
【受験生のキミへおすすめの記事】
これから受験勉強を始めるキミへ
ライバルに差をつけて、志望校合格を手にするには、勉強法が鍵になります。
まずは、受験勉強を始める前に知っておいて欲しいことをこちらから確認してみてください。
あと一年頑張ることを決めたキミへ
浪人は、伸びないって本当??いいえ、そんなことはありません。
浪人には浪人の勉強の方法があります。やるべきことをやれば、ちゃんと成績を伸ばして合格を手にすることができます。

こう考えている人は、もしかするとこの先を見ないほうがいいかもしれません。
というのも今回は、大学受験サービスで働いている人間が、ぶっちゃけ学校の勉強だけで難関大学に合格できるのかどうかについて本音で話をしようと思っているからです。
もしかすると人によってはかなりショックな現実かもしれませんが、気になる方はぜひ最後まで読んでみてください!
目次
【暴露】学校の勉強だけで大学受験を乗り切ることができるのか

では、ここから本題に入っていきましょう。
まず、自己紹介としてぼくは現在センセイプレイスで受験生の指導を行なっています。
また、センプレの無料体験指導を担当していたこともあり、全国の受験生に指導を行なってきました。
受験生時代は偏差値60台の高校に通っていて、現役で早稲田大学商学部に合格しています。
そこで今回はぼくの受験時代とセンプレで受験生に指導をしている経験、そして科学的なデータに基づいて「学校の勉強だけで大学受験を乗り切ることができるのか」ということについてぶっちゃけます。
早速ですが、結論から言うと高校の勉強だけでは大学受験を乗り切ることはできません。
これは偏差値60台の高校でも、偏差値70台の高校でも変わりません。
学校の授業だけで大学受験を乗り切れない理由は3つ あります。
1つ目は、授業の内容です。 学校の授業はクラスの生徒全員に「同じ内容」の授業をします。
1人1人得意な分野や苦手な分野は違います。そして理解の方法も違います。なのにも関わらず、学校は全員に同じ内容を伝えるのです。
例えば部活でも「全員同じ練習をしろ!」と言われても、当然上手くなる人もいればそうじゃない人も出てきます。
勉強で点数を伸ばすには1人1人にあった学び方をする必要があるのです。
2つ目は、授業の進むスピードです。 生徒によって理解度は異なるのに、常に一定のスピードで授業は進んでいきます。
授業についていけてる時はいいですが、わからないとこが出ても理解する前にどんどん前に進んでいきます。
そのため一度ついていけなくなると、その先ずっと理解できないままで落ちこぼれてしまうというケースが非常に多いです。
3つ目は、科学的に授業は効率が学習効果が低いという点です。
ラーニングピラミッドというものを聞いたことはありますか?これは教育において、どの学習法がもっとも効率的かを示したものになります。
これに習うと、一番効果が薄いのは講義(授業)となっています。
受動的に受ける講義形式ものものでは、学んだことの大半を忘れてしまうということがこのデータに記されているのです。
上の3つから、学校の授業だけで大学受験を乗り切ることはかなり難しいです。
特に関関同立・MARCHは全受験生の上位5~10%しかいないと言われています。
クラスで1位になるぐらいならできるかもしれませんが、授業を聞いているだけで受験生の上位5%になるというのは考えにくいです。
もし仮にいたとしても学校の授業を完璧に理解できて、全くつまづくことがない人に限ります。
もちろんそうは言っても、学校の授業が全く無意味だというわけではありません。
ぼくが一番伝えたい大切なことは、大学受験で成果を出したいなら必ず自分で勉強することが必要だということです。
受け身になって「これをやっておきなさい」と言われたものをやっても、大学に合格することはできません。受け身の勉強をしても、必ずどこかで成長が止まります。
ではどのようにして、自分から動いて勉強していけばいいのでしょうか?
そこで今回は学校の勉強だけではなく、どのように勉強していけばいいのかも解説していきます。
もし本気で大学受験を頑張りたいという気持ちがあれば、必ず役に立つ情報なので参考にしてください!

大切なのは志望校と自分の現在地を測って、自分の頭でやるべきことを考えること
まず最初に自分で勉強していく際に大切なことは、志望校に合格するために自分は何が足りないのか分析することです。
自分に何が足りていないのかが分かっていないと、勉強計画の立てようがありません。
そのために行わなければいけないことが、過去問を見るということです。
当然のことながら、最初に過去問をみた時は全く問題を解けないと思います。最初のうちは「1割も解けない……」ということだって全然起こります(ぼくもそうでした)。
ここで重要なのは、なぜ過去問が全く解けないのか理由を考えるということです。
例えば「英単語が全く分からないせいで過去問が解けない」という状態なのか、「単語はわかるけど文法の知識がないから解けない」という状態なのか、しっかり自分の現状を認識します。
同じ「過去問が解けない」という状態でも、解けない理由によって今後の勉強計画が大きく変わっていきます。
よくある「勉強しても点数が伸びない!」というのは現状をしっかり認識できないことが原因で起こります。
効率がいい勉強をしていくためにも、まずは「自分は何ができて、何ができないのか」というのをしっかり認識しましょう。
自分の弱点を見つけるということに関してもっと詳しく知りたい方は、下のリンクにより詳しい情報を載せているので参考にしてみてください!
そして次は現状を認識したあと、「どういう風に勉強をしていけばいいのか」について解説していきます。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓
オンラインで実施するので、全国どこからでもOKです!
申し込みはLINEから!
学校に頼らず大学受験の学習をしていくための具体的勉強方法3ステップ

