勉強でのイライラを解消する方法12選|イライラして勉強に集中できない原因も解説

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勉強でのイライラを解消する方法12選|イライラして勉強に集中できない原因も解説
さくらこセンセイ
こんにちは、センセイプレイスのさくらこです!

うわぁもう!イライラする!!!

うまくいかない、勉強が辛い!

集中ができない、全然違うことに気を取られてしまう!

受験勉強をしていると、うまくいかないことってたくさん出てきますよね。

そもそも、勉強がとっても楽しいと感じている人もそんなに多くはないと思います。

もちろん、ノリノリで勉強ができるときもあるにはありますが、

「解けない問題が続いた」「思っている以上にヤバイ現実に直面した」
「同じくらいだと思っていた友達に差をつけられた」「耳が痛い言葉をかけられた」など、

ピリピリしているときだからこそ、小さなことでも「あぁもう!」とイライラしてしまうことがあると思います。

実際私自身も、現役の頃は何かとイライラしてしまって、勉強に集中できないときもあったため、気持ちはよくわかります。

しかし、いつまでもイライラしているのはなかなか辛いものです。

今回は、受験勉強を進めるなかでイライラしたときの原因と対処法を紹介していきます!

自分のイライラと上手に付き合える受験生になりましょう!

関連記事:偏差値30・40台から早稲田に合格するための5つの戦略と勉強法


目次


受験勉強でイライラして泣きそうなキミへ

受験勉強でイライラして泣きそうなキミへ

さて、冒頭でも述べましたが、勉強をしていてイライラするのは、おそらく多くの受験生が経験する物だと思います。

これは私の個人的な考えですが、勉強していてイライラするのはいろいろな事情があるとはいえ、「勉強を頑張ろう、頑張らなくちゃ」と思っているからこそだと思います。

だって、勉強するのをやめてしまえば、きっとイライラしませんから。

イライラしながらも勉強しようと立ち向かっているから、この記事を読んでくれているのではないかと思います。

まずはそんな自分を少しだけ「頑張ってるよな」と認めて褒めてあげてください。

さて、それでも、勉強しなきゃと思う気持ちと、うまくいかない現実との折り合いをつけるのはなかなか大変です。

しかし勉強しないことには、何にもなりません。

自分の感情とうまく付き合いながら、ちゃんと勉強を進められるようにしたいですよね。

勉強しててイライラするのは、実にいろいろな原因があります。

できるだけ原因から排除できるようになって、イライラと上手に付き合えるようになりましょう。

関連記事:【受験勉強】勉強がわからないときの解決策5選!|わからない原因まで解説!



あなたのイライラはどこから?勉強ストレスの原因3選

あなたのイライラはどこから?勉強ストレスの原因3選
まずは、どうしてイライラしてしまうのかを考えてみましょう。

イライラしているとき、人はその怒りの裏側で望んでいることや解決したいことがあります。

「うわイライラする!」と思ったときは、冷静に「なんでイライラしてるんだろう」と客観的に自分がイライラしている原因を知るのが、解決への近道です。

現在進行形でイライラしている人は深呼吸をしてから、落ち着いて考えてみてください。

なんでイライラしているかわからないからイライラするんだよ!って人は、先に対処法の「わけもわからずイライラするとき」をみてみてくださいね!

関連記事:受験勉強の自己嫌悪から完全回復する3つの方法

①勉強関係

まず多くの人が苦しむのは、やはり勉強していてわからないところが続いた場合でしょう。

  • 思うように進まない、解けない
  • 問題文が理解できない
  • 解説が何いってるのかわからない

私は、問題を読んで何聞かれているかわからないときは、一人で「うらぁ!何いっとるんじゃぁぼけぇ!」と叫んでいました(笑)

長時間勉強を続けていて、集中力が途切れてしまうのも原因かもしれません。

②環境関係

勉強する環境は、思っているよりストレスに直結します。

  • 集中できない
  • 誰かの声や音が耳について気になってしまう
  • 逆に静かすぎて落ち着かない

環境へのストレスは、そのときの気分や調子、勉強のノリなどでも違ってきます。

たまには場所を変えないとやってられない気持ちになることもありますよね。

③人間関係

勉強とは直接関係なくても、受験関連の会話のなかでイライラするときもあります。

  • 親御さんからの一言
  • 友達との何気ない会話
  • 先生との進路相談

自分が頑張って勉強しようと思っていることを否定されてしまったり、不安を煽られたりするとフラストレーションがたまります。

その積み重ねは、苦しいものです。

「勉強大丈夫なの?」「〇〇ちゃんは10時間とかやってるらしいよ」「もっとこうしたほうがよいよ」

自分がうまくいっていないときのこのような言葉は、耳が痛いどころかイライラ増強剤になりかねませんよね。

本当は自分のことを気遣ってくれていたり、心配してくれているからこその言葉かもしれません。

しかし、それでも、引っかかって心につのっていくほうがきついと思います。

その他の場合

いろいろ原因をみてきましたが、当てはまりそうなものはありましたか?

