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浪人には浪人の勉強の方法があります。やるべきことをやれば、ちゃんと成績を伸ばして合格を手にすることができます。

「中学と同じように勉強してるつもりなのに、なぜか点数が伸びていかない……」
実は中学で成績がよかった人ほど、高校に入った瞬間つまづいてしまう可能性が高いのを知っていますか?
もしキミが中学では上手くいっていたのに、高校に入ってからあまり点数が伸びないという状態なら、今回の記事は必ず役に立つはずです。
今回の記事では
- 中学では成績がよかったのに、高校から勉強が上手くできなくなってしまう理由
- 高校でも成績を伸ばし続け、志望校に最短で近づくための方法
を解説していきます!それではいきましょう!
目次
中学ではうまくいってたのに、高校から勉強ができなくなるたった1つの理由
中学ではうまくいっていたのに、高校から勉強ができなくなる理由、それは中学と高校では求められる力が違うことが原因です。
つまり、中学では基礎の力が求められ、高校では応用の力が求められるという違いがあるのです 。
国語科目である漢文を例にあげてみましょう。
中学では漢文は「レ点・一二点」などの非常に基礎的なものしか学びません。
しかし高校に上がると、「レ点・一二点」などは覚えている前提で、知識を応用して文章を読めるかどうかが求められます。
漢文が特にわかりやすく求められる能力が違うため例にあげましたが、英語や社会科目なども同じように高校では応用レベルのものが求められます。
そのため、教科書を丸暗記して問題を解くという勉強法では、この先点数が大きく伸びることはありません。
高校で成績を伸ばすためにはただ知識の丸暗記でなく、学んだ知識を応用する力を伸ばす必要があります 。
中学で上手くいった人は「高校も同じようにやれば成績が伸びる!」と思ってしまいがちですが、それは間違いです。
むしろ今までの成功体験に固執してしまうと、いつまでも頑張っても伸びないという結果になってしまいます。
ではどのようにして応用力を鍛えればいいのでしょうか?
ということで次は応用力を鍛えて、成績をガンガン伸ばしていくための方法を解説していきます!

中学では成績がよかった人が、高校でも成績をあげるための具体的勉強法3ステップ
上の項目では、なぜ中学では上手くいっていたのに、高校では上手くいかないのかについて解説してきました。
そしてここからは「どうやって高校でも成績を伸ばして行けるようになるのか」について解説していきます!
①センター試験を解いて、自分にはなにが足りないかを分析する
まず勉強を始めていく前に、絶対にやらないといけないことがあります。
それがセンター試験を解いて、自分の弱点を確認する ということです。
「え?いきなりセンター試験を解くの?どうせ全然解けないよ……」と思ったのではないでしょうか?
安心してください。最初は点数が取れなくても問題ありません。
重要なのは、センター試験を解いて、まず自分の弱点を見つけるということです。
なぜ自分の弱点を見つける必要があるかというと、弱点が分かれば何を勉強すれば成績が伸びるのかわかるようになるからです。
例えばサッカーを例にあげてみましょう。
もしキミが仮に、サッカーを上手くできるようになりたいと思った時、何を練習したら上手くなるでしょうか?
シュート練習?それともパスの練習でしょうか?
その答えは実際に試合をしてみればわかります。
試合で全くシュートが入らないならシュート練習をする必要がありますし、パスが上手くできないならパスの練習をする必要があります。
センター試験をまず最初に解くのは、スポーツでいう練習試合をするようなものです。
センターを解くと英単語がわからないのか、それとも文法がわからないのか、もっと言えばどのくらいの英単語を覚える必要があるのかまで把握できます。
今後の効率のいい勉強計画を立てる上でまず、自分には何が足りないのかを明確にすることから始めていきましょう!
