【大学受験】結果を出すのに必要なメンタルを身につける方法

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【大学受験】結果を出すのに必要なメンタルを身につける方法

安東センセイ
こんにちは、センセイプレイスの安東です!
「試験本番でいい結果を出したい」

「試験になると緊張してしまう」

「受験が不安で悪いことばかり頭に浮かんでしまう」

今回はこのような悩みに応えていきます。

受験生であれば、志望度の高い学校の入試本番が近づいて来るにつれ、不安な気持ちが大きくなっている人がいるかもしれません。

高1,2生であれば定期試験や受験勉強を頑張ってる人もいれば、頑張りたいけど今の所あんまり頑張れていない人もいるのではないでしょうか?

「勉強頑張れない自分って、メンタル弱いのかな…」

勉強が思うように進まない時、こんな風に弱気になってしまう人もいるかもしれません。

そこで今回は、「試験で結果を出したい」と考えている全ての人に向けて、強靭なメンタルをある3人の人から学んでいただければと思います!

この記事を読み終わった頃には今の自分よりも格段に、結果を出す人の精神力に近づいていると思うので、ぜひ最後まで読んでみてください!

目次



逆転合格のカギは強いメンタルを手に入れられるかどうか

逆転合格のカギは強いメンタルを手に入れられるかどうか
見出しの通りですが、これから逆転合格したい、成績をあげたいと思いっている人は、くじけずに勉強し続ける、強いメンタルが必要になります。

センセイプレイスでは、これまで沢山の結果を出す受験生が在籍していました。

明らかに普通じゃないスピードで急激に成績を伸ばし難関大に合格した人や、人よりも圧倒的に長い期間をやりきって東大に行った人。

定期試験で学年一位を取り続けて早稲田の推薦を獲得した人。

みんな、自分の目標ややりたいことに向かって全力で取り組んだ結果、当初の学力からは予想もできない結果を勝ち取っていきました。

そんな彼らに共通して言えるのは、「ジャンプ漫画の主人公並の高い精神力」を備え、緊張や不安や焦り、それから結果を出す上では欠かせない努力を乗り越えてきたということです。

皆さんにも目標や夢があるかもしれません。

しかし、ただ願っているばかりでなく、自分の力で結果を手繰り寄せるためにも、勉強という困難な壁を乗り越えるためのメンタルが必要になってくるのです。



強いメンタルを持った3人の偉人を紹介

強いメンタルを持った3人の偉人を紹介
それではここから、強いメンタルのお手本となるような3人の偉人を、エピソードとともに紹介していきます!

  1. ブッダ
  2. マイケル・ジョーダン
  3. 岡本太郎

①ブッダ

1人目は、仏教の開祖・お釈迦様ことブッダです。

まずブッダがどんな人だったのかについて、お話ししたいと思います。

ブッダが誕生したのは、今から約2600年前。ブッダは元々、インドの王族でした。

しかし、彼は宮殿の外で、老人・病人・死者を目にしたことをきっかけに、「人間って年取るし、病気にもなるし最後は死ぬって、生きることってめっちゃ辛いやん」と思い悩むようになります。

そして29歳のとき、ブッダは決意します。

人々がこの生きる上で避けられない苦から解放される道を見つけようと。彼は王子の立場・恵まれた環境・家族、何もかも捨てて出家します。

それから6年間、悟りを開くために、断食、呼吸を止める、太陽の直射日光を浴び続けるなど、ありとあらゆる苦行を自らに課し続けました。

しかし、これらの苦行はただ単に、心と体をボロボロにしただけでした。

彼は、6年間も苦行を続けたのに、何の教えにも辿り着けなかったのです。

衰弱したブッダは、さすがに苦行を放棄します。

王子時代のように、楽なことに流されるのも間違っているけど、かと言って、極端な苦行で心身を追い込むのもまた違うと気づいたのです。

ここで受験に通ずる1つ目の学びです。仏教では“中道”と呼ばれていますが、「両極端な思想や行動は避けるべし」という考え方があります。

極端な行動は基本避けるのが吉です。中道を知ったブッダは、決意を新たに菩提樹の下で瞑想を行い、35歳にして遂に悟りを開きます。

その後、ブッダは自らの教えを人々に伝え広め、80歳で生涯を閉じます。

意外かもしれませんが、ブッダは「何かを信じれば救われる」みたいなことは一切言っていません。

「苦しみには原因があるから、その原因を知り、然るべき方法をとれば、苦しみを取り除くことができる」

という考え方を人々に説いています。これはまさに、勉強で結果を出すために重要な考え方ではないでしょうか?

