
浪人中だがうまくいかなくて大変、、
そもそも浪人ってちゃんとうまくいくものなの?
もう一年頑張ろうと決めた人の中には、不安なことがあったり疑問に思っていることがあったりする人が多いと思います。
そこで今回は、浪人をしようか迷っている人、浪人を決めた人、その親御さん、それから浪人生を教える先生に向けて浪人に関する質問100問に答えていきます!
受験直前期に関するものだけではなく、浪人生活を過ごす上で後々出てくるであろう質問まで予測して、全て明確に、端的に回答していきます。
今日の内容は、オンライン教育サービスの先駆けとして起業してからはや7年目を迎え、多くの浪人生を指導してきたオンライン個別指導塾センセイプレイスのデータから特によくある質問を厳選しました。
その知見を生かし、浪人に関する質問に回答していきます。
質問に応じて、おすすめの記事のリンクも入れてあるので、興味がある人はぜひ読んでみてください!
それではいきましょう!
- 浪人検討しているキミへ
- 浪人時の志望校をどうするか
- 浪人生の予備校通いについて
- 宅浪を検討中の人へ
- 仮面浪人を検討中の人へ
- 親の説得について
- 浪人の社会的イメージについて
- 浪人生の成績について
- 浪人生の生活リズムについて
- 浪人生とスマホの付き合い方について
- 浪人生と恋愛
- 浪人生と遊び
- 浪人生と休憩
- 浪人生の勉強時間について
- 浪人生の勉強方法について
- 浪人生のモチベーション管理について
- 浪人後の大学生活について
- 浪人に関する情報について
目次
①浪人検討しているキミへ
迷う気持ちは分かります。
浪人を考えている人は以下の記事もぜひ参考にしてください!
現役時に自分が受験生としてダメだったところ100個書き出してください。
浪人生が伸びないと言われる理由は反省をしないからです。
厳密にいうと2月くらいは反省する人が多いんですけど、ほとんどの人が中途半端な反省だけして浪人生活に突入していきます。
中途半端な反省とは、「俺が現役時うまくいかなかったのは勉強時間が短かったせいだ」みたいに、もっともらしいうまくいかなかった原
因を一つだけ作って、それ解消すれば受かると思い込むという感じのことです。
ですが、時間不足とか努力不足とか抽象的な理由で不合格になる人は誰もいません。
「参考書の復習が足りていなくて、この分野の知識が定着していなかった」とか、「そもそも手が回っていない範囲があった」といったように、受験の失敗の理由は、必ず明確に言語化できます。
ということで、浪人生活が始まる前にやっておくべきことは、現役時にダメだったところ100個書き出してそれをどうやって潰すか考えることです。
浪人生がやるべきことをまとめた記事もありますのでぜひ参考にしてください!
浪人が決まった受験生が3月にやるべきこと7選
あるけど取り返せるので気にしないでください。
浪人すれば働ける年数が1年短くなるので1年分の年収損します。
ただ、浪人した人は受け入れない!なんて企業は基本どこにもないし、大学卒業後の活躍次第で1年分の年収くらいなら、いくらでも取り返せます。
仮に浪人することでその後の人生が不利になるなら、そもそも浪人生なんてほとんどいないはずです。
実際、令和元年の学校基本調査によれば、19歳以上で大学に入学している人の割合は、全体で22.4%います。
これは単純計算で、現役で大学に入っていない人が、5人に1人いるということになります。
なので、浪人している人は世の中にたくさんいるし、遅れはあとで取り返せるので、何も心配しなくて大丈夫です。
一口に浪人といっても、宅浪なのか、予備校か塾に通うのか、通うならどこに通うのかで、費用に大きな違いが出ます。
より具体的にいうと、完全な自宅浪人の場合、かかるのは受験代、テキスト代のみです。
予備校だと、特に大手では年間80万円台が相場で、学習塾の場合はばらつきが大きくて、年間100万以上のところもあれば、その半額以下のところもあります。
ちなみにセンセイプレイスの場合、入会金も含めて年間56万円ほどです。
なので、どんな選択するかは基本、費用を負担してくれるご家族の意向が強く関わってきます。
ご家族としっかり話し合って、自分が納得する浪人の仕方を選んでください。
ご家族と、どのように浪人生を送るか話し合う。これを最初に済ませることは、心置きなく浪人生活をスタートさせるための一種の通過儀礼だと思うので、ご家族の意見も大事にしつつ、しかし自分の気持ちもちゃんとぶつけながら結論を出してください。
でないとあとで後悔します。
具体的な浪人の費用を知りたい方は以下の記事をぜひ参考にしてみてください!
良いと思いますがハイリスクです。
今まで積み重ねてきたものの上に、さらに積み重ねていく勉強が出来るのが浪人生の強みです。
そしてそれが圧倒的に成功率の高い正攻法でもあります。
それをやらないというのは、現実的に言えば合理的な選択ではありません。
特に元々私文型の受験生だと、理数系の科目は全てゼロベース、基礎から始めなきゃいけないケースもあるので特に危険です。
と言っても、将来の夢を叶えるために絶対必要な進路変更なら、本当に厳しいチャレンジになると十分覚悟してから挑戦するようにしてください。
その際、特に勝負を分けるのは、数学になるので、一番優先度を高くして勉強してください。
やめた方が良いと思います。
別の科目に変えたほうがモチベーション上がりそうとか、もしかしたらそっちのほうが伸びるんじゃないのか、みたいに考えていると思いますが、せっかく積み上げてきたものがあるのに、それをあえてゼロにしてしまうのはおすすめできません。
基本的は現役時代と同じ科目で受験するほうが、成功率は高いと考えてください。
ただし最終的に決断するのは皆さん自身です。メリットとデメリットを天秤にかけて、絶対にメリットのほうが上回るという確かな理由があるなら、絶対にするなとは言いません。
とにかく慎重に、後悔のない決断をしてください。
やめた方が良いと思います
文理選択を変えることは、最もリスキーな選択のひとつです。
たとえば私立文系から私立理系に変更するケースだと、もう英語くらいしか過去に積み上げてきたものを活かせません。
相当なハンディキャップを背負うことになります。
元々理系だったけど文転していたとか、昔から理数系が得意だったとかでも、現役以上に厳しいチャレンジになる可能性があります。
といっても、一時の気の迷いとかじゃなく、新しく将来の夢が出来て、その実現のためにどうしても文理変更が必要とかなら、もう覚悟を持ってやるしかないと思います。
ただそれでも、上手くいかないからやっぱり文系に戻そうとしても時間は巻き戻せないので、じっくり慎重に考えた上で、あとあと後悔しないよう、覚悟を持って決断してください。
文転を考えている方は以下の記事をぜひ参考にしてみてください!
特にありません。
浪人しないと経験できないことは、浪人っていう経験だけです。
ただ目標に向かって本気で挑戦して、努力して、考え抜いて、辛い思いもしながら丸一年をやりきるっていう経験は貴重です。
ただし当然サボればそのメリットも得ることはできません。
浪人しなくても高い目標にチャレンジすること自体はできます。浪人したから偉いわけでもなんでもないです。
ただ、人生の選択肢の一つとして浪人することを選んだなら、メリットとか考えずに本気で挑戦してみる価値はあると思います。
ということで、浪人した方が得することはないです。でも自分次第でかけがえのない成長を得られるのが浪人です。
浪人を迷っている方は以下の記事を参考にしてみてください!
早慶を卒業しない限り将来の夢を叶えられない」という場合以外は、迷ってるならマーチに進学してください。
マーチを卒業して困ることというのは基本的にありません。
学歴厨はバカにするけど、世間的に見ればマーチは十分難関大学です。
これは盲点ですが、浪人しても来年また早慶に落ちる可能性があります。さらにいうならマーチにも落ちるということも確率としてはあり得ます。
なので、「早慶を卒業しない限り将来の夢を叶えられない」という場合以外は、迷っているならマーチに進学してください。
浪人して早慶を目指すか迷っている方は以下の記事をぜひ参考にしてみてください!
②浪人時の志望校をどうするか
アリだけど気をつけてください。
浪人したら志望校を上げるっていう考え方の人多いけど、浪人したからといって、必ず自分の学力が上がるわけではありません。
効率的な正しい勉強を継続しないと、成績の伸びは頭打ちになってしまいます。
今日の自分の延長線上にしか未来の自分はいません。
浪人するだけで今年受からなかった大学よりも、さらにワンランク上の大学に受かるなら、みんなが浪人するはずです。
ひとまず志望校は現役時のままにしておいて、成績上がって余裕が出てきたら上げる。という判断が良いと思います。
志望校を上げるか悩んでいる人は以下の記事をぜひ参考にしてみてください!
人によって異なります。
東大じゃないと行く価値がないっていう価値観の人もいれば、せめて大学だけは出ておくべきだ。という価値観の人もいます。
大事なのは君自身が価値があると思える大学に進学できるかどうかです。
なので、全員に共通する線引きはありません。
ただ、せっかく浪人するなら今年受かった大学の1ランク上以上の大学には受かりたいところだと思います。そういう意味では、今年受かった大学の1ランク上以上の大学。去年の自分を超えることが出来た。
それが、将来の自分を支えてくれる、根拠ある自信を得られます。
ということで、浪人していく価値のある大学は人によって違うけど、現役時より一段難しい大学の合格を目指してください。
志望校選びに悩んでいる浪人生は以下の記事も参考にしてみてください!
