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今回は、早稲田の赤本への取り組み方についてご紹介します。
赤本(過去問)に関する悩みを抱えている受験生は多いと思います。
ぼくも先生や先輩などによって赤本(過去問)に対する意見が違っていて、戸惑った経験があります。
そこで今回は、早稲田の赤本への取り組み方で悩んでいる受験生に、
・赤本に取り組むべき理由
・赤本に取り組むべき時期
・赤本への取り組み方
について、解説していきます。
ただ、ここでご紹介している早稲田の赤本への取り組み方は、あくまで一例です。
「こっちのほうが自分に合っているかも…」という別の方法があったら、そちらに途中で切り替えるというのは全然かまいません。
目次
赤本に取り組むべき理由を意識しよう

そもそも、みなさんは赤本に取り組むべき理由を知っていますか?
赤本に取り組むべき理由というのは、常に大学に合格するために必要な勉強するべきことや勉強量を意識するためです。
赤本に取り組むことで、自分の行きたい大学でどういう問題形式で出題されるのか、どの分野が出やすいかを把握できるため、必要な勉強や勉強量を知ることができるのです。
もし、赤本に取り組まず、頂上を意識していない勉強をしていると合格に結びつかない勉強ばかりしてしまう可能性があります。
たとえば、英作文が出るのに英文法の4択問題対策ばかりをやってしまったり、現代文の記述問題が出るのに選択問題の対策ばかりに時間を取られてしまったりと、本来割くべきところに時間を割けなくなってしまう可能性があるのです。
遠回りの勉強をしないためにも、赤本に取り組み頂上を知っておくことは、非常に重要になってきます。
ですので、どんな方法で勉強するにしろ、赤本に取り組むことで何が出題されやすいのかを知り、戦略を練っておきましょう。

頂上からの逆算!早稲田の赤本でどのくらい点数を取らなければならないかを知ろう
赤本に取り組むことで、合格に必要な勉強や勉強量を知ることができるというお話をしました。
しかし、早稲田の赤本に取り組むには1つだけ大きな注意点があります。それは、早稲田には得点調整というものがあるということです。
得点調整というのは、選択科目(社会の日本史・世界史など)の難易度で点数に差が出ないように点数を調整するものです。
たとえば、世界史の平均点が20点にもかかわらず、日本史の平均点が30点だった場合、科目そのままの点数で計算してしまったら、世界史の人が不利になってしまいますよね。
そのような不公平性をなくすために、得点調整という仕組みは存在します。
厳密な計算式は明らかにされていないのですが、科目間による平均点の誤差をなくすために調整しているようです。
この仕組みの怖い部分は、選択科目において平均点を下回ってしまうと、本来の取った点数よりも大幅に点数を下げられてしまうことがあるということです。
ですので、過去問で合格最低点をとれたからといっても安心できないのです。
早稲田の赤本に取り組む際には、得点調整のことを念頭に入れて、合格最低点よりも少し上を取れるように勉強することを意識しましょう。