不安でパフォーマンスが落ちてしまう原因、定期試験で目標点数が取れなかった原因、勉強時間が少ない原因、参考書が中々完璧にならない原因。

彼はこういったものをひとつひとつ丁寧に見つけて潰す力が圧倒的でした。

また、仏教の経典“サンユッタ・ニカーヤ”には、次のような言葉が残されています。

人は3つの執着によって苦しむ。

  1. 求めるものを得たいという執着
  2. 手にしたものがいつまでも続くようにという執着
  3. 苦痛となっている物事をなくしたいという執着

である。

この3つの執着、大学受験で悩んでいる人であれば、かなりの人が、少なくともひとつは持っているのではないでしょうか?

たとえば、「①求めるものを得たいという執着」なら、何が何でも合格したいという思い。

「②手にしたものがいつまでも続くようにという執着」なら、今まで身につけた学習内容を、一切忘れず、そっくりそのままキープしたいと思い込む。

そして③。「苦痛となっている物事をなくしたいという執着」なら、緊張感をゼロにして、平常心で試験に挑みたいと思い込む。

執着というと言葉は悪いですが、適度なハングリー精神や願望があることは決して悪い事ではありません。

ただ、覚えておいて欲しいのが、「受からないと人生終わりだ」みたいな感じで極端に執着してしまうと、受かるものも受からなくなるくらい自分にプレッシャーがかかるということです。

では、どうやったら、執着による失敗を避けられるのか?

その解決策は「執着をしないこと」だと述べられています。

絶対受からなきゃ。覚えたことを忘れないようにしなきゃ。平常心でいなくちゃ。

そんな執着を自分で勝手に作り出しているから、人は苦しくなってしまう。現実それ自体が苦しいわけじゃないんだよ、というのが仏教の教えです。

と言っても、「執着を止めなきゃ」と思いすぎることも、これまた執着と言えると思います。

だからこそ、特に高校生や浪人生にまず大事にして欲しいのは、自分の執着を一歩引いたところから見つめること。

たとえば君が試験当日で、あそこも忘れそう、ここも忘れそう、せっかく勉強したんだから忘れたくないのに、なんて焦っているとします。

でも、そんな気持ちを動揺せず、ただクリアに見つめる。

あ、自分って今、焦ってるなー、という距離感です。その上で、自分が今やるべきことは何なのかを考えてみる。

勉強した内容を忘れたくないなら、復習をする。

実際問題、それ以外にできることはないです。

執着に捉われず、未来に向けてやるべきことを突き詰めていくと、多くの場合、シンプルな答えが導き出されます。

そうやってひとつひとつの問題を淡々と解決していく。

皆さんには、ぜひこの姿勢を大切にして欲しいなと思っています。

②マイケル・ジョーダン

二人目は、“バスケットボールの神様”ことマイケル・ジョーダンです。

ジョーダンと言えば、言わずと知れたNBAのレジェンド。

マイケルジョーダンは、一般的には、めちゃくちゃ闘争心の激しかったプレイヤーとして知られています。具体的なエピソードを挙げると、

・食中毒にかかり、脱水症状を起こしている状態で、“NBAファイナル”というチャンピオン決定戦に強行出場。MVP級の活躍でチームを勝利に導く。

・相手チームのプレイヤーに、自分がやろうとしているプレーをあえて耳打ちで宣言し、その通りの方法で得点する。

・チームメイトに卓球で敗北後、即卓球台を購入してトレーニングに打ち込み、リベンジを果たす。

・31歳で一度バスケを引退し、「プロ野球選手になる」という子供の頃のもう一つの夢を叶えるため、シカゴ・ホワイトソックスとマイナー契約を交わしてデビュー。

このように、常人には真似できない、闘争心の塊のようなプレイヤーでした。

ですが、ジョーダンがレジェンドプレイヤーとして名を馳せたのは、それだけが理由ではありません。

ジョーダンはこんな言葉を残しています。

  • 成功することを学ぶには、まず失敗することを学ばねばならない。
  • 僕はキャリアで、9,000回以上シュートを外し、300試合に敗れた。試合最後のシュートを任されて26回も外した。人生で何度も何度も失敗してきた。幾度もの失敗を経験したからこそ私は成功したんだ。

