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「実際のところ、レベルやボリュームはどうなんだろう……」
「効果的な勉強法や、この参考書に向いている人が知りたいな」
このような悩みを抱えている受験生も多いのではないでしょうか。
現代文って、点数が安定しなかったり点数が伸び悩んだりで、よくわからないまま進んでしまったりしますよね。
フィーリングで解いてミスった……基礎を身につけたいけどどうやるの……そう悩むのも無理ないです。
そんな入試現代文ですが、実は正解を出すにあたって抑えておくべきポイントや読み方 があるんです。
そういった基礎を身につけ実践を繰り返すことで、確固たる実力を身につけることにつながります。
筆者はそれを意識して勉強していった結果、偏差値を20上げることができました。
ということで今回は、そんな基礎を身につけつつ実践として最適な『現代文と格闘する』を紹介していきたいと思います。
当記事を読むことで、『現代文と格闘する』の特徴や効果的な使い方を知り、今後の勉強に活かしていくことができるでしょう。
これを読んで、受験生であるあなたの手助けになれば幸いです。では早速見ていきましょう!
関連記事:【現代文】おすすめの現代文参考書リスト|偏差値70超え経験者が厳選!
目次
『現代文と格闘する』のレベル

『現代文と格闘する』は、MARCH・関関同立以上の難関大学レベルです。
しっかりとこの参考書で語句の意味や読解法を身につけ実践できれば、MARCHや早慶上智の問題も難なく解ける実力が身につくでしょう。
『現代文と格闘する』がむずかしく感じる人は、現代文の読み方をわかりやすく解説している『田村の優しく語る現代文』や 『船口のゼロから読み解く最強の現代文』 などの参考書に取り組むのがおすすめです。
それらで現代文の解き方を身につけたあと『現代文と格闘する』で実践を積めば、MARCH〜早慶レベルの文章もスラスラ解けるような実力がつきます 。
この参考書をやり遂げて、バッチリ基礎を確固たるものにしてしまいましょう!
関連記事:早稲田に逆転合格するための現代文参考書リスト|現代文でライバルと差をつける!

『現代文と格闘する』の内容

『現代文と格闘する』は、大きく分けて3つのパートにわかれています。
- 第一部:「語句のイメージ」
- 第二部:「文章の読み方」
- 第三部:「演習」
このように基礎的な部分から問題演習をする実践まで網羅されているのが本書の特徴です。
また、演習の出題数自体は13題となっています。
問題数としてはそれほど多くありませんが、ひとつひとつに読解法や解説がこと細かく説明されている ため参考書自体は厚めです。
関連記事:【現代文】おすすめの現代文参考書リスト|早慶W合格者が厳選!

