【2022最新版】おすすめの日本史の講義系参考書4選|現役国公立大学生が厳選!

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【2022最新版】おすすめの日本史の講義系参考書4選|現役国公立大学生が厳選!

ふじの
こんにちは、センセイプレイスのふじのです!
「日本史が覚えられない…」

「覚えることが多すぎて何からやったらいいのかわからない!」

「もっと覚えやすい日本史の教科書ってないのかな?」

こんな風に思っている受験生も多いかと思います。

私も高校生の頃は、似た名前ばっかり出てくる日本史が嫌いだったのでよくわかります。

そもそも日本史に拒否反応が出るような人は、歴史の流れをつかめていないことが多いです。

断片的に誰が何をしたかだけ覚えていたり、一問一答的に単語を覚えていたりします。

私も当時はこのようなバラバラな覚え方をしていて、覚えても覚えても単語は抜けるし「誰だよこれ」と人物も把握しきれずに苦しんでいました。

この記事では、日本史の第一ステップである通史を理解するために、おすすめの講義系参考書を4つ厳選して解説します。

関連記事:【2021最新版】おすすめの日本史参考書・問題集リスト|文化史対策もできる!


目次


日本史の参考書に取り組む目的を考えよう!

日本史の参考書に取り組む目的を考えよう
日本史の問題集に取り組む目的を考えましょう!

取り組む理由や目的がなければ、ただなんとなく取り組むことになります。

なんとなく取り組むだけだと、参考書を最大限に活かすことができません。

その結果、成績がうまく伸びず、勉強のモチベーションを保つこともむずかしくなります。

例えば、自分の穴を見つけるため、苦手分野に数多く触れるために問題集を解いている人と、とりあえず買ったからには一周する人では、結果に大きな違いが出ます。

みんなが使っているしなんとなく良さそうだからと参考書を選んでいませんか?

買った参考書を〇周する!終わらせることに熱意を費やしていませんか?

何のために参考書に取り組むのかを明確にして取り組みましょう!

目的を持って取り組むと、参考書に取り組むべき理由が明確になります。

そうすれば、やる気を保ちながら参考書を活かした学習ができるでしょう!

でも、そもそも日本史ってどうやって勉強すればいいのかわからない受験生もいますよね。

そういった受験生の皆さんには、日本史の勉強法を紹介している記事もあるためぜひご覧ください!

関連記事:【共通テスト日本史対策】2ヶ月で共通テスト日本史で満点を取るための勉強法|おすすめ参考書もご紹介!



日本史の講義系参考書を選ぶ3つのコツ

日本史の講義系参考書を選ぶ3つのコツ
やみくもにたくさんの参考書を調べる前に自分に必要な参考書の条件を考えてみましょう。

3つの参考書選びのコツを解説していきます!

  1. 自分のレベルに合っているか
  2. 自分の志望校対策に必要か
  3. 参考書をやりきる時間があるか

自分のレベルに合っているか

まず、自分のレベルに合っているかどうかはかなり重要です!

すでに授業でほとんどの内容を習っているなら、初学者向けの参考書は易しすぎます。

一方、私大レベルの参考書を選んでしまうと、求められる内容がマニアックなところにまで及ぶことが多いため、共通テストに必要のない内容まで載っていて非効率的です。

他にも日本史が苦手だと感じているのに上級レベルのものを選んでしまうと、内容が頭に入りません。

このように、どれだけ質のよい参考書でも自分のレベルに合った参考書でないと効果が期待できません!

何をすればよいかわからずにとりあえず評判のよい参考書を選ぶのは避けましょう。

関連記事:徹底検証!偏差値40から早稲田逆転合格への参考書リスト:日本史編

自分の志望校対策に必要か

次に、自分の志望校対策に必要な参考書かどうかを考えましょう!

まずは共通テストで点を取れるようになることが大事ですが、志望校の二次試験も見据えておきましょう。

二次試験は大学によってかなり出題内容が異なるためそれに合わせた参考書を選ぶとよいです!

例えば、二次試験で文化史が出題されないところであれば、文化史に重点的に時間をかけて対策しても仕方ありません。

他にも記述問題が対策できるものや、そもそも二次試験で日本史を使わない人は共通テストに特化したものを選ぶなど、志望校対策に合わせて工夫しましょう!

関連記事:山川詳説日本史ノートの使い方を徹底解説|日本史の総復習にピッタリ!

参考書をやりきる時間があるか

最後に、参考書のボリュームと自分の時間を考えて選びましょう。

たとえ自分のレベルに合っていて志望校対策に必要でも、その参考書をやりきる時間がないと意味がありません。

すべてが網羅された分厚い参考書は、ついつい完璧な気がして手に取りたくなってしまうこともありますよね。

しかし試験までの日程を考え、残された時間と相談して参考書を選ぶことも必要になってきます。

目安としては、本番までにその参考書を完璧にして、そのうえで復習として確認する余裕があるレベルのボリュームがよいですよ!

自分に合った参考書選びのコツを抑えたうえで、次におすすめの問題集を紹介していきます!

関連記事:【日本史】日本史の定期試験の勉強法を徹底解説!|丸暗記では意味がない!?



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おすすめの日本史の講義系参考書4選!

おすすめの日本史の講義系参考書4選

『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本』

こんな人におすすめ!

