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「ネットに書いてあった志望校の評価が悪くて落ち込んだ」
「”早慶上理”とか”GMARCH”とか言われてるけど、実際の難易度ってどうなの?」
こんなことを感じている受験生って、案外多いのではないでしょうか。
実際わたしも受験生だった時は、学校でされる大学群の話や、ネットの不確かな情報に、かなり振り回されてしまいました。
具体的には、自分が受ける予定だった大学が、ネット上であまりいい評価を受けていなかったので出願しなかった、ということなどがありました。
だから、自分の志望校の世間からの評価が気になってしまう皆さんの気持ちはとてもよくわかります。
そこで今回はそんな皆さんに、大学受験のオンライン個別指導塾センセイプレイスの、客観的な視点から、私立大学郡の実際の難易度を解説していきます!
目次
【はじめに】大学群別の実際の難易度を把握しておくべき理由
この記事を読んでくれている皆さんは、以下のような噂を聞いたことがありますか?
「偏差値50以下の大学は実質Fラン。名前書けば受かる」
この手の悪質な噂は、ネットにはびこっているため、一度は目にしたことがある・聞いたことがある、という人も多いかと思います。
そして、もし皆さんがこの噂を真に受けているなら、まずその誤解を解く必要があります。
なぜこれらの噂が悪質で、誤解を解かなくてはならないのか。
理由は2つあります。
1つめは、「舐めてると普通に受験に失敗するから」 です。
例えば、上記のような「GMARCHは3ヶ月あれば受かる」という噂を信じこんで、試験本番の3ヶ月前まで受験勉強をしない。
その結果、GMARCHのみならず他の大学も全部不合格、なんていう人は、信じがたいかもしれませんが、毎年いるようです。
でたらめな情報に振り回され、受験校の難易度を見誤れば、当然ながら、不合格という結果が待っています。
そして、ネットの噂を信じてはいけない理由、2つめは、「目標に対する自信を失ってしまうから」 です。
ネットの世界には、偏った学歴主義者、いわゆる「学歴厨」と呼ばれる人たちが存在します。
彼らは、特定の大学をこき下ろすために、「〇〇大学はFラン」などと決めつけ、事実に反した情報を平気で流します。
それを真に受けて、「自分の志望大がFランと言われてる。世間の評価はそんなに低いのか…」と勘違いして落ち込む、という受験生も一定数います。
実際、わたしも受験しようと思っていた大学が、ネットの評判があまりよくなかったので出願しなかった、ということがありました。
今考えると、信憑性の一切ない情報に振り回されていただけだったな、と感じます。
ネットに書いてある、どこの誰が書いたかもわからないような情報を真に受けて、受験勉強のやる気やモチベーションを下げてしまう。
そんなのは、とてももったいないですし、本当に時間の無駄です。
自分が本気で目指している志望大学については、誰が何と言おうと、絶対に自信と誇りを持ってください。
周りのいうことや噂に惑わされずに勉強し続けることが、間違いなく合格への最短ルートです。
以上のことを踏まえて、なんで大学群別の実際の難易度を把握しておくべきなのか、なんとなく理解していただけたでしょうか。
要するに、大学の難易度についてのでたらめな情報に振り回されずに、志望校合格への効果的な学習プランを立てるために、志望大学の「実際の難易度」を客観的かつ正確に知っておくことが大事なのです。
ここからは、早慶上理・GMARCH/関関同立・日東駒専・大東亜帝国 、という私立の各大学群が、どれくらいの難易度なのか、客観的な指標をもとに解説していきます!

大学群①早慶上理
まずは私立トップの大学群、早慶上理の実際の難易度 について解説します。
早慶上理とは、早稲田・慶応・上智・東京理科大学の総称で、日本の私大の中では、最高峰と位置づけられています。
早慶上理、各大学の偏差値は、もちろん学部ごとのバラつきはありますが、河合塾の公表によれば、大半が偏差値65から70の間に位置しています。
また、偏差値65から70というのは、全受験生の上位2~7%に該当します。
これを聞いて、たとえば高校での学年順位が一桁台の人だったら、「なんだ、案外いけそうじゃん」なんて感じるかもしれませんが、全受験生の上位7%に入るというのは、並大抵のことではありません。
それは、なぜかというと、競い合うライバルの数が圧倒的に多いからです。
ここで皆さんに質問です。
日本全体の受験者数は、毎年どのくらいか知っていますか?