この質問してる君、かなり厳しいと思ってください。
真剣に勉強してきた受験生は、志望校と自分の学力ギャップを分かっているので、「余裕ですか?」なんて普通は聞いてこないです。
厳しい言い方になるかもしれませんが、君はおそらく自分の現在の学力と、MARCHレベルまでの学力のギャップがどれくらいあるか把握できていない。はっきり言って、浪人のスタート地点としては、学力的にも心構え的にも厳しい状況です。
まずはそれを理解してMARCHの過去問を解いてみて、自分がどれだけ出来ないかを理解し、ギャップを埋めるにはどんな勉強をしていけばいいのか、真剣に考えることから始めてください。
浪人でMARCHを目指そうと考えている人は以下の記事も参考にしてみてください!
「浪人 マーチ(MARCH)」と検索しているあなたに伝えたいこと
可能です。
ただし、早い段階でゴールから逆算した学習計画を立て、正しい勉強法で着実に学力を積み重ねていかないと、合格は難しいです。
たとえ丸一年あっても、偏差値30台から早慶に合格できた例は、ほとんど見たことはないです。
もし、本気で早慶目指したいという方は、センセイプレイスの無料体験指導受けてみてください。いかにして計画的に早慶攻略していくか本気でアドバイスします。
浪人で早慶を目指したい人は以下の記事もぜひ参考にしてみてください!
普通の人です。
質問文から、2浪でMARCHの人に対する悪意を感じますが、別におかしくもなんともないです。
2浪以上する人自体少数派ですが、マーチにも2浪の人は普通にいます。
ということで、2浪のMARCH生は普通の人だと思います。
③浪人生の予備校通いについて
この質問をしている人は入った方が良いです。
おそらく、独学で勉強を進めていく方法が分からないとか、何かしらの不安があるから、予備校に入った方がいいかどうか質問しているのだと思います。
それなら予備校に入った方が受験の成功率は絶対に高まるので、入ったほうが良いです。
ちなみに予備校選びの際は、「様々なタイプの塾を、今のうちから無料体験などを活かして、自分に合うかどうかを見極める」ことです。
大学受験の塾は、丸一年通うと50万円、下手すると100万円以上かかるのが普通です。
しかも大学受験は、自分の人生を大きく左右するライフイベントでもあります。
なので、金銭面でも人生レベルでも絶対後悔しないように、「様々なタイプの塾を、今のうちから無料体験などを活かして、自分に合うかどうかを見極める」。
これだけは徹底してください。
予備校に通うか迷っている浪人生は以下の記事をぜひ参考にしてみてください!
センセイプレイスか、ガチで監獄みたいな塾のどちらかをおすすめします。
浪人生が成功するためには必ず勉強法を変える必要があります。
現役時に失敗したままもう1年追加しても受からない確率が高いです。
ただの努力を正しい努力に変えていく必要があります。
センセイプレイスは正しい努力を正しくやり切る、というコンセプトで運営しているので、浪人生には自信を持ってお勧めします。
もう一個は、監獄みたいな塾です。ガチでやる気がない浪人生の場合は、勉強法の改善とか以前に、とにかく1分1秒でも多く机に向かって、どこかしらの大学の合格を掴む必要があると思います。
浪人した場合に1日の平均勉強時間が2時間を下回りそうだ。という人は監獄みたいな、超厳しい予備校をお勧めします。
ということで、浪人生にオススメなのは、センセイプレイスか、ガチで監獄みたいな塾、どちらかです。
センセイプレイスが浪人生に強いです。
センプレ では、最高に伸びる浪人生が実際にたくさんいます。
センプレは志望校合格から逆算した長期的な学習計画を立てて、それに基づいて毎週の計画を立てて、上手くいかなかった部分は一つひとつ改善していくという仕組みです。
一人でやるとなったら、とても難しいことですが、プロのセンセイがサポートしてくれるので、それが圧倒的な強みだし心強いと思います。
やるべきことはもちろん、何を改善すれば伸びるのかはっきり分かって、実際に伸びていくから受験がゲームみたいに楽しくなります。
また毎日の理想的な学習習慣の確立や、精神的な孤独など、浪人生が絶対ぶち当たる壁にも先手を打って、つまずかないようサポートも徹底して行います。
ぜひセンセイプレイスの無料体験指導を受けてみてください。
センセイプレイスは完全オンラインで、全国どこからでも指導を受けられます。
地方の受験生と話していると、「塾の講師が地元の大学生しかいない」っていう悩みを実際よく聞きますが、センプレのセンセイは全員、難関国立もしくは早慶出身の受験のプロなので、地元では出会えないセンセイからも指導を受けられます。
センプレの場合、生徒一人ひとりにセンセイが専属コーチとしてついて、受験が終わるまで毎週指導を行うし、学びログっていう学習記録ツールを通じて、日々の学習改善のコミュニケーションも行うので、勉強面でもメンタル面でも心強いと思います。
宅浪ならではの人との関わりを持てない、という悩みを解消できるのがセンプレの強みの一つでもあるので、もし良かったら一度体験指導を受けてみてください。
センセイプレイスに関する詳しい内容については以下の記事を参考にしてみてください!
④宅浪を検討中の人へ
社会との関わりがないからきついです。
宅浪はバイトしたり、自分から友達を誘いでもしない限り中々人と関わる機会がありません。
気晴らしに誰かとちょっと話をしたいと思っても出来ません。
孤独だと悪いことばかり悶々と考えてしまう人は多く、だんだんと宅浪生活が嫌になって来る、というケースは実際にあります。
実際、コロナ禍の自粛生活で辛さを痛感した人は多いと思うので、人と関わりにくい状態が一年間、ずっと続くと思えば、どれくらいきついか簡単に想像できると思います。
しかも、なかなか成果が出ないとか、長時間勉強するのが辛いとか、受験生ならば誰でも直面する辛さも当然加わります。
逆に、人と会わなくても余裕っていうタイプだったら宅浪って好きなだけ勉強し放題なので、成績も伸ばしやすいし天国です。
宅浪について詳しく知りたい人は以下の記事を参考にしてみてください!
アリです。
宅浪してる浪人生って勉強のやり方さえ間違えなければ、この世で最も成績が上がる人種です。
通学時間もなければ、決められた授業を受ける必要もなく、自分にとって最も理想的な学習計画、教材、ペース配分で勉強できるので、志望校合格に一直線に向かっていけます。ハマれば死ぬほど成績が伸びます。
ちなみにセンプレの浪人生は、専属のコーチがつくことを除けば、普段は自学自習スタイルなので、実質宅浪みたいな部分もあります。
でもみんなしっかり成績を伸ばして成果を出しています。
ということで、勉強法さえ間違いなければ最適効率の受験勉強ができるので、宅浪はアリです。
宅浪することに不安がある人は以下の記事をぜひ参考にしていてください!
自分が宅浪ができるかどうかを基準に選んでください。
宅浪は自分にとって最も理想的な学習計画、教材、ペース配分で勉強できるので、正しく努力さえできれば最も成績が伸びます。
宅浪ができるなら宅浪をした方が最も学習効率が高いです。
宅浪は予備校に行けない人がするもの、というイメージがありますがそんなことはありません。
宅浪ができない人が予備校に行く。こう考えた方が良いです。
一人でやって受かるビジョンが見えてるなら一人で宅浪、年間の学習計画、学習効率、安定的な勉強時間の確保、この辺に不安があるなら、宅浪しながらセンセイプレイス。強制的に椅子に座らせられないと勉強ができないなら、厳しい予備校に通う。この3択で考えると良いと思います。
ということで、予備校は自分が宅浪ができるかどうかを基準に選んでください。
宅浪と予備校で迷っている人は以下の記事も参考にしてみてください!
坦々と意識高く過ごすことです。
とにかく、毎日学習目標を決めて、それを確実にこなして、志望校との距離を詰め続ける。
これを坦々と継続できれば受かります。
もちろんゴールから逆算した学習計画は必須なので、それだけは絶対忘れないでください。
あとは一日の目標をちゃんと達成したら、残りは自由に過ごしてOKといったルールを設けておけば、勉強面・精神面のバランスがとりやすいです。
メリハリを大事にするのも、浪人生活が上手くいくコツです。
宅浪を成功させる秘訣を知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください!
自分の力を過信することです。
宅浪だと常に一人で、比較対象になる分かりやすいライバルが周りにいません。
自分しか見えないので、自分の実力を過信しやすくなります。
「ま、今日はこんくらい勉強したし大丈夫だろ」とかつい自分に甘くもなりやすいです。
だから定期的に過去問を解くなりして、客観的な指標で自分の学力を測る習慣をつけておきましょう。
積極的に模試を受けることも大事です。
はっきり目に見える数字をもとに、常に良い意味で危機感、緊張感を持ち続けてください。
宅浪で気をつけるべきことを詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください!
