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ライバルに差をつけて、志望校合格を手にするには、勉強法が鍵になります。
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浪人は、伸びないって本当??いいえ、そんなことはありません。
浪人には浪人の勉強の方法があります。やるべきことをやれば、ちゃんと成績を伸ばして合格を手にすることができます。


残念ながら志望校に一歩届かず、浪人を決意した受験生の方もいると思います。
浪人生活は現役の時と違い高校がないため自分で時間の使い方を決めなければなりません。
1年間は長いようであっという間です。
同じ浪人生でも成績をめきめきと伸ばし志望校に合格する人もいれば、いまいち成績が伸びず残念な結果になってしまう人もいます。
その差は、1年間、ひいては1日の時間の使い方です。
つまり「どんな計画で1年を過ごしていくか」「それを実行するにはどんな1日を過ごせばいいのか」 が鍵になります。
しかし、
「実際に成功した浪人生のスケジュールはどんな感じなんだろう?」
「志望校、難関校に合格するための浪人生活スケジュールや立て方を知りたい」
と悩む受験生の方も多いのではないでしょうか。
今回は成功する浪人生のスケジュールの実例と立て方を紹介します。
それではいきましょう!
関連記事:早稲田に浪人して合格するためにやるべき事|仮面浪人経験者による浪人徹底解説!
目次
浪人生の1日のスケジュールを立てるときに意識すべきこと

関連記事:偏差値40台から宅浪で早稲田へ行くためのスケジュールと勉強法!
安定したリズムを作る
まず、一番大事なことですが安定した生活リズム を作りましょう。
浪人生は学校もなく、予備校に通っていたとしても高校よりも時間は少ないため自由にできる時間が多く、起きる時間・寝る時間自分の意思で決めることができます。
です。
そのため「朝起きれたから早くから勉強する」「昼間できなかったぶん夜遅くまでやろう」と焦ってやってしまうこともあるかもしれません。
しかし、そうした生活リズムを崩してしまうことはその次の日のことを考えるとおすすめできません。
崩れたリズムを戻すのには時間もかかるし、精神的に疲れてしまいます。
寝る時間と起きる時間を自分の中で設定し、それにのっとった勉強時間をたてていきましょう。
完璧にはできない
そもそも、起床時間、寝る時間を決めてスケジュールをたてていってもそれ通り100%いくことは難しいです。
そのため、理想的すぎるスケジュールをたてることはオススメしません。
スケジュール通りにいかなかった時に、「あぁ、スケジュール通り行かなかったからダメなんだ」と落ち込むんでしまうかもしれないからです。
ですので、むしろ「これ通りいけばいいよなぁ」ぐらいの気持ちスケジュールをたてましょう!
日々の振り返りをすること
完璧にできないことはいいのですが、日々の振り返りを行うことは必須です。
「なぜうまくいかなかったのか?」の分析をし、改善をしていきましょう。
例えば寝る前にスマホを長時間いじってしまい、就寝時間、起床時間が大幅にずれたとします。
「計画通り行かなくてもしょうがない!」と開き直ったままだと、ずっと生活リズムが崩れたまま、スマホをいじってしまう時間が続いていく。
そこで、「なぜスマホをいじってしまったのか?」「「どうすればスマホをいじらずに寝れるのか?」を自分なりに分析し、改善 をしていきましょう。
そうして振り返りと改善を続けていくことで自分にとってベストな生活リズム、1日のスケジュールができてくるはずです。