実際は小さなつまづきが積み重なった、原因が1つに特定できないイライラもあると思います。

ちなみに私が現役のときは、

「疲れた、勉強しないと、なんでこんな勉強しないといけないんだっけ、辛い、嫌だ、つか英語わからん、なんであの子はあんな解けるんだ?、間に合うのか受験、志望校どうしよ……」

このようにひたすらモヤモヤイライラしていたこともありました。

こういった場合は、かなりしんどいと思いますが、自分の感情の整理が大事になります。



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イライラしたときの原因別対処法12選

イライラしたときの原因別対処法12選

ここからは、イライラしたときにすぐにできる簡単な対処法を、先ほど述べた原因別に具体的に紹介します。

たくさんあるため、自分でできそうなものを試してみてください。

関連記事:寝る前にやるだけで圧倒的な差がつく勉強法|大学受験のプロが解説

①勉強がうまくいかないためにイライラするとき

いったん問題から離れる

解けない問題や、いったん離れて別の問題に移ってみるのがおすすめです。

解けずに立ち止まっていてはイライラしたままです。

感情的になっていると解けるものも解けないため、少し時間をおいて他の勉強をするとよいでしょう。

ドツボに嵌らないように、「苦手な数学が解けなくてイライラするから得意科目の社会をやろう〜」みたいな調子で大丈夫です。

あとから戻って解いてみたら、あっさり解けちゃった、なんてこともざらにありますから、無理に解けない問題に固執しないのがポイントです。

問題のレベルを変える

難しい問題が続いて解けないときは、問題集のレベルを見直すのも1つです。

解けないこと自体はストレスだと思いますが、実際、解けない事実のほうが勉強的には大事なことです。

そもそも基礎がわかっていない、基礎的な知識をどう使ったらよいかわかっていないなど、解けない理由がいくつかあると思います。

しかし、レベルがあっていない問題に向き合い続けるのは辛いですし、勉強の効率もよくありません。

取り組んでいる問題集や参考書が自分のレベルにあっているかを今一度見直してみるのも大事です。

休憩する

  • コーヒーを飲んで一息つく
  • 短めの仮眠をとる
  • 軽い運動をする

自分が好きな方法で、少し脳を休ませましょう。

スマートフォンをいじったりして情報を入れるよりは、あんまり頭を使わなくてもよいものがおすすめです。

リラックスできる状態を作って頭をすっきりさせてから、もう一度勉強に戻りましょう。

②環境が悪くてイライラするとき

場所を移動する

一番シンプルな対処法です。

周りがうるさくて集中できないなら静かな図書館へ、静かすぎて落ち着かないならほどよくざわついたカフェへなどのように、自分が集中できそうな場所へ移動してしまいましょう。

姿勢を変える

イライラしていると、自律神経が乱れ、どうでもよいことに意識がちです。

これでは負のスパイラルに嵌ってしまうため、煮詰まったと思ったら、少し伸びをして、深呼吸をしてから、姿勢を変えて勉強してみてください

姿勢に関しては、こちらの記事をご覧ください!

関連記事:勉強時の姿勢は重要です!|いい姿勢を身に付けて集中力UP!

使う道具を変える

同じ場所で勉強を続ける場合でも、気分を少し変える作戦です。

これは気晴らし程度ですが、お気に入りのペンやノートを使うことで、ちょっとでも気持ちがノって勉強できるなら、そのほうがよいです。

文具以外にも、快適に勉強するための道具はたくさんあります。

こちらの記事でたくさん紹介しているため見てみてください!

関連記事:【受験生必見】勉強におすすめの最強グッズ22選!

③周りの友達や親との関係でイライラするとき

コミュニケーションを適切にとる

ストレスの根をたつために、話ができる場合は話をするのがよいでしょう。

正確にいうと、要望を伝えてしまうことです。

「こういうことは、ちょっと嫌だからいわないでほしい。」

「自分はこの大学にどうしてもいきたいから、そういう風にいうのはやめてほしい。」

相手が先生や親の場合はいいにくいこともあるかもしれませんが、話をして解決するならば、意思表示をはっきりしたほうがよいことがあります。

もちろん、関係にヒビが入りそうな場合は考えものですが、相手が心配して声をかけてくれている場合は有効な手段だと思います。

物理的にシャットアウトする

逃げるのは、いわば防衛本能です。

受験生にとって勉強以外の余計なことに脳が割かれることは、非常にストレスがたまることだと思います。

  • 気になる会話は聞こえない場所にいく、音楽などを聴いて聞こえない状態にする
  • 話すときつくなるとわかっている人とはなるべく会話をしないように立ち回る
  • 携帯の通知をきってシャットアウトする

