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浪人は、伸びないって本当??いいえ、そんなことはありません。
浪人には浪人の勉強の方法があります。やるべきことをやれば、ちゃんと成績を伸ばして合格を手にすることができます。


「単語帳3つ終えたのに長文が読めるようにならない…」
「同じ志望校の人の合格体験記を参考に勉強してみたけど、模試は“E”判定…」
受験勉強をはじめてみたはいいものの、上記のような悩みを抱えている受験生は非常に多くいます。
この記事を書いている僕も受験勉強を本格的に始めた高2の冬、時間をかけて参考書をやっていたのに成績が全くあがらず苦しんでいました。
しかし、この記事の内容を意識するようになってから徐々に成績があがり、現役で早稲田の4学部に合格することができました。
今回の記事では具体的に、「参考書をやっているのに成績があがらない理由と解決方法」 を紹介します!
ぜひ最後までお付き合いください!
目次
参考書をやっているのに成績が上がらないたった1つの理由
参考書をやっているのに成績が上がらないたった1つの理由はなんだと思いますか?
それはズバリ「参考書のゴールが設定されていないから」 です。
皆さんは
「どのような基準で参考書を終え」
「どのような状態で新しい参考書を購入する」
ネットでいいと聞いた参考書をなんとなく買って、何周かしたら終えて、新しい参考書に手をつけていませんか?
実は、これが参考書をやっているのに成績が伸びない要因 なのです。
たしかに、ネットには自分の志望校に合格した人が使っていた参考書や、やればかならず成績が上がると言われている参考書がたくさんあります。
しかし、参考書を通じて学ぶべきものや、自分が伸ばしたいと思っている部分は人によって全然違います。
ということは、たとえ同じ参考書を使うにしても、人それぞれでその参考書のゴールは全然違ってくる のです。
英単語帳をやるにしても、
・すでに英単語帳を1冊終えており、確認のために使う人
でゴール設定は必ず異なってきますよね?
参考書のゴール設定が人それぞれ違うのに、それを自分に合わせて決めずにただ闇雲に参考書に取り組んでいても、成績はあがらない のです。
以上が、参考書をやっているのに成績が上がらない大きな要因です。
ここからは、いかにして参考書をこなして着実に成績をあげていくかを解説していきます。

参考書をこなして着実に成績を上げるための方法
それでは、参考書のゴールを設定するというのはどういうことなのでしょうか。
このゴールというのは大きく分けて二つあります。
それは何かというと、
②参考書を終えたといえる定義を定める
を決めることです。
この二つのゴールが曖昧だと、参考書はやっているのに成績が上がらないという負の連鎖にハマってしまいます。
負の連鎖にハマらないためにも、どうしていけばよいのか具体的に見ていきましょう!
①参考書をやる目的を決める
参考書をやる目的を決めるとは、
「この参考書を終える頃には、日本史の全体像を理解する」
など、参考書をやったことで得られる知識を具体的にイメージすることです。
参考書をやる目的をしっかりと決めることで、今やっている勉強に確固とした意義を見出すことが出来ます。
そうすることで日々の勉強に対して集中でき、成長も実感できるでしょう。
そして一番意識すべきなのは、参考書をやることが勉強の目的ではない ということです。
その参考書をやったことを通して何が得られるのか、実際の問題で使える知識となるのか。
しっかりと見極めましょう。
②参考書のゴール設定を具体的に定義する
参考書のゴール設定を具体的に定義するとは、
「問題をみた瞬間に解答が頭の中でイメージできるようになる」
など、できる・できないで判断するだけでなく、より具体的に「どうできていたらいいのか?」まで定めるということです。
具体的に定義しておくことで、参考書の達成度や理解度を客観的に把握することができる でしょう。
そして次の参考書に進むかどうかなどの判断もしやすいです!
ですので、参考書のゴール設定を具体的に定義しましょう。
③(テスト方法と)期限を決めて、着実にこなしていく
この二つのゴールを定めたら、あとは実行していくのみです!
実行していく時に大切なのは、「時間」 や「期限」 を決めることです。
時間や期限を定めるだけでも「いつまでに終わらせるぞ!」と意識することができ、取り組み方が変わってくると思います。
時間や期限を定める時、初めは大体の予想で決めてしまって良いです。
参考書を進めていく中で自分のペースが分かるはずです。
ペースを把握できたら、自分に合った期限を定めましょう。
「来月までに、現代文のA問題集を、根拠を持って選択肢も全部切れる状態で、正解を選べるようにする」
など、具体的な時間や期限を明確にしましょう。
そして自分で定めた期限までに、定めたゴールに向けてやり切る意志を持ち続けることが非常に大切です!