特別必要なわけじゃなければ借りなくて良いです。
たとえば実家が仕事場で、日中は騒音がすごくてどうしても集中できないとか、止むを得ない理由があれば、借りることを検討したほうが良いと思います。
そうでなければ、自分の部屋で勉強するのが一番です。移動時間ゼロだし、起きて数秒後に勉強開始することもできます。
コロナが完全終息していない状況も考えると、保健衛生的な面においても、自宅学習が一番だと思います。
自分の部屋を魔改造してそこで勉強するのがおすすめです。
移動時間ゼロだし、起きた数秒後から勉強開始できるので、自分の部屋以上にコスパの良い勉強場所はないです。
コロナもいつ鎮静化するか、現状まだ分かっていないので、保健衛生面からも自分の部屋が一番安全だしおすすめです。
その上で、とにかく自分が勉強しやすい、少しでもモチベが湧くような部屋に魔改造してください。
あと、「自分の部屋だと遊んじゃう」という人がたくさんいると思いますが、それは自分の部屋を遊ぶ場所にしているのが原因です。
「自分の部屋は勉強する場所」「リビングが休む場所」と分けるようにしましょう。
自分の部屋では絶対に勉強しかしない。例外は、夜に眠るときだけ。これを徹底しましょう。
ちゃんと腹を割って話しましょう。
宅浪というのは、一つの大きな変化です。それを決めた本人の君はもちろん、傍で見守ってるご家族も、色々心配したりとか、お互いにストレスを感じやすい状況だと思います。
そこにコロナ自粛も重なって、特にストレスを感じやすくなっている面もあるのかもしれません。
何が喧嘩の原因になってるのかこの質問だけでは分かりませんが、明確に原因があるのだとすれば、お互いに納得がいくまでしっかり腹を割って話し合う。
これが根本的な解決策になると思います。
家族同士だとつい感情的になりがちで、冷静に気持ちを伝え合えていないことも多いです。
ただ、もし具体的な原因がなくて、宅浪やコロナの影響から感じているストレスのせいで、何となくイライラして喧嘩し合っている状況なら、過度にコミュニケーションをしないよう、ルールを決めたりするのも大事です。
たとえば君の部屋の前にホワイトボードをぶら下げて、そこに勉強中と書いてる間は、何があっても部屋に入らない、声をかけないでもらう、というようなルールはおすすめです。
ということで、親と喧嘩しがちな宅浪生は、お互いに腹を割って話して、根本的な原因を解消してください。
⑤仮面浪人を検討中の人へ
やめる必要はないけど、仮面浪人は失敗リスクが一番高い浪人方法です。
なぜなら、大学生活と受験勉強が両方中途半端になってしまう人が多いからです。
大学生活って何となく楽そうっていうイメージを持っている人が多いと思いますが、中には毎回出席して、結構時間かけて勉強しないと試験をパスできない科目も普通にあります。
それに加えて本気で受験勉強するというのは正直茨の道です。
結果、二兎を追う者は一兎をも得ずになって、受験が上手くいかず、大学生活の一年目を無駄にしたと後悔しながら、二浪目を考える。
こういう結末を迎える人は実際多いです。
それはよりは、受験の失敗を一つの糧にして、大学生活の中でまた新しく輝ける道を探したほうがいいと思います。
それを承知の上で、絶対にもう一年チャレンジしたいという覚悟のある人だけが、仮面浪人しても大丈夫だと思います!
浪人生である自覚をすることです。
大学に通っていれば、当然レポートの提出や試験があるから、時期によって優先すべきものが出てきます。
そっちにかかりきりになって、受験勉強が疎かになる。あとはクラスで出来た友だちに、食事や遊びに誘われて、ついその甘い誘惑に乗ってしまう…
危険な落とし穴は、常に身の回りにあります。
なので仮面浪人生は、大学の試験前までにこの参考書を終えておこうとか、過去問でこれくらいの点数はクリアしておこうとか、長期的な計画、段取りが絶対に欠かせません。
自分にとって最大の目標は受験なんだと、常に自覚しておかないと、物事の優先度や計画を誤って失敗に繋がります。
⑥親の説得について
浪人にかかる費用を自分で稼ぎながら浪人してください。
浪人させたくないという親御さんは多いですが、ほとんどの場合理由は2つで「金銭的に不可能という場合」、または「子供を信用していない場合」。このどっちかです。
金銭的に浪人がNGな場合、それはもう受け入れるしかないです。
バイトをして、受験費用、教材代、必要なお金を全て稼ぎながら受験してください。
実際、過去にセンセイプレイスの生徒でも、現役時は全落ちだったけど、浪人時代は自分で塾代も受験費用もすべて稼いで、最終的に明治に合格した人がいます。
もう一個の「子供を信用していない場合」。これは現役時の君の行いや、現役時の受験結果を判断材料に「どうせ浪人させてもうまくいかないだろう」と思われているということです。
これもバイトしながら毎日超勉強してれば、流石に親御さんも「うちの子供は本気だ。応援しよう」という気持ちになります。
加えて模試などでも結果が出るとより良いです。
まずは行動で見せる。これが大事です
マーチ未満の大学に進学する人、もしくは大学自体進学しない人の人生が無意味かどうか、自分で考えれば答えは分かると思います。
おそらく君の親御さんは、たぶん学歴で何らかの苦労をした経験があるか、あるいは学歴で大きなメリットを感じた経験があるため、君のことを考えてMARCH以上に合格しろと言ってるのだと思います。
でも、自分の人生を決めるのは自分です。親や他人が決めるものではありません。
進路も結婚相手も、親の言う通りという時代もあったと思うけど、今は違うし、そんなの君だって嫌ですよね?
まずは君自身がどうしたいのか、正直な気持ちで結論を出した上で、親御さんと進路について話し合ってみてください。
もしかしたら衝突することになるかもしれないけど、どんな進路を選ぶかってことは人生で本当に大事なことなので、後悔のないよう、腹を割ってぶつかって欲しいと思います。
⑦浪人の社会的イメージについて
マイナスのイメージは一切ないです。
目標に向かって頑張ってるんだから、マイナスのイメージなんてありません!まじ頑張れ!
何もおかしいところはないし、不安を感じなくて大丈夫です。 文科省の調査によれば、19歳以上で大学に進学する女性の割合は、全国で約18%いることが分かっています。
世の中的には5人に1人に近い数字なので、君の周りにはたまたま少なかったというだけだと思います。ちなみにセンプレの浪人生も2割以上は女性です。普通にたくさんいます。
浪人は誰かに言われてやるものじゃないし、自分で下した決断だと思うので、胸を張って浪人してください。応援してます。
そういうもんだよ人間は!めっちゃ気持ちわかる!
その上で言うと、どうにかしようと思わなくて良いです。
浪人生なら誰しも、あいつは春から大学生活楽しむんだろうな、とか考えるのが普通です。友だちと自分を比べちゃったとしても、それをおかしいとか駄目だと決めつける必要はないです。
浪人生活は精神的にしんどくなることも多いので、自分の気持ちはありのままに受け止めてあげたほうが、上手くいきやすいです。
自分は一年遠回りする分、強くたくましく成長して、来年に素敵な大学生活を送ればいい。そんな風に考えてください。
むしろ自分が浪人に対しての偏見があるから、それを自分にあてはめているのだと思います。
だからまずは、君自身が、浪人に対してのネガティブな思い込みを捨て去ることが大事です。
浪人生活は、普通に学校に通っていると気づけないこと、考えられないことを考えながら、自分の未来をつくっていける期間だと考えています。
ただ、「浪人」という言葉にマイナスイメージがあるのだと思います。学校に縛られずに、自由に自分主体で勉強していける人だから、「フリーラーナー」という呼び名もアリじゃないかと思います。
もともと歴史的にも「浪人」は脱藩した人にも使われていました。
すなわち自由人なわけです。そんなイメージを持って思い込みを捨ててもらえればと思います。
フリーラーナー。夢追い人。プロ受験生。挑戦者。いろいろな呼び方ができると思います。
ただ、今挙げたようなのをリアルに答えると、痛い人だと思われてしまうので、あえて言うと、堂々と胸を張って「浪人です」と答えて欲しいです。
ちゃんと覚悟持って浪人すると決めたのなら、何も恥ずかしがる必要はないと思います。
プライドを持って毎日一生懸命勉強してください。それさえやってれば、自分の身分がどうかなんて気にならなくなります。
頑張ってください。
⑧浪人生の成績について
絶対してください。
現役時の失敗を細かく原因分析して、その改善を具体的にしていかないと、浪人生活の場合、学力が伸び悩む、というケースが本当に多いです。
自分が合格点に1点足りなかったのか、それとも1割足りなかったのかで、この一年、勉強面でどの部分を改善すべきか、方法はぜんぜん違ってきます。
むしろ、目標とどれくらい開きがあったのかを知って、そのギャップをいかに埋めるかを計画的に割り出すのが、浪人生のスタートです。
なので、得点の開示請求は絶対にしてください。
現役時と志望校変えないのであれば、きっと大丈夫だと思います。
現役時と志望校変えないのであれば、あと残り一年で一点分詰めるだけです。
よほどサボったり油断したりしなければ、現役時代の反省を活かして、次は手堅く合格できると思います。
この現状を踏まえて、もう一段上の大学を目指すのも良いと思うし、もし受けてないならTEAPや英検とか、より受験が有利になり、かつ自己研鑽にもなるチャレンジをしてみるのも手だと思います
現状だと時間の余裕は結構ありそうなので有効活用してください。
難易度が高すぎてもだめだけど、低すぎても気が緩んでしまうので、1点だけ上げてギリギリ最低点合格と考えないようにしてください。
気が緩むだけでなく、ちょっとしたミスで不合格になってしまいます。ギリギリ落ちたなら、1年後は特待生合格くらいの高みを狙っていきましょう。
そしたら合格間違いなしです。それぐらいの時間はあります。
浪人で余裕をぶっこいている受験生にはやる気を出すためにも以下の記事をぜひ参考にしてみてください!