答えは、1年につき、70万人弱です。
たとえば、早慶上理の上位学部、即ち全体の2%を目指すなら、単純計算すると、「68万人以上の受験生より、高い学力を身につけなくてはならない」 ということになります。
ちなみに、1つの目安として挙げておくと、日本全体の高校球児は、毎年約15万人です。
なので、受験をスポーツに置き換えるなら、「全高校球児の4倍以上の競技者がいる個人競技」と言えるでしょう。
さらに、一つ大事なことを加えておくと、早慶上理に進学する人たちの高校偏差値は、65~75あたりが圧倒的なボリュームゾーンとなっています。
要は、高校受験の段階で、既に上位7%の学力を持っていた人たちが、各都道府県最上位クラスの進学校に入学したあと、そのままスライドする感じで早慶上理に合格する、というケースがほとんどだということです。
でももちろん、各都道府県トップクラスの進学校以外からも、早慶上理への進学者は一定数います。
実際わたしは、偏差値50前半の私立高校から、早稲田大学に逆転合格しましたし、身の回りにも早慶上理に逆転合格した、という人は結構います。
では、進学校に通っていなくとも早慶上理に合格する受験生って、一体どんな人たちなのか?
早慶上理に合格する人の平均的なレベル感をお伝えします。
- 毎日12時間、集中して机に向かうことができている。
- 志望校の過去問分析をして、ゴールから逆算した学習計画を立てて実行できており、日々成長実感を得られている。
- 「志望校に最短で合格するにはどうすればいいか?」という視点を持って、日々勉強法を改善し続け、徹底的に学習効率を高めている。
- 睡眠・休憩の取り方・隙間時間の使い方など、生活面についても徹底的に工夫し、受験生活の質を高めている。
要は、進学校ルートに乗っていない場合でも、学習の質・量ともに、これ以上は高められない、というレベルまで突き詰めて走り続ければ、早慶上理の合格は不可能ではないということです。
そして、今挙げた4点は、実際に早慶上理に合格した、過去のセンセイプレイスの生徒たちの共通点でもあります。
1つの目安として、参考にしてみてください!

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大学群②GMARCH/関関同立
次に、早慶上理の次にハイレベルな大学群、GMARCH/関関同立の実際の難易度 について解説していきます。
首都圏の有名私立大学郡、学習院・明治・青山学院・立教・中央・法政大学がGMARCH、
関西圏の有名私立大学郡、関西・関西学院・同志社・立命館大学が関関同立です。
今この記事を読んでくれている皆さんの中でも、GMARCH/関関同立が第一志望、という人はかなり多いと思います。
実際、わたしが卒業した都内の私立高校でも、GMARCHが第一志望、という人が1番多かったです。
また、通っていた塾のGMARCH向けコースは常に満席状態でした。
このように、大人気の大学群だからこそ、GMARCH/関関同立の難易度をリアルに知っておくことは欠かせないです。
これから詳しく解説していきます。
GMARCH/関関同立、各大学の偏差値ですが、河合塾の公表によれば、大半が偏差値60から65の間に位置しています。
そして、偏差値60から65というのは、全受験生の上位7~16%に該当します。
この数字の間をとっても、全受験生の10人に1人というレベル感なので、道のりは当然険しいです。
単純計算すると、全部で70万人弱の受験生のうち、60万人より高い学力が必要 になってきます。
そして、GMARCH/関関同立に合格する人たちの出身高校のレベルですが、こちらも高校偏差値65~75あたりが圧倒的なボリュームゾーンとなっています。
合格者の大半は、高校受験の段階で、既に上位7%の学力を持っていた人たちです。
要は早慶上理と同じく、昔っからの優等生たちがそのまま順当に合格していく、というケースがほとんど。
ですがもちろん、進学校に通っていなくとも、GMARCH/関関同立への合格はもちろん可能です。
実際、センセイプレイスの生徒の中にも、徹底的に学習効率を突き詰めて、偏差値40台の高校から明治大学に逆転合格した生徒がいました。
ここから、GMARCH/関関同立の合格者の平均的なレベル感をお伝えしていきます。
- 毎日10時間、集中して机に向かえている。
- 志望校の過去問分析をして、ゴールから逆算した学習計画を立てて実行できており、日々成長実感を得られている。
- 情報の取捨選択を行い、日々勉強法を磨きながら、学習効率を高めている。
今挙げた3点は、実際にGMARCH/関関同立に合格した、過去のセンセイプレイスの生徒たちの共通点でもあります。
1つの目安として、参考にしてみてください!
