【大学受験】まとめノートはいらない?時間の無駄?|正しいノートの使い方を教えます!

【受験生のキミへおすすめの記事】

これから受験勉強を始めるキミへ

ライバルに差をつけて、志望校合格を手にするには、勉強法が鍵になります。

まずは、受験勉強を始める前に知っておいて欲しいことをこちらから確認してみてください。

不合格体験記を読む

あと一年頑張ることを決めたキミへ

浪人は、伸びないって本当??いいえ、そんなことはありません。

浪人には浪人の勉強の方法があります。やるべきことをやれば、ちゃんと成績を伸ばして合格を手にすることができます。

浪人を決めた人に知って欲しいたった一つのこと


安東センセイ
こんにちは、センセイプレイスの安東です!
「勉強したことを1冊のノートにまとめている」

「板書を全部まとめればきっと成績が上がる!」

「ノートにまとめるのはインターネットで時間の無駄って書いてあったけど実際どうなの?」

今回の内容は、「勉強したことをノートにまとめるのは意味があるのか」です!

これまでの授業や参考書の要点を1冊のノートにまとめている人って結構多いんじゃないでしょうか?

ちょっと前には「東大合格生はきれいにノートをとっている」と話題にもなりましたね。

「板書や参考書を丁寧にノートにまとめれば志望校に合格できる!」と真面目な人ほど考えるかもしれません。

しかし、インターネットを見ると「きれいなノートを作っているやつは落ちる」「参考書に書き込むだけでいい」なんて情報もチラホラ……

一体何を信じていいのかわからなくなりますよね。

今回の記事では、まとめノートを作ることの意味と、ノート作りが向いている人、ノートのまとめ方を書いていきたいと思います。

関連記事:【受験勉強】勉強がわからないときの解決策5選!|わからない原因まで解説!


目次


まとめノートは時間の無駄!?


結論からいいます。

学んだ内容をまとめるノートをただ作っているだけの人は、残念ながら時間を無駄にしてしまっている でしょう。

そもそも、勉強したことをノートにまとめる理由はなんでしょうか?

授業を受けていてわからなかったところや大事だと思ったところ、そして複雑に感じたところをあとで見返すために作る人がほとんどでしょう。

まとめノートを作るのは、授業を理解するための手段です。

しかし、「きれいなノートを作る」「参考書と同じくらいにまとめる」ことが目的になってしまうと、その時間は勉強時間ではなく、ノートをまとめるただの「作業時間」になってしまいます。

何時間、何日もかけて丁寧にまとめられたノートを作っても、作業したことに満足してしまっては、成績を上げることはできません。

受験勉強は、自分で勉強した気になるのが、勉強しないのと同じくらいヤバイです。

関連記事:寝る前にやるだけで圧倒的な差がつく勉強法|大学受験のプロが解説



まとめノートを作る目的を考えよう


とはいえ、授業の内容を乱暴に書き殴るのはおすすめしません。

例えば、テスト前にこれまでの授業で習ったところを見返すとします。

そんなときに、板書された内容を適当に書いていたら、授業の内容を思い出せないだけでなく、やる気もなくなってしまうでしょう。

そのため、ある程度は丁寧にノートを作ることが必要になってきます。

ここで大事なのが、何のためにまとめノートを作るのかを考えることです。

人によって、苦手な科目、整理しなければならない分野はバラバラです。

  • 「仮定法の違いがいまいちわからない……」
  • 「数学のテストのたびに、どの公式を使えばいいのか忘れてしまう」
  • 「断定の『なり』と形容動詞の『なり』の見分けがつかない」

こういった悩みを解消し、理解するのに、まとめノートを作るのは、とても意味があると思います!

「まとめノートを作る」ことを目的にするのではなく、あくまでも、「まとめノートを作って、自分の苦手を克服する」ことを意識しましょう!

関連記事:【大学受験】長時間勉強をするための方法|受験のプロが徹底解説



【無料受験相談】
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
受験のプロがマンツーマンで、受験勉強における悩みや課題にお答えします。
オンラインで実施するので、全国どこからでもOKです!
申し込みはLINEから!

まとめノートを作るのをおすすめする人


以下のようなタイプの人はまとめノートを作るのがおすすめです!

関連記事:【反面教師】先輩が後悔した大学受験の間違った勉強法ランキング

時間に余裕がある人

高3に上がるまでの、受験までにまだ時間がある人はノートを作るのがおすすめです!

高校1年・2年の内にまとめノートを作っておけば、残りの1年間でそれを見直しながら受験勉強ができるためかなり楽ができるようになります!