浪人生がモチベーション高く勉強する方法5つ【経験者が語る】
ホントです。
早い段階の模試だと、現役生はまだ部活を引退してなかったりと、勉強に本腰を入れられてない人も多いので、一度受験を経験している浪人生のほうが、有利な判定が出やすいです。
現役生はこれから先、本気になってどんどん追い上げてくるので、春以降偏差値が下がっていく浪人生はたくさんいます。
だから最初の判定で絶対に油断せず、後半で偏差値が上がらなくても過度に悩みすぎないようにしてください。
特に今良いリスタートを切れていない浪人生は、春の段階で思った以上に良い判定が出て、油断して、後半沈んでいく、という辛い受験になるケースが多いので要注意です。
一方で、良いスタートダッシュを切って、現役生に追いつかれることなく、春からずっと成績を伸ばし続けて合格する浪人生もいます。
とにかくスタートダッシュが大事なので、現役時の失敗をしっかり振り返った上で、良いリスタートを切ってください。
伸びますが、難しいです。
そもそも浪人生の場合、現役時の積み重ねによって、全体的に現役生より学力の初期値が高いので、成績を伸ばすのに苦戦しやすい傾向にあります。
たとえば共通テストの過去問で、基礎がまだ固まっていないところから6割の点数を取れるようになるのと、既に8割取れているところから9割安定して取れるようになるのを比べたら、どっちが難しいか一目瞭然だと思います。
浪人で伸びる人伸びない人について詳しく紹介している記事もあるのでぜひ参考にしてみてださい!
努力不足だけ解消すれば受かると思ってる人が多いからだと思います。
努力の量が足りないことは浪人した理由の一つの原因だと思うけど、努力の質が足りないことも大きな原因です。
日々の勉強法の改善とか、根本的な勉強のやり方の重要性に気がつけないまま、勉強量だけがむしゃらにこなす人が多いから、現役時代と同様伸び悩む。
現役で失敗した原因をきちんと理解して、それを改善していくという正しい努力が、全ての浪人生に必要です。
正しい努力が出来た偏差値30台の人です。
偏差値が30でも40でも50でも成績を伸ばせます。ただ偏差値30の人が偏差値を40上げるのはできても偏差値50の人が偏差値を40上げるのは無理です。
わかりやすく伸びる武勇伝的なのはスタート地点が低い人です。
偏差値30台の人の中には、効率的な正しい勉強のやり方を知らなかったから伸びていなかっただけ、という人がたくさんいます。
実際、センセイプレイスでの勉強法改善を通して偏差値30だった子が偏差値70か60台後半とかになる人は結構います。
ただ、偏差値30とか40から偏差値70に上げるよりも、偏差値70から偏差値75に上げる方が難しいので、見かけの偏差値がどれくらい伸びた事とそのすごさはあまり関係ないです。
受かるために爆伸びが必要なら爆伸びさせればいいという認識で、受かるために必要な勉強だけをやってください。
浪人で伸びる人の特徴について詳しく紹介している記事があるのでぜひ参考にしてみてください!
現役時、散々だった浪人生、F君の話をします。
高1から塾に通って勉強時間は頑張り続けていたF君。監獄のような塾予備校で辛いのに耐えて3年間頑張りました。
でも、勉強法を間違っていたので、基礎力もボロボロのまま、まったく伸びずに現役で全落ち。
その後、センセイプレイスで浪人して、学び方を基本から見直し、改善し続けることで、日々成長の手応えを実感しながら勉強できるようになりました。
結果、辛いばかりではなく、成長の楽しみを感じながらの充実した浪人生活で、最終的に早稲田大学合格しました。
⑨浪人生の生活リズムについて
遊んで良いと思います。
ですが、「3月は遊ぶ期間」だと捉えるのはやめてください。
少なくとも週5日、1ヵ月のうち20日は勉強して、残りの10日は遊ぶとか、きちんとメリハリをつけて過ごしましょう。
3月丸々勉強しないと、4月にまたゼロから学習習慣を立ち上げていくことになります。
勉強のペースを掴めなくてスタートダッシュに失敗してしまう人が多いので気を付けてください。
浪人生が3月にするべきことをまとめた記事もありますのでぜひ参考にしてみてください!
学校がないことです。
通学時間もゼロで、授業もありません。
周りに合わせる必要も一切なく、自分が一番理想的だと思う計画、教材、勉強法、ペースで、いつでも好きなだけ勉強できます。
現役生にこの特権はないので、ぜひ有効活用してください。
アリです。
ただし基本的には、経済的な事情があって、どうしてもバイトしないといけない人以外は、勉強一本に集中することを強くおすすめします。
月1で気分転換に日雇いバイトするくらいだったら問題ないし、むしろ良い気分転換になると思います。
ちなみにセンプレの先生でバイトしながら浪人して早稲田に合格した先生が現在在籍しています。とても良い先生です。
仮面浪人もそうですが、受験勉強ともう一つの両立は超ハードで、正直、誰にでもできることではありません。
高3の時、部活動と勉強の両方をがっつりしていた人なら、両立のきつさは簡単に想像できると思います。
2兎を追うものは1兎も得ずになりやすいです。
ということで、経済的な事情がある人が、浪人中にバイトするのはアリだと思います。
浪人中のバイトについて詳しく紹介した記事もありますのでぜひ参考にしてみてください!
生活リズムを安定させてくれるバイトです。
たとえばコンビニや、スーパーの品出しなどが挙げられます。
毎回出勤時間がバラバラなバイトだと、生活リズムを崩しかねません。
朝起きられない人は、朝のバイトに合わせて起きることを習慣化するのも良いと思います。
ただしバイトは疲れます。帰って来てそのまま寝ちゃうなんてあるあるです。
なので理想は、受験勉強を最優先させて、「よし、一日の学習目標を達成したぞ、じゃあバイト行くか」という感じで、夕方以降の固定の時間帯でできると、生活リズムは安定しやすいと思います。
で、帰ってきたらシャワー浴びるなり風呂に入ってすぐに寝てしまう。
こうすればぐっすり眠れて、早朝から勉強が捗ると思います。
朝に前日の復習をして、日中がっつり勉強して、夜にその日の復習をするのがおすすめです。
人間の記憶のメカニズムを考えると、この流れで勉強するのが最も記憶の定着率が良いです。
また、午前中は、脳がフレッシュ状態なので、難しいタスクでも難なくこなしやすい、ということが科学的にも証明されています。
早起きしてまずは復習して、そのあとちょっと荷の重い勉強を片付けて、午前中の間に4,5時間勉強時間を稼ぐ。
このスケジュールで過ごせると、午後の勉強に弾みがつきやすいので、ぜひ実践してみてください。
浪人生のスケジュールの立て方について紹介している記事もありますのでぜひ参考にしてみてください!