学校の勉強だけじゃなく自分で勉強していくには、まず自分の現状を認識することが必要ということについて書いてきました。
ではここからは、具体的にどのようにして自分で勉強していくのかについて3STEP で解説していこうと思います!
今回はわかりやすいように「英単語が弱点」という前提で話を進めていこうと思います!
①英単語帳を1冊完璧にする過程を通じて、参考書を完璧にする方法を学ぶ
まず最初に受験において、「実行力」を上げるため絶対に必要な経験について話をしていこうと思います。
受験で絶対に必要な経験とは「参考書を1冊完璧に終わらした経験」です。
もし英単語帳がまだ完璧になっていないのだとしたら、最初にすべきことは「英単語帳を完璧にする」ことです。
断言します。
参考書1冊を完璧にした経験がなければ、受験で成功することはありません。
というのも参考書を1冊をやりきった経験がなければ、遅かれ早かれ参考書オタクになって勉強の質が上がらなくなります。
参考書オタクになってしまうパターンは、大きく分けて2つあります。
②参考書をやってるけどなかなか成績が上がらなくて、参考書を変えまくる
もしかしたらすでに思い当たる人もいるのではないでしょうか。
ちなみにぼくは完全に①番の人間でした。
でも大丈夫です。上の2つは参考書を完璧にした経験を身につければ解決することができます。
なぜなら参考書をやりきった経験すれば「参考書を終わらせられる自信」と「点数がしっかり伸びる実感」の2つを得ることができるからです。
「参考書を終わらせられる自信」があれば、どんどん新しい参考書を完璧にしていくことができます。
そして「点数が伸びる実感」があれば、今やっている参考書に不安を抱えることもないので、あれこれいろんな参考書に手を出す必要も無くなります。
つまり、参考書をやりきった経験があると、自分の立てた計画に迷いなく突き進むことができるようになっていくのです。
受験で成功している受験生は必ず参考書をやりきった経験があります。
受験を乗り切るための実行力を得るために、まずは英単語帳を完璧にしましょう!
英単語帳を完璧にした経験があれば、他の参考書もどうやって完璧にしたらいいのかがわかってくるようになるはずです。
詳しい英単語帳のやり方は下のリンクにまとめているので、ぜひ参考にしてみてください!
②英語の過去問をみて、単語力以外で足りない力を分析して、つぎにやるべき参考書を決めていく
つぎに、英語の過去問をみて、単語力以外で足りない力を分析して、つぎにやるべき参考書を決めていきましょう。
ただ闇雲に計画を作るのではなく、受験合格に自分だけの最短距離で計画を立てる方法を解説していこうと思います。
自分だけの最短距離で計画を立てる方法、それは過去問を通して自分の弱点を何度も分析し直すというものです。
「また過去問解くの??」と思う方もいるかもしれませんが、ゴールへの最短ルートを進むには過去問を分析する以外にいい方法はありません。
はっきりと言いますが、1年間この通りにやったらうまく行くという計画はそもそも作ることができません。
例えば「スポーツのプロになりたい!」と思った時に、一度も計画変更せずにプロになる練習スケジュールを最初から組めるでしょうか?
もちろん不可能でしょう。最初から完璧な計画なんて作れるはずがないんです。
しかし、多くの受験生は最初から志望校合格への完璧な計画を作ろうとします。
そして大半が計画を作り終えて満足して終わるか、もしくは途中で計画通りに行かないことで自己嫌悪になってしまい、勉強をやめてしまいます。
先ほども言いましたが、計画とは最初から完璧なものは作れません。
むしろ完璧な計画を作るより、計画は変更されることを前提にして柔軟に作り上げることの方が大切なのです。
そして柔軟に計画を変更するために必要なものこそ、「過去問の分析」 なんです。
先ほどのスポーツを例にあげましょう。
スポーツで練習の計画を変更する際はどんな時でしょうか?
それは実践練習や試合を通して自分の実力を確認した時です。
実践練習や試合を通して、自分の強みは何で弱点は何なのかが明確になった時、今後の練習方法を変えていくことになります。
スポーツにおける実践練習や試合に当たるのが、「過去問」です。
過去問を通すことで自分の実力がはっきりわかります。自分は何ができて何ができないのかがわかるのです。
もし英単語を完璧にした状態なら、過去問を見たとき「英単語はできるけど読めない」という状態になると思います。
読めない理由が英文法なのか、それとも長文に慣れていないだけなのかで、今後の勉強方針は大きく変わっていきます。
そのため、英単語をある程度形にできて、次の参考書に移る際は過去問をベースに考えるようにしましょう。
これはその次に使う参考書が終わった際も同じです。
常に「過去問で合格点を超えるために自分はどの知識が足りないのか」をベースに参考書を選ぶことで、志望校からの最短距離を進むことができるのです。
③参考書学習がある程度おわったら、過去問分析に入り、どのようにして得点するかの戦略を考える
最後に過去問で徹底的に点数を取りに行く方法について解説していきます。
それは過去問を解く際の「戦略を作る」 ということです。
例えば、「長文は問題から目を通して、文章を読む」といったものや、「わからない問題が出た時は、◯秒以上考えない」などが戦略に当たります。
これは勉強したての頃には効果はほとんどありませんが、しっかり知識がついてきた段階で行えば着実に点数アップに繋がります。
もし「知識もしっかり身につけたはずなのに点数が上がらない……」という状態になった時は、一度立ち止まってどのようにして点数をとるか戦略を考えましょう。