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浪人には浪人の勉強の方法があります。やるべきことをやれば、ちゃんと成績を伸ばして合格を手にすることができます。

「実際のところ、レベルやボリュームはどうなんだろう…」
「効果的な勉強法や、この参考書に向いている人が知りたいな」
こういった疑問にお答えします。
②『標準問題精講2B』をやる前に「取り組む目的」を考えよう
③『標準問題精講2B』の効果的な勉強法
④一番大事なのは「自分の頭で考えること」です
関連記事:【数学】おすすめの文系数学参考書リスト|偏差値70超え経験者が徹底解説!
目次
標準問題精講をやるべき理由を意識しよう

参考書というのは、取り組む人によってやる目的もやり方も変わってきます。
たとえば、『標準問題精講2B』でいうと
・基礎を終えてから初めて標準問題を解く人
・標準問題にある程度触れたことがある人
がいます。
そして、それぞれの人がやる目的・やり方も違うのです。
ですので、
②『標準問題精講2B』をやる目的を果たすために、自分がどのようなやり方で勉強していくべきか
自分で考えたうえで、取り組んでいきましょう。
ネットに書いてある勉強法や、ほかの人のやり方を鵜呑みにして、そっくりそのまま真似したところで、成績は伸びませんよ!

標準問題精講は難しめ!しっかり解いて数学を武器にしよう!
先ほども言いましたが、標準問題と言っても難易度は高いです。
標準問題精講が完璧に解ければ、私立最難関レベルや、難関国公立レベルまで対応できます。
さらに、難関私立と言われている大学の多くは基礎問題を少しひねったような問題がほとんどなので、標準問題精講を解けるほどの知識があれば満点も十分狙っていけるような知識量になるでしょう。
また、標準問題精講2Bの解説は少し変わったものが多いので、普段自分がやっている問題とは違う解法の場合があり、解説を理解するのに時間がかかるかもしれません。
しかし逆にいえば様々な解き方を習得することができれば、対応できる問題が増えるし、新しく知った解き方の方が自分にあっていたりするので、しっかり取り組んでいって欲しいと思います。
しっかり解いて数学を武器にできるようにしましょう!
関連記事:【2021最新版】おすすめの数学参考書リスト|理系向け・偏差値70超えが解説

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標準問題精講の構成
標準問題精講の問題数
標準問題精講は1A、2B、3の3冊で構成されていて、表題数は以下のようになっています。
・2B →165題
・3 →116題
2Bは標準問題精講シリーズの中で最も問題数が多いので、最も多く典型問題に触れることができるという点で優れていると思います。
関連記事:【数学】標準問題精講1Aの特徴と使い方|数学を武器にしよう!
標準問題精講のデザイン構成

標準問題精講は、主に「例題」、「精講」、「解法のプロセス」、「演習問題」の4つで構成されていて、時折「研究」があるという構成になっています。
例題の解説を言葉による補足でわかりやすくした解法のプロセスはかなり役に立つと思うので、ぜひ活用して欲しいと思います。
また、時々入っている「研究」も応用で使える知識が多く掲載されているので、ぜひ目を通すようにしてください!
関連記事:【数学】青チャートの使い方を徹底解説!|1冊で受験数学マスターに?
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標準問題精講の具体的な勉強法

基礎を終えてから初めて標準問題を解く人向けの取り組み方
①精講、解法のプロセスをよく読む
標準問題精講には単元ごとに「精講」という単元における公式の証明や重要事項を詳しく説明したもの、さらにその「精講」の補足をするように付け足されている「解法のプロセス」というものがあります。
時折乗っている「研究」を読むことももちろんためになりますが、研究は問題を解けるようになってからでも全く問題がないので、問題が解けるようになってからでもいいかなと思います!
どれもかなり分かりやすくまとまっているので、問題演習前に目を通しておけばみなさんの助けになってくれると思います!
②例題を解く
例題は精講、解法のプロセスをそのまま利用できるような問題構成になっているので、それらを参考にして、理解しながら解いていけば知識の定着に貢献するでしょう!
③例題を、何も見ずに解けるようになるまで解く
精講や解法のプロセスを見ずに例題が解けるようになれば、自分の中に取り込めたと思って1つの自信にしてもらっていいと思います。
はじめの方はなかなか解けないと思いますが、何度も解いているうちに自然と手が覚えていくので、何度も繰り返して少しずつわかる分野を増やして自信をつけていって欲しいです!
④演習問題に取り組む
例題が解けるようになったらいざ演習!
吸収した知識を、同じ単元の他の問題にも活かすためには経験が必要不可欠です。 また、標準問題精講の演習問題は、例題よりも少し難し目につくられているので良い経験になると思います。
演習問題も解けるようになるまで何度も繰り返してください!
一周目は①から④まで全て行い、二週目からは②③④を繰り返し、行き詰まったら①に戻る。
問題を見て、パッと解法が浮かぶようになったらその単元は完成したと思っていいでしょう。
基礎を習得してからは、どれだけ難問で差をつけられるかが勝負なので、なるべく多くの問題が解けるようになるように努めてください。
わからないうちは、何度も繰り返す ことがとても大事です。
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標準問題にある程度触れたことがある人向けの取り組み方
①演習問題に取り組む
標準問題にある程度取り組んだことがある人は、例題レベルの問題なら解けるという人が多いと思います。
そのため、演習問題を解くことで苦手な単元を見つけ、その穴を埋めるように標準問題精講に取り組むことで効率を重視した学習ができると思います。
②間違えた単元の精講、参考、ポイントを良く読む
解法を間違えたり、分からなかったりした問題は徹底的に復習をしてください。
理解していない問題を放置すると、あとあと大変苦労することになります。
疑問があったらすぐに解決する心構えをして欲しいです!
③良く読んだ上で、例題、演習問題を何も見ずに解けるようになるまで解く
みなさんが例題、演習共に完璧に解けるようになって、標準問題精講をマスターできるようになることを願っています。
効率を重視した勉強法として演習問題から解く方法を紹介しましたが、復習は超重要 なことです。それゆえ、時間がある人や、一部の単元に不安がある人は、例題から解いて見ても良いんじゃないでしょうか。
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標準問題精講をおすすめする人

基礎問題精講を終え、シリーズを統一してやりたい人
正直なところ、作者が変わったりしているので完全に続きとして取り組めるかと言われるとそうではないかもしれませんが、デザインなどは似ているところもあるので、基礎問題精講のデザインが好きだという人や、見やすいと感じている人にはおすすめします!
多すぎず少なすぎない量の演習をしたい人
標準問題精講2Bは、標準問題精講シリーズの中では問題数が最も多く、標準問題精講1Aと比べると何回も繰り返すために要する時間は長くかかりますが、網羅系の参考書の中ではあまり分厚い方ではないので、多すぎず少なすぎない適度な量の演習をしたい人 などにはおすすめします!
数学を武器にして受験で勝負したい人
標準問題精講は難しいので、しっかりマスターすれば難関校でも武器にして戦える実力がつくと思います。
そのため、数学を武器にしたい人 にはおすすめします!