朝起きる。それだけです。
朝起きれないから、テンション下がって、勉強をまともにしないまま、ズルズル1日を過ごす。そして夜寝ようと思っても、朝が遅いせいでなかなか寝付けず昼夜逆転。これが浪人生の失敗の王道パターンです。
だから、朝起きる。そのためには、夜寝る。
学校と違って、朝何時に起きて登校する、という強制力が浪人生にはありません。
ただし逆に言うと、決めた時刻に起きて、決めた場所で勉強し始めることができれば、簡単に生活リズムを安定させることができます。
ちなみにセンプレでは、ネット自習室を開設しています。
土日祝は朝8:45-11:00の間にやっています。去年の休校期間にネット自習室をはじめましたが、全国の受験生が朝からちゃんと集合して、毎日リズムよく勉強していました。
ルーティンさえあれば、朝起きることは難しくないので、ぜひチャレンジしてみてください。
夜型の人間としてどう幸せに生きていくか、を真剣に考えてください。
人間って遺伝で朝型夜型が決まってしまう部分もあるので、無理な人は、朝起きることが本当に無理なんだと思います。
そのレベルで朝起きれないと仮定して話しますが、「諦めて夜型の人間としてどう幸せに生きていくか?」を真剣に考えたほうが良いと思います。
たとえば、夜勤の仕事だとどんな職種があるのか? その仕事に就くためには、どんなことを大学で学ぶ必要があるのか? 夜間の大学に通うならばどこがいいのか? そんな風に考えていく。
人間には誰しも、どう努力しても変えられない部分はあります。それを引き受けた上で生きていくことも大事だと思います。
一日だけ徹夜して、翌日の夜の早い時間帯に寝てください。
これをやると、昼間に絶対眠くなると思いますが、そこをこらえて夜の早い時間に寝る。そうすると、次の日から生活リズムが戻ります。
この方法で解決はできるのだけれど、問題は、無理やり起きようとしている日中が眠いので、これをやるたびに半日分くらい実質的にロスしてしまうことです。だからできるだけ昼夜逆転をしないように心がけてください。
そのためのアドバイスとしては、まず朝起きたら日光を浴びることが大事です。
起床直後に日光を浴びると、セロトニンという脳内物質が生成されます。
セロトニンが不足すると、睡眠障害を引き起こすので、規則正しい生活リズムをキープしにくくなります。
なので質の高い睡眠を取って、気持ちよく朝起きて、真っ先に日光を浴びましょう。
お茶は適度にカフェインも取れるし、リラックスにもなります。お茶を入れるという動作も含めて、いい気分転換になるので、ルーティーンとしてオススメです。コーヒーも好きな人多いと思いますが、飲み過ぎると刺激が強いので胃を痛めたりするし、カフェインが強いのもよくないので、お茶を強くおすすめします。午後3時以降はカフェインレスのお茶を選ぶ、もしくは何度も淹れてほぼ透明に近い出涸らし状態にして、意図的にカフェインを減らしたお茶を飲むという技もあるので、興味のある方は、ぜひ試してみてください。
5、6月がいちばん危ないです。
まだ受験は先だからと、緊張感の緩みで遊んでしまいやすいのが原因です。
あとはスタートダッシュの疲れが出て5月病に陥り、どうしても机に向かえなくなる人もいます。
5,6月の中だるみを避ける超オススメの対策は、8月末に「仮想本番」を実施することです。
そこで合格最低点上回れなかったら不合格になる、と受験本番と同じ覚悟で挑んでください。
常に仮想本番まで残り何日?ってカウントして、意識し続けましょう。9月以降のことは全て忘れるくらいでもいいです。
実際、8月末に合格点を出せれば、もう半年あるんだから余裕で受かる、だからそこに向けて全力でやる、というスタンスで日々改善を積み重ねて頑張り続ければ、最高の受験生活になると思います。
浪人生活をうまくやって行くための方法を知りたい方は以下の記事もぜひ参考にしてみてください!
こんな時間に起きてしまった、からのズルズルです。
これは全ての浪人生が、絶対一回は経験すると思う。
具体的に言うと、朝寝坊したと気づいた瞬間、「今日は駄目な日だ」と勝手に決めつけて、いつまでも布団の中でグズグズし続けてそのあと遊んで、結局丸一日勉強しない、という流れです。
一回この失敗をしたという既成事実を作ってしまうと、まあいいかの精神で、二度三度と発生しかねない。
なので、大事なのは、こんな時間に起きてしまった、からの「即勉強開始」です。
こういう切り替えで失敗をカバーするのが上手い受験生は受かります。気持ちの軸がブレないから。これはマジです。
浪人生によくあるネガティブな部分について知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください!
家でできる筋トレです。
受験生は基本、毎日長時間同じ姿勢で机に向かうことになるので、様々な健康面のリスクに晒されます。
具体的に言うと、肩こり、腰痛、血流の悪化。さらに最悪の場合、血管の中に血のかたまり、“血栓”が出来て、それによって脳梗塞、心筋梗塞を引き起こす危険性さえあります。
なので受験生は、自発的に体を動かして、健康をキープするのがとても重要です。
しかも筋肉をつけておくと、基礎代謝が上がります。基礎代謝っていうのは、起きている状態のときに必要なエネルギーのこと。
基礎代謝が高ければ高いほど、勝手にカロリーが消費されるので、太りにくくなります。
運動不足で体重が気になってきた人にも筋トレは効果的です。
⑩浪人生とスマホの付き合い方について
重度の依存症なら解約してください。
依存症に陥っている場合、物理的にスマホを遠ざけるしかないです。となると、解約が一番効果的だと思います。
と言っても、緊急の連絡手段は必要なので、解約した上でガラケーに変えるのが一番良いと思います。
センプレの生徒でも、1年間スマホを解約してガラケーのみで過ごして合格を掴んだ浪人生は実際にいました。覚悟を決めてればそれでもぜんぜんやっていけます。
とにかく一度解約して、スマホがない生活に慣れて、勉強のリズムが作れた時点で、スマホ再契約を検討するのがいいと思います。
ついついスマホを触ってしまう浪人生は以下の記事も参考にしてみてください!
特に問題ないです。
SNSは、使い方を間違える人に問題はありますが、SNS自体は何も悪くありません。
効果的に受験情報を収集する、ほかの受験生の投稿を見て、負けられないぞと奮起の材料にする。
こんな風に、自分にとってプラスになる使い方が出来るなら、それは積極的に活かすのがいいと思います。
一方で、だらだら暇つぶしに見てしまう、不毛なレスバをしてしまう、ほかの出来る受験生の投稿を見て凹んだりする人は、ただ時間を浪費してるだけなので、SNSを使うのに向いていません。
自分がSNSを正しく使いこなせる性格か、そうでないかを理解した上で、適切な距離感でSNSと関わるようにしましょう。
その日やった勉強時間÷12、です。
浪人生の場合、毎日12時間勉強するのがが一番理想的です。
睡眠時間は人それぞれですが、大体の人は8時間くらい寝てると思うので、残り4時間。
そこから食事とか入浴とかの時間を引けば、1時間くらいはYouTube見ても特に差し支えないし、いい気分転換になるんじゃないかと思います。
携帯は、基本的には持ってた方が良いです。毎日ほぼ人に会わない状況の宅浪生でも、家族だったり、誰かに急に連絡を取る必要が出てくることもあります。具合が悪くなって、救急車を呼びたいという状況だって、起こらないとは言い切れません。その上でいうと、スマホ依存症の人が、ガラケーに変更するのはありだと思います。実際スマホ依存症に陥ってたけど、ガラケーに変えた結果、一年間めちゃくちゃ勉強に集中できて頑張れたというセンプレ生がいました。とにかく、何か緊急事態が起きたときに備えて、手元に連絡手段があるということが大事です。
⑪浪人生と恋愛
告るなら夏前に告りましょう。
さすがに夏を超えても片想いで悶々としているようだと、勉強面でかなりのハンデを背負うことになるので、夏前までに片想いは決着つけといたほうが良いです。
なので告るなら夏前まで。
告らないなら一旦恋愛のことは忘れて、今年度の受験が終わってからまた考えるという風に、戦略的に結論を先延ばしにしてください。
とにかく恋愛のせいで勉強できなくなっちゃ本末転倒なので、告るか告らないか、後悔ない決断を下して健全なメンタルを維持しましょう。
受験中の恋愛について詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください!
7月以降、受験が終わるまで何があっても振らない条約を結んでください。
当たり前だけど、本当に好きな人に振られると、相当メンタルをやられて勉強に手がつかなくなる危険性があります。
なので、受験の天王山と呼ばれる夏以降に振られると、受験生としては致命的な痛手です。
なので、「受験が終わるまで何があっても振らないで欲しい。その代わり、自分は本気で頑張って合格します」と伝えて、日々の頑張りを、何らかのかたちで相手に見せてあげたらどうでしょうか。
と言っても、振られるときは振られます。
お互い浪人生同士なら良いけど、相手が一歩先に大学生になっていると、どうしてもすれ違いは起きやすくなります。
人間関係に絶対はないので、付き合っている以上は最低限、その覚悟は持っていてください。
受験中の恋愛について詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください!