ジョーダンほどのプレイヤーにとっても、失敗は当たり前。

むしろ、失敗したからこそ、成長できたし成功もできた。しかもその事実を、堂々と語ることができる。

これは受験勉強においてもとても大事なことです。

目標に向かって努力していれば、大なり小なり、何らかの失敗は必ず起きます。

でもその失敗を、ネガティブに捉えるんじゃなく、成功につながるプロセスだとポジティブに捉える。このメンタルは、結果を出す受験生の明確な共通点です。

そしてその上で、結果を出す受験生は、「なぜ失敗したのか?」を原因分析して、改善策を言語化し、実行に移しています。これが伸びる秘訣です。

ジョーダンも失敗の原因を分析し、改善策を見出し、それを実践し続けたことで、レジェンドプレイヤーまで昇り詰めました。

失敗から学んで成長し続けるには、何よりもまず、失敗をポジティブに捉える姿勢が大事です。

失敗にへこたれず、むしろ、失敗するたびに、「成功につながる発見ができた。儲けもんだ」くらいに思わなきゃ損です。

また、ジョーダンはこんなことも言っています。

  • ステップ・バイ・ステップ。どんなことでも、何かを達成する方法はこれ以外にない。
  • 仕事をするからこそ報われるんだ。人生にショートカットなどない。

「失敗して、そこから学びを得て、一歩一歩前進していく。焦る必要はない。ジョーダンでさえ、そうだったんだから」

そう考えれば、自然と失敗は怖くなくなると思います。

特に高1・2生は、失敗からどれだけ学べたかが、最も大きな成長の分岐点になります。

失敗しろって言っているわけではありません(笑)

成功するために、失敗を恐れずにチャレンジしてください。

失敗した時は、失敗から学び、同じ失敗をしないように学んでください。

ジョーダンに学ぶ、失敗を恐れない姿勢、ぜひ大事にしてください。

③岡本太郎

3人目は、芸術界のレジェンド、岡本太郎です。

岡本太郎と言えば、大阪万博のシンボル・太陽の塔、渋谷駅の“明日の神話”の作者。「芸術は爆発だ」という言葉を残した人です。

そんな、岡本太郎の言葉から、大学受験を目指す人にとって学びになるものを紹介します。

受験間近で、結果に捉われすぎてしんどくなっている人には、特に響く言葉だと思います。

人間にとって成功とはいったい何だろう。結局のところ、自分の夢に向かって自分がどれだけ挑んだか、努力したかどうか、ではないだろうか。夢がたとえ成就しなかったとしても、精いっぱい挑戦した、それで爽やかだ。

岡本太郎の凄さは、結果を求めるのではなく、挑戦それ自体に何よりも価値を置き、それを体現し続けたという点です。

事実、彼は芸術だけでなく、スキー・ピアノ・写真、さらには俳優としてテレビドラマにも出演するなど、実に様々な挑戦もしました。

また岡本太郎は、挑戦についてこうも言っています。

失敗したっていいじゃないか。不成功を恐れてはいけない。人間の大部分の人々が成功しないのが普通なんだ。パーセンテージの問題でいえば、その99%以上が成功していないだろう。

しかし、挑戦した上での不成功者と、挑戦を避けたままの不成功者とではまったく天地のへだたりがある。挑戦した不成功者には、再挑戦者としての新しい輝きが約束されるだろうが、挑戦を避けたままでオリてしまったやつには新しい人生などはない。ただただ成り行きにまかせてむなしい生涯を送るにちがいないだろう。

この記事を読んでくれているみなさんは、志望校や自分の目標に向かって自分なりに挑戦をし続けてきたはずです。

模試で厳しい判定が出ているのは承知の上で、諦めずに困難なチャレンジを続けてきた。そんな人ばっかりだと思います。

そして、これからそういう挑戦をしようとしている高校1年生や2年生も多いと思います。

どんなかたちで受験を終えるにせよ、次のステージに進むとき、本気でやりきった人には挑戦者としての新しい輝きが約束されている。

この気持ちを持ち続ける事は、必ず最後の最後まで努力できる糧になります。

受験が終わるその日まで、とにかく体当たりする気持ちで、挑戦者でい続けること。

岡本太郎のように、決してファイティングポーズを崩さないこと。

その姿勢が、勉強面でもメンタル面でも、みなさんを強くしてくれます。



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入試本番でも戦える、強いメンタルを手に入れよう

入試本番でも戦える、強いメンタルを手に入れよう
ここまで、偉人たちから強靭なメンタルについて学ぶ方法を取り上げてきましたが、いかがだったでしょうか?

緊張感も全くなく、過信もせず、程よい自信を持って毎日を過ごせている。

そんな理想的なメンタルを持つ人も、中にはいるかもしれません。

しかし、この記事を読んでくれた皆さんはほぼ全員がそうではないでしょう。

だけど、それでいいんです。

ブッダの教えの通り、執着も全部込みで、等身大の自分を認めてあげた上で、ジョーダンの言葉の通り、失敗を恐れず、一歩一歩成長し続けていく。

そして、受験が終わったそのときに、笑顔でいられるように、岡本太郎が人生を賭けて教えてくれた、挑戦者の生き方を貫いて欲しいなと思います。

ここまで読んでくれたみなさんなら、入試本番でもそれができるはずです。

ぜひ、最後まで頑張ってください!