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できるだけ短期間で仕上げたいんだけど、どうしたらいい?
倫理って何を使って、どうやって勉強したらいいの?
社会科科目で倫理政経を選んだはいいものの、どのような参考書を使って、どう勉強したらいいんだろう?
とりあえず、倫理の定期テストを乗り越えるだけの力をつけたい、共通テストでしか使わないから短期間で集中的に仕上げたいなど思っている人も多くいると思います。
地理が苦手だからとりあえず倫政、と選択をした人もいるかもしれません。
いずれにせよ、できれば時間をかけずに、8割くらいは取れるようになりたい科目ですよね。
私は現役のとき、国公立受験のために倫理の勉強をしましたが、あまり時間がないなかで点数を伸ばすのは大変でした。
しかし、圧倒的暗記科目の倫理は勉強の仕方や暗記の方法を工夫するだけで、平均して8割は取れるようになります。
今回は、あまり時間のないなかで、できるだけ点数をあげるために使える参考書と、おすすめの勉強法を併せて紹介していきます!
この記事を読んで、倫理の勉強を進めてみてください!
関連記事:【政治経済】おすすめの政治経済参考書リスト|偏差値70超え経験者が厳選!
目次
参考書を買う前に

実際どうなの?倫理選択
倫理を選んだ人のなかには、哲学の勉強が好きで選んだ人はもちろん、なか。には消去法で倫理を選んだ人もいるかもしれません。
倫理選択と一口に胃っても、「倫理」で試験を受ける人と、「倫理・政経」で試験を受ける人がいますよね。
高校の倫理の学習範囲は以下のようになっています。
- 青年期の心理(青年期の意識と課題、人間としての自覚など)
- 源流思想(古代ギリシャ思想、インド思想、中国思想、イスラーム思想など)
- 日本思想(仏教、儒教、国学、近代日本思想など)
- 西洋思想(ルネサンス、功利主義、実存主義、プラグマティズムなど)
- 現代社会の諸課題(環境と生命、異文化理解など)
暗記の量も、歴史に比べたら少ないとはいえ、舐めてかかるには危険な量です。
そして倫理のテストは、上記の各分野からまんべんなく出題される傾向にあります。
共通テストは、「倫理」と「倫理・政経」で以下のように大問の数やわけ方が違います。
倫理の場合は4つの大問。
- 現代社会の諸課題と青年期
- 源流思想
- 東洋思想
- 西洋思想
- 現代社会の諸課題と青年期
- 日本の思想と東洋の源流思想
- 西洋の近現代思想・源流思想
倫理なら100点分ですが、倫理・政治経済だと、倫理の配点は50点です。
そこそこ広い範囲のなかから、限られた部分だけがテストに出されるため、満遍なく勉強をしてどこが出ても大丈夫なようにする必要があります。
ちなみに、倫理単体で受験できる学校は限られているため、倫理・政経で受験するのがおすすめです。
独学でも大丈夫?
結論からいうと、独学でも大丈夫です!
私自身、現役のときは、高3の11月頃から倫理を必死にインプットしはじめました。
暗記自体は、コツを押さえれば短期間で仕上げることが可能です。
倫理は暗記すべき量のわりに、点が取りやすい科目だからです。
しかし、倫理を独学するときは、知識だけでなく点の取り方をきちんと押さえなければなりません。
倫理の共通テストは、問題に国語の問題のような長文が出てくるのが特徴です。
長文の中の下線が引かれた部分に対して単語を選ぶような単純な問題はもちろんありますが、
文章全体の趣旨を問われたり、資料を読む正誤問題が出たりと、問題形式がなかなか独特です。
そのため、倫理で点をとるためには、しっかり知識を暗記するだけでなく、その問題形式に慣れて点の取り方を覚えることが重要になります。
知識をインプットして、点の取り方さえ掴めれば、ある程度安定して点が取れるようになるため、頑張りましょう!
