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「勉強してるとすぐ疲れちゃう!」
「勉強のしすぎで肩凝りがひどい!」
こんな悩みを抱えている受験生は意外と多いと思います。
長時間の勉強って、集中力を保つのが難しいですし、かなり疲れますよね。
実際、わたしも受験生の時は、勉強するとすぐ疲れてしまい、その上肩凝りもひどかったので
皆さんの気持ちは痛いほどよくわかります。
実はこのようなお悩みは全て、姿勢をよくすることで解決できるのです!
そこで今回は、
- 姿勢と勉強時の集中力の関係性
- いい姿勢の作り方
- いい姿勢で勉強するべき理由
について、解説していきます!
目次
どんな姿勢で勉強していますか?

まずみなさんに1つ質問があります!
皆さんは普段、どんな姿勢で勉強していますか?
多くの人が、机に頭を近づけて、猫背気味に勉強してしまっているのではないでしょうか。
と言いつつ、わたしも受験生の時は、ずっと猫背の姿勢のままで勉強してしまっていました。
当時は親に「姿勢を良くしろ」なんて言われても、姿勢をよくしたところで勉強ができるようになるわけがないのだから、自分の楽な姿勢でやればいいじゃん、と思っていました。
しかし、早稲田大学で40年近く続く「姿勢と健康」という名物授業を受けて、「姿勢を良くすると集中力が上がる」ということを教わり、わたしの中で革命が起こりました!
実際わたしは、TOEFLで4時間以上もパソコンの前で英語のテストを受けなくてはいけないのに、集中力が全く続かなくて困っていたのですが、
姿勢を良くしたことで、急激に集中力が上がって、TOEFLスコアを20点近く上げることができました!
「うさんくさいなあ」と感じている人もいると思いますが、
→呼吸機能が十分に働かず、脳に必要な酸素が送り込まれない
→そのせいで脳の働きが悪くなり集中力が保てない
ということは、科学的にも証明されています。
つまり姿勢が悪いと勉強に集中できないのは当たり前のことなのです!
ここからは具体的に、どういう姿勢が「いい姿勢」なのか、なぜそれが勉強する際に大事なのかについて解説していきます!

勉強する時にいい姿勢とは

ではそもそも、勉強する際の「いい姿勢」とは、どんな姿勢のことを指すのでしょうか?
その姿勢とは、イスに座った状態で、地球に対して垂直に座る姿勢のことです。
地球に対して垂直、と言われてもピンとこないかもしれませんが、背筋を伸ばして立ったときの背骨の状態を座ったままでキープするイメージするといいと思います。
そのままだと腰の背筋が力が入って硬いままなので、座ったままで、背筋を触りながら上体を前後させて筋肉が柔らかくなるポイントを探し、
その、背筋が柔らかくなった位置で上体をキープしましょう。
その姿勢をやろうとすると、自然と骨盤も立ってくると思います。
後で詳しく説明しますが、骨盤が立っていることが、勉強の集中力を上げるために大事になってきます!
また、机の上の教材などを見るときは、首を曲げすぎると負担もかかってしまい、いい姿勢のキープも難しくなってしまうので、首を下に向けるのは必要最低限にしましょう。
とはいえこの姿勢を急に何時間もキープしろと言われても、最初は難しいと思います。
ですのでまずはイスを机に近づけ、お腹は机に、背中は背もたれに支えさせて、地球に対して垂直な姿勢をキープしてみてください!

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いい姿勢で勉強するメリット

ここからは、なぜいい姿勢で勉強するべきなのか、そのメリットについて解説していきます!
眠くなりにくい
まず1つ目に、いい姿勢を保っていると眠くなりにくいということが挙げられます!
いい姿勢を保っていると、呼吸がしやすくなって、脳に酸素が十分に行き渡るので眠くならないのです。
それだけではなく、骨盤をしっかり立てて座ることで、立っている状態に近くなり、交感神経が優位になります。
交感神経が優位ということは、体が活動的になるため、常に「スイッチオン」の状態を保てる、ということです。
逆に、骨盤が曲がったまま座っていると、寝ている状態に近くなってしまい、副交感神経が優位になって、体が休息モードになってしまうので、すぐに眠くなってしまいます。
ですので、いい姿勢を保っていると、勉強中に睡魔に襲われることが減ると言えます!
疲れが溜まりにくい
悪い姿勢のまま座り続けていると、肩や腰に負担がかかって、筋肉が凝り固まって、疲れが溜まりやすい身体になってしまいます。
皆さんの中にも、勉強のし過ぎで肩が凝って痛い!なんて人もいるのではないでしょうか?
そのままだと、短時間の勉強でもすぐに疲れて休憩をしたくなってしまいますし、
悪い姿勢のままだと、疲れがたまりやすくなるだけではなく、肩凝り・首の凝りなどが原因の頭痛にもなってしまうので、よくないです。
姿勢をよくすることで、疲れが溜まりにくくなり、長時間の勉強が苦ではなくなります!
集中力がアップする
勉強中に眠くなることが少なくなり、疲れにくくなることで集中力が高まります!
上記2点のメリットから、いい姿勢で座ると勉強に集中しやすくなるということがわかっていただけたのではないかと思います!
それだけではなく、最初に説明した通り、背骨が真っ直ぐで肺の呼吸機能が十分に発揮されていると、ちゃんと脳みそに酸素が送り込まれるので、脳の働きも活性化されます。
逆にいうと、悪い姿勢のままの勉強だと、いくら長時間勉強しても自分の力を最大限に発揮できていない、ということになってしまいます。
どうせ同じ時間勉強するなら、集中して生産性を上げたいですよね!
いい姿勢で座るのは誰でも簡単に始められるので、ぜひ実践してみてください!
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勉強中の姿勢をよくするためには?

