英単語帳を1ヶ月で4冊終わらせる使い方【現役早稲田生が語る】

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こんにちは!センセイプレイスです!

今回の記事では、”英単語帳の使い方”について書いていきます。

かつて、僕自身にも英単語の覚え方がわからなくて困り果てていた時期がありました。

ところが、単語帳の使い方を変えただけで、Duo・シス単・速単必修・速単上級の4冊を、たったの1ヶ月でこなすことができ、英単語難民を無事卒業。

今では、英単語帳は1ヶ月以内に終わらせるものだ! と確信してます。

ただし、ただ闇雲に終わらせればいいってわけでないので、
「英単語帳を1ヶ月で4冊終わらせた使い方」を解説していきたいと思います!

▼どの単語帳を選べばいいのかな?という不安があるひとは、この記事が参考になるはずです!

【2022最新版】大学受験におすすめの英単語帳17選|偏差値70超えが徹底解説

目次



英単語帳の使い方の原則は、1周1週間以内!!

英単語帳の使い方の原則は、1周を1週間以内に終わらせるということです。

単語帳は、1ヶ月どころか、なんなら1週間以内で1周させることができます。

ただ、そのためには以下のようなちょっとしたコツがあります。

イメージがつかみやすい単語帳を選ぼう!

まずは、単語帳を選ぶ際には、英単語のイメージが掴みやすいものを選ぶようにしましょう。。

これまで単語帳をやったことのない受験生がはじめの1冊に選ぶなら、「DUO3.0」や「システム英単語」が圧倒的におすすめです。

なぜなら、Duoは中身が7単語くらいの英文になっていて、さらに若干のストーリーじたてになっているから、とてもイメージしやすいからです。

また、シス単はミニマルフレーズという2-3単語で構成されたフレーズを覚えていくので、記憶に残りやすく、イメージもしやすいです。

逆に、オススメしないのが「ターゲット」や「単語王」です。

なぜなら、これらの単語帳は英単語が短いフレーズや文章になってないので、英単語をイメージしづらくてなかなか記憶に残りにくいからです。

もし使うのであれば、2冊目以降に使うことをおすすめします。

2冊目以降の単語帳には、1冊目で覚えた単語もかなり含まれているから復習になるし、知ってる単語が増えているはずなので、1冊目より1周するペースが上がるはずです。

だからひとまず、単語帳は1冊に集中しましょう!



英単語帳を1ヶ月で4冊終わらせる使い方4つ

つづいて、英単語帳を1ヶ月で4冊終わらせる具体的な使い方を4つにわけて説明していきたいと思います。

①1週を1週間以内に回し、一瞬の100%記憶状態を作ろう

1周を1週間以内と言っても、ただなんとなく読み流せばいいってわけではありません。

大切なのは、一瞬の100%の記憶状態を作ること です。

これはつまり、“単語を覚えた”直後の一瞬は、その単語を絶対に記憶する ということ。

なにを当たり前な・・・!って思うかもしれませんが、一瞬の100%を意識しているかどうかで、復習のしやすさに大きな差がついてくるんです!

一瞬の100%を意識して暗記をしていると、復習のときに「あ、これ前におぼえたやつだ!」と思い出しやすくなります。

一方で、一瞬の100%を意識していないと、復習するときも思い出すことができず、「Nice to meet you.」という状態になってしまいます。(笑)

ですので、英単語をおぼえる際は、まず「一瞬の100%」 を目指して勉強していきましょう。

②こまめな復習をして、単語を思い出す作業をくりかえす

人間は忘れる生き物です。

一瞬の100%状態は維持しつづけることなんて、できやしません。

そこで、始めから忘れることを前提として、こまめま復習を挟みながら単語帳を勧めていきましょう。

一日に100単語覚えるスケジュールなら、いきなり100個覚えようとするのではなく、10単語を10セクションこなすイメージを持ちましょう。

2つ目のセクションが終わったら、次はセクション3に進むのではなく、セクション1に戻るのです。

セクションを進むときは、必ず2つ前のセクションを復習するようにしていけば、記憶の定着はより強化されていきます。

さらには、セクション5つを大セクションとしてくくって、同じように大セクションを進めるためには一つ前の大セクションを復習するようにしましょう。

このようなこまめな復習を組み込むことで、短期間に詰め込んだ知識であっても抜け落ちにくくなるのです。

③一瞬の100%にしたものをなんどもくりかえし、長期記憶に移す

英単語帳を1周したら、そこからが本当のスタートです。

1周終わったら、すぐに2周目。

2周目が終わったら、すぐに3周目を開始しましょう。

間隔を開けたらダメです。

せっかく覚えた単語を忘れてしまいます。

だいたいの目安として、単語帳はまず、6〜10周くらいやるといいです。

もちろん、足りないと思ったらもっともっと、納得いくまで回しましょう。

10周と聞くと、とてつもなく大変な作業になるようなかんじがするかもしれませんが、安心してください。

単語帳をどんどん繰り返していくうちに、単語がどんどん身についていくので、単語帳をくりかえすのもどんどん楽になっていきます。

例えば、5周もすれば、だいたい6~7割は頭に入っているはずです。

もう明らかに覚えている単語は復習する必要がなくなるので、5周以降は、まだあやふやな単語だけ見直せばよくなっています。

10周くらいすれば覚えられてないのは1割くらいになるはずだから、そう思うとちょっとは気が楽になるんじゃないでしょうか?