関連記事:早稲田に逆転合格するための政治経済勉強法|社会科目の異端児?

おすすめ倫理参考書7選

ここからは、倫理の勉強をするにあたって役に立つ参考書を紹介していきます!
ただし、今回紹介するすべての参考書をやりきることは不可能です。
多くのことに手を出そうとすると、すべてのことがうまくいかないことがほとんどです。
そのため、自分の志望校やその参考書が自分にむいているのかなど、さまざまなことを考慮したうえで取り組むようにしてください!
関連記事:文系必見!大学受験選択科目の4つのポイント【永久保存版】
『蔭山の共通テスト倫理』
- 赤シートでチェックできる手軽な参考書が欲しい
メリット
- 用語や項目が重要度がわかるように解説されている
デメリット
- ちょっと短調なため、分厚い分読むのに気力がいる
赤シートで隠してチェックできるのがこの参考書の特徴です。
しかも、ただ暗記をするだけでなく、生徒と先生の会話で構成されているため、理解がしやすくなっています。
倫理の思想についてそれぞれがどんな考え方なのかを深めるには、とてもよい参考書です。
『マンガで倫理が面白いほどわかる本』
- まず簡単に範囲を全部さらいたい人
メリット
- 漫画でとっつきやすく、人物や思想ごとに詳細な解説ページものっている
デメリット
- 詳細ページはかなり字が細かいので、全部読むのは大変
漫画でとっつきやすいうえ、解説ページも丁寧なので手に取りやすい参考書だと思います。
最初は漫画だけ読んでいいでしょう。
さらっと簡単なストーリーで一周してから、詳細のページで頭に入ってる物語と用語を繋ぐように確認をすると、効率よくインプットできます。
『新マンガゼミナール倫理』
- とにかく読みやすい参考書が欲しい人
- ストーリーをマンガで押さえたい人
メリット
- まるまるマンガなため、手を出しやすく読みやすい
デメリット
- 思想などの詳細は少し足りない
倫理は本当にわからない人はここから始めるのがおすすめです!
全部マンガで読みやすく、ストーリーで重要事項をインプットできます。
『倫理用語集』
- 用語辞典が欲しい
- 困った時にすぐに調べられる参考書が欲しい
メリット
- 細かな情報が記載されているし、補足で絵も入っている部分がある
デメリット
- 本当に情報の羅列なため、文字が詰まっているのが苦手な人には向かない
問題を解いてから、わからないところを確認したり、足りない知識を補ったりするのに辞書として使える参考書です。
知識があまり入っていないうちに使うのは、あまり意味がないかもしれません。
『新よくでる一問一答倫理、政治経済』
- 倫理・政経で試験を受ける人
- 大まかな内容をインプットできて、簡単にアウトプットをしたい人
メリット
- 演習問題がついているので、手軽にアウトプットができる
デメリット
- 一問一答なので、ただインプットをするために使うには向かない
この参考書は、一問一答形式で演習問題がついているため、アウトプットがしやすいです。
学校にいき帰りの電車や隙間時間でやるのがおすすめです!
『人物で読み解くセンター倫理』
- 講義調の参考書で人物ごとに勉強したい人
メリット
- 幅広い範囲を網羅しているので、1冊でひととおり勉強ができる
デメリット
- コラムの先生の特色にちょっとクセがあるtめ、人によって合う合わないがある
センターで倫理を使う方には、講義調でおもしろい解説もあり、おすすめの参考書です。
倫理で大事になるのは、人物とその人に基づいた思想やキーワードを押さえることです。
この参考書は、源流思想、近現代西洋の思想、日本の思想の3つの柱で、それぞれ人物にクローズアップして解説されているためおすすめです。
『ここは今から倫理です』
- 倫理とか正直興味もないし、勉強する気も起きない人
メリット
- 倫理をテーマにした漫画なので、導入としてはとっつきやすい
デメリット
- 普通の漫画なので、倫理の勉強としては物足りない
倫理に興味を持つための導入としてはとてもいいと思います。
ちなみに私も冒頭を立ち読みをしましたが、おもしろかったです。
普通に購入して、倫理を学ぶことがどんなことを引き起こしていくのかをみたくなりました笑
倫理がどうしてもやる気になれないときに、息抜きとして漫画を読むにはちょうどいいと思います。

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夏から倫理を完成させる!おすすめの倫理勉強法
最後に、参考書を使って実際に点が取れるように勉強をしていくときの、おすすめの勉強法を紹介します
関連記事:【日本史】おすすめの日本史勉強法|偏差値70超え経験者が徹底解説!