ここからは、勉強中に姿勢をよくするための、具体的な方法を解説していきます!
自分にあった椅子や机を利用する
まずは、自分にあった椅子や机で勉強することを心がけましょう!
先ほど説明した通り、「いい姿勢」とは、地球に対して垂直で座っている姿勢をキープできている状態を指します。
でも、イスの高さが合っていなくて、かかとが地面についていなかったらその姿勢はどうやっても作れないでしょう。
ですので、イスの高さを調節して、自分が1番集中できるいい姿勢を保ちましょう。
イスの高さが変えられない場合は、クッションなどで調節してもいいかもしれませんね!
照明器具をかえる
勉強する部屋が暗いことが原因で、姿勢が悪くなっていることもあり得ます。
部屋に十分な明るさがないために手元がよく見えなくて、結果的に猫背で勉強をしてしまっているという場合が多いと思います。
実際わたしは、薄暗い部屋で勉強するのが好きだったので、部屋では間接照明しか付けずに勉強することが多かったのですが、
今考えると、それもわたしの姿勢が悪かった原因の1つだったのではないかな、と思います。
部屋の照明器具を変えたり、机の照明をより明るくしたりすることで、手元の教材の文字が読みやすくなり、姿勢がよくなると思います!
立って勉強する
立って勉強する、というのも1つの手だと思います!
座っているときに比べて、立っている時の方が姿勢が良くなりやすいですし、交感神経が優位になって、勉強中に眠くなるリスクも減るでしょう。
実際、立って仕事をした方が効率が上がる、と言って、GoogleやFacebookなどの世界の有名企業でも立ったまま仕事ができるようなスタンディングデスクを採用しているそうです。
とはいえ、四六時中立ちっぱなしで勉強するわけにもいかないので、スタンディングデスクをわざわざ買って勉強する、というのはもったいないと思います。
そういった場合には、「スタンディングデスクマット」という、立ったまま作業をする際に足腰の負担を軽減してくれるマットを使うのがおすすめです。
勉強時の姿勢の注意点

ここからは、勉強時の姿勢の注意点をご紹介します。
ベッドや床に寝転んで勉強しない
勉強する際には、ベッドや床に寝転んで勉強するのは絶対にやめましょう!
ベッドや床に寝転ぶのは休憩の時だけ、などと決めないと、メリハリのつかない勉強になってしまいます。
また、先ほどから何度か言っている通り、寝っ転がっていると、リラックスする副交感神経が優位になって、すぐに眠たくなってしまいます。
そのような観点からも、寝っ転がったまま勉強するのは絶対にやめましょう!
時には姿勢を変えることも大切
ときには姿勢を変えることも大切です!
常に同じ椅子や机でじっとしていると凝り固まってしまうので、普段、自室で勉強しているならリビングに移動してみたりなど、少し環境を変えてみるのもおすすめです。
姿勢を変えることで、心機一転して集中できたりすることもあると思います。
過去問など、長い時間ぶっ続けでやるとき以外は、気分転換のためにも、1時間に1回程度立って伸びたりストレッチをしたりしましょう!
あっていない環境でも集中できるように心がける
自分にあっていない環境でもいつも通り集中して、実力を発揮できるように心がけましょう。
入試本番は、どんな椅子・机なのか、どんな環境で受験するのかは、当日になるまでわかりません。
わたしが行った実際の受験会場では、椅子にクッション生地がついた柔らかめの椅子のところもあれば、パイプ椅子のような座りづらい椅子で受けなくてはいけないような大学もありました。
当日の環境は、想像以上に自分の集中度合いに影響してきます。
たとえ自分にあっていない椅子や机で受験しなくてはいけなかったとしてもいつも通り集中できるように自分の姿勢の型を作っておきましょう!