⑫浪人生と遊び
夏は受験の天王山。それは皆さんもご存知だと思います。でも逆に言うと、夏までは多少のんびりしてても大丈夫でしょ?と内心思っている人は、毎年結構います。なので、春から夏にかけては、受験以外のことに気が向きがちです。たとえば予備校に通う人だと、友だちと遊び呆けてしまった、彼女を作って青春してしまった、という失敗例。宅浪生でも、元々参考書を探すつもりでブックオフに行ってたら、いつの間にかブックオフで立ち読みすることにハマった、なんて話も聞いたことがあります。なので、とにかく優先度第一位は受験勉強、誘惑に負ければ落ちると自覚を持って過ごしてください。根性論めいたことを言いたいわけではなく、誘惑にだけは耐えないと、物理的に時間を奪われて不合格ルートに突入してしまいます。ということで、浪人生活の中で誘惑の多い時期は、春から夏までです。
家でできるイベントをなるべく楽しむと良いと思います。
まだコロナが完全に終息したわけじゃないので、受験生としては、安全第一で行動して欲しいなと思っています。
ちなみにコロナの影響で、人生ゲームとかモノポリーとか、家族で手軽に楽しめるアナログのボードゲームが人気になってるんだそうです。
何だかんだで、浪人生が終わったら一人暮らしを始めるし、家族と過ごす時間は残り僅かという人も結構います。
それを考えれば、家族との過ごす時間を大事にするというのは、今しか出来ないことなのかなと思います。
ということで、浪人生は家でできるイベントを楽しむと良いと思います。
友達は不要、仲間は必要。
ただ慣れ合ってるだけのような、浅い友だちと関係を保ってても、別に良いことはないです。
特に浪人生の場合、そういう人との付き合いで時間を使うのは本当に勿体ないです。
一方で、君が本当に困ったときに包み隠さず悩みを相談できる人とか、あいつが頑張ってると何か知らないけど自分も頑張ろうって励まされるような人。
そんな仲間には、必要に応じて頼ったり、連絡とり合っても良いんじゃないかと思います。
受からなきゃ、と思わないことです。
最終的に受かるかどうかは、神様以外には分かりません。
受験の結果は、自分ではコントロールできない。受験生は誰しも、ベストを尽くすということしかできません。
自分でコントロールできないことを心配し始めると、無限に心配することになります。こうなると一切浪人生活を楽しめなくなります。
だから、受からなきゃ、よりも、毎日・毎週、決めた目標を達成しきれているか?を自分に問いかけましょう。
実際に自分が達成したこと、自分の成長だけを見て、それを素直に喜ぶことを大切にする。
とにかく、自分でコントロールができる、自分自身の行動にフォーカスしてください。
机に向かって目標を達成し続けられれば、受かる、と思えばいいし、実際受かる人はそういうメンタルを持って日々を過ごしている。
人事を尽くして天命を待つの精神です。
最高の浪人生活を送りたい方は以下の記事も参考にしてみてください!
⑬浪人生と休憩
息抜きは自分の好きなことがオススメです。ただし息抜きは、その日にやると決めた目標を達成してからにすることが条件です。もし最初に好きなことをやってしまうと、当たり前だけどそこから抜け出せなくなります。うまく息抜きしている受験生だと、音楽を聴いたり、漫画を読んだりが多かった。あとは散歩などをしている人が多いです。
大丈夫。甘くないです。
受かるかどうかは、一週間に勉強しない日があるかどうかで決まるわけではありません。
合否を決めるのはあくまでも、本番で合格点を上回れるかどうかの一点だけです。
志望校の過去問を分析して、どういう知識が必要なのかを見抜いて、それを身につけて、実際にアウトプットできるようになれば受かります。
ということで、君が正しい方向に向かって勉強できていて、ペース的にも大丈夫そうなら、週一で休んでも問題はないと思います。
浪人生のスケジュールについて詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください!
自由だよ!!
当たり前の話ですが、勉強以外に必須なのは、食事・睡眠・シャワーか入浴。それくらいのものです。あとは自由。
自由時間は、鬼滅の刃を見ても呪術廻戦見ても、何しててもOKです。有意義に使って下さい。
⑭浪人生の勉強時間について
12時間以上です。
センセイプレイスはこの4つを満たしている人が大学に合格するために必要な最短時間、「最短合格時間」という一つの指標としています。
この「最短合格時間」に照らし合わせれば、難関国立なら最低3000時間、早慶なら最低2000時間から合格可能性が生まれます。
これを参考値として考えると、もちろん正しいやり方で勉強できていればですが、毎日継続して12時間勉強できれば、基本どの大学でも合格できる学力が身につくと思います。
浪人生の勉強時間について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください!
4時間です。
もちろん、受験生活の最初から最後まで毎日4時間というのはさすがに少なすぎるけど、どうしても外せない用事があったり、休息が必要な場合もあると思うので、そういう日に限っては、ひとまず4時間。
午前か午後の片方はしっかり勉強する。そういうイメージの4時間です。
ずっとフルスロットルで勉強し続けるのがもちろん理想的ですが、それだと長続きしない場合もあります。
プロのスポーツ選手も、トレーニングの負荷を時期ごとに調整しています。
しんどくなったときは、午前だけ4時間勉強してあとはリフレッシュにあてるとか、メリハリを持った時間の使い方をして、勉強を長続きさせられると良いのではと思います。
浪人生の勉強時間について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください!
12時間です。
毎日12時間勉強すれば、どの大学だって受かり得る学力を身につけられます。なので12時間という指標は変わりません。
ただしもちろん、正しい方法に沿って勉強出来ていることが前提です。
一人暮らしとなると、炊事、掃除、洗濯、全部自分でやらないといけないので大変だと思います。
ただ、もし一人暮らしで浪人生活を乗り切れたら、自己管理能力、メンタル面、ありとあらゆる部分でほかの浪人生を超える成長が出来ると思います。
頑張ってください。
時間を有り余らせないでください。
毎日、鬼気迫る勢いで勉強してれば家族も頼みづらいと思います。
実際頼まれるということは、知らず知らずのうちに、頼んでも大丈夫だ、と思われるような雰囲気を醸し出している可能性が高いです。
でも、家事やるのはいいと思います。
何だかんだで体を動かさなきゃいけないし、リフレッシュになります。
さらに家事をやると、出来た料理とか、綺麗になった部屋とか、干し終わった洗濯ものとか、分かりやすい成果物があります。
受験勉強ってなかなか終わりが見えないけど、家事には分かりやすい終わりがあります。
成果物を仕上げる、何かを終えるってことは、精神衛生上とても良いことです。
なので、無理しない範囲で家事を手伝うのもアリだと思います。
⑮浪人生の勉強方法について
延長線上の勉強はNGです。基礎の見直しから始めてください。
まず不合格になったのは、現役時代に勉強面で何らかの問題点を抱えていたからです。
なので、今までの延長線上で勉強するのはNGです。
必ず失敗を振り返って、現役時の課題を見抜いて、それを改善できる新しいやり方でリスタートを切る必要があります。
受験後は一息つく、という人が正直大半だと思うし、そうなると、基礎レベルの知識の抜け漏れは少なからず出てきます。だから基礎から固め直す。
実際、基礎の抜け漏れがあって落ちた人もいるはずです。
受験直前期や入試期間中に参考書の総復習をしていた人は、基礎の見直しを徹底的にやっても大して時間はかからないし、腕鳴らしには丁度良いと思います。
時間が経つごとに、記憶は欠落していくので、なる早で基礎の固め直しを済ませるようにしてください。
アジャイル勉強法を実践している人です。
アジャイル勉強とは、毎日学習記録をつけて、上手くいっていない部分を割り出す。そして改善策を考えて実行する。さらに良い部分も見つけてそれを維持する、という勉強法です。
実践のハードルは高いけど、やればマジで伸びます。
センプレの生徒も皆やって成果を出しているし、センプレの生徒じゃなくても、勉強が得意な人、圧倒的に伸びる人はごく自然の習慣としてやっている方法です。
浪人で受かる人の特徴について知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください!
誰かに言われた勉強をしている人です。
予備校の先生、ネットの情報、自分以外の人・モノに頼りきって、それを信じてその通りにやっていれば合格できる、という考えの人は落ちやすいです。
実際、学校の先生や塾の先生の言うことを妄信して、現役時代めっちゃ頑張ったけど、落ちてしまったという失敗談は過去にたくさん聞いたことがあります。
他人のアドバイスやネットに落ちている勉強法が、完璧に文句なしで自分にぴったり、なんてケースはまずあり得ないです。
精神的にも、自分以外の何かに強く依存している状態というのはよくないです。
結局のところ、一番伸びる方法というのは、人それぞれなので、自分で模索していくしかありません。
それを見つけ出す方法が、さっき紹介したアジャイル勉強法です。
勉強で上手くいっていない部分を割り出す。そして改善策を考えて実行する。さらに良い部分も見つけてそれを維持する。
こうやって勉強法を自分自身で磨き上げていくことが一番大事です。
落ちる浪人生の特徴について知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください!