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『現代文と格闘する』の具体的な勉強法

次に、『現代文と格闘する』の具体的な勉強方法を5ステップにわけて紹介します。
- 語句の意味を理解する
- 現代文の読み方を知る
- 実際に問題を解いてみる
- 答えと解説を読み、自分の回答の導き方と照らし合わせる
- 本文の解説を読み、自分の本分との読み方のズレを確認する
関連記事:【現代文】おすすめの現代文参考書リスト|早慶W合格者が厳選!
①語句の意味を理解する
第一部で書かれている語句の意味、イメージを理解しておきましょう。
現代文で大事なことは、文章の意味を理解することです。そしてそのためには、語句の意味をきちんと自分のなかで理解していおくことが重要です。
いくら正しい読解法を身につけても、単語や文章のいっている意味がわからなくては、もったいないことが起きてしまいます。
評論文を読解し問題を解いていくために、どうしても必要な作業がある。その一つは、評論文に繰り返し登場し、しかも中心的な内容を紡ぎ出しているにもかかわらず、高校までの現代文の授業では必ずしも十分に教えられることのないいくつかの熟語を正確に理解しておくことである。評論文重要語の数は決して多くなはない。たかが50語ぐらいのものである。だから、これらの言葉に早く慣れてしまうことだ。
(引用:現代文と格闘する)
もちろん、そのときに理解できないものは無理に時間をかける必要はありません。
そして、意味を丸暗記する必要はありません。
しかし、現代文の文章はかたく難しいものもありますから、それらを理解するためにこういった語句に早めに慣れてしまい、理解してしまいましょう!
関連記事:【現代文】語彙力を劇的に伸ばすおすすめの参考書|基礎力UP!
②現代文の読み方を知る
次に、第二部で現代文の読み方を学習しましょう。
ここでは、「文章をどのように読めばよいか?」を、評論文と小説文を例題として解説されています。
しかし、最初から易しく書いてあるわけではなく、現時点での自分の読み方を振り返り、いわば基礎の確認といったイメージで解説されています。
ここに書かれている「読み方」を「公式」や「定石」として覚え無くてはならないなどと考える必要はない。私達の説明は、君たちが自分のしている現在の「読み方」を振り返り、その問題点を見つけ、これからどのような「読み方」をしていけばよいかを自分自身で考えていくための手がかりや視点を提起しようとするものであるからだ。
(引用:現代文と格闘する)
実際に例題を解きつつ、自分が正しく文章を読めているか?を確認しながら学習を進めていきましょう!
③実際に問題を解いてみる
そして、実際に問題を解いてみましょう。
基礎的な学習で覚えたやり方で、どんどん問題を解いていきましょう。
ちなみにこれは実力をつけていくための参考書なので、制限時間をシビアに意識する必要はないです。
しっかり自分の答えに根拠を持たせて、「なぜこういう答えになったのか?」を明確に出せるようにしましょう!
関連記事:【大学受験】現代文を独学で攻略する方法|慶應生が徹底解説!
④答えと解説を読み、自分の回答の導き方と照らし合わせる
現代文で大事なのは、単に答えが合っているか間違っているか(◯か×か)ではなく、答えの導き方が合っているかどうかです 。
「あ、これ合ってる〜!あ、間違ってる〜」という作業だけで終わらせることが一番もったいないので、「きちんと解説のとおりの筋道で答えを導き出せているか?」を確認しましょう 。
具体的にどうすればいいか?というと、
2.犯した過ちをしないよう、次に活かす(間違えやすいパターンをメモして一覧にする)
一見めんどうで、本当にこのやり方で大丈夫?と思えますが、これが遠回りなようで一番効率的な学び方です。
こういった地味でめんどうな作業が、合格を左右するといっても過言ではないです。
⑤本文の解説を読み、自分の本分との読み方のズレを確認する
答えの確認も大事ですが、「自分がどう本文を読んでいったのか?」も同じように解説を見ながら確認しましょう。
問題を解くのにあたってもう一つ大事なのは、「適切に文章を読解できているかどうか」 です。
なので、解説を読んで「自分は正しく文章を読めているかどうか?」を確認しましょう。
これらの流れを怠ってしまうと、いくら問題を解いても実力が上がらない負のスパイラルに陥ってしまいます。
しかし、これを一つ一つ丁寧におこなうだけで、確実に実力が伸びていきます。
ですから、根気よく続けていきましょう!
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『現代文と格闘する』をおすすめする人

現代文と格闘するは、以下のような人におすすめです!
- 現代文の基礎は身につけたけど、練習が足りない人
- センターをスラスラ解きたい、早慶レベルの問題が解けるようになりたい
関連記事:【大学受験】共通テスト現代文の必勝対策法!|現役慶応生が徹底解説!
現代文の解き方は身につけたけど、どうしたらよいかわからない人
解き方や読み方の基礎は身につけたけど、これからどうすればよいかわからない人には、こちらの参考書がおすすめです。
実際に基礎的な読み方・解き方を身につけたあとは、それを身につけるために実践を重ねていくことが重要です。
ですから、こちらの参考書で練習をして、より安定した読み方や解き方を脳に落とし込んでいきましょう!
センターをスラスラ解きたい、早慶レベルの問題が解けるようになりたい
かたい文章が多いので、難しい問題を解けるようになりたい人にもおすすめです。
「現代文と格闘する』には入試レベルの問題が13題もつまっています。
そのため、さらに問題を解いて上を目指したい方にはうってつけの参考書です。
自分にあった参考書をさがそう!

今回は、『現代文と格闘する』を詳しく紹介してきました。
しかし、今回紹介した『現代文と格闘する』は現代文の参考書の一例でしかありません。
『現代文と格闘する』以外の参考書で勉強したからといって、成績が伸びないなんてこともありませんし、逆に『現代文と格闘する』でも、自分に合っていないと思ったなら違う参考書で勉強するのも全然問題ありません。
1人1人にあった、それぞれの参考書・勉強法が存在します。
当記事が、現代文の参考書選びをする際に、少しでも参考にしていただければうれしいです!