それが最善であると思われる場合はそうするのも立派な一手です。

シャットアウトし続けて問題になりそうな場合にこれを強行し続けるのは大変ですが、適度にシャットアウトするのは効果的です。

自分でなんとかできるものと、そうでないものを分ける

人間関係でおさえておいたほうがよいことは、「自分でなんとかできること」と「自分でなんともできないこと」があることです。

自分が話せることや避けられることのように、自分でなんとかできるものは、解決できますし、その解決方法を考えられます。

しかし、他人の考え方や発言など、自分でなんとかできないものは、解決方法を考える時間がいわば無駄です。

「あ、これはもうどうにもできないことだわ、」と割り切ってしまうだけで、それに関して考えなくて済むようになるため、少しだけ気持ちが楽になると思います。

④わけもわからずイライラするとき

白紙に思っていることを書き出す

わけもわからずにイライラしているときは、思考があちらこちらに分散しています。

そんな状態のときにおすすめなのが、とにかく頭の中でぐちゃぐちゃになっているものを書き出していく方法です。

ブレインダンプともいいます。

意訳すると脳内大掃除ですね。いろいろな目的で使われると思いますが、ストレス発散にもなりますし、感情や思考の整理にはかなり有効な手段です。

書き出すときのコツは、入り乱れている「感情」(嫌だ、辛い、逃げたい、など)と、どうしてイライラしているのかという「思考」(英語解けない、間に合わなそうで不安、など)をわけて書くことです。

そうすると、気持ちが楽になるだけでなく、解決できそうなことを客観的に見つめ直すことができるようになるため、余裕があったらやってみてください!

泣く、寝る、休憩する時間を長めとる

これは解決するというより、とにかくいったん休んで、感情的になっているところをまずは落ち着ける手段です。

何も考えないで、楽になるまで涙にくれる日があってもよいですし、眠ってしまってもいいと思います。

イライラがおさまるまで休んで、それから次どうするかを考えましょう。

カラオケやショッピング、散歩などをする

普段勉強に充てている時間に、思い切って気晴らしになることをしてみましょう。

大きな声を出す、体を動かす、お金を使うなど、いわゆるストレス発散です。

もちろん、週に何回もいっていいものではありませんが、根詰めて疲れてしまったときにはおすすめです。

ちなみに私は、「もう無理やってられん!!」と思ったときには、気分転換とやる気注入を兼ねて志望校に散歩しにいっていました(笑)

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できるだけイライラしないために事前にできること3選

できるだけイライラしないために事前にできること3選
ここまで、イライラしたときの対処法を紹介してきましたが、勉強していてイライラしないように事前にできることもあります。

おすすめの簡単な事前策をいくつか紹介するため、チェックしてみてください!

関連記事:【反面教師】先輩が後悔した大学受験の間違った勉強法ランキング

①勉強に集中できる環境を複数持っておく

いくつか自分はここでだといい感じに勉強できる場所を持っておくと、ある意味逃げ場ができるためおすすめです。

図書館の自習室、学校の教室、自分の部屋、お気に入りのカフェ……などなど、ちょっと異なる雰囲気の場所をいくつか選択肢として持っておくとよりよいと思います。

模試の演習なら自習室、英語の長文なら声が出せる自室のように、使いわけてもよいですね。

自分が快適に勉強できる環境を準備しておきましょう。

②ルールを決めておく

ちょっとつまったり集中力が途切れたりしたときには、こうしようとルールを決めておくのもおすすめです。

例えば、

  • 5分考えてもわからない問題は解説を読んで次の日に解くようにする
  • 集中できなくなってきたらコーヒーを淹れて一息つく

このような感じです。

こうすると落ち着く、一息つける行動が決まっているだけで、イライラするのを長引かせずにコントロールできるようになります。

③休憩をこまめにとる

根詰めすぎずに、負荷のかかりすぎないペース配分を考えて勉強をしましょう。

集中していてこのまま続けていたい!このほうがよい!というとき以外は、自分が勉強しやすいように時間を決めてやるのが一番です。

例えば、

  • 「1時間やったら10分休む、これを5回やったら30分仮眠しよう。」
  • 「3時間英語をやろう、長文問題を1つやったら5分休んで、単語をここまでやって5分休んで、残りの時間は昨日の復習をしよう。」

このような具合です。

そのときの自分の調子に合わせて、休憩も含めてペースを配分して勉強を進めましょう。