  • 日本史があまり得意でないため、じっくり解説されているものが欲しい受験生
  • 授業形式の参考書を好む受験生

メリット

  • 初学者にも優しいほど、かなり丁寧な解説がほどこされている
  • 表解板書と呼ばれる実際の黒板のような形で、学習事項がまとめられている

デメリット

  • 本当に基礎中の基礎のため、これだけで通史を完璧にするにはきつい

東進の人気講師・金谷先生が執筆した『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本』です。

この参考書の特徴は、
・初学者でもわかりやすい日本史講義の解説
・まるで黒板に書かれているような学習事項のまとめ「表解板書」

があげられます。

私自身も受験生の頃、この参考書を使っていましたが、「あ、ここってそういうことだったのか!」と難しい内容でも、金谷先生のかなりわかりやすい解説がされているため、読んでいてほとんどつまづくことはありませんでした。

また、学習事項が表解板書と呼ばれる実際に東進の授業中に金谷先生が黒板に書かれている内容がまとめられているため、復習もかなりしやすいです。

しかし、本当に基礎中の基礎のため、これだけで難関大レベルの通史を完璧にするには少し厳しいものがあるため注意が必要です。

関連記事:【日本史】金谷の日本史「なぜ」と「流れ」が分かる本の特徴と使い方【原始・古代史編】

『石川晶康 日本史B講義の実況中継』

こんな人におすすめ!

  • 日本史を結構がんばったため、総仕上げ的な参考書をやりたい受験生
  • 日本史が好きなため、多少難易度が高くてもとり組める受験生

メリット

  • 圧倒的情報量。早慶レベルでも戦える知識が身につく
  • 講義本で話し口調で書かれているため、読みやすい

デメリット

  • 難易度・情報量ともにかなり高いため、日本史嫌い・苦手には厳しい

河合塾の人気講師・石川先生が執筆した『日本史B講義の実況中継』です。

日本史の参考書といえばコレ!といわれるほど、かなり多くの受験生に支持されている参考書です。

この参考書の特徴は、とにかくわかりやすい解説と圧倒的情報量。

正直な話、かなり難易度が高い参考書ではあります。

しかし、参考書に載っている情報量はかなり多いため、早慶レベルの知識にも対応可能です。

かなりの難易度と情報量のため、日本史が苦手もしくは嫌いな人が1冊目として用いるのはかなりきついため、そこは注意が必要です。

関連記事:【日本史】「石川晶康 日本史B講義の実況中継(1)」の特徴と使い方|点数UP!

『大学入学共通テスト 日本史Bの点数が面白いほどとれる本』

こんな人におすすめ!

  • 日本史の流れをおおまかには理解している受験生
  • 硬い文章より話し口調のほうが理解しやすい人

メリット

  • 情報量が充実してる。論述対策にも使える
  • 講義本で話し口調で書かれているため、読みやすい

デメリット

  • 情報量が多いので、人によっては負担になることも。初学者には向かない

河合塾、東進ハイスクールで講師をつとめる山中裕典先生の『大学入学共通テスト 日本史Bの点数が面白いほどとれる本』です。

黄色本とも呼ばれ有名な講義本参考書です。

この参考書の特徴は、情報量が多いことと説明のための図が多いこと。

約650ページとかなり分厚くボリュームのある参考書です。

また、山中先生は講義の際に、問題解説と並ぶ二本柱として図解板書という、歴史上の複雑なものを概念化して伝える時間をとります。

このわかりやすい図が本書にも掲載されており、教科書だけではわかりにくい部分も理解がしやすくなっています。

さらに、読みやすくなる特徴として、山中先生と生徒の会話文が随所に散りばめられています。

「そもそも◯◯って何?」であったり、よくある誤解を訂正していたりとわかりやすいです!

共通テストと書いてありますが、二次試験の論述対策にも使えます。

しかし、私大対策には向かないこと、初学者には重いことには注意が必要です。

関連記事:【日本史】スピードマスター日本史問題集の特徴と使い方|30日完成!

『一度読んだら絶対に忘れない日本史の教科書 公立高校教師YouTuberが書いた』

こんな人におすすめ!

  • 日本史初学者の人
  • 日本史が苦手で、全体の流れを理解できるようになりたい人

メリット

  • 口語でサクサク読み進められる
  • ストーリーを追うように歴史の流れがわかる

デメリット

  • あくまで入門書なので、用語の知識などは覚えることができない

YouTubeに日本史や世界史など社会科目の授業動画を公開したところ、たちまち、大学受験生や社会人、教育関係者から「神授業!」と話題沸騰の現役公立高校教師が書いた、新感覚の日本史の教科書です。

Historia Mundi」というYouTubeチャンネルでは、ムンディ先生と親しまれている方で、私も高校生のときに動画を見ていました!

ムンディ先生の授業は本当にわかりやすく、Amazonでもベストセラーになっていることからも、内容の良さはお墨付きです。

しかし、本書の特徴である、年号や文化史を外して、歴史のストーリー理解に徹底している 点が、一部の人にとっては、逆に低評価となっているようです。

あくまで日本史が苦手な人が、とっつきやすく通史を大まかに理解するためのものなので、受験勉強として用語や文化史などを覚えることには向いていません。

ですが、易しく簡潔に歴史のストーリーを説明してくれる、という参考書を求めている人にとっては最適な参考書 でしょう。

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自分にあった参考書で自分にあった勉強をしよう!

今回は、おすすめの講義系日本史参考書をお話ししました。

しかし、ここに紹介した参考書はあくまで一例でしかありません。

当記事にない参考書で勉強したからといって、成績が伸びないなんてこともありませんし、逆にここに紹介されている参考書でも、自分に合っていないと思ったなら違う参考書で勉強するのも全然問題ありません。

1人1人にあった、それぞれの参考書・勉強法が存在します。

当記事が、日本史の参考書選びをする際に、少しでも参考にしていただければうれしいです!

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