各社マーク模試、記述模試なら駿台・ベネッセか河合塾、あとは各社大学別模試がオススメです。
全員にオススメできるのは、基本的な知識が定着しているかどうかを確認しやすく、かつ自己採点も容易な各社マーク模試です。
記述模試だと、受験者の多い駿台・ベネッセ記述模試か、河合塾の全統記述模試を受けるのがオススメです。
中でも国公立志望者の場合、マーク模試はオススメというよりマストです。共通テストは本番を意識した練習がかなりものを言います。
また国立志望者は、先ほどお伝えした駿台・ベネッセ、河合の記述模試を受けておくメリットは大きいです。
こちらを受けておくと、共通テスト後のリサーチやインターネット判定サービスで志望大のドッキング判定を出せます。
受験者も多くデータを参照しやすいので、受けるメリットは大きいです。
それから難関大志望者にオススメなのは、大学別模試です。
駿台、河合塾、代ゼミ、東進、大手の予備校ならどこでも、東大や早慶といった、特定の難関大の出題傾向に則した模試を行っています。
こちらは受験者層が、その大学を目指す人が中心なので、自分の立ち位置や目標とのギャップを把握しやすいです。
受けられるだけ受けたほうがいいと思います。
大手予備校に通っていると、基本的に模試を受けさせられるけど、注意すべきは宅浪生です。
宅浪生の場合、「もう少し、勉強が上手く行ってから模試に挑みたい」なんて考えて、自分の実力の確認を先延ばしにしてしまう人も少なくありません。
ですが、自分の実力の確認ができないと、志望校にどれくらい近づいたか把握できないし、合格戦略や学習計画は不正確になります。
もちろん、模試と志望校の問題とでは、出題形式が大きく違う場合もありますが、受けて結果が出れば、同じ大学を志望する人の中で自分がどのくらいの順位か、全国の受験生の中でどのくらいのレベルに到達しているのか、はっきり知ることが出来ます。
なので、模試は受けられるだけ受けたほうがいいと思います。
学習をルーティン化させることです。
ルーティン化とは要するに、「自分の行動を決まり切った手順でパターン化すること」です。
具体的に言うと、「朝起きて、歯磨きと洗顔を済ませたらすぐ部屋の机に向かって、1時間勉強してから朝ご飯を食べる」とか、「夜寝る前の1時間はその日の復習にあてる」みたいなアクションがルーティン化の一例です。
人間の脳は、物事を反復することで、刺激に慣れて導入しやすくなるという馴化(じゅんか)の仕組みを持っているので、毎日決まった学習スケジュールを反復して定着させることが最も学習の継続につながります。
歯磨きをするのも、ご飯を食べるのも、学校に行くのも、風呂はいるのも、いつものベッドで眠るのも、全部ルーティンです。勉強もそのひとつにしてみましょう。
長く勉強を続けるための方法を知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください!
サボりです。
と言っても、受験が終わったばっかりで、燃え尽き症候群的になっている人も多いと思うし、どうしてもギアが上がらないという状況は、当然理解は出来ます。
多少のサボりは、仕方ない部分はあると思います。
ただ一番危険なのは、今の時期に当たり前になったサボり癖から抜け出せなくなることです。
長時間勉強しろとまでは言わないので、せっかく身につけた机に向かう習慣だけは維持し続けてください。
その基本さえ崩さなければ、また少しずつ勉強時間を伸ばしていって、夏前までには再びピークを持って来れると思います。
春の頑張りが、成果につながらずに焦る、です。
現役時の延長線上で勉強していた、何も考えずただがむしゃらに頑張っていた、予備校や塾から与えられた勉強を単にこなすだけで満足していた。
春の頑張りが成果に出ず、夏に不安を感じて焦る人は、大きく分けるとこの3パターンに分けられます。
実際、この3つは、夏ごろにセンプレに入会した人たちが実際に反省していた点でもあります。
要するに、現役時代の問題点を的確に改善していくような、戦略的な学習を出来ていない人が、伸び悩むということです。
でも、正しい計画、正しい勉強法に沿って継続的に机に向かえば、これを回避できます。
今のうちからこの点を理解して、戦略的な学習を積み上げていってください。
浪人生の夏休みの勉強について詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください!
浪人生の夏休み活用方法と計画の立て方|仮面浪人早稲田生が徹底解説/a>
現役生が伸び始めて焦る、です。
5月とか早い段階の模試だと、まだ現役生の中に本腰入れて勉強できてない人も多い分、浪人生のほうが高い偏差値が出やすいという傾向があります。
ここで「余裕じゃん」と、油断してしまう人は実際多いです。
でも、高3生の大半は夏前に部活を引退して、夏休みがっつり勉強してくるので、秋の模試では、かなり差がなくなった、むしろ自分の偏差値が下がってしまった。それで焦る人が多いです。
解決策としては、常に自分の志望校の過去問の出来具合で実力を測っていれば、そちらが目安となるので、おかしな焦りも油断もなくなるのでおすすめです。
とにかくメンタル面がしんどい、です。
元々覚悟を持って浪人生活を始めてると思うので、想いが強ければ強い分だけ、現役時代以上のプレッシャーを感じて、「受からなきゃ人生終わり」みたいな一種の結果主義的に陥る人は多いです。
でもどんなときでも、やるべきことは一つ。それは合格点を上回るために足りない部分を埋めていくという勉強です。
実際問題、受かるために必要なことってこれ以外にないです。
それを理解して、淡々とやれる人が受かります。受験結果はコントロールできないけど、自分の努力はコントロールできるので、そこだけに集中する。
皆さんも一度、受験本番のしんどい時期を体験しているので、この点は理解できると思います。
活かせる参考書はもちろん活用して、活かせないものはいさぎよく手放してください。
これまでの努力は、浪人生の貴重な財産なので、活かせるものは徹底的に活かしましょう。これはセンプレが浪人生に対する指導で大事にしていることのひとつです。
特に現役時代に使った参考書だと、間違いやすい部分にチェックの印がついてたり、必要な書き込みがされてたりするので、それこそが貴重な財産です。活かさない手はありません。
塾や予備校を選ぶ際も、今までの経験が活かせるかどうかを事前に考えるようにしましょう。
新しいテキストや講座ばっかり与えられて、これまでの勉強の仕方と結構違う、ゼロベースになりそう、と感じたところは選ばない方がオススメです。
今すぐです。
現役の時、過去問の着手が遅かった人は結構いると思いますが、「こんなに難しいんだ」と焦って後悔したと思います。
だから今すぐ、遅くとも3月末までには触れてください。
特におすすめしたいのは、月1回、月末を「仮想本番」と定めて、そこで志望度の高い大学の過去問を解く。そこに向けて日々全力で勉強していくやり方です。
そのすべてを本番だと思って臨めば、あと11回受験できます。
1月を1年と捉えれば、11浪みたいなもの。11回落ちて、12回目に受かればいい。
それだけの覚悟で挑戦し続ければ成功できます。
浪人生は時間あるし、油断しがちだから、実力を測る機会は多いほうが絶対いいです。
なので、浪人生は今すぐ、遅くとも3月末までに過去問に触れてください。
浪人が決まった受験生がすぐにやるべきことについて知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください!
もう一度過去問分析し直してください。
注意してほしいのは、過去問を解ききるくらいやったのに不合格になったという事実です。
これは要するに、過去問をただ回数こなしていた可能性が高いということです。
これではいくらやっても伸びません。
過去問分析して、足りない知識を参考書で埋める、というやり方が大事です。
このやり方で勉強して、改めて過去問を解き切れば、きっと受かります。
そういう受験生に、今年はなることを目指してください。
ちなみに共通テストなら、予想問題集等もたくさんあるし、今年も新しいものが販売されますので、それを使ってください。
また、センター試験から出題傾向が大きく変わらなかった科目は、もちろんセンターの過去問が役立ちます。
⑯浪人生のモチベーション管理について
気持ちをリセットしなくて良いので、小さくても具体的な行動をしてください
正直、感情はコントロール出来ない部分があります。ですが、自分の行動ならばコントロール出来ます。
実際問題、気持ち云々言ってても学力は上がらないし、浪人生活が上手くいくこともないです。
机に向かう、予備校を探す、いくらでもやれることがあります。
行動を積み重ねていけば、少しずつ充実感を得られて、気持ちも切り替わっていきます。
気持ちが切り替わらないのは、動かずに悶々としているだけ、という側面もあると思います。
まずは動いてみましょう。
浪人で強いメンタルを保ちたい方は以下の記事も参考にしてみてください!
この質問をしている君、落ちる可能性が高いです。
他人から喝をもらって動き出そうと考えている時点でそもそも間違えている。
これから先の一年、勉強面・生活面・メンタル面、基本は全部セルフマネジメントしていかなきゃいけないんだよ?
なのに、一番大事なスタートダッシュさえ自分の意思で切れずにどうするのか。そんなんじゃ浪人生活はやっていけない。
まずは自分の意思で机に向かえるようになってください。実際に浪人生活が始まる前から他人任せの思考が既にあるということは、危険な兆候なのでマジで喝です。
浪人が決まった皆さんがやるべきたった一つのことを紹介していますので、以下の記事も参考にしてみてください!
浪人した結果失敗する可能性も大いにあることを覚悟してください。
次の受験は1年後となると、希望的な観測をしてしまいやすいけど、実際2度目の受験でも志望校に受からない人はいくらでもいます。
君自身もその一人になる可能性はあります。受験に限らず、挑戦には当然リスクがあります。
なので浪人していいのは、二度目の失敗をする覚悟がある人だけです。
その覚悟が自分にあるのか、よくよく自問自答した上で、本当に浪人するかどうかを決めてください。
浪人する上で覚悟しなければならないことについて以下の記事も参考にしてみてください!