また、ノート作りを手早く終わらせる自信がある人もよいかもしれません。

まとめ直すことで授業を再現できる人

ノートをとおして、授業を再現できる人も、まとめノートを作るのがおすすめです!

先ほども触れましたが、まとめノートの作成は授業を理解するのが目的です。

では、「授業を理解する」とは、どういうことでしょうか?

それはずばり、ノートを見て、授業を自分の言葉で説明できる ことです。

例えば、ノートをみたとき、板書をただ写してるだけでは、重要なポイントがどこなのか、苦手な部分はどこか、イマイチわかりませんよね。

でも、先生が「ここ大事だぞー」といっていたことをメモしたり、苦手だと感じた部分にマーカーを引いたりするとどうでしょうか?

授業を受けていたときと同じ感覚、内容をノートに書いて、それを自分の言葉で説明できるようになれば、授業は完璧に理解できています。

ノートでまとめなくても、自分の言葉で授業を説明できる人はいるかもしれませんが、「ノートを作れば……!」と思う人は、まとめノートを作るのをおすすめします!

🔽 高2・高1向けおすすめ記事 🔽
  1. 高2・勉強時間0、偏差値40台からの早稲田逆転合格体験記
    【逆転合格のリアルを知ろう!】
  2. 高1・高2からの難関大合格戦略
    【難関大に合格するために!】
  3. 受験勉強をこれから始める人が読む記事
    【受験勉強のはじめの一歩】
  4. 定期試験はできるのに、模試ができない理由
    【模試になると点が取れないというキミへ】

「勉強しても伸びない…」その原因は勉強法かも
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
自分に合った効率の良い勉強法を知る

まとめノートを作るのをおすすめできない人


一方で、以下のようなタイプの人はまとめノートを作るのをおすすめしません。

関連記事:高2から始める受験勉強の計画の立て方を徹底解説|周りと差をつけたいキミへ

時間がない人

受験の残り時間が少ない人はノート作りはやめたほうがいいかもしれません。

例えば、受験まで残り半年しかない受験生は、ノートを作っているうちに入試が終わってしまいます……

受験勉強を始めるのが遅かった人は、もっと効率のよい勉強法を考える必要があるでしょう。

完璧主義者

自分は完璧主義と自覚がある人も、ノート作りはおすすめしません。

完璧主義な人は、ノートを作り始めると「ここはもう少しわかりやすく書こう」「ここはもっと丁寧に書こう」などのように、細かいところが気になってしまいます。

しかし、ノートにまとめるのは、あくまで作業です。

いくら時間をかけて完璧なまとめノートを作っても、その内容が頭に入っていなければ残念ながら成績は伸びないでしょう。

完璧主義な人は、自分にとっての「完璧」を一度見直してみるのもよいかもしれません!

現役早大生がおすすめするノートの使い方3選


まとめノートを作る、といっても、一体どういうふうにすればよいのか?

方法はいろいろあると思いますが、ここでは3つのまとめノートの作り方を紹介したいと思います。

関連記事:受験勉強の習慣をつける方法4選|勉強が3日以上続かないキミへ

①予習と板書を見開き1ページに

1つ目が見開き1ページに予習と板書をそれぞれ書いていくスタイルです!

左ページに予習・右ページに授業の板書をする感じになります。

このまとめ方のメリットは「予習段階で自分がどこを間違えていたのかがわかる」点です。

いちいちページをめくるのではなく、目を動かすだけで、間違えたところ、わからなかったところを瞬時に把握できるため効率がよいと思います。

また、次のページに授業の復習することで、3ページ単位で1回1回授業の再現ができるようにもなります。

特に英語長文・古文などをまとめるときにおすすめです!

②苦手ノート

教科ごとではなく、自分の苦手を集めたノートを作るのもおすすめです。

自分のよく間違える問題や、混乱してしまう文法・暗記事項などを1冊にまとめる感じです。

そして、模試や受験本番の直前に、その1冊だけ見ればokな状態に持っていきましょう。

その1冊を何度も見返すことで、自分の苦手な部分を集中的につぶすことができます!

③付箋ノート

付箋をメインにしたノートもおすすめです。

上記の2つのようなノートを取りつつ、どうしても覚えられないことや目立たせたい部分を付箋に書き込んでノートに貼っていくスタイルです。

このやり方のメリットは、あとでノートを修正できる点です!

書き込んだことを「もう見直さなくてもいいかな」と思えば、付箋を外すだけで消せます。

また、ノートを開いたときに一発で目に飛び込んでくるため記憶にのこりやすいのも大きな特徴です!

関連記事:高2・勉強時間と調べているキミへ伝えたいこと【高校2年生必見】