丸暗記ではなくストーリーを押さえよう
大昔に生きていたどのような偉人でも、唐突に、なんの流れもなく、「は!!!これが真理だ!!!」となることはありません。
ある思想が生まれるには、何かしらの理由や時代的背景、影響された思想などが存在します。
倫理の勉強をするときは、その思想や考え方が生まれた背景やストーリーを押さえましょう。
どのような時代に、どのような背景があって、どのような人間が、どのようなことを考え出したのか。
それを順を追って確認していくと、関連する人物や思想を頭の中で紐付けることができるため、ただ暗記するよりも格段に覚えやすくなります。
定期的な演習で知識が定着しているか確認しよう
先ほども述べたように、倫理の問題は特徴的です。
知識が定着したかどうかを確かめ、問題に慣れるために、定期的に問題演習をするようにしましょう。
ひととおり知識をインプットできたら、過去問や予想問題集を使って演習をします。
問題を解いて、間違えたところや迷ったところは、教科書や参考書を使って丁寧に確認をすることで、知識の穴を確実に埋められます。
倫理の用語を覚えるときに使える小ワザ
最後に、倫理の用語を覚える時に使える実用的なコツを2つお伝えします。
1つ目は、「思想名」「人の名前」「キーワード(名言)」の3点をセットを覚えていくことです。
問題の文章中には、基本的に3つのうちのどれかが含まれます。
セットで頭に入れるだけで、かなり点を取りやすくなります。
例えば、「理想主義」「プラトン」「イデア、魂の三分説」このような具合です。
とにかく短期間で仕上げたいときにはおすすめです。
余裕があれば、追加で「著書」「時代」なども合わせて覚えるとなおよいですね。
2つ目は、表などを使って、流れや比較をしやすくまとめてみることです。
例えば、キリスト教の「カトリック」「プロテスタント」「正教会」の違いは何かを、自分なりに丁寧にまとめて整理してみてください。
倫理は自分にわかりやすい方法で理解していくのが一番頭に残ります。
ただ丸暗記をするのではなく、セットにしたり整理したりして頭にいれることで、よりきちんと覚えることができます!
しっかり点を取れる状態を作って、安定した高得点を狙えるようになりましょう!
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自分にあった勉強で合格を勝ち取ろう
ここまで、さまざまな参考書やおすすめの勉強法を紹介してきました。
大事なのは、自分に合った参考書で自分に合った勉強をすることです!
自分に合った参考書とは、
「自分がその参考書に取り組むことで明確に力がついてる実感が持てる参考書」です。
たしかに世の中にはこれをやれば絶対に成績が上がるといわれる参考書が存在します。
しかし、それはその参考書に取り組んだ人が結果として、成績が上がっただけで皆さん全員にも同じ効果があるわけではありません。
つまり、これをやれば全員が必ずできるようになる魔法の参考書は存在しません。
そのため、ただ周りの情報に頼って何も考えずに有名な参考書に取り組むだけではあまり意味がありません。
合格へ近づくためには、自分に合った参考書を見つけ、試行錯誤するなかで自分に合った勉強をやっていくのが一番です。
そのため、自分に合った参考書で自分に合った勉強をおこない、合格を勝ち取りましょう!