英単語帳をなんどもくりかえすことで、うよっぽどのことがない限り忘れないレベルまでおぼえてしまいましょう。

④おぼえていない単語にフォーカスして英単語帳をくり返そう

なんどもくりかえすとなると今度は、「覚えている単語」と「覚えていない単語」を分けることが大事になってきます。

そのために、英単語帳に正の字でチェックを入れていきましょう。

「まだ覚えていないな」と思った単語に正の字を入れていくんです。

これによって、正の字の数に応じて「復習が必要な単語」と「あまり復習が必要でない単語」をひと目で見分ることができるようになり、復習の頻度を自分で考えながら進めていくことができるようになります。

正の字が完成していたり、正の字が2つもついている英単語があったら要注意です!



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英単語帳を使いこなすために知っておきたい「サブ板」という考え方

つぎに、英単語帳を使いこなすために知っておきたい「サブ板」という考え方について書いていきたいと思います。

そもそも、いきなり「サブ板」と言われても、「なにそれw」となりますよね。

まず「サブ板」の読み方ですが、「サブばん」じゃなくて「サブいた」と読みます。

「サブ板」は、参考書の習熟度を表すツールです。

・メインというのは、新しく集中してやる参考書。
・サブというのは、ある程度まわし終わって復習に回った参考書。
・サブサブというのは、復習もひと段落ついて、もう少し穴を探したら完璧になるという参考書
のことをさします。

英単語帳でいうと、

・買ったばかりでまだ取り組めてない状態をメイン
・何周かやりこんで、ある程度完璧になったから、復習しようという状態がサブ
・ほとんどの英単語をおぼえた自信があるから、ラストスパートで復習しようという状態がサブサブ
に当たります。

原則:メインの英単語帳は1冊

短期間で単語をガシッと覚えたいときは、これと決めた単語帳以外の勉強はなるべくやらないようにしましょう。

他にもやっている参考書があれば一旦中断させるか、やる時間を少なくするなどして、「単語帳だけに集中できる環境」を作るべきです。

いままで学校の授業や予備校などで、いろんな科目を並行して行なっていたため、1つに絞ることは不安かもしれません。

しかし、よく考えてみてください。

定期試験の前日、やばい科目があったときはその科目に一極集中して乗り越えた経験ありませんか?

それを、英単語に置き換えて考えてみましょう。

メインで「一瞬の100%状態を作る」のが一夜漬け、そして復習が「一夜漬けだった記憶を忘れないようにする」と置き換えると想像が楽になると思います。

一夜漬けしたものを、忘れないように1週間毎日復習したら、いやでも覚えてしまう気がしませんか?

要するに、本当は一極集中のほうが圧倒的に効率がいいのです。

しかし、普段はそういった勉強をしてこなかったから、少し怖いだけなのです。

ですので、メインを1冊にしぼって、1日の勉強時間の大半をそちらに注ぐことで、短期的に記憶に入れるようにしましょう。

1周目を終えたらサブに!

1周目を終えたらその単語帳は、「メイン」から「サブ」になります。

サブになるとこまめに毎日復習していくだけだから、1周目ほど時間をかけなくても大丈夫。

余った時間は他の参考書をメインにして使っていきましょう。

完璧になった……と思ったら、サブサブで穴を探そう

サブで復習をし、完璧になった……と思ったら、サブサブで穴を探していきましょう。

穴を探すというのは、おぼえているつもりで実はおぼえていない単語を探すということです。

そして、ここでのおぼえているの定義は「いつどこで聞かれても意味を答えられる」ということです。

なので、サブが終わってから1週間・1ヶ月と期間をあけて、最後サブサブとして復習していきましょう。

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英単語帳のダメな使い方

ここからは、意外とやりがちな英単語帳のダメな使い方について書いていきます。

カンペキ主義になって、いきなり全部おぼえようとする

真面目な受験生ほど、1周目から派生語まで覚えようとしたり、日本語の意味をいくつも覚えようとしたりする傾向があります。

でも、最初の1周目からカンペキに覚えることはできません

そこで、まずはカンペキ主義を捨てることから始めましょう!

意識するべきは、

・英単語1つにつき、日本語の意味は1つだけ覚える。
・派生語、対義語、例文は無視!

の2点!

まずはこの2つを守って、無駄なカンペキ主義とおさらばしましょう。

書いて覚える

英単語を書いて覚えようとする受験生はあとを絶ちませんが、実はあれ、相当効率が悪いです。

いちいち書いてたらそのぶん時間がかかるし、そもそも、大学受験でスペルを覚えなければ解けない問題はほとんど出題されません。

唯一スペルを覚える必要があるのは英作文ですが、英作文で使われる単語は限られているので、英作文で使う単語のスペルだけを覚えればOKです。

基本的に、大学受験で求められるのは「英単語を書く力」ではなく、英文を読む力。

つまりは「英単語を読んで理解する力」です。

だから単語は、書いて覚えるのではなく、読んで覚えればいいんです。

そのさい大事なのは、声に出して覚えることです。

目で見た情報を声に出すことで、さまざまな方向からの刺激を脳に送ることができるため、ただじーっと黙読しているより記憶に残りやすくなります。

まとめ

このように、

・一瞬の100%の記憶状態を作る
・こまめな復習をする
・1冊に集中する
・徹底的に復習をする
・完璧主義をすてる

といったようなコツを意識しながら単語帳に取り組んでいけば、
1ヶ月で4冊の単語帳を無理なくこなすことができます。

単語帳は『1周してからがスタート!とにかく繰り返す!』ということを意識して、
ぜひ『英単語帳は1周1週間以内に終わらせる』挑戦してみてください。

この記事を読み終わったら、今度は単語帳選びです。

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