

「実際のところ、レベルやボリュームはどうなんだろう…」
「効果的な勉強法や、この参考書に向いている人が知りたいな」
こういった疑問にお答えします。
②『基礎問題精講』をやる前に「取り組む目的」を考えよう
③『基礎問題精講』の効果的な勉強法
④一番大事なのは「自分の頭で考えること」です
この記事では、実際にぼくが使っていた参考書『基礎問題精講』の特徴や取り組み方を紹介していきます。
ひとつのやり方として参考にして頂けたらと思います。
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『基礎問題精講』の特徴
『基礎問題精講』の特徴について、書いていきます。
『基礎問題精講』の構成

『基礎問題精講』のスペック
基礎問題精講は、1ページのうちにその単元の解き方、例題、演習問題まで掲載されていて、レイアウトも見やすいという点で非常に取り組みやすい参考書です。
『基礎問題精講』のレベル
国公立大学志望者にとっての1次試験であり、私立大学志望者もセンター利用受験などのために受験するセンター試験。大学受験と言えばセンター試験!といっても過言ではないほどにセンター試験は注目されていて、「まずはセンター試験で高得点を目指そう」という目標をたてる人も多いのではないでしょうか。
そんなセンター試験の出題レベルは教科書レベルと言われています。教科書レベルというと「あれ…もしかして結構簡単…?」と思う人がいるかも知れませんが、あれま、これが意外と難しい。
みなさん良くこれまでの自分の学習を思い返してみてください。多くの教科書は基本問題、標準問題、章末問題のようにレベルが上がっていく問題構成で作られています。みなさんは章末問題までバッチリ解ける自信がありますか?ぼくはなかなか解けず、試験ギリギリまで追い詰められた結果、諦める。でも定期試験は基本問題を中心に作られているために赤点ギリギリでなんとかなってしまう。そんな学生生活を送っていました。(笑)
つまり、ぼくは教科書レベルの問題でさえ完璧にすることができていなかったんです。ぼくの周りにも似たような人がたっっくさんいました。みなさんの中にも同じような人が多くいるのではないでしょうか?こう考えると、教科書レベルって実は難しい。そうは思いませんか?
ちなみにですが、センター数学の平均点は6割で、7割取れれば基礎はある程度定着していると言われています。このことからも、決して簡単とは言えないことがわかるでしょう。
しかし、今言ったことと矛盾しているようですが、教科書レベルの問題は時間をかけてじっくり対策すれば安定して高得点を狙える問題でもあります。教科書レベルの問題で高得点を取るためには、数学の基礎を徹底して土台の形成をする必要があります。だから、基礎的な問題を何度も繰り返す必要があるんです。しっかり基礎問題を理解して自分の中に落とし込めれば決して不可能なことなんかじゃありません!
センター試験は、教科書レベルの問題でつくられています。
また、基礎問題精講は数学における教科書レベルの典型問題を網羅しています。だから、うまく活用できればセンター試験で高得点を狙える参考書だといえるでしょう。
『基礎問題精講』のボリューム
数学の基礎問題精講は、「数学IA」「数学IIB」「数学Ⅲ」と、現在(2018年)の数学科目全てに対応していて、問題数はそれぞれ
数学IA⇨例題125題、演習問題125題数学IIB⇨例題165題、演習問題165題
数学Ⅲ⇨例題125題、演習問題125題
となっています。
個人差があるのではっきりとは言えませんが、例題、演習問題ともに解き、勉強時間の比重の多くを基礎問題精講に割り当てたとすると、一周あたりIAは約1ヵ月、IIBとⅢは約1ヶ月半が1つの目安かなと思います。

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基礎問題精講をやるべき理由を意識しよう

参考書というのは、取り組む人によってやる目的もやり方も変わってきます。
たとえば、『基礎問題精講』でいうと
・数学の基礎がまだ固まっていない人
・センターレベルの数学がある程度解ける人
などがいます。
そして、それぞれの人がやる目的・やり方も違うのです。
ですので、
①自分がなぜ『基礎問題精講』をやるのか
②『基礎問題精講』をやる目的を果たすために、自分がどのようなやり方で勉強していくべきか
自分で考えたうえで、取り組んでいきましょう。
ネットに書いてある勉強法や、ほかの人のやり方を鵜呑みにして、そっくりそのまま真似したところで、成績は伸びません!

