの用語まで幅広くカバーされています。
頻出の史料問題や、地図・図版問題なども掲載されており、一問一答型の問題集としてはこれ一冊で十分でしょう。
②『新 よく出る一問一答 日本史』
こんな人におすすめ!
- 日本史の受験勉強を始めたばかりの人
- シンプルな問題集が好きな人
メリット
- 山川の教科書に順番が対応しており、使いやすい
- 問題文に赤字になっている箇所があり、ある程度用語を覚えたあとに、解答を見ながら問題文を問題として使える
デメリット
- 問題集と併用しないとこれ一冊で安定した高得点は難しい
教科書でお馴染みの山川から出版されている『新 よく出る一問一答 日本史』です。
この参考書の特徴は、多くの高校で使っている山川出版社の教科書に順番が対応している点です。
難易度がそこまで高くないため、初学者や日本史が苦手な人に基礎を固めるのにおすすめです。
レベルとしては、共通テスト・日東駒専レベルの基礎的な用語が収録されています。
③『山川 一問一答日本史 第3版』
こんな人におすすめ!
- 学校の教科書で山川を使っている人
- シンプルなデザインが好きな人
メリット
- 頻出単語に絞って勉強ができる
- 基礎知識が十分にカバーできる
デメリット
- 解説がない
山川出版社の『山川 一問一答日本史』です。
この問題集は、とにかくシンプルに一問一答で完結していることが特徴です。
山川の教科書と内容や順番が対応しているため、教科書を軸に日本史を勉強したい人におすすめの一冊でしょう。
関連記事:山川詳説日本史ノートの使い方を徹底解説|日本史の総復習にピッタリ!
④『日本史B一問一答【完全版】』
こんな人におすすめ!
- 王道の参考書が好きな受験生
- 日本史を圧倒的な得意科目にしたい受験生
メリット
- 2015年センター試験での出題率100%を誇る圧倒的知識量
- 難易度別に星3〜星なしにわかれているため、自分の定着度合いに応じて学びやすい
デメリット
- 星なしのレベルまでいくと、マニアックすぎて膨大な時間を費やす可能性があるため注意
東進の『日本史一問一答【完全版】』です。
この参考書の特徴は、過去30年分の大学入試データを徹底分析し、入試に必要なデータに基づいて収録している点です。
共通テストレベルの基礎的なものから、早慶の難問レベルのものまで網羅しているため、これ1冊を極めたら相当な日本史マスターになることができるでしょう。
しかし、かなりの分量があるため、優先順位の見極めはかなり注意です。
また、完全版が難しく感じる人は『日本史一問一答【必修版】』もおすすめです。
こちらは、完全版の最頻出(★★★)の必修問題だけを収録したものです。
共通テスト・国公立大・中堅私大を目指す受験生には、こちらの【必修版】が最適です!
関連記事:【日本史】日本史B一問一答(東進)の特徴と使い方|爆速暗記で9割超え!
⑤『日本史史料一問一答【完全版】』
こんな人におすすめ!
- 問題演習を通じて史料対策をしていきたい受験生
- 東進の日本史1問1答が好きな人
メリット
- 頻出度合いが星でわかるので、効率よく学習できる
- 過去30年分の大学入試データを徹底分析し、入試に必要な史料をデータに基づいて収録している
デメリット
- 通史をやったあとでないと、丸暗記になってしまう
東進の『日本史史料一問一答【完全版】』です。
この参考書の特徴は、過去30年分の大学入試データを徹底分析し、入試に必要な史料をデータに基づいて収録している点です。
また、これがなんの史料であるかを判別するための方法論まで解説に含まれているため、実戦にも応用できるレベルにまで史料対策をできます。
関連記事:【日本史】日本史史料問題一問一答(東進)の特徴と使い方|高得点を狙え!
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自分にあった参考書で自分にあった勉強をしよう!
今回は、おすすめの日本史の一問一答問題集をご紹介しました。
しかし、ここに紹介した参考書はあくまで一例でしかありません。
当記事にない問題集で勉強したからといって、成績が伸びないなんてこともありません。
逆にここに紹介されている問題集でも、自分に合っていないと思ったなら違う問題集で勉強するのも全然問題ありません。
1人1人にあった、それぞれの問題集・勉強法が存在します。
当記事が、日本史の一問一答の問題集選びをする際に、少しでも参考にしていただければうれしいです!