5,6月と10月〜12月です。
これから4月が終わるまでは、良いスタートダッシュを切ろうと決めて頑張る人が大半です。
ただ5月くらいから、新生活の疲れが表に出て来やすい。俗にいう5月病です。
また、予備校通いの浪人生だと、日常に慣れてきた5,6月に、友達付き合いや恋愛がはじまってそっちに気が向いて、勉強のモチベを落とす人が多いです。
さすがに夏はみんな頑張りますが、夏があけて思ったより成績が伸びてなくて、過去問解いても点数とれなくて、「浪人しても受からないんじゃ?」という気持ちでモチベが下がりやすいのが10月〜12月頃です。
一年間ずっとモチベ高くもつのは難しいので、ダウン期間は多かれ少なかれ、必ず全浪人生にやってきます。
しかし特に5,6月と10月〜12月は全浪人が共通してモチベが下がりやすいので、意地悪な見方になってしまいますが、この時期にも淡々と勉強を継続できればライバルたちを追い抜けます。
そのためにも、今のうちに淡々と学習できる習慣を身につけておきましょう。
浪人生がモチベーションを高く保つ方法について以下の記事も参考にしてみてください!
どこでも良いので進学してください。
大学生活を楽しんでる人が羨ましいっていう問題は自分が大学生活を楽しめる状態にならないと解決できません。
なので自分は来年第一志望に受かって大学生活を楽しむぞ。というモチベで浪人生活をできないならどこでも良いので進学するしかないと思います。
勝ち癖を付けてください。
一番おすすめなのは、毎日必ず学習目標を立ててそれをクリアすること。
これが当たり前になると、自分は有限実行の人間だってわかりやすい自信がつくし、実際学力も伸びて勝ち癖がつきます。
単なる思い込みの自信じゃ何の意味もない。根拠のある自信をつけましょう。
実際、毎日目標を立ててクリアし続ける受験生なんてそうそういません。
ということで、自分に自信を失っている人は、現実のアクションを大事にして、根拠のある自信と勝ち癖をつけてください。
浪人で自信を失っている人は以下の記事もぜひ参考にしてみてください!
周りと距離をおいてください。特にSNSには気をつけましょう。
他人を変えることは出来ないし、プレッシャーを感じないで下さいと言っても正直難しいと感じる人がほとんどだと思います。
最も効果があって最も手っ取り早く実践できる方法は、皆さんが“周り”と呼んでいる人たちから距離を置いて関わらないようにすることだと思います。
物理的に会う人なら、そもそも会わないようにするのも重要です。
会わない場合はSNSを通じたプレッシャーが多いと思います。
例を挙げると、ものすごく頑張ってる友人のツイートを見て、つい自分を比較して「自分はできてない」とプレッシャーに感じていた人が、ツイッターのアカウントを削除したら一切気にならなくなり、快調に勉強をし続けて志望校に無事合格できた。という風に上手く対処したセンプレの生徒もいました。
どうやったら周囲から悪い影響を受けずに済むか?この視点を持つことは、受験だけじゃなく人生でも大事になってきます。
バイトをしてください。
具体的には、日雇いバイトで一日外に出て働くのがおすすめです。
バイトは何かしら人と関わらないとやれないので、孤独感が解消されます。
仮に工場でシール貼るだけとか、ベルトコンベアのパンひっくり返すだけとか、黙々と作業しなきゃいけない系のバイトだったとしても、周囲に同じことをしている人がいれば、妙な連帯感を味わえたりもします。
何より、働くってそもそも誰かの役に立つことで、だからこそお金がもらえます。
人の役に立ったなって気持ち、労働のあとの程よい疲労感は、充実感があるし、良い気分転換になります。
しかも自分で稼いだバイト代は自由に使えるのでお得です。
なので、どうしても孤独に陥ったら日雇いバイトをしてみてください。
浪人生活をきついと感じる人は以下の記事も参考にしてみてください!
きつい浪人生活を劇的に変える5つの対処法|浪人経験者が教えます
浪人は、サボれば地獄、頑張れば天国。頑張れるなら、超成長できる最高の時間です。頑張ってください。
多くの浪人生の先輩が言う通り、浪人生活を通じて自分と向き合えば、成長できる。
それは学校という与えられた場所がなくなるからです。
部活もないし、宿題もないし、時間も融通がききます。
辛いこともあるけれど、浪人生活を乗り越えて大学に入ると、高校の延長で大学を過ごすのではなく、より強く逞しくなった上で、4年間を充実して使うことができます。
その意味で、浪人生は大学0年生と言ってもいいでしょう。
一方で、ぼーっとしているとあっという間に1年が過ぎてしまいます。
夏過ぎに慌てて頑張るけど、全然受験もうまくいかない、結果、何も得られない一年にしてしまう人も多いです。その点は気をつけてください。
浪人生活は自分次第だけど、成長できる最高の時間です。頑張ってください。
⑰浪人後の大学生活について
2浪までなら、悪影響はないです。
基本的に一般企業に新卒で就職する場合、3年以上遅れていると少し難易度が高くなると言われています。
3浪以上でも気にしない企業も多いですが、気にする企業も少なくないです。
どうしても医者になりたいとか、この大学で学びたい、というよほどの理由がない限り、3浪以上はおすすめしません。
できます。
僕も高校中退してるけど、学年的には一浪で早稲田に入ってます。
で、実際めっちゃたくさん友達出来たし、そのうち最高の親友になったのが一緒にセンプレを立ち上げた庄司センセイです。ちなみに庄司センセイも一浪です。
但し、当たり前だけど待ってるだけじゃ友だちは出来ないので、積極的に動くことは必要です。
僕は友だちになりたいなって思った人を、積極的にご飯や飲みに誘ったりして関係を築いていきました。
ということで、浪人して入学しても普通に友だちはできます。
浪人に自信を持てていない人は以下の記事も参考にしてみてください!
⑱浪人に関する情報について
文科省の調査によれば、令和元年に浪人して大学に入った人は、およそ14万人です。
もう少し詳しく言うと、19歳以上で大学に入った人の占める割合は、全大学生の22.4%で、約5人に1人の割合となっています。
男女別に見てみると、男性の約26%、女性の約18%が19歳以上で大学に入っています。普通に多いです。
こういう風に数字で明確に知っておくと、浪人するって別に特別なことじゃないんだなって思えるし、良い意味で肩の力も抜けると思います。
浪人に不安を感じている人は以下の記事も参考にしてみてください!
国公立なら北海道大学で約40%が浪人生、私大なら東京理科大で約30%が浪人生です。医科大だと半分以上が浪人生の場合も珍しくありません。
ということで、基本的には、入試難易度の高い大学ほど、浪人率も高い傾向にあります。一つ参考にして下さい。
大学・学部にもよりますが、全学生のうち約15~20%が浪人生だと言われています。
ネットだと日東駒専は楽に受かるみたいな風潮がありますが、15~20%という浪人率は決して低くないし、誰でも現役で受かるような大学ではないです。
特に近年は定員厳格化、コロナの安全志向によって、私大は急激に難化が進んでいます。
実際に例を挙げると、駒澤大学は河合の偏差値表で偏差値57.5の学部が結構あって、MARCHの下位学部と同じくらい難しいです。
もし日東駒専を目指すなら、日東駒専は普通にむずかしいことを理解しておいてください。
1浪なら早稲田大学に進んだ「くりぃむしちゅーの上田さん」、2浪なら北海学園大学に進んだ「大泉洋(よう)さん」、3浪なら東京学芸大学に進んだ「米村でんじろう先生」、たくさんいます。
何かしら心配があってこういう質問してきたのかなと思いますが、社会的に成功した浪人経験者なんて、今挙げたみたいに、もう数え切れないほどいます。
本気の挑戦をして、一度失敗の味を知った人間のほうが、精神的にも成熟できるし、また別のチャレンジをするときに失敗が活きることもあります。
ということで、浪人していた有名人はいっぱいいます。
体感だと、浪人生の志望校合格率は20%くらい。5人に1人のイメージです。
直前期の志望校変更を含めるなら30%くらいに上がります。でも、春に思い描いていた第一志望に、そのまま受かる率は良くて20%くらいです。
「一年あるから1ランク2ランク上を目指そう」と思うけど、「現役時の志望校に受かれば御の字」、むしろそこにも届かないことだってたくさんあるのが現実です。
その厳しさを理解して、今から1年後に向けて本気で動き始めてる人だけが成功します。
浪人の実態について詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください!
さいごにお伝えしたいこと。

ここまで100の質問にお答えしてきました。
皆さんが困っていたこと、悩んでいたことの解消につながるといいなと思っています。
これまでたくさんの浪人生を支えてきたセンセイプレイスですが、今回、浪人生の皆さんのためだけに、徹底して浪人サポートをすることができるコースを新しく立ち上げました。
その名も既卒生コースです。
名前はそのまんまですが、中身は本当にこだわって作っています。
浪人は、高校に行きながら受験勉強をするのとは、環境も気持ちも全く違います。
浪人ならではの悩みや課題がたくさんあります。
そんな既卒生の皆さんを、センセイプレイスが今まで積み重ねてきた知見を全部使ってフル活用してサポートしていきます。
- 100問100答を読んだら、正しい勉強が何か不安になってきた
- 宅浪は決めたけど、誰かに相談したい
- 浪人だからこそ困ることをどうやったら解決できるのか知りたい
などなど、浪人するに当たって不安なことはなかなかつきないと思いますので、まずは気軽に無料の体験指導を受けてみてくださいね。
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