②弱点克服のための参考書を決めて、やり方と期限を考え1冊ずつ確実に終わらせていく
センター試験を解いて自分の弱点がわかったら、次はその弱点をどのように埋めるかを考えていきます。
ここで重要なのは、ただネットでおすすめされているような参考書ではなく、自分の弱点をしっかり克服できる参考書 を選ぶということです。
ただなんとなくで参考書を選んでしまうと「別の参考書の方がいいかも……」とか「ネットで他の参考書がおすすめされてたな……」という迷いが生まれます。
断言しますが「他の参考書がいいかも」という考えがある状態では、参考書の内容が全然頭に入ってきません!
ただ眺めるだけで終わってしまいます。
しっかり目の前の参考書に集中するためにも、「この参考書を使えば確実に伸びる!!!」と言えるような参考書を選ぶようにしましょう!
そして参考書選びの他に、もう1つ大切なことがあります。
それが「参考書のやり方を決めること」と「いつまでに参考書を終わらせるかを決める」ということです。
やり方と期限を決めていない場合、高確率でダラダラと参考書をやってしまい、途中で飽きてやる気が無くなります。
先ほどのサッカーを例にあげてみましょう。
練習試合をしてみて「自分はシュートが下手だ!」と分かったとします。
ではここからシュート練習をするわけですが、シュート練習にもいろんな練習方法があります。
例えば「遠くからシュートする練習」だったり「焦っている状態でも正確にコースを狙うための練習」などなど…
単にシュート練習といってもいろんな取り組み方があるのです。
ただ闇雲に練習するのではなく、実践を思い浮かべてどんな練習をすれば一番成長するかを考える必要があります。
参考書も同じで、ただ暗記すればいいというわけではありません。
定期試験、模試、そして試験本番で実際に使える知識を身につけるには、どのような覚え方をすればいいのかを考える必要があるのです。
そしてもう1つ考えるべきこと、「それをいつまでに完成させるか」という視点です。
期限を決めなければ、ダラダラ取り組むことになってしまい、成長も感じにくくなって飽きてしまいます。
例えばどんなシュート練習をするか決めても、それを1年も続けるわけではありませんよね。1年も同じシュート練習だけしていたらどう考えても飽きますし、効率も悪いです。
参考書も同じです。基本的に「3ヶ月以上同じ参考書をやっています」という人は、おそらくこの先その参考書が完成することはありません。
参考書は期限を決めて、効率よくパパッと終わらせることが大切です 。どんな分厚い参考書でも最低1ヶ月あれば完成させることは可能です。
では今回の項目をまとめると
- 自分の弱点にあった参考書を選ぶ
- 「参考書のやり方」と「いつまでに終わらせるか」を決める
③1-3ヶ月に1度センター試験を解いて、できないところを分析して……を繰り返す
最後により効率的に成績をあげていくための方法について解説します。
それは1~3ヶ月に1度センター試験を解いて、再び自分の弱点を分析する ということです。
「またセンターか!」と思うかもしれませんが、勉強で成績を上げるには「できないことをできるようにしていく」以外ありません。
再びサッカーを例にあげてみましょう。
例えば練習の成果が出てシュートが上手くなったとしましょう。
そして練習試合でも点数が取れるようなったとします。
ではこれで練習をやめていいでしょうか?
おそらく答えは「NO」だと思います。
もし大会で優勝したいという目標があれば、さらにサッカーが上手くなる必要があります。
そして上手くなるためには最初と同じように、どう練習すれば上手くなるのかを分かっていなければなりません。
勉強も全く同じです。
もし高校でも成績を伸ばし、大学に合格したいと思うなら、常に自分は何を勉強すればいいのか理解している必要があります。
「何を勉強したらいいのかわからない!」という状態では、効率のいい勉強は決してできません。
なせなら何をしたらいいのか分からないと、闇雲に必要のない勉強をしてしまうことになるからです。
この状態はサッカーで言えば、「大会で勝ちたいけど、何をやればいいか分からないから筋トレしよう!」という状態です。
多少効果がありそうと感じることより、大きく効果がでることに時間を使えるかが大切なのです。
勉強もサッカーと同じで「これをやれば確実に成長できる!」というポイントに時間を注ぐと、驚くほど効果が出ます。
短い時間で圧倒的に成績を上げるために、常に自分の弱点は何かを分析する習慣を身につけていきましょう!