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赤本への取り組み方
続いては、「赤本をやらなきゃいけないのはわかっているけど、いつどうやって勉強したらいいのかわからない」という人に向けて、「赤本」をどのようにして取り組むべきかご紹介します。
早稲田の赤本に取り組むべき時期
まず、赤本に取り組むべき時期についてお話しします。
赤本に取り組むべき時期は・・・「今すぐ」 です。できる限り、すぐに1回取り組んでください。
なぜかというと、受験勉強を始める際に過去問に取り組んでおくと、勉強すべきことや勉強量を早急に知ることができるので、勉強の効率をかなりあげることができるからです。
逆に、赤本に取り組むのを後回しにしていると、「うわ、ここ苦手なのに重点的に出るところじゃん…」など、後々に足を引っ張る事実を知ることになってしまいます。
ですので、赤本に取り組む時期に悩んでいる人は、今すぐに問題を1度見るだけでもやってみてください。
どんなことが出るのかがはっきりとわかるので、効率よく勉強を進めることができますよ。
赤本に取り組むときは、仮想本番だということを意識しよう
次に、赤本に取り組む際の心がけについて、お話しします。
赤本に取り組むときには、「仮想本番」ということを意識してください。「仮想本番」というのは、本番のような気持ちで、過去問に臨むということです。
本番のような気持ちで赤本に取り組んでいると、本番での緊張度に大きな差が出ます。
たとえば、一度受けたことのある模試であったら、「あの模試では○○な形式で問題が出るよね」と、なんとなく試験の傾向がわかって、リラックスした気持ちでテストに望めますよね。
そのような経験ができるのは、赤本でも同じです。本番の試験に臨むような気持ちで赤本に取り組むことで、受験本番でもリラックスして試験に臨むことができるメンタルを身につけることができます。
本番で緊張せずに問題に取り組めると、本来もっている自分の学力をフルに発揮することができるので、「仮想本番」を意識するということが本番での点数に大きく影響するということは、頭の中に入れておきましょう。
逆に、「仮想本番」ということを意識していないと、本番であたふたして本来の力を出し切れずに試験が終わってしまう、なんてことになりかねません。
実際に試験を受ければわかりますが、メンタルの部分が成績に与える影響はかなり大きいので、それを減らすためにも、赤本に「仮想本番」のつもりで取り組むというのはものすごく大事なことなのです。
ですので、早稲田の赤本に取り組む際には、「仮想本番」だということを意識しましょう。
配点を予想して、だいたいの得点を出す
赤本に取り組む目的は、ゴールを知ることだというのは、最初にお伝えしました。
しかし、ゴールがわかっていても、具体的な問題の点数がある程度わかっていないと、自分がどの問題を取って・どの問題を捨てるか、というところの見当がつかなくなってしまいます。
配点が低いところで点数を稼げても、配点の高いところをひたすらに落としていたら、意味がないですよね。
ですので、赤本に取り組む際はある程度の配点予想をしましょう。過去の模試や、予備校の配点予想・ネットで予備校講師が予想している配点などを調べて、各問題がそれぞれ何点かを予想してみてください。
各問題がそれぞれ何点かの配点予想をすることで、配点の高い低いがおおよそわかるので、自分の取るところ・捨てるところがはっきりしてきます。
配点予想をして、自分の取るべきところ・捨てるところがはっきりしてくると、自分の勉強すべきことや勉強の強弱をつけることができるので、遠回りすることなく、合格に直結した勉強を進めることができるようになります。
ただ、この配点はあくまでも予想に過ぎないので、そこに過度に依存するというのもよくありません。「ここ配点低いから、まったく対策しなくてもいいや~」のような甘い気持ちで臨んでいたら、必ず足元をすくわれることになるので、
配点予想への過度な信頼・依存には注意しましょう。
最初はあまり時間を気にしない!自分の実力を出し切れるように時間配分をしよう
赤本に取り組む際には、普通であれば時間制限がありますよね。
たとえば、早稲田の政治経済学部の英語であったら、試験時間が90分なので、赤本をやる際にも90分で解かなければならないと思いますよね。
しかし、赤本にはじめて取り組む際や、まだあまり実力がついていないうちは、時間配分をそこまで過度に気にする必要はありません。
最初のうちは、できる限り実力が発揮できる時間で取り組んでみて、点数がどれくらい出るかを測ってみましょう。 このときに、時間がどのくらい過ぎたのかは必ずメモするようにしてください。
赤本に取り組み、MAXの力でどれくらいの点数が取れるかを知ることで、自分に何が足りないのかをはっきりと知ることができます。
MAXの力でも取れない問題は、自分が解けない問題であることは間違いないので、しっかりと復習する時間をとる必要があるということです。
時間をかけてもできない問題が、自分との志望校との埋めなければならない距離に当たるので、しっかりと復習する時間を設けましょう。
ただ、過去問にある程度取り組んでいったら、試験本番とまったく同じ時間で解いてみましょう。
過去問を解くのに必要な学力があっても、時間内に解く力がないと、合格はできません。 過去問が解ける学力に加えて、時間内に解く力も、合格に必要な力です。
ですので、過去問を解けるだけの力を身につけたら、それを時間内に解ききれて、それでも点数を取ることができるようにひたすら特訓しましょう。
赤本の解きっぱなしは絶対にダメ!復習が一番大事!
赤本を解いていて一番気を付けてほしいところがあります。それは、赤本を解いて、丸つけをしておわりにしてしまうことです。
丸つけだけしておわりにするのであれば、赤本をやる意味がなくなってしまいます。
ただ、赤本を解きっぱなし・丸つけっぱなしにしてしまう受験生が非常に多いので、本当に注意してください。
では、丸つけっぱなしがいけないのであれば、丸つけしたあとに何をやればいいのでしょうか。
答えは簡単で、赤本を解いた後には復習 をきちんとしてください。
赤本を解いて復習をしなかったら学力は伸びないので、解いてできるところとできないところがはっきりしてきたら、復習して間違えた問題を自分のものにしましょう。
具体的に復習とはなにをやればいいのか。それは、
・間違えた問題をあぶり出す
・なぜその問題を間違えてしまったか、原因を考察
・間違えてしまった原因をもとに、今後その問題を絶対に間違えないようにする
ということです。
復習とは、「間違えた問題を、もう二度と間違えないようにする」ことです。
ですので、赤本を解いて、丸つけして、間違った問題がわかり、間違った原因がわかったら、その問題がもう1度出題されてももう間違えることがないように復習しましょう。
その作業が復習であり、それによって学力はあがります。赤本をフル活用するためにも、きちんと復習をしましょう。
過去問を分析したら、あとで見返せるように残しておこう
さいごに、赤本を復習し終えたあとについて。
赤本で間違えたものは、復習しおわっても、あとで見返せるようにきちんとノートなどに残しておきましょう。
過去問で間違えたものというのは、志望校と自分の学力との距離を視覚的に見ることができるものです。
ですので、過去問で間違えたものというのは、あとから見返せるようにしておくことで、残したもの自体が志望校対策にうってつけの参考書になりえます。
ですので、過去問で間違えて復習したものは、きちんと後で見返せるように、残しておきましょう。
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ここに書いてある早稲田の赤本への取り組み方はあくまで一例!君だけにあった勉強法を探そう!
今回は、早稲田の赤本への取り組み方についてお話ししました。
しかし、ここに紹介した赤本への取り組み方はあくまで一例でしかありません。
当記事とは違う勉強法で勉強したからといって、成績が伸びないなんてこともありませんし、逆にここに紹介されている勉強法でも、自分に合っていないと思ったなら違う勉強法で勉強するのも全然かまいません。
1人1人にあった、それぞれの勉強法が存在します。
当記事が、早稲田の赤本に取り組む際に、少しでも参考になればうれしいです!
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