浪人生の1日のスケジュール
ここからは実際の浪人生のスケジュールについて書いていきます。
関連記事:【受験生必見】もう失敗しない勉強スケジュールの立て方を解説
起きた直後
起きた直後はまだ頭が働かないので、その日1日の計画を立てる、前日のふりかえりをする、などをしていきましょう。
起きた直後に長文演習、読解問題を解いても頭が働かず集中できないと思います。
そんな時に解いても解けないどころか「俺全然ダメじゃん・・・」と自分を卑下してしまうかもしれません。
朝は頭を動かす準備の時間 と捉えましょう。
軽い単語帳や一問一答などで確認をするなどもおすすめです。
午前中
午前中は文法などの比較的かるいもの、得意な科目から取り組んでいくことがおすすめです。
朝から苦手な科目をとくと、気持ちがマイナスな状態で始まってしまう人も多いのではないでしょうか。
実際僕自身も午前中には得意な英語の文法からはじめて、勉強がのってきてから苦手な現代文に取り組むことで、テンションをコントロールしていました。
また、予備校に通っている人は午前中に宿題など、やらなければいけないものを片付けておくことで午後を自分の勉強に充てることができます。
午後
午前中に宿題や文法などを終わらせ頭が働いてきたら、午後は頭をしっかりつかって理解をする科目に取り組んで行きましょう。(社会科目や、現代文、英文解釈など)
苦手な科目もこの時間に取り組むことをおすすめします。
また、午後の時間は長いため、うまく休憩することが重要です。
特に食後の眠くなってしまった時に15分など時間を決めて仮眠を取ることで頭をスッキリさせることもできます。
軽く散歩をする、なども効果的です。
寝る前
寝る前には1日やったなかでの気づいたことや明日に向けての改善点を振り返ったり、間違えた問題の復習などをしましょう。
寝る前にも頭を働かせてしまうと脳が活動したまま眠りにつくのが遅くなってしまいます。
焦る気持ちもあるかかもしれませんが、寝る前は次の日に向けて脳を休ませてあげましょう。
また、寝る前に息抜きするのもおすすめです。撮ったアニメをみるもよし、好きな漫画・本を読むもよし。
ただ、それも時間や量を決めないと「気づいたら深夜2時になっていた・・・」ということになってしまいます。
「好きな漫画を1巻分読む」などにしておくと「明日は〜巻が読める!」という楽しみを作ることもできるのでおすすめです。

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浪人中の年間スケジュールの立てる際の注意点

関連記事:【必見】成功する宅浪のスケジュールとは?立て方と実例を徹底解説
あくまで理想
1日のスケジュールと同じように、年間スケジュールもあくまで理想です。
その通りうまくいくことは難しいし、うまくいかなかった時に自分をせめても気持ちがマイナスに傾くだけでいいことはありません。
大事なことはうまくいかなかったことをしっかり受け入れ、改善していくことです。
志望校を設定しよう
浪人をするにあたって、自分が心から行きたいと思う大学を志望校に設定しましょう。
1年間はとても長く、時にはしんどいことももちろんあります。
そんな時にモチベーションとなるのが志望校の存在です。
また、目標が決まらないと「どんな問題が出るのか」「どんな対策が必要か」「どんな参考書を解いていけばいいのか」も決められません。
当ブログでも大学の比較記事などがあるのでぜひ参考にしてみてください。
状況に合わせて改善する
1日のスケジュールと同じく、年間のスケジュールも立てた通りにいくことはまずないでしょう。
勉強を進めれば自分の学力が上がり、参考書や、悩みも変化して行きます。
大事なのは計画を完遂させることではなく、学力を上げ志望校に合格すること です。
なので当初の計画に縛られず、日々の学習状況を見ながら大枠のスケジュールを変化させて行きましょう。
今の自分のレベルを把握しよう
志望校を設定し、計画を立てるにも、自分の現在のレベルがわからないことには始まりません。
例えば、本当は中学レベル基礎もできていないのにいきなり過去問レベルの問題演習の取り組んでも太刀打ちできず、手応えもないでしょう。
まずは「今の自分が志望校とどのぐらい離れているのか(偏差値、点数など)」を客観的に把握することが重要です。
厳しい現実に向き合わなければならないかもしれませんが、スタート地点をしっかり認識することで自分の変化・成長にもしっかり気づけるはず です。
中期の目標を立てよう
志望校を決定し、自分のレベルを把握したら、中期の目標を設定しましょう。
スタート地点からいきなり最終ゴールの合格まで走るとなると「自分がどのぐらい成長したのか」を把握しづらく、モチベーションの維持も難しいです。
そこで「夏までにセンターで〜点、夏明けには過去問で〜点、12月で〜点」と具体的に数値を決めることで長い受験期を数ヶ月単位に分割でき、モチベーションを維持しながら緊張感も持てます。
ただ、模試の偏差値を目標にするときは、周りの受験生のレベルによって変わってくるので注意が必要です。
僕のオススメは採点がしっかりできるセンター試験 を目標設定に使うことをおすすめします。
- 高2・勉強時間0、偏差値40台からの早稲田逆転合格体験記【逆転合格のリアルを知ろう!】
- 高1・高2からの難関大合格戦略【難関大に合格するために!】
- 受験勉強をこれから始める人が読む記事【受験勉強のはじめの一歩】
- 定期試験はできるのに、模試ができない理由【模試になると点が取れないというキミへ】
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浪人中の年間スケジュール