- 高2・勉強時間0、偏差値40台からの早稲田逆転合格体験記【逆転合格のリアルを知ろう!】
- 高1・高2からの難関大合格戦略【難関大に合格するために!】
- 受験勉強をこれから始める人が読む記事【受験勉強のはじめの一歩】
- 定期試験はできるのに、模試ができない理由【模試になると点が取れないというキミへ】
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大学群③日東駒専
次に、日東駒専の実際の難易度について解説していきますが、その前に、1つ紹介しておきたい大学群があります。
成成明学
それが、成成明学 です。
成成明学とは、成蹊大学、成城大学、明治学院大学を合わせた大学群で、GMARCHと日東駒専のちょうど真ん中に位置するレベルとなっています。
大学偏差値でいうと、55~60となっていて、全受験生の上位16~27%に該当します。
成成明学の上位学部だと、GMARCHに近いレベル、そして下位学部だと、日東駒専に近いレベルです。
より正確に成成明学のレベル感を把握するために、既に解説したGMARCHの難易度に加えて、これから解説する日東駒専の難易度も読んでみてください。
では、日東駒専の実際の難易度を解説していきます。
日東駒専
日東駒専 は、首都圏の人気私立大学である日本・東洋・駒沢・専修大学から構成されています。
日東駒専の各大学の偏差値ですが、河合塾の公表によれば、大半が偏差値50から55の間に位置しています。
そして、偏差値50から55というのは、全受験生の上位27~50%に該当します。
日東駒専は、上位学部となると、全受験生のうち4人に1人のレベル感となっているので、決して易しくはありません。
また、近年話題になっていた「私大の定員厳格化」「受験生の超安全志向の高まり」を受けて、日東駒専の受験者数は増加しています。
受験者数が増加するということは、必然的に倍率も上がります。
こうした現状を考慮して、河合塾が発表した2021年度の「入試難易度予想ランキング」においては、日東駒専の人気学部に関しては、偏差値57.5とかなり高めに位置づけています。
なので、「日東駒専は普通にいける」みたいなことをいう人たちは、日東駒専の正確な難易度はもちろん、今現在の受験事情を知らないのだと思います。
断言しますが、日東駒専は普通に難しいです。 さらに、日東駒専の合格者を出身高校別で見てみると、高校偏差値60以上の人たちが大半を占めています。 即ち、日東駒専の合格者は、高校受験の段階で、既に上位16%の学力を持っていた人たちなので、基礎学力はかなり高めです。 では、日東駒専の合格者の実際のレベル感をお伝えします。 ここで、特に注目してもらいたいのが②です。 センセイプレイスの生徒で日東駒専に合格した人たちは、「どんな順番で参考書を使っていくか」といった、純粋な積み上げ型の学習計画を実行している人がほとんどでした。 これを積み上げ型ではなく、過去問分析を元にした逆算型の学習計画に変えることで、さらなる成長が実現できます。 過去問分析を元にした逆算型の学習計画の立て方は、こちらの記事を参考にしてください! 大東亜帝国とは、大東文化大学・東海大学・亜細亜大学・帝京大学・国士舘大学の総称です。 大東亜帝国の各大学の偏差値ですが、河合塾の公表によれば、大半が偏差値45から50の間に位置しています。 そして、偏差値45から50というのは、全受験生の上位50~65%に該当します。 難易度としては、受験生の3人に2人、ないし2人に1人といったレベル感です。 ですので、高校生活を通じて真面目に勉強し続けてきた人ならば、誰でも合格できる可能性はあると思います。 ただし、既にお伝えしたように、私大入試は難化傾向の真っ只中にあるので、決して油断してはいけません。 加えて、コロナの影響によって、超安全志向のさらなる加速が予想されるので、大東亜帝国の人気学部を受験する場合、極端に難化する可能性も考慮しておきましょう。 ここから、大東亜帝国の合格者の実際のレベル感をお伝えしていきます。 これをみて、「自分は今、このレベルだな」と感じた場合は、まずは毎日6時間でいいので、必ず勉強をやり切る、復習をおろそかにしない、といった習慣を着実に身につけることを心がけてください! 最後に、皆さんに覚えておいて欲しいことが1つあります。 それは、今回紹介した各大学群の間には、明確な壁が存在している ということです。 大学群のレベルが上がれば上がるほど、入試本番で問われる知識の量は、当然増加します。 同時に、その知識をいかに使うか、という応用力も、より高いレベルで問われるようになります。 そして、それが各大学群の偏差値としてあらわれているのです。 つまり、より高いレベルの大学を目指す場合、さらなる知識量と応用力を求められるので、それが明確な壁として立ちはだかる、ということ。 具体的にいうと、「日東駒専の過去問では合格点がとれるのに、MARCHの過去問には太刀打ちできない」という人は、まさしくその壁に直面しています。 そして、その壁を乗り越えるには、しっかり過去問分析をして、「自分が求められている知識量と応用力が何なのかを見抜き、それを身につける」という解決策が最も有効です。 過去問分析の詳しい方法は、こちらの記事を参考にしてください!大学群④大東亜帝国
最後に、大東亜帝国の実際の難易度 について解説していきます。最後まで読んでくれたキミに伝えたいこと
ここまで読んでくれてありがとうございます!