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基礎問題精講の具体的な勉強法
ここまでの記事では、基礎問題精講そのものについて説明してきました。ここからは、基礎問題精講の取り組み方について説明していきます。
実際に使用する人によって様々な使い方ができると思いますが、ここでは自分の実体験を交えつつ2例を挙げます。
「基礎問題精講をやろうと思うけど、取り組み方があまりよく分からない…」という人は、是非参考にしてみてください。
数学の基礎がまだ固まっていない人向けの勉強法

①精講、参考、ポイントをよく読む
基礎問題精講には単元ごとに「精講」という単元における公式の証明や重要事項を詳しく説明したもの、「参考」という単元や重要事項にプラスαで知識の補足をするもの、「ポイント」という公式や重要事項を簡潔にまとめたものが掲載されています。
かなり分かりやすくまとまっているので、問題演習前に目を通しておけばみなさんの助けになってくれると思います!
②例題を解く
例題は精講、参考、ポイントをそのまま利用できるような問題構成になっているので、それらを参考にして、理解しながら解いていけば知識の定着に貢献するでしょう!
③例題を、何も見ずに解けるようになるまで解く
精講やポイントを見ずに例題が解けるようになれば、自分の中に取り込めたと思って1つの自信にしてもらっていいと思います。
何度も解いているうちに自然と手が覚えていくので、何度も繰り返して少しずつわかる分野を増やして自信をつけていって欲しいです!
④演習問題に取り組む
例題が解けるようになったらいざ演習!
吸収した知識を、同じ単元の他の問題にも活かすためには経験が不可欠です。また、基礎問題精講の演習問題は、例題よりも少し難し目につくられているので良い経験になると思います。
演習問題も解けるようになるまで何度も繰り返してください!
一周目は①から④まで全て行い、二週目からは②③④を繰り返し、行き詰まったら①に戻る。
問題を見て、パッと解法が浮かぶようになったらその単元は完成。
ぼくは文系数学選択者なのですが、数学に苦手意識があったのでこのサイクルでやっていました。
わからないうちは、何度も繰り返すことがとても大事です。
確かに数学において数学的思考力は大事ですが、数学的思考力を養うためには基本事項の暗記は不可欠です。
はじめの頃は、数学は暗記科目です。ぼくが初めて基礎問題精講に取り組んだとき、あまりにも解けず、基礎問題ですらこんなにもできないのか…とかなり苦しんでいました。しかし、苦しさに耐えながら手で解法を覚えるように繰り返していくうちに自然と解けるようになり、解けるようになってから論理を理解できるようになりました。
ぼくは、自分の経験上、知識をたくさん蓄えた上で問題演習を重ねていけば、次第に数学的思考力も身についていくと思っています。
また、基礎的な解法が浮かぶようになったことで数学が楽しくなり、モチベーションの向上に繋がったという声もよく聞きます。
どんな取り組み方をするにしても、とにかく基礎を繰り返す!ということを忘れないで欲しいと思います。
センターレベルの数学がある程度解ける人向けの勉強法

①演習問題を解く
基礎がある程度できる人は、どんどん演習して経験値を増やしてください!
基礎問題精講が完璧になったら、他の問題も扱って、演習に貪欲になって欲しいと思います。
②間違えた単元の精講、参考、ポイントを良く読む
解法を間違えたり、分からなかったりした問題は徹底的に復習をしてください。
理解していない問題を放置すると、あとあと大変苦労することになります。
疑問があったらすぐに解決する心構えをして欲しいです!
③良く読んだ上で、例題、演習問題を何も見ずに解けるようになるまで解く
みなさんが例題、演習共に完璧に解けるようになって、基礎問題精講をマスターできるようになることを願っています。
センターレベルの数学がある程度解ける人なら、基礎問題精講レベルの問題は結構解けるという人が多いと思います。そこで、効率の良さを重視して基礎問題精講に取り組むならば、この方法もいいのではないかと思います。
しかしながら、数学は基礎がかなり重要であり、復習は超重要なことです。それゆえ、時間がある人や、一部の単元に不安がある人は、例題から解いて見ても良いんじゃないでしょうか。
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基礎問題精講をおすすめするひと

・短期間で全範囲を網羅したい人
・これから数学の受験勉強をはじめる人
ぼくは、受験数学に必要不可欠な内容をぎゅっと圧縮していて、短期間で受験の必須事項を一周できるところが基礎問題精講の最大の利点だと思っています。
数学ももちろん大事な科目ですが、他教科にも時間を割かなければいけないのも事実ですし、文系ならば英語にかなりの時間を注ぐ必要があるでしょう。
受験に近づけば近づくほど、この傾向は顕著になると思います。受験は時間との闘いでもあります。
英語にかなり時間を注いでいたぼくには、あまり他教科に費やす時間がありませんでした。そんなぼくには基礎問題精講の問題量がちょうど良く、他教科と並行しながらも何周も繰り返すことができました。
ぼくと同じように短期で一気に数学に取り組みたい人は、ぜひ基礎問題精講に取り組んで見てはいかがでしょうか。
ここまで読んでも、まだ少し不安なキミへ

記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
ここまで読んでくれたキミは、きっと勉強のやる気が出てきたところかもしれません。
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