関連記事:【受験生必見】夏休みの勉強スケジュールの立て方|偏差値70超え経験者が解説
4~8月:基礎固め、復習
浪人が始まっていきなり「がっつり演習しよう」と思ってもモチベーションがもちません。
また、浪人生の多くは基礎がしっかりしていなかったため、演習や過去問を解いても身につかなかった、という人も多いです。
春先、夏前までは基礎をしっかり固めて行きましょう。
基礎の基礎からしっかり復習を積み重ねていくと「思っていたよりも基本的なことが抜け落ちていた」と気づくことが多いです。
どんな応用問題や、早稲田レベルも基礎がないとできるようになりません。
まずは基礎をしっかり積み上げて行きましょう。
9-10月:問題演習
基礎をしっかりインプットできてきたら、問題演習でアウトプットをして行きましょう。
インプットの時点でしっかり覚えていてもいざ演習としてアウトプットをしていくと抜けているところがでてくるはずです。
演習→解き直し→基礎の確認 を1サイクルとして解いていきましょう。
10〜11月:過去問演習
10月からはいよいよ過去問演習です。
基礎をしっかりインプットし問題演習でアウトプットをしていても、やはり実際の過去問となると問題のレベルも上がり時間との戦いも出てきます。
いきなり高得点を狙うのではなく、まずは問題を知り、実際のレベル感に慣れて行きましょう。
また、過去問をといていくなかで自分の苦手な範囲がわかってくるとおもいます。
そんな時こそ今まで使ってきた参考書を振り返って、もう一度解き直していきましょう。過去問はただとくだけでは意味がありません。
解いた上で自分に何が足りないのかを分析しどうすればそれが補えるのか」「どうしたら次はとれるようになるのか」を考えて過去問を活用するイメージです。
「過去問をとく→分析・振り返りをする→参考書で復習をする 」を1サイクルで過去問に取り組んでいくのがおすすめです。
12〜1月:センター対策
12月を目安にセンターの対策をして行きましょう。
基礎と演習を重ね、過去問演習に入っていれば難易度に苦戦することはおそらくないはずです。
しかし、センター試験は問題数に対して時間が少なく、設問自体も独特なものがあるのでしっかり解き慣れておきましょう。
何回か過去問をといてみて、点数が安定してとれるようであればセンター対策に比重をあまりおかず、本命の私立や二次試験の対策をすすめるのがおすすめ。
1〜2月:私大、2次試験対策
センター試験が終わればあとは私大、2次試験にむけて突っ走るのみです。
この時期には新たに参考書に取り組み始めるのではなく、今まで使ってきた参考書や過去問を復習としながら、過去問をといていくことがおすすめです。
新たに参考書を使うと、今までの解き方と違っていてブレてしまったり、「始めたからには参考書を終わらせないと」と焦る気持ちも出てきてしまいます。
なので、自分の慣れ親しんだものを使いながら自分の知識、解き方の確認 をしていきましょう。
僕は一度といた過去問でも何周かして解くまでのプロセスに慣れることをしていました。
自分の中で解くプロセスを固めると初見の問題でも焦ることなく解けるようになるので、過去問を解き尽くしてやることがない人はぜひ試してみてください。
志望校から逆算してスケジュールを立てていこう!
ここまで浪人生のスケジュールと、スケジュールの立て方について書いてきました。
長くなりましたが、簡単にまとめると
”志望校から逆算して計画を立て、それらに縛られず自分の状況をみて改善をしていこう”
ということでした。
この記事を読んで浪人生活を送る上での不安の解消、志望校合格に向けたスケジュールを立てる手助けになっていれば幸いです。
また、この記事で紹介したスケジュールもあくまで一例にすぎません。
あなたにはあなたの最適なスケジュールがあるはずです。
この記事を参考にしつつ、自分の状況に合わせながら1日、年間のスケジュールを考えて浪人生活を実りあるものにしてもらえたらと思います。
それでは!